地域医療学部 医療スポーツ学科 教育方法と教育内容・方法の特色ある工夫 本学では、学部・学科及び研究科・専攻の教育目的を達成するため、学科・専攻ごと の教育課程編成方針を踏まえ、 各学科やコース等の特色を生かした教育方法等を用いて 授業を行っています。 大学全体としては、全学部の学生が共通して履修する必修科目の「フレッシュセ ミナー」 「アドバンスセミナー」において特色ある少人数教育を実践しており、担当 教員は、勉学を中心とした学生生活全般にわたる指導を行っています。これにより 学生は、社会人として求められる常識や基礎的な教養、各人の専攻分野や関心領域 に関わる幅広い知識を身につけることができます。この「セミナー」では、個別の 面談も実施し、将来の進路をはじめとする学生の様々な相談にも応じています。 また、本学では資格取得のための実習科目や演習科目も充実しており、各学部・ 研究科は、学科・専攻ごとの教育目的達成のために、授業の教育内容・教育方法に 特色ある工夫を凝らしています。 【教育方法等】 学生が社会人となったときに必要となる幅広い教養や知識、人との関わりの中で求められるマ ナーやコミュニケーション能力を身につけるための指導を、4 年間を通じ「フレッシュセミナ ー」 「アドバンスセミナー」等において継続的に行っています。また、救急救命士やトレーナー 及び教職の資格取得や公務員対策のための講座において、入門レベルから中級レベルまでのいく つかのクラスを設け、十分な時間をかけて指導の充実を図っています。 【教育内容・方法の特色ある工夫】 救急救命士コース 「救急救命研究」では、学生を小グループに分け、現在、救急医療で問題となっている事項を 学生自身に選ばせ、毎週 1 つのテーマについて全グループで調べ、グループ内で意見をまとめ、 代表者に発表させています。教員はファシリテーターとして適宜コメントを加え、最後にグルー プごとにレポートを提出させ、行事として学内想定訓練競技会を実施しています。救急現場を想 定したシナリオを用意し、 小グループの学生たちがそれぞれのシナリオに挑戦し、観察の正しさ、 処置の正しさ、迅速さなどを競います 1 トレーナー・スポーツコース 本コースでは、体育・スポーツ現場で活躍する知識と実践能力を備えた人材の養成に向けたカ リキュラムを用意しています。1年次では、スポーツ指導者に必要な専門科目を基礎から学びな がら幅広い教養を身につけます。2年次では、学内の充実した設備での実習により理論と実践を 融合させます。3年次以降では、スポーツ現場や教育実習における実践的な指導力を身につけま す。そして、運動・スポーツの専門家として巣立つために、アスレティックトレーナーや保健体 育の教諭免許状などの資格取得に向けた学習並びにキャリア教育の仕上げを行います。 アスリートコース 本コースでは、第一線で活躍する競技者や指導者の養成に向けたカリキュラムを用意していま す。1・2年次では、各運動部活動を通じて技術と体力の向上を図り、優秀な競技者を目指しま す。またスポーツを科学するために必要な基礎科目を学びます。3年次以降では、コーチングな どの実践的な指導方法を身に着けます。そして、スポーツ・運動の専門家として巣立つために、 中学・高校の教諭免許状(保健体育)などの資格取得に向けた学習を行います。 2
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