講義予定・参考文献料 - 千葉大学法政経学部

普遍教育:社会科学 (2, 4) 講義日程・参考文献
2016 年前期前半
担当: 橘 永久
時間: 火曜 4 限、木曜 1 限
教室:
各回講義予定と参考文献
見やすいと思いますので、最近の予定から遡る形式(降順)で示しています。つまり、
4 月 7 日又は 12 日の第一回講義が一番下になります。講義関連本や、その他のお薦め本
は、日程のさらに下にまとめました。
第 4 - 5 講: 5 月 12、17 日
講義日程と文献紹介の更新が遅れて申し訳ありませんでした。乱数を作るのは結構大
変、という箇所で紹介した Website は https://www.random.org/。興味があれば覗いてみ
てください。木曜のクラスだけで紹介したインド農村部での若年結婚に関する論文は
Jensen (2012)。火曜のクラスでは、field experiment の例としてのこの論文の紹介を忘れ
てしまいました。時間の関係で火曜のクラスでは飛ばします。途上国での若年結婚の諸
問題に興味のある方は、ネパールでの事例に関する New York Times の記事を参照して
ください。
http://www.nytimes.com/interactive/2016/04/24/opinion/24exposures.html? r=0
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なお Jensen (2012) に出てくる BPO という用語は、Business Process Outsourcing の略
です。講義で説明したように、米国の銀行の顧客対応の電話がインドやフィリピンの
コールセンターにつながったり、日本の医師のカルテの電子化が中国で入力されたり
と、ネットの発展でオフィスでの中間作業部分が(主に海外の)他企業に委託されるこ
とを言います。
相関は因果関係 (causality) を意味せずの部分で楽しく見たのは、第 2 講の部分でも記
したように Vigen (2015)。この統計本を L 棟 4 階の小説セクションに配架するとは、千
葉大の図書館も洒落が効いている。題の spurious correlations を「偽りの恋」と訳した
のだろうか?
確率分布 (probability distribution) は母集団に関する仮定である、と強調する部分で使
用した文献は田中 (1998, 第 5 章)。木曜のクラスで紹介した正規分布に関するガウスの
手紙は、蓑谷 (2009, pp.161-164) に基づく。面白いので、ガウスの手紙が紹介されてい
る p.163 以外も読むことをお勧めする。火曜のクラスでも、5 月 17 日の回でできる限り
紹介する予定。ちなみに、田中 (1998); 蓑谷 (2009) のどちらも分かりやすい教科書なの
で、参考書以外に日本語の本を探している方にはおすすめ。物理学の熱伝導方程式と
正規分布の関係(担当者には、当然チンプンカンプン)については、和達・十河 (1993,
pp.74-75) を参照。ガウスが便宜的に仮定を置いて作ったはずの正規分布だが、物理法
則と結びついているところなど文系の人間から見るとやはり神秘的。、
第 3 講:4 月 21 日、26 日:基本統計量・意外な相関関係・因果関係
前回の積み残しである統計量の紹介をまず終わらせ、因果関係と相関の違いまで進む
‘予定’ です。
前回使用した参考文文献は、統計史に関してはサルツブルグ, デイビッド (2006, Ch.2)、
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生物関連での実験の難しさに関しては養老 (2015, p.173)(火曜のクラスの方、ページを
明示できずに失礼しました)でした。
第 2 講:4 月 14 日、19 日:基本統計量・意外な相関関係
せっかく Spinosaurus aegyptiacus の話をした(火曜の方はまだですが)ので、講義冒
頭で、ジェラシックパーク III に出てくる Spinosaurus と 2014 年の腰骨発掘以降のその
復元図の違いを見てみたいと思います。また先週詳しく触れられなかった実験の再現可
能に関しての議論を、Open Science Collaboration (2015) と養老 (2015) に基づき、簡単に
紹介します。その後は、1) 統計学の定義、2) 母集団と標本の概念、3) 平均・分散・標準
偏差・相関係数といった統計量の定義、を淡々と学びます。参考書 (Agresti and Franklin
2013, Ch. 1- 3) の内容に相当します。
本講義の最大の目標である相関と因果関係の違いに関しては、Agresti and Franklin
(2013, pp.131- 137) を読まれると良いと思います。見て楽しい Vigen (2015) からも、い
くつか関連する面白い事例を紹介します。
第 1 講:4 月 7 日、12 日:ガイダンス
科学の定義や反証可能性の議論は、酒井 (2006) に拠りました。Feynman の物理教科
書 (Feynman et al. 1963 は、紹介するまでもない有名な本です。
講義関連:教科書類
統計学の入門教科書としては、Agresti and Franklin (2013) がお薦めです。本講義でも
メインの参考書として使います。英語の本(教科書)を薦めるとは嫌味な、と思われる
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かもしれませんが、嫌味な部分は確かにあります。日本でも大学教育の国際化は避けら
れない事態となっており(留学生を増やさないと大学が潰れる)、英語は出来て当たり
前、の風潮は強まっています。長い物には巻かれよではありませんが、これに逆らうの
はなかなか大変です。1 教員側も、英語と日本語の講義二本立ては面倒が多すぎます…。
英語に慣れるのに一番良いのは、理科系科目の教科書を英語にすることです。小説や
英字新聞記事から入るのは、登山の初心者がいきなり冬山に挑戦するようなものです。
例えを使うと分かり易いと思いますが、外国から日本に来た留学生にとって、週刊なん
ちゃらかんやらの怪しげな記事の日本語と、高校物理の教科書の日本語のどちらが取っ
つきやすいでしょうか?
しかし、Agresti and Franklin (2013) を薦める主な理由は、(当然ですが)「分かり易
い」からです。日本語の教科書は、本を買わない大学生諸君に買ってもらうために薄く
安くしようとする傾向があります。また、俺なら・私なら完璧な説明をする!、という
日本人的生真面目さに溢れる著者が多く、それぞれ分かり易いのだとは思いますが、説
明は簡潔に一回だけというのが主流です。同じような説明を二回繰り返すのは読者に失
礼との意識もあるのでしょう。私が米国系の教科書、特に入門書を好むのは、読者は無
知でありあまり頭の回転も速くない、との前提が明確だからです。同じことを二度三度
と手を替え品を変え説明してきます。私は、こうでないと特に理数系の科目は理解で
きません。ただし、その代償として各教科書はとても分厚くなり、漬物石(ご存じです
か)のように重くなります。そして困ったことに、お値段は高くなります。
もう一歩上級の教科書としては、Bulmer (1979 (first published in 1967)) がお薦めです。
こちらは、安いのも魅力です。日本語のお薦めの参考書に関しては、今後紹介していき
ます。
努力して偉くなると逆らえるもので、逆らった方には第一回の講義で参照する養老 (2015) の著者、
養老孟司先生がおられます。同書、pp.88-89 参照。
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講義関連:統計の活用
優れた統計活用の事例として、また日本が直面している大事な問題を知るために、阿
部 (2008) がお勧めです。手軽な新書版であり、うまくすれば Bookoff 等の古本屋で 200
円程度で手に入ります。是非買って、ジャンジャン線を引いたり書き込みしたりしなが
ら読み倒してください。その pp.28-29 は、政策立案のためには、associations ではなく
causality を知らなければならない、の分かりやすい例を示しています。また pp.111-112
の厚労省の統計発表方法の紹介は、統計でウソやごまかしを行う際の良い例です。大学
で経済学を学ぶ意義の一つは、統計に騙されない知恵を身につけることです。
環境問題に興味がある方々には、中西準子の諸著作がお勧めです。入門には、中西
(2004) が特にお勧めです。リスク学の面白さと共に、著者の凛とした生き方に触れるこ
とができます。
映画
「マネーボール」(原題 Money Ball)
も、スポーツ好きの統計嫌いには良い資料です。2011 年のアメリカ映画で、主演はあ
のブラッド・ピット。大リーグ Oakland Athletics (Agresti and Franklin 2013, p.114 にも
登場)のデータ野球革命を描いた佳作です。いわゆる運痴の私はスポーツもの映画をあ
まり観ませんが、この作品にはホロりとさせられました。ビデオ屋で安くレンタルでき
ます。
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学問全般
有馬 (2000, 2001) は、日本の第一線の研究者達が自らの研究内容を紹介しつつ、優れた
研究者になるための条件を語ったもの。内容は物理・化学・工学系が中心。脳や生物学
の研究者のインタビューをまとめたものには、日経サイエンス編集部 (1999, 2000) があ
る。
Singh (1998) は Fermat(フェルマー)の大定理に関る人物模様を描いている。その過
程で、帰納法・虚数や module といった数学の概念を分かりやすく紹介している。知的
興奮という表現がぴたりと当てはまる面白さで、数学が苦手な担当者も憑かれたように
読みふけった。証明にいたる段階での日本人数学者の活躍も見もの。ポピュラーサイエ
ンス本としては当然ではあるが、肝心の Andrew Wiles 教授による証明の解説はいささ
か薄い。数学に相当習熟しないと分からないのだと思う。翻訳が新潮文庫で容易に手に
入る。
青山 (2007) は、東京大学のウナギ研究者による(研究のための)アフリカ冒険記で
ある。ホコリ一つない純白の生物学研究室、青白い研究者のイメージはガラガラと壊れ
ていく。舞台が担当者の専門である開発経済学とかなり重なるため、楽しんで読めた。
調査地で下痢とともに便秘を気にする点(p. 74)、人の行っていないところにドンドン
行きたくなる点など良く分かる。この本で驚いていたら、伊谷 (1961) はもう一つ凄い。
1960 年、日本モンキーセンターによる東アフリカ地区ゴリラ調査の記録である。といっ
ても、伊谷博士の単独行。太平洋戦争終結後まだ 10 数年の時点で、まだ各国独立前の
アフリカの地に調査拠点を確立していった京都大学グループの行動力にはただただ頭が
下がる。本書で、雄大な研究構想力 (pp. 26–29、pp. 296–297) とそれを机上の空論に終
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わらせない「体力」に触れて欲しいと思う。4 章は観察方法の入門書としても優れてい
る。
今西錦司が創始し、上記の伊谷純一郎のグループが引き継いだ日本の霊長類学(サ
ル学)は、人間とその社会の本質を探るために類人猿とその “社会構造” を調べるとい
う学問。比較的分かりやすい最近のまとめとして、山極 (2007) がある。本書の背景と
なった観察を知りたい方は、山極 (1984) が参考になる。こちらは、昨年(2015 年)第
2 版が出たが、担当者は残念ながら未読。ゴリラのホモセクシャル活動 (山極 (1984, p.
130)) は、類人猿の想像力を計測する面白い指標だが、密猟によるゴリラ人口減少の結
果かもしれないと思うと暗澹たる気持ちになる。ご存じかも知れないが、著者は 2016
年 4 月段階で京都大学総長。
京都大学グループの霊長類学(サル学)は、日本独自の数少ない研究分野として知ら
れている。全体像を眺めるには、京都大学霊長類研究所 (2009) や、岩波書店の雑誌「科
学」2008 年 6、7 月号の座談会記事に目を通すと良い。2
伊藤 (2007) は、天文学の研究のために大学院生がスーパーコンピューターを開発し
た記録である。ちなみに著者は、現在千葉大学工学研究科の教授であられる!天文学研
究者がスパコンに着目する、こうしたアイデアこそ研究の本質だと思う。また、この本
では研究室の人間関係を覗き見できる。
Lindley (2007) は、量子力学創成期の人間模様。
「どんなに完全な理論であっても(量
子)事象を予測できない」という考え方がいかに物理学、ひいては科学全般を揺るがし
担当者は、京都大学・今西錦司グループの独創性と研究実績、特に霊長類学のファンではあるが、今
西錦司とそのグループに関しては当然のごとく批判もある。今西「進化論」に対する批判としては、ホー
ルステッド (1988) を参照。科学や学派の対立も社会的背景から逃れられないことを再認識させられる書
であり、読むに値する。ホールステッド (1988) の残念な面は、引用文献表のない書籍が、研究・勉強に
いかに役立たないかを示す好例となってしまっていることである。
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たかが良く分かる。pp. 168-171 の Bohr と Einstein の論争など、緊迫するスポーツの試
合を見ているような面白さ。自身の人生を振り返ると、40 代までこうした「凄い」分
野を知らなかったのは、なんとも残念だった。今は高校の理科でも量子力学の考え方ぐ
らいは学ぶのだろうか?この本でハイゼンベルグの不確定性原理に興味を持ち、次に読
んだのが石井 (2006)。Lindley (2007, pp. 147–148) を読んで分からなかったのは、
(夢物
語として)光より小さな計測方法を見つけたら、電子の位置と速度は同時に確定できる
のか?不確定性原理は、単なる測定の問題なのかということ。石井 (2006) が取り上げ
る「小澤の不等式」は、まさにこの疑問への取り組みのようなのだが、今ひとつすっき
りしない。理科系の学生諸君、解説してくれませんか。
環境経済学を教えるようになってから、生態学 (Ecology) の概念と遭遇することが増
えた。分からないでは済まないので、まず最初に読んだのが買ったまま本棚で埃をか
ぶっていた井上 (1998)。ボルネオ熱帯林での筆者の研究が、分かり易くまとめられてい
る。
「共生」
「一斉開花」など出てくる概念・事象が全て目新しく、ガツガツと読み進め
たことを覚えている。本質とは関係ないが、熱帯雨林でのサルの「植物の毒」対策を知
り、偏食はいかんなと反省したのを思い出す(p. 123)。この優れた入門書が、遺著の一
つというのはなんとも悲しい。関連本で面白かったものに湯本 (1999) がある。
立花・利根川 (1993) は、1987 年ノーベル生理学・医学賞受賞者の業績を、著名な科
学ジャーナリストが対談形式でまとめたもの。記録では読んだのは留学中の 1994 年。
今見返しても、悲しいことに内容はチンプンカンプンである。当時自身が留学中であっ
たためか、日米の大学院教育の違いの箇所は強く印象に残った (pp. 53–55)。
大村 (2004) は、鉄の帝国「ヒッタイト」の遺跡発掘 19 年間の記録である。謎の多い
ヒッタイトの歴史に関する考察はもちろん面白いが、考古学における厳しい師弟関係
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(閉鎖性?、p. 93 参照)と資料の扱い方(p. 127) が印象に残っている。特に師弟関係
に関しては、やっと師匠から発掘資料を引き継いだトルコ人学者の嗚咽が忘れられない
(p. 67)。この本で、特に記憶に残った言葉を以下に掲げておく。三つとも、学問の厳し
さ、人の助けを得て研究プロジェクトに取り組む責任を伝える筆者の師匠 (タフスィン・
オズギュッチ教授)の言葉である。最後の一つはともかく、前二者が何を意味するか、皆
さん想像がつきますか?
「発掘調査を行う者は、目的を持つべきではない (pp. 77–78)」、
「君はカルケミシュ(遺跡の名)がどこにあるのか知っているのか、国境だよ。とんで
もないことだ (p. 78)」、
「とにかく一つの遺跡を丹念に掘って、文化編年の構築に取り組
んで見なさい。時間はかかるが、君はそれだけで一生を終わっていいのだから (p. 82)」。
研究裏話の古典として、酒井 (2006) も批判的に紹介しているワトソン, ジェームス D
(1968) がある。20 世紀最大の発見、Watson and Crick (1953) の DNA の発見に至る物語
である。講談社文庫版で読んだが、生物学の知識がないため意味不明部分が多かった。
それでも、p.166 に記されたの他人の未発表の研究内容を覗き見る部分には驚かされ
る。最近、Watson (2007) を読んだが、他者に対する毒は相変わらず。それでも p.139 の
‘The theme running thorugh all my talks was the need to understand biological phenomena
as expressions of the information ...’ を見ると、偉い人は哲学を持って仕事しているのだ
な、と納得した。
最後に、純粋な社会科学系から一つ。しかも古典。高校の授業でも名前ぐらい紹介さ
れるのではないだろうか。初版が 1904 年に刊行されたマックス・ヴェーバーの「プロ
テスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(ヴェーバー 1989)。法政経学部の卒論指導
で繰り返しているのだが、研究の本質とは「良い問い」をたてることに他ならない。こ
れほど面白く(逆説的)かつ重要(近代資本主義興隆の要因)な問い、言い換えれば見
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事な問題の立て方は、少なくとも社会科学の分野では見たことがない。
カルヴィニズムは十六世紀にはジュネーヴとスコットランドを支配し、
十六世紀未から十七世紀にかけてはネーデルランドの大部分を、十七世紀
にはニューイングランドと、一時はイギリス本国も支配した。が、こうし
たカルヴィニズムの支配は、今日のわれわれには、およそ個人に対する教
会の統制の形態のなかでもっとも耐えがたいものだろう。その当時も、ジュ
ネーヴやオランダ、イギリスにおける古い都市貴族の広汎な層にとっては、
カルヴィニズムは同じように耐え難いものと感じられた。じじつ、当時経
済的発展が進んでいた諸地方の宗教改革者たちが熱心に非難したのは、人々
の生活に対する宗教と教会の支配が多すぎるということではなくて、むし
ろそれが少なすぎるということだった。そうだとすれば、経済的発展の進
んでいた国々の人々、しかも、のちに見るように、その内部でもとくに当時
経済生活において興隆しつつあった市民的中産階級がピュウリタニズムの、
かつてその比をみないほどの専制的支配を受け入れたのは、いったいなぜ
だったのか。しかも、彼らが単にいやいやながらというのではなく、それを
擁護するために、カーライルが “the last of our heroisum” (わが英雄主義の
最後のもの)といったのが誤りでないように、市民的階級そのものにとって
ほとんど空前絶後ともいうべき英雄的行動を示したのは、いったいなせだっ
たのか (pp. 18–19、ヴェーバー 1989)。
参考文献
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10
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Open Science Collaboration (2015) “Estimating the Reproducibility of Psychological Science,” Science, Vol. 349, No. 6251, pp. aac4716-1—4716-8, August.
Singh, Simon (1998) Fermat’s Enigma, New York: Anchor Books.
Vigen, Tyler (2015) Spurious Correlations, New York: Hachette Books.
Watson, James D. (2007) Avoid Boring People, New York: Knopf.
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伊藤智義 (2007) 『スーパーコンピューターを 20 万円で創る』,集英社新書 0395G,集
英社.
井上民二 (1998) 『生命の宝庫・熱帯雨林』,日本放送出版協会.
11
ヴェーバー, マックス (1989) 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』,初版
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大村幸弘 (2004) 『アナトリア発掘記』,NHK Books 997,日本放送出版協会.
京都大学霊長類研究所 (2009) 『新しい霊長類学―人を深く知るための 100 問 100 答』,
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