偽検問にご用心 ~ 教えて!セグリくん ~ 平成27年1月16日 在パナマ日本国大使館 ★在留邦人ハポンくんと大使館員セグリくんが警察官の検問について会話をし ています(ハポンくん→「ハ」、セグリくん→「セ」)。 ハ ねえ、セグリくん。この間ドライブしていたら、警察官の検問を受けたよ。 セ やあ、ハポンくん。その検問は本物の検問だったかな? ハ えっ?ということは、偽物の検問もあるってこと? セ そのとおり。パナマでは以前から、誘拐犯人グループが警察官を装い検問 を行い、運転手等を誘拐する「偽検問」という犯罪手口があるんだ。例えば 今月、自動車販売会社の役員(パナマ国籍)が車で帰宅途中、パナマ市内で 偽検問に遭い誘拐され、その2日後、パナマ県西部(チャメ地区)で発見保 護された事件が発生しているよ。 ハ 偽検問に遭ったらどうしよう。 どうやって見分ければいいの? セ そうだね。警察は次のようにアドバイスしているよ。 「警察は視認性の悪い場所では検問をしません。検問では Policía Nacional のロゴの入ったパトカーやバイクを使用します。また、警察官は、防弾チョッ キ、無線機、反射材付きチョッキ、速度測定器、セイフティーコーン等を活用 しています。よって、暗い場所やロゴのない車で検問をすることはありません。」 ハ セグリくん、ありがとう。勉強になったよ。 セ もし見分けることが難しい場合は、「104番」(日本の「110番」に相 当)に電話して直接確認することも大切。自分の身は自分で守らないとね。 ※会話に登場する人物は実在の人物ではありません。(了)
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