<BA ロンドン 研修旅行レポート>

<BA ロンドン 研修旅行レポート>
参加者:中山 具子
参加日:2004 年 12 月 13 日∼17 日
報告書作成日:2005 年 1 月5日
BA ロンドン線
1、BA ロンドン線 ∼概容∼
○往復共一日二便運行
東京/ロンドン → BA006 11:00−14:40、 BA008 12:55−16:20
ロンドン/東京 → BA005 12:35−09:01+1、BA007 14:35−11:05+1
(→BA005&BA006/BA007&BA008 がそれぞれ同一飛行機)
○ファーストクラス14席、クラブ・ワールド70席、
ワールド・トラベラー・プラス30席、ワールド・トラベラー177席の 4 クラス制。
(ボーイング747―400)
○日本人クルー: *便によって、日本人乗客の人数によって多少異なる。
ファーストクラス/クラブ・ワールド(計 1 名程度)
ワールド・トラベラー・プラス/ワールド・トラベラー(計 2∼3名程度)
(*ヒースロー空港にて・・・JVS(Japanese Visitors Service)に日本人スタッフが常駐。
入国手続きからお乗り継ぎまで日本語でご案内可能。)
2、クラブ・ワールド(ビジネスクラス)サービス内容:
(今回往復利用)
<出発にて>
∼ラウンジ∼
「テラス」をコンセプトに設計。成田/ヒースロー空港ともに、色使いが明るく、開放感があって居心地が良い。
○成田空港
・リフレクソロジーが受けられる個室がある。
(15分)
・喫煙室が小部屋になっており、きちんと仕切りがしてあるのは禁煙者にとってうれしい。
・パソコンが数台設置してある。
・今回午前便利用だったので、ラウンジ内は結構混み合っていた。
○ヒースロー空港
・ターミナル移動に伴い新設された「ラウンジ・パビリオン」。
(→日本路線がターミナル 1 に変更となり、ターミナル移動不要な乗り継ぎ便が増えた。)
・開放感にゴージャスさをプラスした感じで、かなり広いスペースが確保されている。
・ラウンジ内に両替所、免税店を設置。
・モルトン・ブラウン・トラベル・スパを導入(1人1回無料にて利用可)/ヒースロー空港のみ
*その他
優先的に出入国審査が受けられるファストトラックあり。
<機内にて>
○シート:配列2−4−2。
・完全に水平なフルフラット。約185cmのシートピッチ。
・シート向きは頭位置が前後交互に配置されており、窓側と真中2席が進行方向後ろ向き。
→お客様によっては進行方向後ろ向きだと酔われる方がいるそうなので、シートアサインする際、
事前案内できると親切だと思う。
・高さ調節可能な回転フットスツール、全自動のリクライニング機能付。
→好みの姿勢で寛げるので、とても快適!往復共足もむくまず、疲労感がほとんどなかった。
消灯時間になると客室乗務員の行き来が少なく、人通りを気にせず休むことができた。
○エンターテイメント
・大型8.4インチのモニター。
・各シートにパソコン電源と電話を設置。
・計18チャンネルのエンターテイメントプログラム。
→オンディマンドではなかったのが残念。約2時間30分くらいで繰り返し映像が流れる。
流れている映画も最新ではなかった。
○機内食
・創作和食を含む、2 種類の前菜と 4 種類のメインから選べるフルコース。
→味が濃い。メインコースの一部に出てくるはずのラザーニャの数が足りなくなっていた。
・セルフサービスのバーサービス。
出入国審査
1、成田空港
・BA006(AM11:00発)で、AM9:15に集合だったが、空港は人が多く、
BAチェックインカウンターも結構混み合っていた。
(便名を言って早く手続をさせてもらった。
)
・出国審査は思ったより空いていて比較的スムースに終わったが、この時間帯の出発の場合、やはり最低 2 時間前、
できればもう少し余裕を持って空港に到着できるようにした方が無難だと再認識した。
2、ヒースロー空港
○入国
BA006にて14:40に到着。
そんなに混み合う時間帯ではないので、比較的入国審査で並んでいる人は少なかった。
(20人くらい)
○出国
BA005にて14:25出発。
クラブワールド及びファーストクラス専用チェックインカウンターは別室にあり、
更にファーストクラスは、別枠になっている。
待たずにスムースなチェックインが可能。
*空いている時間帯なので、ファストトラックがクローズしていた。
→帰国後、日本の予約事務所に確認したところ、通常は常時オープンしているとのこと。
ホテル視察
1、HILTON LONDON METROPOLE (4つ星)
・今回の研修で利用したホテル。
(デラックスツイン利用)
・高速インターネット接続可能。
・作り付けの米国用/日本用の変圧器がある。
・PCが入るような大きめなセーフティーボックスがあり、アメニティも充実。
・プール・マシンジムが館内に有り、宿泊者は無料で利用可。
(但し水着の貸し出しはない。販売のみ。
)
・上層階に日本食レストラン(NIPPON TUK)がある。
・地下鉄エッジウエアー駅まで徒歩1,2分。空港まではタクシーで50分∼1時間。
2、LONDON HILTON ON PARK LANE(5つ星)
・デラックスホテルというだけあって、ホテル内の造りはかなり重厚感がある。
・スタンダードルームでも、1泊8万くらい∼。
・高速インターネット接続可能。
・作り付けの米国用/日本用の変圧器がある。
・上層階にあるレストランで昼食(コース料理)を頂いたが、日本人好みの味付けでボリュームもかなりあった。
観光
1、1日目(15:30∼)
○タワーブリッジ
テムズ河に架かっている有名な跳ね橋。
地下鉄「Tower Hill」駅から徒歩5,6分。
(ロンドン塔を右手に歩く)
現在では年に200回程度しかゲートが開かないようで、見ることはできなかった。
↓徒歩で移動(約 10 分)
○ロンドンブリッジ
「♪ロンドン橋落ちた∼♪」の童謡で有名な橋。
タワーブリッジに比べるととても地味で、一見見逃してしまいそうな橋。
↓地下鉄で移動(約20∼30分)
○HARRODS
地下鉄「Knightsbridge」駅下車、徒歩7,8分。
クリスマスイルミネーションが綺麗だった。
イギリスの物価の高さを痛感しつつ、ウインドウショッピングを楽しんだ。
2、2日目(AM9:30∼PM5:30まで)
○バッキンガム宮殿 ∼衛兵交代∼
地下鉄「Victoria」駅から徒歩約 10 分。
宮殿前広場で衛兵パレード&交代儀式を見学。1 時間以上立見なので、結構体力消耗となった。
一箇所から全過程が見学できるわけではないのでポジション取りが難しい。
↓徒歩で移動(約30分)
○ウェストミンスター寺院
「寺院の中の寺院」といわれており、王室との関連も強い。
寺院の中には数多くの王室関連の品々が残されている。
大変見応えがあり、見るものすべてに圧倒され見とれてしまった。2,3時間は楽しめそうな気がした。
拝観料は£7.50(日本円:約¥1,500)と高めだが、見る価値はあると思う。
↓徒歩で移動(約1分)
○国会議事堂
北におなじみのビック・ベン、南にヴィクトリア・タワーという2つの塔を持つ。イギリスの象徴。
ちょうどビック・ベンの前で写真撮影をしようとしていた際、この時期には珍しく青空が見えた。
ビック・ベンが太陽に照らされて、とても趣があった。
↓徒歩で移動(約30分)
○ミュージカル鑑賞 ∼レ・ミゼラブル∼
所感
初めての欧州旅行なので、あらゆる場面で驚きの連続だった。
一番印象に残っていることは、やはりフルフラットシートの快適性。13時間近い長時間フライトの後でも
疲労感はなく、現地到着後、体力温存できた分時間を有効活用できた。
自由視察の際訪れたさまざまな観光地では、歴史の深さを実感。今までアジアしか旅行したことがなかったので、
まさに圧巻だった。今回のロンドン研修は、業務上は勿論、一人間として貴重な体験ができた。