2016年1月号 - エアバス・ジャパン

2016
January
Innovation
Airbus Japan Newsletter
ANAグループがA380を導入
3機導入へ、日本で初めての運航会社に
快適性は、世界でも名声あるANAグループに多く
の利点を提供するでしょう」
と語っています。
「 我々
はA380がANAグループの新経営戦略において重
要な役割を担うことを確信しています。A380は混
雑する首都圏空港の発着枠を気にすることなく、
よ
り多くの乗客をより効率的に、
より快適に、そして従
来よりも低コストで運ぶことができます」
ANAホールディングスは、2014年と2015年にも合
計37機の単通路型A320ファミリーを発注しまし
た。
21世紀の航空産業の課題に対応するよう設計さ
れたA380の機体サイズは、客室を最適化すること
で航空会社の収益を最大化し、収益への貢献度を
競合機と比べ1飛行当たり最大65%高めることが
現在世界中で 179 機の A380 が運航中
できます。
ANAホールディングスの発注によりA380の総受注
ANAホールディングス株式会社が、超大型機A380
ス・ロイス社製トレント900エンジンを搭載します。
数は世界の19社の航空会社やリース会社から合
を3機確定発注しました。
これにより、ANAグループ
エアバスのファブリス・ブレジエ社 長 兼 C E Oは、
計319機となりました。
このうち179機が13社の航
は日本で初めてエアバスの超大型機を運航する航
「ANAグループをA380の新たなカスタマーとして
空会社になります。
お迎えできることを大きな誇りに思います。すでに
初号機の引き渡しは2019年。エンジンはロール
実証済みのA380の運航経済性と比類ない機内の
A320neoの初号機をルフトハンザに引き渡し
型のウイングチップであるシャークレットなど最先
端の技術を採用しています。2010年にローンチし
てからおよそ80社から約4,500機の受注を獲得し、
約60%の市場シェアを得ています。
ルフトハンザは1955年に商業運航を開始し、昨年
創立60周年を迎えました。この間にルフトハンザ
グループが発注したエアバス機は合計582機で
合計116機のNEOファミリーを発注しているルフトハンザ
単通路型機のベストセラーであるA320neo初号機
50都市でA380が運航中です。
contents
ANAグループがA380を導入
3機導入へ、日本で初めての運航会社に
A320neoの初号機を
ルフトハンザに引き渡し
2015年度業績発表 目標を上回る成果
航空機リスト価格を改定
す。その 内 、1 1 6 機 の N E O( A 3 2 0 n e o が 7 1 機 、
A321neoが45機)を含む386機がA320ファミリー
です。
BOCアビエーション、
30機のA320ファミリー発注
ガルフ・エア、A320 neoファミリーを
29機発注
がこのほど、ルフトハンザ グループに引き渡されま
した。
引き渡されたA320neoは、
プラット&ホイットニー
最新コーポレート・ジェット
ACJ319neoを受注
社 製 の 新 型 エンジン「 P u r e P o w e r ® G e a r e d
Turbofan™」を装備し、効率性においてより高い基
TAM航空、
A350 XWB第1号機を受領
準を確立しました。排気と騒音を削減し、既存の航
空機よりも現時点で燃費を15%を削減します。
さら
に2020年までには20%の燃費削減を実現します。
A320neoファミリーは新型のエンジンと翼端に大
空会社に引き渡されています。現在、100路線以上
エアバス最大の顧客の一社であるルフトハンザ グループ
特別貨物輸送機ベルーガXLの
製造開始
Airbus Japan Newsletter / January 2016
2015年度業績発表 目標を上回る成果
● 過去最高の引き渡し機数、635機
● 純受注数 1,036機 ● 受注残数 6,787機
エアバスは2015年度(1月-12月)の業績を発表し
ました。それによると、2015年度は85社(そのうち
10社は新規顧客)へ635機を引き渡し、目標を上
回る過去最高の引き渡し機数を記録しました。そ
の内訳は、A320ファミリーが491機、A330が103
機、A380が27機、A350 XWBが14機です。2015年
度の引き渡し数は2014年の記録629機を上回り、
13年間連続で年間引き渡し機数が増加していま
す。
受注機数では、53社(そのうち8社が新規顧客)か
ら1,036機(純受注)の受注を獲得しました。その内
訳は単通路型機が897機、
ワイドボディ機が139機
です。2015年12月末時点のエアバス機の受注残
数は航空史上最大の6,787機にのぼります。
これは
堅調な業績を発表するエアバスのファブリス・ブレジエ社長兼 CEO(右)
金額にするとカタログ価格で9,963億米ドルになり
ます。
エアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責
任者は、
「今回の業績結果から、我々の航空機に対
する世界的な需要が引き続き上昇基調を続けて
いることが明らかになりました」と述べました。ま
た、
「2015年度、エアバスは機体の性能強化や新
たな派生型の提供を実現し、将来に向けた確固た
る土台を創りあげることができました」
と付け加え
ました。
2015年度はエアバスにとって様々な成果を生み出
した年になりました。たとえば、A320neoはローン
チ からわ ず か 5 年で 型 式 証 明を取 得しました。
A350は14機の引き渡しを行い、世界で最も効率
的で最先端の航空機を運用することの利点を航空
会社へ提供しています。
また、A350プログラムも重
要な進展を見せ、
より大型のA350-1000の主要部
品が各地の製造工場で開始されています。同様に
A330neo初号機もエンジンパイロンや中央翼部
品の製造が開始されています。フラッグシップの
A380は初飛行から10周年を迎え、
プログラムの損
益分岐点に達しました。
米国アラバマ州モビールに建設されたA320ファミ
リーの最終組立工場が稼動したことも2015年度に
おける功績です。
この最終組立工場では2018年ま
でに年間40機から50機の生産を予定しています。
中国ではA330に対する追加受注があっただけで
なく、天 津 への A 3 3 0コンプリーション&デリバ
リー・センターの設置が決まりました。
Airbus Japan Newsletter / January 2016
航空機リスト価格
を改定
BOCアビエーション、
30機のA320ファミリー発注
エアバスは航空機リスト価格を平均1.1%引き上
シンガポールを拠点とする航空機リース会社で中
ミリーが12機です。
げました。2016年1月1日から全てのエアバス航空
国 銀 行 の 子 会 社であるB O Cアビエーションが、
今回の発注を合わせたBOCアビエーションのエア
機に適用されます。
A320ファミリーを30機追加発注しました。発注の
バス機に対する合計発注数は306機にのぼりま
内訳はA320neoファミリーが18機とA320ceoファ
す。
エアバス航空機2016年リスト価格(ドル)
A318
7,510万
A319
8,960万
A320
9,800万
A321
1億1,490万
A319neo
9,850万
A320neo
1億730万
A321neo
1億2,570万
A330-200
2億3,150万
A330-800neo
2億5,230万
A330-200F
2億3,470万
A330-300
2億5,640万
A330-900neo
2億8,770万
A350-800
2億7,240万
A350-900
3億810万
A350-1000
3億5,570万
A380-800
4億3,260万
ガルフ・エア、
A320neoファミリーを
29機発注
A320 ファミリーを追加発注した BOC アビエーション
最新コーポレート・ジェットACJ319neoを受注
ドイツのK5アビエーションが、世界最新のプライ
決定します。
ベート・ジェット・ファミリーであるACJ319neoを発
エアバスの最新コーポレート・ジェット・ファミリー
注しました。同社はすでにVVIPチャーター用に、既
であるACJneoファミリーは、燃費を削減する最新
存のACJ319を3機運航しています。
エンジンと翼 端 に大 型 のウイングチップである
今 回 発 注 さ れ た 新 型 エ ン ジ ン 搭 載 機 で ある
シャークレットを装備し、その他様々な改良によっ
ACJ319neoは2019年の第2四半期に引き渡され
て運航会社に高い燃費効率と航続距離能力を提
る予定です。エンジンと客室内装については今後
供します。
機材刷新の一環で A320neo を発注したガルフ・エア
バーレーンの国営航空会社であるガルフ・エアが
同社の機材刷新計画の一環でA320neoファミリー
を29発注しました。その内訳は、A321neoが17機、
A320neoが12機です。
ガルフ・エアは現在28機のエアバス機を運航して
います。エアバス機は共通性が高いため、今回発
注の新造機も既存の機材と共にスムーズに導入す
ることができます。
最新のコーポレート・ジェットである ACJ319neo
Airbus Japan Newsletter / January 2016
TAM航空、A350 XWB第1号機を受領
アメリカ大陸で最初のA350 XWB運航会社
市場において長年パートナーとして共に成長して
きました。1998年にA330-200を導入し、TAM航空
はエアバスの顧客になりました。現在、LAN航空と
TAM航空合わせておよそ380機のエアバス機が発
注されており、250機以上が運航されています。
LATAMエアラインズ・グループは南半球最大のエ
アバスの顧客であり、世界上位10位に入る顧客で
す。
A350 XWBは快適で効率的な最新のエアバスのワ
イドボディ機ファミリーの1機種です。最新の空力
設計を採用し、胴体と主翼に炭素繊維複合材を使
用し、燃料消費を大幅に削減しています。
1 月 25 日に A350 XWB の商業運航を開始した TAM 航空
LAN航空とTAM航空で構成されるLATAMエアラ
LATAMエアラインズ・グループは合計で27機の
インズ・グループにA350 XWBの第1号機が引き渡
A350 XWBを発注しています。
されました。
これによりTAM航空がアメリカ大陸で
TAM航空は1月25日、サンパウロとマナウスを結ぶ
初めての、そして世界で4番目のA350 XWB運航会
路線で商業運航を開始しました。今後3月からマイ
社となります。TAM航空のA350 XWBは2クラス制
アミ、さらに4月にはマドリードへの国際路線に投
で348席を装備し、プレミアム・ビジネス・クラスが
入する予定です。
30席、エコノミー・クラスが318席となります。
TAM航空とエアバスは中南米地域の活発な航空
特別貨物輸送機ベルーガXLの製造開始
新特別貨物輸送機である「ベルーガXL MSN001」
のメタルカットが行われ、2017年初頭の最終組立
に向けたベルーガXLの製造が開始されました。
ベルーガXLの最終組立はトゥールーズで行われま
す。まず最初に後部胴体が工場へ輸送される予定
です。
ベルーガXLは、将来的なA350 XWBの量産やその
他の航空機の増産を見据え、コンポーネントの輸
送力拡大のために2014年11月にローンチされま
した。合計で5機が製造され、輸送能力を30%増加
させます。
エアバス機の大型部品を輸送する新たな特別貨物輸送機
ベルーガXLのスペック
全長 63.1m
全高 18.9m
胴体直径 8.8m
全幅 60.3m
航続距離 2,200海里(最大ペイロード時) 最大離陸重量 227トン
2015年度12月末時点の受注・引き渡し・運航機数
機 種
総受注機数
総引き渡し機数
運航機数
A300 / A310
816 機
816 機
346 機
A318 / A319 / A320 / A321
12,411 機
6,876 機
6,581 機
A330 / A340
1,984 機
1,634 機
1,551 機
A350
777 機
15 機
15 機
A380
319 機
179 機
179 機
合計
16,307 機
9,520 機
8,672 機
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