地域密着型金融推進計画の進捗状況 (平成17年4月~平成18年9月) 平成18年11月 鹿児島相互信用金庫 地域密着型金融推進計画の進捗状況(平成17年4月~平成18年9月) 当金庫では、平成17年3月に金融庁より公表されました「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム」に基づき、①事業再生・中小 企業金融の円滑化②経営力の強化③地域の利用者の利便性向上等に向けた「地域密着型金融推進計画」を策定し、地域経済の活性化や中小企業金融の円滑化 のために、実施スケジュールに従い、具体的施策に取組んでおります。ここに平成17年4月~平成18年9月までの推進計画の進捗状況を公表いたします。 ◎大項目毎の進捗状況、進捗状況に対する分析・評価及び今後の課題 大項目 ①事業再生・ 中小企業金融 の円滑化 ②経営力の強化 ③地域の利用者 の利便性向上 17年4月~18年9月の進捗状況 18年9月までの進捗状況に対する分析・評価及び今後の課題 ・創業・新事業支援機能等の強化のために、政府系金融機関と連携し、協調融資、 CLO 等資金調達多様化に向けた取組みを行いました。 ・経営改善支援先について、経営改善支援方法の見直しを行い、本部と営業店が一 体となった態勢強化を図り、経営指導・モニタリングを実施しました。 ・取引先企業に対する支援機能の強化として、「TOBO 会」貿易ミッションを継続して 開催し、県産品輸出のサポートを行いました。 ・顧客への説明態勢整備の強化として「信用金庫取引約定書」「説明態勢整備」「個人 情報保護法」「新保証制度」を踏まえた貸出事務取扱要領の運用を開始し、新要領 に基づく業務運営の実効性を確保すべく、営業店のモニタリングを実施しました。 ・「目利き」力向上等職員のスキルアップに資する研修に取組みました。 ・新 BIS 規制への対応として外部研修会への参加、協議会の開設と継続的開催によ り具体的協議を行いました。 ・信用リスク管理の態勢整備として「信用リスク管理態勢」に関する研修会の実施、 ガイドラインの改正、システム導入の検討を行いました。 ・収益管理態勢の整備として収益管理手法、原価計算システムの導入等の検討を始 めました。 ・コンプライアンス態勢強化として規程改正、営業店への臨店指導を行いました。 ・総代会の機能強化に向けた取組みとして、各総代から金庫経営に対する意見や要 望を集約し、総代会において回答しました。 ・VaR 法によるリスク計測可能なシステムを導入し、債券と株式の統合 VaR によるリ スク量の計測を試行するなど市場リスク管理の充実を図りました。 ・お客様から寄せられた質問・相談等の内容の記録蓄積を行い、質問の頻度の高い ものについて回答事例を作成し、「よくある質問」としてホームページで公表しま した。 ・利用者満足度調査を実施し結果をホームページで公表しました。 ・地域振興のために取組んでいる公益信託「そうしんまちづくり振興基金」事業に おいて20件 7,056 千円の助成を行いました。 ・地域再生推進のため県内商工会議所と会員向け提携ローンの取扱を開始しました。 ・創業・新事業支援について、政府系金融機関等外部専門機関との提携によ りノウハウの補完を図ることができ、今後も外部機関との連携強化、職員 の目利き力向上を図って参ります。 ・ 「TOBO 会」貿易ミッション等において県特産品の中国市場等への輸出サポー トを行い、取引先に新市場の提供とビジネスマッチング機能を発揮できま した。また極東ロシアで初めての貿易ミッションを企画するなど今後も積 極的な活動を行い、県産品の販路確保に努めて参ります。 ・顧客への説明態勢・相談苦情処理機能については、規程・要領・態勢の一 応の整備は終えましたが、今後もさらに実効性を高めるべく検証の実施、 改善を重ねながら取組んで参ります。 ・「新 BIS 規制に対応する協議委員会」による具体的協議を重ねるとともに、 今後役職員への研修会を開催し、新 BIS 規制の周知を図ります。 ・内部格付システム、自己査定システム化による信用リスクの計量化に向け たデータ整備についての協議・検討を行います。 ・収益管理態勢の整備として収益管理手法、原価計算システムの導入等検討 を行います。 ・新 BIS 規制第 3 の柱を踏まえた情報開示に対応し、内容の充実した開示を 検討します。 ・コンプライアンス、顧客情報の管理については、規程の整備、管理態勢の 構築が図られてきましたが、今後も規程の見直し整備並びに役職員の認識 の徹底を図ります。 ・地域の利用者の利便性向上を図るため、お客様からの質問相談等について 回答事例を作成し、ホームページで公表しましたが、今後も回答事例の追 加、更新を行います。 ・利用者満足度調査を継続して行い、調査で得られた情報をどのように役立 てていくか検討するとともに改善が必要な事項は適切に改善を図ります ・地域活性化に向けた取組みとして、今後も公益信託「そうしんまちづくり振 興基金」助成を行うとともに各商工会議所との提携ローン推進を行います。 地域密着型金融推進計画の進捗状況 (平成17年4月~平成18年9月) 項 目 具体的な取組み Ⅰ.事業再生・中小企業金融の円滑化 1. 創業・新事業支援機能等の強化 ・ 創業・新事業支援機能等の強化 ・職員の「目利き力」育成と 中小企業診断士資格取得を奨 励致します。 ・産業クラスターサポート金 融会議等に参加致します。 ・政府系金融機関等との連携 強化・積極活用を図ります。 ・「創業支援融資」等を積極 活用致します。 ・創業・新事業支援事例を蓄 積し活用致します。 2. 取引先企業に対する経営相談・支 援機能の強化 ・ 取引先企業に対する経営相談・ ・経営セミナー・経営相談会 支援機能の強化 を開催致します。 ・「TOBO会」貿易ミッション を実施致します。 ・商工会との連携強化を図り ます。 スケジュール 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 17年度 18年度 ・職員の「目利き力」育 成と中小企業診断士資格 取得を奨励致します。 ・産業クラスターサポー ト金融会議等に参加致し ます。 ・政府系金融機関等との 連携強化・積極活用を図 ります。 ・「創業支援融資」等を 積極活用致します。 ・創業・新事業支援事例 を蓄積し活用致します。 ・職員の「目利き力」育 成と中小企業診断士資格 取得を奨励致します。 ・産業クラスターサポー ト金融会議等に参加致し ます。 ・政府系金融機関等との 連携強化・積極活用を図 ります。 ・「創業支援融資」等を 積極活用致します。 ・創業・新事業支援事例 を蓄積し活用致します。 ・18年度創業・新事業支 援融資の取組目標 10件以上 ・全信協主催「目利き力養成講座」 等に18名参加致しました。 ・中小企業診断士資格取得に向け中 小企業大学校に3名派遣致しました ・政府系金融機関との協調融資4件 241百万円実行致しました。 ・農林漁業金融公庫と情報交換会・ 研修会を開催致しました。 ・「創業支援融資」18件70百万円実 行致しました。 ・創業、新事業支援事例の情報収集 を致しました。 ・「創業支援融資」18年度上期実績 7件26百万円 実施スケジュールに沿った推 進活動を行いました。特に当 県固有の「農・食」に焦点を あてた支援強化を図るために 農林漁業金融公庫と連携し、 活発な情報交換会・研修会を 開催しました創業・新事業支 援は広範囲で専門的な知識が 要求されるため、今後も引続 き政府系金融機関等との連携 強化、職員の目利き力向上を 図って参ります。 ・経営セミナー・経営相 談会を開催致します ・「TOBO会」貿易ミッ ションを実施致します ・商工会との連携強化を 図ります。 ・経営セミナー・経営相 談会を開催致します ・「TOBO会」貿易ミッ ションを実施致します ・商工会との連携強化を 図ります。 ・平成18年度「TOBO会」 貿易ミッション(ミニ TOBO会含む)開催目標 8回以上 ・平成18年度「TOBO会」 ビジネスマッチング成約 件数目標3件以上 ・「TOBO会」貿易ミッション等10回 開催、上海への養殖ブリ輸出(日本 初)をはじめ芋・黒糖焼酎、茶、冷 蔵魚類、建築材、シラス製品等県内 特産品輸出のサポートを行いました ・「TOBO会」ビジネスマッチング4 件成約しました。 ・極東ロシアで初めての「TOBO会」 貿易ミッションを企画し、ロシア貿 易の支援事業を始めました。 ・18年度上期「TOBO会」貿易ミッ ション(ミニTOBO会含む)2回開催 ・18年度上期「TOBO会」ビジネス マッチング2件成約 「TOBO会」貿易ミッション等 において養殖ブリ輸出、他に も芋・黒糖焼酎、茶、冷蔵魚 類、建築材、シラス製品等県 内特産品の中国市場等への輸 出実現、取引先の新市場進出 のサポートを行ないました。 今後も国の輸出促進倍増事業 にも則り、積極的な活動を行 い、県産品の販路確保に努め ていきます。なお、経営セミ ナーや経営相談会開催につい ては未実施であったため体制 構築を図り、サービス提供を 目指してまいます。 1 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み ・ 要注意先債権等の健全債権化等 ・経営改善支援先選定、支援 方策策定の上、お客様の経営 に向けた取組みの強化 改善支援を致します。 ・ 健全債権化等の強化に関する実 ・体制整備状況、ランクアッ プ先数等を公表致します。 績の公表等 3. 事業再生に向けた積極的取組み ・ 事業再生に向けた積極的取組み ・プリパッケージ型事業再 生、DDS、DIPファイナンス等 の企業再生手法のノウハウ吸 収に努め、適格案件に対応致 します ・中小企業再生支援協議会と 連携強化し、積極的な活用を 図ります ・再生実績等の情報開示を致 します。 4. 担保・保証に過度に依存しない融 資の推進等 ① 担保・保証に過度に依存しない 融資の推進等 ・企業の将来性や技術力を的確 に評価するための取組みの強化 ② 中小企業の資金調達手法の多様 化等 ・担保・保証に過度に依存し ない融資促進(そうしん活力 融資・あとむS・TKCローン 等)および中小企業の資金調 達手法の多様化(売掛債権担 保融資・中小企業金融公庫CLO 等)を図ります。 スケジュール 17年度 18年度 ・経営改善支援先選定支 ・経営改善支援先選定、 援方策策定の上、お客様 支援方策策定の上、お客 の経営改善支援を致しま 様の経営改善支援を致し す。 ます。 ・体制整備状況、ランク ・体制整備状況、ランク アップ先数等を公表致し アップ先数等を公表致し ます。 ます。 進捗状況 17年4月~18年9月 ・取引先実態把握・モニタリング強 化と取組方針明確化を目的とし、経 営改善手法の見直しを行ない、22先 の経営改善支援先について、本部と 営業店が一体となった態勢強化を図 り、経営指導・モニタリングを実施 致しました。 ・営業店が的確な取引先の現状分析 を行なえるよう手引書を策定致しま した。 ・支店長・融資担当者を対象とした 企業分析研修会を開催致しました。 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 今後も経営改善指導と管理態 勢強化に努め、またより実効 性を高めるために、職員向け の研修会を継続的に開催する などし、スキルアップを図り つつ、組織的に対応致します ・プリパッケージ型事業 再生、DDS、DIPファイナ ンス等の企業再生手法の ノウハウ吸収に努め、適 格案件に対応致します。 ・中小企業再生支援協議 会と連携強化し、積極的 な活用を図ります ・再生実績等の情報開示 を致します。 ・プリパッケージ型事業 再生、DDS、DIPファイナ ンス等の企業再生手法の ノウハウ吸収に努め、適 格案件に対応致します。 ・中小企業再生支援協議 会と連携強化し、積極的 な活用を図ります ・再生実績等の情報開示 を致します。 ・プリパッケージ型事業再生、 DDS、DIPファイナンス等の企業再生 手法を活用した案件はありませんで した。 ・中小企業再生支援協議会への持込 み案件について関与し、うち2件に ついて再生計画策定がなされました ・中小企業再生支援協議会で経営改 善計画策定がなされた先に対し、資 金支援を実施しました。 プリパッケージ型事業再生、 DDS、DIPファイナンス等の活 用はありませんでしたが、ノ ウハウ吸収に努め、適格案件 に対応致します。中小企業再 生支援協議会とは今後も継続 的な情報交換に努め、積極的 な関与を行なって参ります。 ・担保・保証に過度に依 存しない融資促進(そう しん活力融資・あとむ S・TKCローン等)および 中小企業の資金調達手法 の多様化(売掛債権担保 融資中小企業金融公庫 CLO等)を図ります。 ・担保・保証に過度に依 存しない融資促進(そう しん活力融資・あとむ S・TKCローン等)および 中小企業の資金調達手法 の多様化(売掛債権担保 融資中小企業金融公庫 CLO等)を図ります。 ・第三者保証人、担保不要の融資商 品「活力融資」396件、金額1272百 万円実行。「そうしんあとむS」 717件、2625百万円実行。 ・TKCそうしんローン3件、30百 万円実行致しました。 ・資金調達多様化に向けた融資促進 売掛債権担保融資5件222百万円を実 行。中小企業金融公庫との提携によ る無担保、第3者保証人不要、債権 証券化融資「地域CLO」に参画 し、10件180百万円を実行しました ・財務諸表精度が相対的に高い中小 企業のお客様融資としてTKCロー ンに加えて「南九州税理士会そうし んローン」の取扱いを開始し、3件 29百万円の実行を行いました。 実施スケジュールに基づき、 推進を行いました。特に中小 企業金融公庫地域CLOは資 金調達多様化に向けた新たな 取組みとして、平成17年12月 に2億円の募集枠を設け取組 み、1.8億円の実績がありまし た。今後も外部機関等との連 携強化を図り、担保保証に依 存しない、また中小企業の資 金調達手法多様化に向けた取 組みを行って参ります。 2 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 ・既存の包括根保証契約につい ての適切な見直し ・第三者保証の過度の利用の自 粛 具体的な取組み ・「信用金庫取引約定書」 「包括根保証契約書」を見直 し、規程・要領・書式を改正 致します。 ・これら改正に伴う職員向け の研修会を開催致します。 ・民法改正による保証人取扱 について協議します。 5. 顧客への説明態勢の整備、相談・ 苦情処理機能の強化 ・ 顧客への説明態勢の整備及び相 ・「顧客満足推進室」の機能 談苦情処理機能の強化 充実を図ります。 ・お客様からの相談・苦情発 生時には営業店と本部が一体 となって対応し、特に苦情に ついては発生原因を分析し、 再発防止に努めます。 スケジュール 17年度 18年度 ・「信用金庫取引約定 ・規程・要領等の改正に 書」の改訂、新保証制度 伴う新取扱の周知・レベ に関する書式の改正と共 ルアップの為の研修会を に規程、要領の改正を実 開催致します。 施し、運用を開始します ・内部監査部門による検 ・これら改正に伴う職員 証を行います。 向けの研修会を開催致し ・民法改正による保証人 取扱について協議しま ます。 ・内部監査部門による検 す。 査内容について見直し、 検査項目の追加、変更等 の協議を行います。 進捗状況 17年4月~18年9月 ・新取扱に対する営業店に対するモ ニタリングを実施し、運用内容の改 善・要望事項を取りまとめ、協議会 に諮ったうえで、改善対応しました ・法人が保証人となる場合は、個人 保証と同様の個別保証又は限定保証 扱いとしました。 ・平成18年度より臨店検査時の検 査マニュアルを改訂(説明態勢整備 のチェック項目を追加)し、説明態 勢の運用内容、実効性の検証を行う こととしました。 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 ・今後も実施スケジュールに 則り、研修会実施等による一 層の周知とレベルアップ及び モニタリング実施による実効 性の検証等を行います。又、 内部監査部門による検査を引 続き実施します。 ・「顧客満足推進室」の 機能充実を図ります ・お客様からの相談・苦 情発生時には営業店と本 部が一体となって対応 し、特に苦情については 発生原因を分析し、再発 防止に努めます。 ・平成17年7月 顧客満足推進室の 運営要領一部改正しました。 ・平成17年8月 コンプライアンス 規程の改定を行いました。 ・平成17年9月 コンプライアンス 臨店指導要領を制定しました。臨店 にて法令遵守状況を把握し、不祥事 件の未然・再発防止、事務処理の適 正化、事務管理の向上を目的に制定 しました。 ・平成17年12月~18年1月 保険 ローンの実態調査(勧誘方法等の チェックを実施)しました。 ・平成18年3月 コンプライアンス 規程の一部改正を行いました。 ・平成18年8月 コンプライアンス 臨店指導を開始し、35ヶ店実施 い たしました。法令等遵守と不祥事件 の未然防止、事故等の発生防止等に ついて指導を行いました。 (分析・評価) ・規程の見直しに時間を要し たが、一応の整備を終えるこ とができました。 ・苦情等に関する再発防止策 として、苦情等が発生した店 舗に原因と改善策について協 議するよう指示書を発出し、 協議内容のフォロー指導を行 い、再発防止に努めました。 ・コンプライアンス臨店指導 を行って、法令等遵守と不祥 事件の未然防止や事故等の発 生防止等について指導を行い ました。 (今後の課題) ・整備された規程に基づき、 苦情処理体制の迅速化並びに 再発防止並びに副オフィサー によるコンプライアンスの徹 底を図り、法令等遵守に努め たい。また、臨店指導を実施 することで不祥事件の未然・ 再発防止、事務処理の適正化 事務管理の向上に努めてまい ります。 ・「顧客満足推進室」の 機能充実を図ります ・お客様からの相談・苦 情発生時には営業店と本 部が一体となって対応 し,特に苦情については 発生原因を分析し、再発 防止に努めます。 3 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み ・ 顧客説明マニュアル等の内部規 ・「信用金庫取引約定書」を 双方署名方式に、関連する保 程の整備 証約定書等の取扱方法を変更 ・ 営業店における実効性の確保 致します。 ・お客様への説明態勢整備、 個人情報保護法、新保証制度 を踏まえた貸出事務取扱要領 の改正整備を行います。 ・ 苦情等実例の分析・還元 ・苦情等の発生原因を解明 し、システム的な問題は本部 で速やかに解決致しますま た、本部と営業店が一体と なって問題解決の早期解決に 努めます。 ・苦情等の分析結果および質 問・提言等を金庫ホームペー ジに掲載致します。 スケジュール 17年度 18年度 ・「信用金庫取引約定 ・規程・要領等の改正に 書」を双方署名方式に、 伴う新取扱の周知・レベ 関連する保証約定書等の ルアップの為の研修会を 取扱方法を変更致します 開催致します。 ・お客様への説明態勢整 ・内部監査部門による検 備、個人情報保護法、新 証を行います。 保証制度を踏まえた貸出 事務取扱要領の改正整備 を行います ・これらの改正に伴う職 員向け研修会を開催致し ます。 ・実効性検証のための内 部監査体制の整備を検討 します。 進捗状況 17年4月~18年9月 ・支店長、融資担当者を対象とし、 「与信取引に係る説明態勢」の運用 「信用金庫取引約定書」の改訂、新 「保証制度」施行に伴う改正、個人 情報保護法の施行に伴う新取扱につ いての研修会を実施し、周知を図り ました。 ・平成17年9月「信用金庫取引約定 書」の改訂、並びに関連書式・様式 の改正を行いました。 ・平成17年9月説明態勢整備、個人 情報保護法、新保証制度を踏まえた 「貸出事務取扱要領」の改正を行い ました。 ・平成18年4月「融資担当者研修会 を開催し、説明態勢整備の事務取扱 の改正内容について、説明・周知 し、レベルアップを図りました。 ・平成18年8月「与信取引に関する 説明態勢について」の研修会を実施 しました。 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 ・内部監査部門による検証 が、平成18年度からの実施 となったが、その他について はスケジュール通りの進捗状 況であり、今後も実施スケ ジュールに則り、研修会の実 施による業務運営内容の周知 とレベルアップを図ると共に 引続き内部監査部門による検 証を実施します。 ・苦情等の発生原因を解 明し、システム的な問題 は本部で速やかに解決致 します。また、本部と営 業店が一体となって問題 解決の早期解決に努めま す。 ・苦情等の分析結果およ び質問・提言等を金庫 ホームページに掲載致し ます。 ・平成17年6月 顧客満足推進室で 苦情等の原因追求と分析を行い、営 業点に対して再発防止策を「指示・ 指導書」を送付し、営業店は再発防 止策について協議を行い、その結果 を報告させることとしました。 ・平成18年2月末 個人情報漏洩1件 と文書の紛失2件があったことにつ いては、二次漏洩防止等の観点から 公表を行いました。 ・平成18年4月24日から同年5月12日 に利用者満足度調査を実施しました 金庫総代を含む1,898先に郵送にて 調査を行いました。 ・平成18年6月28日 調査結果を ホームページ上で公表しました。 ・これまで、口頭で指示・指 導等を行っておりましたが、 「指示・指導書」を送付して 協議内容を報告させることで 苦情等の再発防止の実効性を 高めることができました。 今後、同様の苦情等が発生し ないよう指導を強化してまい ります。 個人情報漏洩が2回発生してい ることに関しては、1回目発生 時に改善策として2人による チェック体制の強化を周知し ましたが、そのチェックを 怠ったことから発生いたしま した。再度、周知徹底を図り 窓開き封筒の処理を義務付 け、2人のチェック体制を必ず 行うことを文書並びに諸研修 会で厳しく指導いたしまし た。 ・苦情等の発生原因を解 明し、システム的な問題 は本部で速やかに解決致 します。又、本部と営業 店が一体となって問題解 決の早期解決に努めます ・苦情等の分析結果およ び質問・提言等を金庫 ホームページに掲載致し ます。 4 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 6. 人材の育成 ・ 人材の育成 具体的な取組み ・「目利き力」・「取引先経 営改善・再生支援」に資する ために金庫主催あるいは外部 主催の研修会に職員を参加さ せ、レベルアップ向上を図り ます。 ・中小企業診断士資格取得を 奨励致します。 ・職員の自己啓発を促し、通 信教育の受講を奨励致しま す。 スケジュール 17年度 18年度 ・「目利き力」・「取引 先経営改善・再生支援」 に資するために金庫主催 あるいは外部主催の研修 会に職員を参加させ、レ ベルアップ向上を図りま す。 ・中小企業診断士資格取 得を奨励致します。 ・職員の自己啓発を促し 通信教育の受講を奨励致 します。 ・「目利き力」・「取引 先経営改善・再生支援」 に資するために金庫主催 あるいは外部主催の研修 会に職員を参加させ、レ ベルアップ向上を図りま す。 ・中小企業診断士資格取 得を奨励致します。 ・職員の自己啓発を促 し、通信教育の受講を奨 励致します。 ・18年度「目利き力」 「経営改善支援」養成 関連講座への派遣10名 以上 5 進捗状況 17年4月~18年9月 ・全信協主催「目利き力養成講座」 に3名参加しました。 ・南信協主催「中堅職員の目利き力 養成講座」「融資審査・企業診断能 力養成講座」「中小企業経営支援ア ドバイス講座」「中小企業再生・支 援講座」にのべ17名参加しました。 ・中小公庫主催「顧客支援業務研 修」に24名参加しました。 ・目利き研修「融資業務講座」に27 名参加致しました。 ・「取引先企業のための経営改善講 座」フォロー研修にのべ52名参加し ました。 ・「融資担当者企業分析研修会」に のべ122名参加しました。 ・「支店長企業分析研修会」に56名 参加しました。 ・「融資業種別研修」に25名参加致 しました。 ・中小企業診断士資格取得に向け中 小企業大学校に3名派遣しました。 ・通信教育受講を奨励しました。 ・18年度上期「目利き力」「経営改善 支援」養成関連講座へ9名派遣 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 実施スケジュールに基づき、 研修会を受講・開催し、知 識・判断レベルの向上が図ら れました。今後も計画的に幅 広い階層に研修機会を設け、 人材育成に努めて参ります。 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み Ⅱ.経営力の強化 1. リスク管理態勢の充実 ・ 自己資本比率の算出方法の精緻 ・ 新BIS規制の導入に向 け、スムーズな移行の態勢整 ・ リスク管理の高度化 備を図ります。 ・ 情報開示の拡充 ・ 自己資本比率の算出根拠と なるリスク計量化についての 正確性向上と、リスク全般に 関する自己資本戦略を策定し ます ・ 金融機関の健全性について の「情報開示」の観点から、 リスクの計量方法等について の開示を検討します。 ・ リスク管理の高度化 ・各リスク担当部署から報告 されたリスク情報をベース に、リスク管理が実際に行わ れているかどうかの審議を行 い委員会の機能が発揮される リスク管理態勢を構築します ・信用リスク部門等で重いリ スクを内包している部門につ いては、監査部監査と連携し て統括部門の機能を発揮さ せ、更に牽制機能が働き実効 の挙がる態勢・組織等の整備 を図ります。 スケジュール 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 17年度 18年度 ・新BIS規制の導入に 向けた研修会への参加と 情報収集を図ります。 ・リスク全般に関する自 己資本戦略を中心とした 事業計画、運営方針の策 定を行います。 ・内部監査部門及び外部 監査部門による監査内容 を協議します。 ・業務運営内容を周知す べく、研修会を実施しま す。 ・信金中金の「新しい自己資本比率 規制の概要について」研修会に参加 しました。 ・「新BIS規制に対応する協議委 員会(ワーキンググループ)を立上 げ、協議会を開催しました。 ・九州信金共同事務センターの「I Cカード及びバーゼルⅡ説明会」、 「平成18年9月機能追加について 新BIS規制への対応」研修会に参 加しました。 ・平成17年度は概ねスケ ジュール通りの進捗状況であ り、今後、協議委員会(ワー キンググループ)による具体 的な協議を実施すると共に平 成17年度自己査定結果にも とづく自己資本比率を算出 し、現行・新BIS規制との 比較を行います。 ・新BIS規制導入に向けた 役職員への研修会を開催し、 周知を図ります。 ・各部門から報告された リスクをベースに、正し くリスク管理されている かどうかの審議を行い、 委員会の機能が発揮され るリスク管理態勢とすべ く規程の改正を行いま す。 ・重いリスクを内包して いる部門については、監 査部監査と連携して統括 部門の機能を発揮させ、 更に牽制機能が働き実効 の挙がる態勢・組織等の 整備を図ります。 ・データベースとして集 積されたものをベース に、外部データとの比較 等を行い、そのデータを 各リスク担当部署で利用 し、更に新たなリスクを 発見し、そのリスク回避 を検討する体制の確立を 図ります。 ・格付制度の導入を図り ます。 ・「信用リスク管理態勢」に関する 研修会を全店の支店長・融資担当者 を対象に開催しました。(平成17 年8月) ・信用リスク管理の組織体制、具体 的な管理方法について「信用リスク 管理体制に関するガイドライン」を 見直し改正、新たに「大口債権・問 題債権管理要領」、「延滞管理債権 管理要領」を制定、運用を開始しリ スクの所在を把握すると共に管理す る体制を確立しました。 ・財務登録・分析の本部専門部署を 設置、運用を開始しました。(平成 18年7月) ・平成18年8月に設置し た、財務登録・分析の本部専 門部署による財務データの把 握と自己査定の正確性の向上 を図ります。 6 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み 2. 収益管理態勢の整備と収益力の向上 ・ 債務者区分と整合的な内部格付 ・内部格付制度について、シ ステム構築・運用方法を協議 制度の構築 検討します。 ・ リスクに見合った金利設定を ・信用リスクデータや債務者 行っていくための体制整備 区分と整合的な格付制度を基 にした金利設定手法を検討し ます。 ・ 収益管理態勢の整備と収益力の ・投資信託・個人年金保険の 向上に向けた取組みの推進 商品知識の理解、ターゲット 先の明確化のため職員へのブ ロック別勉強会を継続的に開 催します。 ・目標数値の掲示、実績配信 による推進を行います。 ・各種手数料の他金融機関と の比較、営業店へのアンケー トの実施をします。 ・管理会計の整備の検討をし ます。 スケジュール 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 17年度 18年度 ・外部研修会へ参加し、 ノウハウ蓄積、他金庫先 行事例等の情報収集を行 います。 ・適正金利設定の手法の 継続検討をします。 ・外部研修会へ参加し、 ノウハウ蓄積、他金庫先 行事例等の情報収集を行 います。 ・適正金利設定の手法の 継続検討をします。 ・信用金庫業界の「中小企業信用リ スクデータベース」の地区説明会に 参加し、内部格付の活用方法等の情 報収集を行いました。 ・九州信金共同事務センターの「信 用リスク管理システム」の研修会に 参加しました。 ・内部格付システム導入に向けた、 デモンストレーションを行いました ・内部格付制度導入に向けた 準備作業として、「中小企業 信用リスクデータベース」 (SDB)が提供する財務 データ・デフォルト確率等の データ整備(業種別、規模 別、時系列の蓄積等)を継続 して行います。 ・内部格付システム導入に向 けた検討を継続して行います ・自己査定システム化による 信用リスクの計量化に向けた データ活用が行えるようデー タ整備について協議・検討し ます。 ・投資信託・個人年金保 険の目標数値を掲示しま す。 ・各種手数料の他行との 比較、営業店へのアン ケートを実施します ・管理会計の整備の検討 をします。 ・投資信託・個人年金保 険の目標数値を掲示しま す。 ・各種手数料水準の見直 しを行います。 ・管理会計の整備の検討 をします。 ・営業店に対する為替手数料の値上 げに関するアンケートを実施しまし た。(平成17年5月) ・振込手数料を改定しました。(平 成17年7月) ・グループ別預かり資産勉強会を実 施しました。(平成17年9月) ・預かり資産の推進を行い、期間中 実績は、個人年金2039件3,571百万 円、投資信託2362件2,645百万円、 個人向け国債2818件9,572百万円の 実績をあげました ・顧客ニーズの多様化に対応するた め預かり資産商品のセールスを行う 女性4名による「マネープランニン グチーム」を発足させました。 ・収益管理手法・独立採算制度の見 直し、原価計算システムの導入等管 理会計の整備に向けて検討しました 収益力の向上のため、役務取 引等収益の増加に取組み、預 かり資産の推進、手数料の見 直し・改訂を行いました。今 後もフィービジネス強化に取 組みます。管理会計について も収益管理手法、原価計算シ ステムの導入等を検討して参 ります。 7 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み 3. ガバナンスの強化 ・ 協同組織金融機関におけるガバ ナンスの向上 ・ 半期開示の実施 半期開示の内容充実を図るた め開示項目の拡充・開示項目 の精緻化について検討します ・ 総代会の機能強化に向けた取組 総代会の充実を図るために、 み 各総代からの金庫に対する意 見・質問等を集約し、金庫経 営に対して相互信頼を高めて 参ります。また、併せて総代 の定年制・重任制限について も意見集約を検討して参りま す。 スケジュール 17年度 18年度 ・開示項目の検討 ・開示項目の検討 ・平成17年上期の半期開 ・検討を踏まえ開示項目 示を実施します。 を追加して平成18年上期 の半期開示を実施しま す。 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 ・平成17年9月期の半期開示を冊子 及びホームページで公表しました。 ・平成18年9月期の半期開示からの 見直しに向けて、業界団体の論点等 を踏まえ、開示項目、内容を検討し ました。 利用者への情報提供の拡充、 経営内容の透明性を高めるた めに業界団体の新たな論点等 を踏まえ、平成18年9月期の半 期開示の開示項目、内容を検 討しましたまた平成19年3月末 施行の新BIS規制第3の柱を踏 まえた情報開示には、業界団 体の検討状況を踏まえ、内容 の充実した開示に向けて検討 します。 総代へのアンケート等の 各総代からの意見・質問 総代の現況を踏まえ、定年制・重任 総代会に各総代の意見や要望 実施により意見集約を行 を総代会に付議し、会の 制の導入を前提に所管部において検 を反映させることで、充実策 なって参ります。 充実を図って参ります。 討し、関係各部との協議を図りまし としては一定の成果が図れま また、一般会員の意見等 た。総代会の充実策として、各総代 した。今後も継続すること を反映させるしくみ等に から金庫経営に対する意見や要望を で、相互信頼の向上を目指し ついては、業界団体との 集約し、総代会において回答しまし て参ります。 定年制・重任制については、 申し合わせを踏まえて実 た。 各営業店の現況や考え方の意 施して参ります。 見集約を実施し、導入の可否 を検討して参ります。 8 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み 4. 法令等遵守(コンプライアンス) 態勢の強化 ・ 営業店に対する法令等遵守状況 ・各種管理体制の見直し(杜 撰な管理体制の排除)を図り の点検強化等 ます。 ・顧客を理解し、付加価値提 供型(苦情等発生しない)の ビジネス・モデルを推進しま す。 ・社会構成員としての社会規 範を遵守し、頼れる金融機 関、信頼される金融機関の推 進を図ります。 ・ 適切な顧客情報の管理・取扱い ・文書保存規程に基づいて帳 の確保 票等の整理・保管の確立を行 います。 ・顧客情報の安全管理を徹底 し、顧客情報漏洩を防止しま す。 ・顧客情報漏洩に関する苦情 等・相談に対し、迅速な原因 調査及び解決に対応します。 スケジュール 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 17年度 18年度 ・コンプライアンス・マ ニュアルの見直しを図り ます。 ・全ての規定・規程・要 領の見直しを図ります。 ・各種管理体制の見直し 機能強化を図ります ・営業店臨店指導と職員 の個別面接による法令遵 守等の意識・知識向上を 図ります。 ・職員を階層別に研修会 を開催し、法令遵守等の 意識・知識向上を図りま す。 ・コンプライアンス・マ ニュアルの見直しを図り ます。 ・全ての規定・規程・要 領の見直しを図ります ・各種管理体制の見直し 機能強化を図ります ・営業店臨店指導と職員 の個別面接による法令遵 守等の意識・知識向上を 図ります。 ・職員を階層別に研修会 を開催し、法令遵守等の 意識・知識向上を図りま す。 17年4月~9月 法令等遵守と個人情 報保護法に関する研修を階層別に開 催しました。 17年8月 反社会的勢力先への対応 を明確にするためにコンプライアン ス規程を一部改正しました。 17年8月 自己査定検証・監査部会 委員を任命しました。 18年1月 安心ローン勧誘方法の法 令等遵守状況調査を実施しました。 18年3月 不祥事件等発生防止を支 店長に対し、喚起しました。 18年4月 個人情報漏洩防止の指導 強化を図りました。自店検査以外に 支店長による抜き打ち検査の指示を 行いました。 18年8月~ 事務処理の適正化等の 向上を目指して臨店指導を各店毎に 実施しました。 取引等の適切性確保(優越的地位の 濫用防止)の周知徹底を図りました ・コンプライアンスに関する 研修会を開催し、「社会構成 員としての社会規範を遵守 し、頼れる金融機関、信頼さ れる金融機関の推進」を図り ました。 ・自己査定の精度向上を目指 した勉強会の開催と検証部会 内及び監査部会との牽制機能 強化を図る体制確立を図りま した。 ・各店毎に臨店指導を実施、 事務処理の適正化、事務管理 の向上、顧客の信用の保持の ための苦情等トラブル処理対 応について指導を行いました ・取引等の適切性確保(優越 的地位の濫用防止)管理態勢 の強化を図るため、全国銀行 協会が発行した「銀行の公正 取引に関する手引き書」を基 にして支店長・融資担当者・ 営業担当の研修会を開催し、 周知徹底を図りました。 ・今後も規程・要領の見直し を図りながら、万全の対応を 図ってまいります。 ・個人情報保護法に関す る規定の整備。 ・個人情報に関する苦 情・相談に関する規定の 整備。 ・文書保存規程に基づく 個人情報に関する帳票等 の確認点検・監査 ・金庫、キャビネット書 庫の整備により、顧客情 報等の厳重なる安全管理 確保。 ・顧客情報漏洩に対する 役職員の認識向上に関す る教宣活動。 ・個人情報保護法に関す る規定(見直し改正)の 整備。 ・個人情報に関する苦 情・相談に関する規定の 整備。 ・文書保存規程に基づく 個人情報に関する帳票等 の確認点検・監査 ・金庫、キャビネット書 庫の整備により、顧客情 報等の厳重なる安全管理 確保。 ・顧客情報漏洩に対する 役職員の認識向上に関す る教宣活動。 ・17年4月 個人情報保護法に関す る規定の整備を図りました。また、 個人情報漏洩防止策として以下の事 項について整備を行いました。 ①職員個人の鞄・携帯電話の営業室 内への持込禁止。 ②文書等の廃棄は必ずシュレッダー 処理する。 ③金庫室・キャビネット・書庫の施 錠管理の徹底。 ④顧客情報漏洩防止に関する認識向 上と苦情等の迅速な対応。 ⑤文書保存規程に則った文書管理の 点検監査の実施。文書保存規程に基 づき、個人情報に関する帳票等の確 認、点検監査の実施するとともに、 金庫、キャビネット、書庫等の整理 を行い、役職員の認識を高めること に努めました。 ・18年9月 情報資産管理の徹底に ついて文書で周知徹底を図りました ・個人情報保護法施行に向け て規程の整備、情報漏洩防止 体制の構築を図ることができ ました。今後も情報管理の徹 底を図るために規程の見直し と整備並びに役職員の認識の 徹底を図ってまいります。 ・個人情報に関する苦情・相 談窓口対応について、コンプ ライアンス臨店指導時に指導 を行います。 ・評価制度については、店舗 業績評価に反映できるか研究 いたします。 ・個人情報資産管理の徹底に ついては、研修並びに臨店指 導にて認識の向上を図ります 9 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み スケジュール 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 ・回線ネットワーク活用 方法の検討 ・自己査定システムのテ スト導入検討 ・インターネットバンキ ングの特別推進月間設置 ・ 情報系回線の高速化一部開始及 び、印鑑照会システム移行開始しま した。 ・ 自己査定システムの本格導入と 稼動を実施しました。 ・ インターネットバンキング推進 を年度間実施しました。 ・ 基幹回線の高速運用を平 成18年5月に開始したの で、回線の有効活用として情 報系業務の拡大として、印鑑 照会・口座振替依頼書システ ム等を推進します。 ・ インターネットバンキン グを含むIT活用を推進する ために、営業推進部門に担当 者を配置したので更なる推進 を図ります。 余資運用部門の統合VaR を算出します。ポート フォリオ分析を活用し具 体的資産配分の参考とし ます。 VaR法によるリスク計測を行い、債 券と株式の統合VaRも試行。100BPV による限度枠管理やストレステス ト、報告体制等の見直しを実施。ま た信金中金の効率化分析をリスク管 理の参考としました。 VaR法によるリスク量計量化が 具体的なものとなりつつあ り、信金中金の効率化分析と 共に更に市場リスク管理に役 立たせます。 ・平成18年3月期分を ディスクロ誌・ホーム ページにて公表します ・開示項目・内容の見直 しを検討します。 ・平成17年3月期・平成18年3月期の ディスクロ誌及びホームページにお いて、地域経済活性化への取組み、 地域からの資金調達、地域への資金 供給の状況、決算状況等並びに文 化・社会貢献活動等地域貢献の状況 を公表しました。 ・開示項目・内容の見直しを随時検 討しました。 地域貢献の状況等について、 内容の見直しを行い開示に努 めていますが今後も地域の利 用者の利便性向上、信認を得 るために地域の特性等を踏ま えた個性的かつ分かりやすい 情報開示に努め、開示項目・ 内容の充実を検討します。 17年度 18年度 ・回線ネットワーク活用 方法の検討 ・自己査定システムのテ スト導入検討 ・インターネットバンキ ングの特別推進月間設置 6. 協同組織中央機関の機能強化 ・ 個別金融機関の市場リスク管理 リスク計測にVaR法を導入し、 VaR法によるリスク計測 態勢等の強化 多方面から計量化の充実を図 手法を導入しリスク分析 の充実を図ります。ポー ります。信金中金のポート フォリオ分析を有効活用しま トフォリオ分析を実際の 運用の参考とします。 す。 5. ITの戦略的活用 ・ ITの戦略的活用 Ⅲ.地域の利用者の利便性向上 1. 地域貢献等に関する情報開示 ・ 地域貢献に関する情報開示 ・基幹回線の高速化、効率化 を図るIP化促進、業務導入 等によりシステムの最適化の 推進を図ります。 ・自己査定システムの高度化 を検討し、情報系システムの 構築を図ります。 ・顧客機器を活用するイン ターネットバンキングの推進 による機械化コンサルティン グ機能強化を目指します。 「経済的・文化的・社会的貢 献」の地域貢献の状況等をわ かりやすい内容で開示するた めに開示項目、内容の見直し を随時検討し開示内容の充実 を図りながらディスクロ誌・ ホームページで公表します。 ・ 充実した分かりやすい情報開示 地域の利用者の利便性向上や の推進 信認を得るために、電子メー ル・フリーダイヤル等に寄せ られたお客様からの質問相談 等の内容の蓄積・分析を行な い、頻度の高いものについて は、回答事例の作成及びホー ムページ等での公表を検討し ます。 ・平成17年3月期分を ディスクロ誌・ホーム ページにて公表します ・開示項目・内容の見直 しを検討します。 利用者からの質問や相談 利用者からの質問や相談 ・電子メール、フリーダイヤル等に 今後も電子メール、フリーダ 等の内容の蓄積・分析を 等の内容の蓄積・分析に 寄せられるお客様の当金庫の商品、 イヤル等に寄せられるお客様 行います。 基づく回答事例の作成及 営業活動等に対する質問相談等の内 の質問・相談等の内容の蓄 積、分析を行い、回答事例の びホームページ等での公 容の記録・蓄積を行いました。 ・平成17年9月~平成18年3月までの 追加、更新等お客様の利便性 表を検討します。 質問相談を集計し、内容を分析後、 向上、利用者の目線に立った 質問の頻度の高いものについて回答 分かりやすい情報開示を推進 事例を作成し、「よくある質問」と して参ります。 して、ホームページで公表しました 10 (鹿児島相互信用金庫) 項 目 具体的な取組み スケジュール 進捗状況 17年4月~18年9月 18年9月までの進捗状況に対す る分析・評価及び今後の課題 ・平成17年度中に業務改 善を図った事項について 6月末までに公表します ・平成17年度調査結果改 善状況を踏まえて、平成 18年度以降の利用者満足 度調査を検討するととも に調査項目の再検討を行 います。 ・利用者満足度アンケート調査実施 に向けての調査方法・調査項目等を 検討しました。 ・平成18年3月に郵便によるアン ケート調査を約2,000先に発送しま した。また、窓口調査を約1,600先 に依頼いたしました。5月中には集 計結果を出し、業務改善等の検討資 料とし可能な限り公表を検討。 ・平成18年6月末、利用者満足度ア ンケート調査結果をホームページに て公表いたしました。 ・平成18年度実施予定の顧客満足ア ンケート調査について調査内容を検 討中です。 ・利用者アンケート調査実施 に向けての調査方法・調査項 目等の検討に手間取り、18年1 月に「お客様ご意見箱」の設 置と3月にアンケート調査用の 文書等を営業店に配布いたし ました。4月中に回収を図り、 5月中には集計結果を出して、 調査結果を踏まえた改善策の 検討及び業務改善等を実施し その内容を公表いたしました ・アンケート調査で得た情報 をどのように活用するか検討 中であります。 ・平成18年度実施予定の顧客 満足アンケート調査結果をど のように役立てるか検討中で あります。 ・公益信託「そうしんま ちづくり振興基金」事業 による「まちおこし・む らおこし」への助成。 ・商工会との連携につい て検討・協議を行いま す。 ・公益信託「そうしんま ちづくり振興基金」事業 による「まちおこし・む らおこし」への助成。 ・商工会との提携による 会員向けの提携ローン開 発を検討します。 ・政府系金融機関との連 携・情報交換を行いま す。 ・公益信託「そうしんまちづくり振 興基金」事業助成を行いました。実 績20件7百万円 ・商工会との提携による会員向けの 提携ローンを開発し、県内7商工会 と提携を行い12件、33百万円の融資 実行となりました。 まちおこしのお手伝いとなる 公益信託については過去より 実績を重ねてきましたが、今 後も県内の地域おこしのため より一層の活用が図られるよ う啓蒙に努めてまいります。 また商工会団体との連携によ り今後も提携ローンの充実化 に努めてまいります。 ・要約版の構成・公表方 法の検討を行います ・平成17年4月~9月まで の進捗状況の公表。 ・平成17年10月~平成18 年3月迄の進捗状況の公 表。 ・平成18年4月~9月迄の 進捗状況の公表。 ・実施する施策の進捗状況の公表形 今後も半期ごとに、実施する 施策の進捗状況をより分かり 式・方法を検討しました。 ・平成17年4月~9月までの進捗状況 やすい形で公表します。 をホームページで公表しました。 ・平成17年10月~平成18年3月まで の進捗状況をホームページで公表し ました。 17年度 18年度 ・地域の利用者の利便性を充 実させるために、利用者アン ケート調査を実施する ・利用者満足度調査の調査方 法・調査項目等については、 効果・効率性を考慮し検討し ます。 ・調査結果により利用者の声 を把握し、業務改善等が必要 な事項は、適切に改善を図っ たうえで、その内容をできる 限り公表します。 ・利用者アンケート調査 実施に向けての調査方法 調査項目等を検討します ・利用者アンケート調査 を実施し、調査結果を踏 まえた改善策の検討及び 業務改善等を実施しま す。 ・公益信託「そうしんまちづ くり振興基金」事業による 「まちおこし・むらおこし」 への助成を行います。 ・商工団体等との連携を図り ・ 地域活性化に向けた地域と一体 ます。 ・PFIへの更なる取組みを となった取組みの推進 します。 ・政府系金融機関との連携・ 情報交換を行います。 2. 地域の利用者の満足度を重視した 金融機関経営の確立 ・ 地域の特性等を踏まえた利用者 満足度アンケート調査等の実施 およびその結果の経営方針への 反映 3. 地域再生推進のための各種施策と の連携等 ・ 地域におけるPFIへの取組み 支援やまち再生施策にかかる支 援等の地域再生推進に向けた各 種施策との連携 Ⅳ.進捗状況の公表 1. 進捗状況の公表 ・ 実施する施策の進捗状況の半期 半期ごとに施策の進捗状況を ごとの公表 要約版にわかりやすい形で取 りまとめ、公表方法について は、今後検討します。 11 (鹿児島相互信用金庫)
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