古代メソポタミア文明からの学び と 日本伝統文化との比較研究 日時:2014年5月16日(金)18:30 場所:小石川後楽園涵徳亭 発表者:小野瀬由一 目次 1.古代文明史の概観 2.古代メソポタミア史からの学び 3.古代メソポタミア文化の特徴考察 4.古代メソポタミア文化と日本伝統文化・芸術の比較分析及び現代企 業経営への展開考察 【参考資料】 ・松谷敏雄監訳『図説世界文化地理大百科古代のメソポタミア』朝倉書房(1994) ・ジャン・ボッテロほか著『知の再発見双書43メソポタミア文明』創元社(1994) ・ジョバンニ・カッセリ監修『古代遺跡シリーズメソポタミア文明』ニュートンムック(1996) ・ジャン・ボテロ著『りぶらりあ選書メソポタミア文字・理性・神々』法政大学出版局(1998) ・松本健編著『四代文明メソポタミア』NHK出版(2000) ・中田一郎著『メソポタミア文明入門』岩波ジュニア新書(2007) ・前川和也著『図説メソポタミア文明』河出文庫(2011) ・Wikipediaフリー百科事典『メソポタミア』(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2) ・ブログ:歴史ファンの大航海DB(http://meke.biz/index.php?itemid=62) 1.古代文明史の概観 年代 BC4000 エジプト文明 メソポタミア文明 インダス文明 中国文明 BC6000頃農耕・牧畜のはじまり BC8500頃農耕・牧畜のはじまり BC7000頃農耕・牧畜のはじまり BC6000~5000頃農耕・牧畜のはじまり 先王朝時代(ナカーダ文化) ウバイド文化 バローチスターン農耕諸文化 新石器時代 良渚・龍山文化 文字の発明 シュメール人都市国家 BC3000 BC2000 初期王朝時代 ナルメル王 上下エジプト統一首都メンフィス 初期王朝(ウル、ウルク、キッシュ等) 青銅器 初期ハラッパー諸文化 古王国時代サッカラ、ギザのピラミッド 中王国時代文芸振興「シヌへの物語」 アッカド王朝 ウル第3王朝 インダス文明成立モヘンジョダロ、ハ ラッパー、ドーラ―ビーラなど ヒクソス侵入 バビロン第1王朝 ハンムラビ法典 高度な計画都市 湾岸との交易活発 文化衰退へ 城壁出現 夏王朝(二里頭文化) インド・アーリヤ語族来往 ガンジス平原開発 甲殻文字 殷周革命 三星堆 新王朝時代王家の谷トトメス3世遠征 アマルナ時代 ラムセス2世 BC1000 BC AD 鉄器 プスセンネス1世 末期王朝時代 アッシリア帝国 新バビロニア王朝 「リグ・ベーダ」成立 ペルシャによる征服 アレクサンドロス大王による征服 プトレマイオス朝時代 クレオパトラ ローマによる征服 ペルシャによる征服 アレクサンドロス大王による征服 仏教成立 アレクサンドロス大王の侵略 マウリヤ王朝 イスラム時代のはじまり イスラム時代のはじまり クシャーナ朝 ゥ 確 ヒンド 教 立 AD1000 青銅器 殷 春秋五覇 戦国七覇 秦の始皇帝による統一(中国帝国形成) 漢帝国の 教 鉄器 繁栄 儒 紙 ローマとの交流 仏教の伝来 三国時代 魏晋南北時代 隋による再統一 唐帝国の繁栄 2.古代メソポタミア史からの学び① 年代 BC6000年 メソポタミア北部 ハッスーナ期 ハラフ期 BC3000年 ガラウ期 ヴェ5期 ニネ BC2000年 アルム人・フリ人侵入 リア 古 シャムシ・アダド一世 時 アッシ 王国 BC1500年 ミタン二王国 アッシリアの 中興 BC1000年 BC500年 AD331年 代 リア 中 アッ 時 代シ リア 新 アッ 時 代シ ウバイド期 ウルク期 1期 2期 3期 4期 初期 (中期) 期 後 デ シュメール初期王朝 Ⅰ期 ・ Ⅱ期・Ⅲ期 アッカド王国時代 ウル第三王朝時代 ニア 古 イシン・ラルサ王朝 時 バビ バビロン第一王朝 代 ロ カッシート第二王朝 ニア 中バ 時 代 ビロ イシン第二王朝 ニア 新 混乱期 時 バビ ジュム ト・ナスル期 混乱期 代ロ アッシリア帝国 ニア 後 期 時 新バビロニア帝国(カルディア王朝) 新バビロニア帝国(カルディア王朝) 代 バビ ロ アケメネス朝ペルシア帝国 アケメネス朝ペルシア帝国 BC331マケドニアレクサンドロス大王アケメネス朝 ペルシア帝国征服 出来事 備考 年 北部 ハッスーナ・ハラフ文化 やや遅れて 域サマッラ文化 ・サマッラ文化では初歩的灌漑農業 ・BC5500年頃南部にウバイド文化 ・ニップル南のユーフラテス川デルタ地 帯遺跡多い ・古代オリエント最古の都市文明誕生 ・ロクロを使った土器製造 ・職業の専業化、円筒印章登場 ・後期には約100ヘクタールの都市に成長 ・楔形文字出現+粘土板→会計記録 ・シュメール第Ⅲ期ウルク(政治)・ラガシュ(経済)・ニップ ・書記学校「粘土板の家」で上流家庭出 身者、文書書き方、測量法等学ぶ ル(最高神エンリル祀)等20以上都市分立 ・サルゴンアッカド王国 サルゴンアッカド王国樹立、ナラム・シン四方世界の王 ・ウル、ナンムにジッグラット ・ウルナンムシュメール王国再興で四方世界の王 ・ウル・ナンム法典、リビド・イシュタル法 ・ウル第三王朝後イシン王国・ラルサ王国覇を争う 典、エシュンナ法典、ハンムラビ法典→ ・ハンムラビ全バビロニア 社会階層により量刑異なる、神明裁判、 ハンムラビ全バビロニアと北部の一部を統一 ・カッシート第二王朝エジプト外交←アマルナ文書 兵士保護・土地売買禁止・逃亡者土地 ・カッシート第二王朝バビロニア文化同化 所有制限、農民自然災害被害救済、商 人・資本家の儲け、居酒屋・宅配業者、 ・アッシュル・ウバリト一世領域国家アッシリア建設 ・200年ほど混乱期が続く 医者の医療過誤、大工・船大工の工賃 ・アッシリア王ティグラト・ピレセル三世、バビロニア王に と製造物責任、結婚承認、結婚解消、 ・サルゴン二世バビロニア王就任後100年後に崩壊 遺産相続、養子縁組 ・BC612年アッシリア帝国メディア軍+バビロ軍により崩壊 ・BC597年第一次バビロニア捕因+ BC586年第二次バビロニア捕因=ユダ ・ナボポナッサルが新バビロニア帝国を築く ・メソポタミア全域をアケメネス朝ペルシャ帝国支配 ヤ人受難→ベルディ「ナブッコ」 ・BC6000 頃 ジャジーラに ・ハッスーナより チグリス川中 サマッラ期 BC5000年 BC4000年 メソポタミア南部 参考図書:中田一郎著『メソポタミア文明入門』、松谷敏雄監訳『古代のメソポタミア』 2.古代メソポタミア史からの学び② で 生きていけない「古代オリエント世界1」http://33635090.at.webry.info/201104/article_1.html 出典:人は一人 は 2.古代メソポタミア史からの学び③ で 生きていけない「古代オリエント世界1」http://33635090.at.webry.info/201104/article_1.html 出典:人は一人 は 2.古代メソポタミア史からの学び④ で 生きていけない「古代オリエント世界5」http://33635090.at.webry.info/201104/article_7.htmll 出典:人は一人 は 2.古代メソポタミア史からの学び⑤ で 生きていけない「ギリシャ世界6ヘレニズム時代その6」http://33635090.at.webry.info/201108/article_1.html 出典:人は一人 は 2.古代メソポタミア史からの学び⑥ 社会構造 食糧 古代メソポタミア 年頃 楔形文字 BC2400 年頃 ジックラット BC2000 ギルガメッシュ 叙事詩粘土板 楔形文字による ハンムラビ法典 農業 有 以 脈 を 心 狩猟生活 年 採集生 活 定住 年 最 村 パン焼き窯+ 硬く鋭い +小麦粒+ 骨 =農耕+牧畜 →BC4000南部湿地帯 の治水工事による排水 溝設置で耕地拡大+葦 網や船で漁業⇒食糧生 産拡大 ・農村共同体: 農村共同体:ステップ 地帯移動する遊牧民+ 狩猟民族⇔低地農耕定 住民との物資交流⇒天 候異変や疫病発生によ る飢饉発生で遊牧民+ 狩猟民族が低地農耕定 住民を襲撃→ ・農業技術:人力から牛 による農地掘起し+漏 斗による種蒔き→青銅 器など金属製農機具→ 農作業効率向上+運 河・用水路の建設⇒ハ ンムラビ法典 ・ : 史 前クルジ スタンからザクロス山 中 に →BC9000 頃 による →BC7000 頃メソポタミア 古の 遺跡に フリント( 石)か ま 家畜の 領土 ・領土支配:【シュメール 初期王朝】チグリス・ ユーフラテス川下流域 にシュメール人都市国 家成立→BC2370年頃ウ ンマのルーガルザゲシ 王がメソポタミア統一 【アッカド王朝】BC2350 年頃セム語系アッカド 人サルゴンがルーガル ザゲシ王を倒しメソポタ ミア支配→ザグロス山 脈グディ人アッカド征服 【ウル3王朝】シュメー ル人都市国家が結束し グディ人追放に成功→ ウル・ナンム王支配⇒ 度量衡制度確立 度量衡制度確立+法典 制定王権支配 【バビロニア建国】 BC1792年頃ハンムラビ 王全メソポタミア統一 【ヒッタイト人・カッシート 人侵入】インド・ヨーロッ パ語族のヒッタイト人・ カッシート人が戦車+ 鉄製武器で攻略 【アッシリア帝国】北部メ ソポタミア戦車+鉄製 武器全オリエント征服 統治 ・神権政治:都市の守護 神を祀る神殿+聖塔 (ジックラット)を中央に 据え、神官は共同体の 指導者→運河+排水施 設建設+農地工作→神 殿農機具+種貸出→農 作物は税金として倉庫 保管→飢饉支給+交易 利用→神殿(神官+役 人+警備兵+大工+石 工+職工+金属細工師 ++農民+奴隷)→ 種々知識と技術誕生 ・国家の指導者:初期は 長老+市民代表による 民会運営→非常時は指 導者「エン」を民会任命 →中期は君主「ルーガ ル」が国家の王として最 高権力→政治+軍事+ 最高神官=王・神官・軍 人と官僚・人民・奴隷の 四階層 ・法律制定:ウルナンム 王法典(罰金)→ハンム ラビ法典(刑罰)282条 =「目には目を」⇒裁判 の手続、農耕・牧畜規 則など権利+義務 宗教 神々:神々は空・風・大 地・水の要素を支配→ 最高神:天空神アン(後 のアヌ神)+風・空気 神:エンリル神+水・知 恵神:エンキ神+地母 神:ニンフルサグ神・ニ ントゥ神⇒100余りの自 然界の神々:アヌンキ の大神たち⇒バビロニ ア人支配で最高神:マ ルドゥク神←ハムンラビ 王宗教改革←セム人+ シュメール人融和 ・天地創造と神々:宇宙 の始まりは天地は一つ に溶け合った海のよう な形をしていた→やが て、天と地に分かれ、天 が父となり地が母となり、 この世の形が定められ、 多くの神々が生み出さ れた。 ・人間の誕生:人間は神 に奉仕するための神が 創造→①エンキ神が土 を材料に、②2人のラム ガ神を殺してその血か ら人間を作った。 ・ 文化 文字:ウルク期BC33 00年頃絵文字出現 →1000年後楔形文字 出現 ・印章:ウルク期円筒 形刻印考案→粘土板 刻印 ・数学:アッカド王朝ウ ル第3王朝期60進法 →1度60分・1分60秒 +分数計算+2乗と 平方根(面積計算)+ 3乗と立方根(体積計 算)+円周率計算→ 度量衡統一 ・学校:バビロニア時 代書記育成(6~18 歳)→作文+詩歌+ 神話+伝説+数学+ 地理+動物学+鉱物 学 ・青銅器文化から鉄 器文化へ:BC3000年 頃からBC1000年頃は 青銅器文化から鉄器 文化へ移行する技術 革新時代 ・ 技術と芸術 車輪の発明:BC3500年 以降ウルク期に車輪発明 +ろくろ発明→帆船登場 ・レンガ製造と建築技術: シュメール人によるレンガ 製造→BC3100年頃かま ぼこ型レンガ登場→アー チ型屋根・丸天井技術開 発 ・金属加工:シュメール人 によるロウ型鋳造法登場 →BC3000年頃青銅合金 登場→神殿の像、馬車、 船、武具などに利用 ・陶器制作:BC3500年頃 ろくろの登場により一大 変革→窯改良により 1100~1200度の高温実現 ・金属器製造:エジプトな どから鉱石を輸入し金属 加工輸出→鉱石から金 属を抽出する技術 ・工芸品:木に登る羊を 模った青銅像、金のヘッ ドバンド、ラビスラズリ柄 の金の剣と金の鞘など ・医療と呪術:病気は 神々の怒り・悪霊→悪魔 祓いや呪術師による呪文 や魔術→自然薬+外科 ・ 3.古代メソポタミア文化の特徴考察 社会構造 食糧 古 特徴 代 メ ソ ポ タ ミ ア メ リット デメ リット ・面積:メソポタミア(シリア+ イラク・クェート)は約65万㎢ で日本の約1.7倍。 ・河川:国土北端の東タウル ス山脈に端を発するチグリス 川(1850Km)、ユーフラテス 川(2800Km)がペルシャ湾 に向かって南北に流れる。 ・ジャジーラ:チグリス川と ユーフラテス川に囲まれた州 の「島」をいう。降水量は北部 ジャジーラは年間200~600 ミリだが、南部ジャジーラは2 00ミリ以下。 ・灌漑農業:チグリス川は増 水・氾濫多いため適せず、 ユーフラテス川を利用。 ・自然堤防傾斜地 自然堤防傾斜地:穀物とし て小麦+オート麦を栽培し、 後に大麦栽培。 ・自然堤防:果樹園・ 果樹園・菜園に 利用。 ・低地:家畜放 家畜放牧に利用。 ・栽培サイクル 栽培サイクル:耕作→収穫 →休耕→耕作のサイクルが2 年で一巡。 :ウルク期の 都市 都市 人・都市食糧 口を食糧 灌漑農業 が支える。 ・塩害:BC2000以降ユーフラ テス川の塩では大麦栽培。 化に伴い自然堤 防傾斜地 防傾斜 地 領土 ・シュメール初期王朝: チグリス・ユーフラテス 川下流域にシュメール 人都市国家 成立。 ・アッカド王朝期:セム語 系アッカド人サルゴン アッカド人サルゴンが ルーガルザゲシ王を倒 しメソポタミ ポタミア支配→ザ グロス山脈 カド征服 グディ人アッ ・ウル第3王朝期:シュ メール人都市国家が結 束しグディ人 グディ人追放 追放に成功 ・バビロニア時代:ハン ムラビ王全メソ 全メソポタミ ポタミア 統一 ・アッシリア帝国:全オリ アッシリア帝国 エント 征服 :全オリ ・城壁防衛:南メソポタミ アは南部シュメールと北 部アッカドに分かれ、言 語が異なり、小都市ごと に城壁防衛→城壁内は 比較的安全。 ・緩衝地 緩衝地帯:開墾してい ない土地( )が都 市国家間のエデン 緩衝地 緩衝 地帯。 統治 神権統 を ・神権 統治:国王が最高神官 兼務し共同体を統治 →神殿+ 聖塔(ジックラット)建設→神殿で は神官+役人+警備兵+大工 +石工+職工+金属細工師+ +農民+奴隷が働く→神殿は 農具+種子 子を貸出し、農民は税 農具+種収穫 金として 収穫物 物を貢納。 ・国家指導者:初期は長老+市 民代表による民会運営し、非常 時は指導者「エン」を指名 →中 期以降は君主「ルーガル」が国 家の王として最高権力発揮⇒ 王・神官・軍人と官僚・人民・奴 隷の四階層。 ・武器開 武器開発:BC1595年頃ヒッタイ ト人 輪⇒による青銅器から鉄器+車 戦車開 戦車開発。 ・農具貸出 農具貸出と 貸出と徴税:神殿・聖塔建 設により 国家収 国家収入源を確保し、 交易にも活用。 ・忠誠心:国王が忠誠心 神王化を確保。 し神権 統治することで ・国家指導体制:国王が王・神 官・軍人と官僚・人民・奴隷の四 階層のトップリーダ トップリーダーシップを発 揮。 ・戦闘⇒騎馬による 戦闘戦術:刀戦⇒弓+槍遠隔 戦車戦闘。 ・平坦地 大量破壊 平坦地:シュメール都 ・量破壊戦。 大量破壊:金属武器による大 市は平坦地に隣接し 都 市国家間 争頻発 発。 市国家間戦争頻 宗教 ・自然神 :空・風・大 自然神の神々崇拝 → 地・水 最高神:天空神アン (後のアヌ神)+風・ 空気神:エンリル神 +水・知恵神:エンキ 神+地母神:ニンフ ルサグ神・ニントゥ神 →ハムンラビ王宗教 改革⇒最高神:マル ドゥク神 =セム人+ シュメール人融和 ・天地創造:宇宙の 始まりは天地一体の 海⇒やがて、天と地 に分かれ、天が父と なり地が母となり、こ の世の形が定められ、 多くの神々誕生。 ・人間誕生:人間は 神に奉仕するための 神が創造。 ・宇宙観:宇宙を二つ の半球による 体と考えた。 合体球 文化 ・世界初文字出現 出現: 初文字 年頃絵文字 年頃楔形 文字 ・印象考案:ウルク 期円筒形刻 円筒形刻印によ る粘土板(テラコッ タ)刻印 ・3王朝期 数学発 数学発展60:ウル第 進法=1 度60分・1分60秒→ 分数計算+面積計 算)+体積計算+円 統周率計算⇒ 一 度量衡 ・ニア時代 学校教 学校教育書:バビロ 記育成 ・鉄器文化 ・契約社会:文字に よる契約 ・粘土版記録 粘土版記録:現代 社会まで記録残す ・数学基礎成立 数学基礎成立:自 然周期と一体化した 数学計算確立 ・度量衡統 統一:交換 度量衡 単位 の確立 ・盤教人育開始 :社会基 社会基 材の育成 ・武器開 武器開発:鉄器文 化による 大量破壊 兵器開発大量破壊 BC3300 →BC1000 技術と芸術 ・車輪発明:ろくろ+戦 車開発 ・レンガと建築 レンガと建築技術: アーチ型屋根+円天 井建築登場 ・金属生産 金属生産技術:シュ メール人のロウ型鋳造 法→BC3000年頃青銅 合金登場 ・金属器製造:鉱石か ら金属抽出 抽出技術+金 属金属 加工技術⇒工芸品 ・陶器技術:BC3500年 頃ろくろ登場+高温窯 登場 ・医療と 医療と呪術:悪魔祓い や呪術師による 呪文や 魔術→自然薬+外 自然薬+外科 +外科 ・動力技術 動力技術:運動方向 転換+回転運動+摩 擦力活用 ・建築技術:温度調節 ・技術開発 金属加 金属加工技術:鋳造 陶器技術:壺など硬 ・質円形陶器 ・品+武器製造 金属加 金属加工:金属工芸 ・医療:自然薬+外科 ・武器開発+戦争? 4.古代メソポタミア文化と日本伝統文化・芸術の比較分析及び現代企業経営への展開考察 文化比較 食文化 古代 メソポ タミア 文化 日本 伝統 文化・ 芸術 ・市場交換食品:乳、 チーズ、バター、家畜、 蜂蜜、小麦粉、ビール、 野菜 ・→パン焼き窯 :麦脱穀 小麦粉→主食パン ・ドリンク:水、ビール (ライ麦)、ワイン、ヤシ 酒 ・ケーキ:ナツメヤシと ピスタチオのケーキ ・果物:イチジク、ざくろ、 カリン、ブドウ、リンゴ、 ナシなど ・野菜:たまねぎなど ・油:植物油・動物油 ・香辛料:ヒメウイキョ ウ、コリアンダー、サフ ラン、ミントなど ・古くから、主食は米 +魚介類+大根・ねぎ など果実類 野菜類が食材 +みかん など ・弥生時代の魏志倭人 伝では 肉食禁止 ・古代国家天武天皇 天武天皇4 (675)年に肉食禁止令 ・古代国家公家「大饗 料理」⇒平安・鎌倉時 代僧侶「精進料理」+ 武家「 会「懐本膳料理 石料理」 」⇒茶 政治文化 ・外交政治:遊牧民の悪天 候収穫減による定住民略奪 発生 →領土保持戦争絶えず ・官国を兼務し共同体統治 内政治:国王が最高神 →神 殿+聖塔(ジックラット)建設 ⇒神殿では神官+役人+警 備兵+大工+石工+職工 +金属細工師++農民+ 奴隷が働く ・国家指導者:初期は長老 +市民代表による民会運営 し、非常時は指導者「エン」 を指名→中期以降は君主 「ルーガル」が国家の王とし て最高権力発揮⇒王・神官・ 軍人と官僚・人民・奴隷 の四 階層。 ・AD681飛鳥時代 飛鳥時代に天武天 皇「大宝律令」⇒律令政治 班田制+・租庸 租庸 奈良 時代に班田制+・ 調・奈良時代 制・軍団 制・軍団兵士制制+・ ・平安時代 平安時代に「王朝国家体 制」成立⇒受領(づりょう)に よる地方支配+戸籍による 人頭税から土地課税 土地課税へ ・家政権 鎌倉時代 に「 家政権」「武 鎌倉時代 」並立→公南北朝時代 ・江戸時代 時代に武家諸 江戸交代 武家諸法度+ 参勤交代 参勤 ・明治時代に富国強兵+殖 兵+殖 産興業 産興業へ 戦争文化 ・シュメール初期王 朝国家:シュメール人都市 成立。 ・アッカド王朝期:セ ム語系アッカド人サ アッカド人サ ルゴン→がザグロス山脈 メソポタミ ポタミア 支配 グディ人アッカド征服 ・ウル第3王朝期: シュメール人都市国 家が結束し 追放 に成功グディ人 ・バビロニア時代:ハ ンムラビ王全メソソポタ ミア統一 全メ ・アッシリア帝国:全 アッシリア帝国 オリエント 征服 :全 ⇒四面楚歌→武器開 武器開 発 ・AD391古墳時代 古墳時代に 「倭国」高句麗遠征 国家常 ・奈良時代 奈良時代に国家常 備軍 ・平安時代 に荘園制 平安時代 成立⇒ 武家登場 ・鎌倉時代 時代に公家分 →南北朝時代 裂鎌倉 ・安土桃山時代 に豊 桃山天時代 臣秀吉⇒ 下統一 下統 一 ・明治時代に日清・ ・日 日清 露戦争勝利 ・⇒昭平和憲 和時代に大敗戦 平和憲法 宗教文化 自然神 ・自然 神:空・風・大 地・水 の神々崇拝 →最高神:天空神 アン(後のアヌ神) +風・空気神:エン リル神+水・知恵 神:エンキ神+地 母神:ニンフルサグ 神・ニントゥ神→ハ ムンラビ王宗教改 革⇒最高神:マル ドゥク神=セム人+ シュメール人融和 ⇒死後再生思想な し ・AD300(古墳時 代) 前方後円 前方後円墳出 現(奈良) ・皇室の始祖は太 陽(天照大神)」 神「アマテラス ・奈良時代 奈良時代に仏教 ・習合神 平安時代 平安神時代 道 に神仏 習合 ・鎌倉時代 鎌倉時代に禅宗 ・明治時代に国家 神道 ・昭道解体 和時代に国家 神道解 体 文字文化 初文字出現 ・世界初文字 年頃絵出現 文字: 年頃楔形 文字 ・印象考案:ウルク 期円筒形刻 円筒形刻印によ る粘土板(テラコッ タ)刻印⇒粘土板 による記録伝承 ・3王朝期 数学発 数学発展60:ウル第 進法= 1度60分・1分60秒 →分数計算+面積 計算)+体積計算 +円周率計算⇒度 量衡統 量衡 統一 ・書記育成:バビロ 書記育成 ⇒ニア時代 学校教 学校教育展開 ・大陸文化伝 伝来前 に「和語文化 」あり ・飛鳥時代に唐か ら「漢詩」伝来 ・平安時代まで朝 廷文書は「漢語」で 読み方は訓読み ・平安時代に「まん よ⇒うADが8な世」成立 紀「万葉 集立⇒」、「ADひら がな」成 10世紀「古 今和歌集」+AD11 世紀「古今和歌集」 BC3300 →BC1000 現代企業経営 芸術・科学文化 への展開 ・伝説・物 伝説・物語 ・物語→:「イナン ナの婚約」 遊牧人 と農民「ギルガメッ シュ叙事詩」→低地メ ソポタミア大洪水『ノ アの箱舟』 ・技術開 技術開発:車輪発明、 レンガと建築技術、金 属生産技術、金属器 製造技術、陶器技術、 陶器技術、医療技術 と金属工 芸⇒技術革新 の発展⇒武器開 武器開発 ・芸道:奈良時代に和 歌道+連歌道成る⇒ 江戸時代に俳諧道成 る ・ 室町時代 室町時代に茶道・ 茶道・花 道・能楽道成る⇒江 戸時代に歌舞伎道成 る ・武道:江戸時代に相 撲⇒明治時代に柔道 ⇒昭和時代に弓道・ 弓道・ 合気道成る 1)食文化:Mの主食 パン+野菜+肉料理 +果実+スープの ブッフェ ブッフェに対し、日は 主食米+魚+野菜+ 加 果実+椀汁中心⇒ 工法・組合せ 組合せ法 工法・ 組合せ 法開発 2)政治・戦争 政治・戦争文化:M の国王の神王化のた め聖塔建設+外敵防 衛+国土回復 国土回復⇔絶対 君主に対し、日は 王 朝国家→武家国家→ 富国強兵⇒持続可能 な仕組構築 3)宗教文化:Mの国 王の現 王の現世社会の神王 化に対し、日の複数 宗教習合 宗教習合化 習合化⇒持続的 経営の精神背景の の必 要性? 背景 4)文字・芸 文字・芸術文化:M の絵文字+楔形文字 +粘土板記録 +粘土板記録+ 記録+円筒 形刻に対し、日本の 和語+ 和語+まんよ まんようがな +ひらが ひらがな⇒紙+電 子記録媒体 ⇒長期記 子記録媒体体必要? 録保存媒体 録保存媒 5)科学文化 科学文化:Mの60 進し日? 法+技術開 開発に対 法+技術 ⇒観察発 観察発見+ 超越的イ 超越的イノベーシ ノベーショ ーション
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