ＮｅｗｓＲｅｌｅａｓｅ２００８年５月８日株式会社エンターブレインオンライン・携帯電話から世界市場まで、ゲーム業界全体を広くカバー『ファミ通ゲーム白書 2008』5 月 16 日発刊株式会社エンターブレイン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：浜村弘一）は、『ファミ通ゲーム白書 2008』（税込 30,000 円）を 5 月 16 日に発刊いたします。「ファミ通ゲーム白書」は、ゲームメーカーや流通、金融アナリストなど、ゲーム産業に携わる企業および、ゲーム業界に関心を持つ人を対象に毎年刊行しているものです。 2007 年は、国内家庭用ゲーム市場規模が過去最高を更新しただけでなく、全世界におけるゲームコンテンツ市場も対前年比 34％プラスの 3 兆 7972 億円に達するなど、ゲーム産業は世界規模で急成長を遂げています。その背景には、日米欧でのニンテンドーＤＳとＷｉｉの大躍進に加え、欧州 PAL 圏や東南アジアなどゲーム新興国での市場の拡大が大きな要因として挙げられます。また、オンラインゲームや携帯電話ゲームへの市場拡散、ネットワーク化によるゲームビジネスの変容など様々な要素が絡み合い、市場毎に異なったトレンドを形成しており、ゲーム産業はまさに変化と躍進の時期を迎えています。本書では、そのような複雑なゲーム市場全体を読み解くため、豊富な最新データをもとに、詳細な分析を行なっています。海外市場については、ゲーム主要地域である北米、欧州はもとより、韓国、中国、インド、ロシア、ベトナム、中近東といった成長著しい新興市場を始め約 30 か国のデータを網羅しています。また、ゲームユーザー1 万人を対象とした大規模アンケートにより、変化するユーザー層の現状を調査･分析したほか、注目の新分野である海外携帯電話ゲーム市場やゲーム内広告のデータも取り上げています。さらに、ブロードバンド推進協議会代表理事の孫正義氏など 8 名の有識者による論説も掲載し、読み物としても充実した 1 冊となっています。巻末には 2008 年 3 月までの市場データを速報として掲載しています。本書の基本となるデータは、ファミ通データ協力店 3,500 店の売上データをもとに集計した精度の高い推計値です。また、海外市場データについては、海外調査会社 9 社の協力により、広範囲かつ多角的な資料およびデータを掲載しています。今後もエンターブレインは、ゲーム業界におけるマーケティング戦略を重視し、国内外ゲーム市場の最新かつ詳細な情報提供サービスを行なってまいります。 http://www.enterbrain.co.jp/ 『ファミ通ゲーム白書 2008』概要書名：ファミ通ゲーム白書 2008 編集・著：エンターブレインマーケティング企画部発売日：2008 年 5 月 16 日価格：30,000 円〔本体 28,571 円＋税〕総頁数：本編 400 頁（4 色 16 頁、2 色 384 頁）＋付録 16 頁 I S B N ：978-4-7577-4272-7 公式ホームページ「f-ism（エフイズム）」＜http://www.f-ism.net＞本書の詳細ページ：http://www.f-ism.net/fgh/2008.html 『ファミ通ゲーム白書 2008』おもなトピックス ★2007 年の全世界におけるゲームコンテンツ市場規模は前年比 34％増の 3 兆 7972 億円世界のゲームコンテンツ市場(*)は、昨年に引き続き大きく成長し、推計 3 兆 7972 億円となりました。ニンテンドーDS、Ｗｉｉが世界的に大ヒットしたことに加え、北米では Xbox 360 が、欧州ではプレイステーションフォーマットが健闘しました。地域別の市場規模は、北米が 1 兆 3269 億円、欧州が 1 兆 2144 億円、日本が 5447 億円でした。その他、新興市場においては、中国が 1585 億円、インドが 35 億円、韓国が 5492 億円と推定されます。 *日本、北米（米国・カナダ）、欧州（英・仏・独・スカンジナビア・ベネルクス・伊・西）、アジア（中国・韓国・インド）について集計。日本・北米・欧州については家庭用ソフト・オンライン・携帯電話ゲーム・PC ゲームの合計、中国についてはオンライン、韓国については家庭用ソフト・オンライン・ネットカフェ・携帯電話ゲーム・アーケード・PC ゲーム、インドについては家庭用ソフト・オンラインの合計で算出しています。 ★注目の欧州市場。任天堂、ソニーの好調が要因 2007 年は、とくに欧州市場の急成長が目立ち、家庭用ゲームソフト市場規模も北米にせまる勢いで伸びています。これは、欧州市場が全体的に好景気であることや、ソニーブランドの根強い人気によりＰＳ２、ＰＳ３が引き続き好調なこと、さらにＷｉｉやニンテンドーＤＳといった任天堂プラットフォームの成功によって新規ユーザーが大幅に増加していることが要因です。白書では、欧州のトレンドに注目し、さまざまな角度から詳細をレポートしています。家庭用ゲームソフト市場規模推移（単位：億円） ★拡散するゲーム業界。携帯電話やオンラインへの拡がり本書では家庭用ゲームだけでなく、携帯電話やオンラインゲームのトレンドについても取り上げています。それぞれの市場の基礎データからユーザーアンケートまで、多角的に調査・分析を行なっています。Ｑ：携帯電話でプレイできるとしたら、あなたが遊びたいのは次のうちどのゲームですか？もっとも遊びたいと思うものを 3 つまでお選びください。（2007 年上半期販売上位タイトルより選択） 0 5 10 15 20 25 30 35 37.8 えいご漬け 30.6 大人の常識力トレーニング DS 28.4 脳を鍛える大人のDSトレーニング 20.7 おいでよどうぶつの森 20.1 Wiiスポーツ 19.4 New スーパーマリオブラザーズ 14.0 ドラゴンクエストモンスターズジョーカーレイトン教授と不思議な町 13.1 ポケットモンスターダイヤモンド・パール 11.1 無双OROCHI 7.0 はじめてのWii 6.3 モンスターハンターポータブル 2nd グランド・セフト・オート・サンアンドレアス 40 [％] 5.2 3.1 この中にはない 10.7 2007 年 7 月 30 日インターネット調査（n=458） ※本リリースに掲載しておりますデータを記事にて引用希望される場合は、必ず事前にご一報ください。『ファミ通ゲーム白書 2008』目次抜粋巻頭カラー：ゲーム白書プレミアム（世界のゲーム市場マップ／ニュース&トピックス'07 ／ 2007 年ゲームソフト TOP100）序章：ゲーム業界パースペクティブ（ゲーム業界の現状と展望を考察／有識者コラム）第１章：国内ゲーム市場の動向（ハード市場／ソフト市場／プラットフォーム別/月別市場詳細／ジャンル別市場／メーカー別市場/有力シリーズの動向／ルーキータイトル／廉価版・低価格ソフト／開発会社の状況他）第２章：ユーザーマーケティング（マーケット構成／ハード別所有者分析／ゲーム機のネットワーク機能／大画面エンターテイメントと次世代ハード／広告による効果の流れ／スカウティングレポート他）第３章：メディア・プロモーション（WEB プロモーション分析／メーカー及びタイトル別プロモーション比較）第４章：隣接業界の市場動向（出版／放送／アニメ／映画／音楽／パチンコ・パチスロ／玩具）第５章：拡散するゲーム業界（オンラインゲーム／ネットワーク環境の現状とトレンド／携帯電話ゲーム／アーケードゲーム他）第６章：海外ゲーム市場の動向（北米／欧州／海外携帯電話向けゲーム市場／中国／インド／ロシア／南アジアの新興市場レポート他）第７章：補完データ（2007 年ゲームソフトランキング TOP500）付録： 2007 年度データ速報（2007 年度（2007/4〜2008/30）市場実績／ゲームソフトランキング／メーカー実績他）