工業材料

科目コード
学科
学年
科 目 名
単位・時間
必修・選択
単位種別
CS51
電子
5年・通年
工業材料 : Industrial Material
2(100)
選択
履修単位
教 員 名
授
業
概
要
吉田 哲哉 : YOSHIDA Tetsuya
副担当教員
① 本科目で、専門分野の知識・技術を活用して、ものやシステムを造る、あるいは運用管理する基礎能力を習得する。
② 学習内容は、金属および合金の種類、製法、性質、用途、加工性、処理技術等の知識と機械の設計・製作に必要な材料の選択、取扱い方法
である。
③ 本科目は、材料力学に関係している。
到 達 目 標
(1)
(2)
(3)
(4)
機械材料の性質と種類を説明できる。
機械的性質と試験方法について説明できる。
金属・合金の結晶と状態変化について説明できる。
鉄鋼の製法を説明できる。
学 習
教育目標
授
業
計
画
週
COCとの
関連性
前 期
項 目
内 容
1
ガイダンス
2
材料の基本的特性
3
評 価 方 法
評価方法は、①4回の試験、②小テスト、レポート等を総合して評価する。
評価配分は、①80%、②20% とする。
D-(2)
JABEE基準
週
-
後 期
項 目
内 容
シラバスの確認、授業内容・予復習・
評価方法についての説明
16
材料の製造と加工2 塑性加工
材料の分類と種類、材料の特性
17
材料の製造と加工3 粉末成形、接合、射出成型
材料の構造1
原子の構造と結合、金属の結晶構造
18
鉄鋼材料1
機械構造用鋼
4
材料の構造2
金属の結晶組織
19
鉄鋼材料2
工具鋼、ステンレス鋼
5
材料の構造3
セラミックスの結晶構造、高分子材料
の構造
20
非鉄金属材料1
アルミニウム合金
21
非鉄金属材料2
銅合金、ニッケル合金
22
非鉄金属材料3
チタン合金、マグネシウム合金
23
高分子材料
24
セラミックス材料
25
複合材料
26
機能性材料
6
材料の強さと変形1 剛性と強度、塑性変形
7
材料の強さと変形2 強化機構と強化法、材料の破壊
8
材料の強さと変形3 材料の疲労、材料試験
授
業
計
画
熱可塑性プラスチック、熱硬化性プラ
スチックス
9
平衡状態図1
平衡状態図
10
平衡状態図2
鉄-炭素合金状態図
11
熱処理1
相変態、熱処理
12
熱処理2
回復、再結晶、時効処理
27
機械設計と材料技術1 機械設計における材料の選択
13
材料の電気的性質
電気伝導度、オームの法則
28
機械設計と材料技術2 材料選択における経済性
14
材料の化学的性質
金属材料の化学的安定性
29
環境と材料1
材料への環境要請
15
材料の製造と加工1 金属材料の製造法、鋳造
30
環境と材料2
循環型社会、有害懸念物質
授業方法
注意事項
(自学自習を含む)
教科書・参考書
機械構造用セラミックス
複合材料
機能性材料、形状記憶合金
学生とのコミュニケーションをとりながら、要点の説明を行う。ポイント毎に演習問題を行い理解を深める。
シラバスの項目・内容を確認して、教科書で予習をしておくこと。授業で学んだ後の復習を欠かさないこと。教科
書、ノート、電卓等、指示されたものを持参すること。
機械材料学(日本機械学会)