評価の内容(平成28年度実施) ■事業の概要 事業主体 唐津市 事業箇所 唐津市京町、本町 事業着手年度 平成28年度 43,588,000円 総事業費 (国庫補助額:10,998,000) 概要図 事業名 補助区分 工期 老朽管更新事業 関連事業等の見通し - 工事工程 舗装本復旧 A=200㎡ 事業実施上の課題 平成28年度:配水管布設 総延長L=250m 地元関係機関との調整中であるが、現在のところ問題なし。 生活基盤施設耐震化等交付金 平成28年度 その他関連事項 - 150 目的、必要性 今回、布設替を計画している老朽配水管は唐津市街地の中心部を通っている ■新技術の活用、コスト縮減及び代替案立案の可能性 新技術の活用の可能性 - コスト縮減の可能性 ガス管工事との同時施工により工事費等の縮減を見込んでいる。 代替案立案の可能性 - ■費用対効果分析 事業により生み出される効果 既設配水管(鋳鉄管)をダクタイル鋳鉄管NS継手に更新する 昭和12年に布設した鋳鉄管φ200mm(経過年数78年)で平成27年8月に老朽化による管の劣化 ことにより耐用年数及び耐震性が向上しランニングコストの縮減が図れる。(鋳鉄管の耐用年数40年を により大規模な漏水事故を起こしたため、早急に耐震性を備えたダクタイル鋳鉄管(NS)φ150mm ダクタイル鋳鉄管NS継手の想定耐用年数80年に伸ばすことが出来る。) へ布設替を行い安定的で良質な水道水の供給を行うものである。 ■事業をめぐる社会経済情勢等 当該事業に係る水供給の動向等 当該地区は唐津市の中心街であり、観光客が多数訪れる 場所であるため、安定した配水が必要である 水源の水質の変化等 - 漏水対応による商店街等店舗の売上げの減少が懸念される 当該事業に係る要望等 ため安定した配水が求められる。 関連事業との整合 - 布設予定管であるダクタイル鋳鉄管NS継手は長い耐用年数 技術開発の動向 及び優れた耐震性が期待できる。 その他関連事業 - ■事業の進捗状況 用地取得の見通し - 費用便益比(事業全体) ①費用便益比の算定方法 既設配水管(鋳鉄管)の修理費を便益B/新設配水管(ダクタイル鋳鉄管NS継手)の修理費を 費用Cとし、修理費の比にて算定するものとする。 ②便益の算定 B 既設配水管(鋳鉄管)の漏水修理等が経過年数78年時に770万円かかった事により 既設送水管(鋳鉄管) 770万円/78年=9.9万円/年 ③費用の算定 C 新設配水管(ダクタイル鋳鉄管NS継手)の耐用年数80年で、漏水修理及び補償費が770万円かかったとして 新設配水管(ダクタイル鋳鉄管NS継手) 770万円/80年=9.6万円/年 ④費用便益比の算定 便益B/費用C 9.9万/9.6万=1.03 1.03となり、本事業の実施は妥当であると判断される。
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