スキャットで世界的に有名なミュージシャン、スキャットマン・ジョンは「人生最大の 問題が私の最大の財産となった」という言葉を残している。それは、stuttering、いわゆる “どもり”、吃音(きつおん)。スキャットマン・ジョンはこれに悩み抜いたんだけど、 どもりって?“フツー”じゃないのかな? ちょっと?かなり?不便で、ちょいカッコワル? いやいや、stutter どもりをカッコよく生きている人たちが、いっぱい、いるんだよ。 「私は“私” 」を生きている人たちが集う、そんな出会いの場! マイケルの『THE WAY WE TALK(わたしたちの話し方) 』を観たり、スキャットマ ン・ジョンと交流のあった伊藤伸二さんからスキャットマン・ジョンの生き方につい て聴いたり、そして、ちょいカッコワル? だから、カッコいい生き方について語り 合いたい。“フツー”を圧しつけられる息苦しさをいっぱい感じているあなたも、今の 世の中を生き抜くヒントを得られるかも。自分ってぶきっちょな生き方してるかも、 なんて感じてる人は、ぜひ! Let’s together! 日時:2017年1月9日(月・祝) 開場 12 時半・開始 13 時(上映スタート)16 時終了 料金:1000円(映画とトーク) +(プラス)ワンドリンク以上の注文をお願いします。 場所:Loft9 Shibuya(ロフトナイン渋谷)http://www.loft-prj.co.jp/loft9/#access 渋谷区円山町1-5 KINOHAUS(キノハウス)1F ・・・映画館ユーロスペースの 1 階です。 2017年1月9日(月・祝) 1.オープニング 13:00 開始 ~Scatman - Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)~ *トークで、スキャットマン・ジョンの生き方もテーマにしていきます。 2.ドキュメンタリー映画『THE WAY WE TALK(わたしたちの話し方)』 (80 分)上映 若き映画監督マイケル・ターナーは、 「自分にとって吃音とは何なのか」その答えを見つけようと、旅に出る。その心の軌 跡が美しいオレゴンの自然とともに、みずみずしい感性で描かれている。この映画は、自分をそして周りの人たちを信頼し、 心を開き、吃音を受け入れ、ともに生きていこうとする人たちのストーリーである。 ~カシー・クイン ポートランド州立大学言語病理学准教授~(公式ホームページより) 3.ちょいワルおやじたちの「私は“私”の生き方」トーク ~自分に向き合うこと、 「私は“どもり” 」から「私は“私” 」まで~ 永田浩三さん(ジャーナリスト、武蔵大学教授)進行役 伊藤伸二さん(日本吃音臨床研究会 白石正明さん(医学書院 会長) 編集者) 4.フリー・チャット(自由なおしゃべりタイム) 5.クロージング 16:00 終了 トーク登壇者紹介 進行・永田浩三(ながた・こうぞう) 主にドキュメンタリー、教養・情報番組に携わる。特に『クローズアップ現代』 『NHK スペシャル』などのプロデューサー として、NHK の看板番組を支え続けた。現在は武蔵大学教授。練馬区を拠点に、市民や学生たちと取材・制作した番組を、 さまざまな映像祭やケーブルテレビなどで発表。また、精神保健福祉士として、自殺対策や認知症患者とともに生きる社会 の実現のための活動に力を入れている。 伊藤伸二(いとう・しんじ) 日本吃音臨床研究会会長 大阪教育大学専任講師、龍谷大学非常勤講師などを経て、現在伊藤伸二ことばの相談室主宰。1965年、どもる人のセル フヘルプグループ言友会創立。1986年、第1回世界大会を大会会長として開催し、国際吃音連盟の礎をつくる。言友会 離脱後の1994年、どもる子どもの親、臨床家、研究者などが幅広く参加する日本吃音臨床研究会を設立。論理療法、交 流分析、アサーション・トレーニング、竹内敏晴からだとことばのレッスン、ナラティヴ・アプローチなどを活用し、吃音 と上手につき合うことを探る。 『吃音の当事者研究~どもる人がべてるの家と出会った』など著書多数。 白石 正明(しらいし・まさあき) 大学卒業後、中央法規出版に入社。96 年に医学書院へ。担当する「シリーズ ケアをひらく」は、 『べてるの家の「非」援助 論』 (浦河べてるの家)や最新刊の『介護するからだ』(細馬宏通)など計 30 冊刊行中。同シリーズの『逝かない身体』 (川 口有美子)が大宅壮一ノンフィクション賞、 『リハビリの夜』 (熊谷晋一郎)が新潮ドキュメント賞、 『驚きの介護民俗学』が 医学ジャーナリスト賞を受賞。近作としては『ユマニチュード入門』 (イヴ・ジネスト他)、 『オープンダイアローグとは何か』 (斎藤環)など。現在、 「緊張と自由」をテーマにした書籍を企画中。
© Copyright 2024 Paperzz