持ち帰って保護者の方にも見せてください。 校長日誌 Australia Day 平成25年度 第4号 9月26日 埼玉県立 南稜高等学校 曽根 一男 --- Welcome Mitchelton High! ---- 2 学期が始まり大きな行事が続いています。9 月 6 日、7 日は文化祭を盛大に行い、過去最高の来校者を集 めました。そして 9 月 25 日にはオーストラリアの姉妹校であるミッチェルトン高校からの訪問団を迎えました! 1990 年訪問時の地元紙。 Mitchie 合唱団、左端が Andrew。 プレゼントは合唱曲の‘Gumtree’の葉にアボリジニーが描いた鶴。 ◆ミッチェルトン高校との友好の歴史 上の写真は、1990 年に南稜生がミッチェルトン高 校を訪問したときに地元紙に報じられた記事です。 これによると、南稜高校で ALT をしていたオースト ラリア人教師の仲介で 1989 年に初めて南稜生が 先方を訪問し、翌年から‘sisters’(姉妹校)としての 交流が始まったことが分かります。24 年間も遠く離 れた高校同士の友情が続いているのです。 南稜からはほぼ毎年 20 人以上の生徒が夏休み に先方を訪問しています。ところが今年は初めて参 加希望者が最少催行人数の 15 人に達せず、中止 となりました。昨年からの急激な円安で研修費用が 高騰としたことも一因ですが、もしかしたらこのような 活動に興味を持つ生徒・保護者が減っているのか もしれません。今後のこの研修のあり方について再 考が必要です。 ◆史上最大の訪問団 ~生徒 39 名、教師 5 名~ 一方、先方からの訪問はそう頻繁ではありません。 直近では 2006 年、その前は 1997 年、20 名程度が 来校しています。今回は最大規模でした。こちらか らの訪問の際には、ミッチェルトンの生徒宅や地域 の家庭に数日間ホームステイをさせてもらい、学校 に通って交流活動や授業に参加しています。しか し、日本での受け入れでは同じ対応は困難です。 今回も 1 日だけのオーストラリア Day となりました。 ◆全校での歓迎・交流行事 「ふるさと」の歌 熱唱 本校は質・量ともに充実した国際理解教育を誇 ります。しかし、多くの交流行事がいろいろな制約 から一部の生徒しか参加できないものになりがちで す。今回は外国語科だけでなく普通科も含め、1年、 2 年の全クラスから各 2 名以上のバディ(お世話係) を出し、ミッチェルトンの生徒を案内しました。ミッチ ェルトンの生徒たちは、各クラスの授業や部活動に も参加し、多くの南稜生と直に接しました。 午後の体育館での歓迎行事は全校生徒が参加 し大いに盛り上がりました。双方のあいさつとプレゼ ントの交換に続き、南稜からは吹奏楽部、邦楽部、 合唱部そしてバトン部の演技を披露しました。 先方からは School Captain の Andrew Rogers 君(17 才)のあいさつに続いて、全員の合唱があり ました。曲は‘Home Among The Gumtrees’ 「世界 各地を見たけれど、やっぱりユーカリやプラムの 木々に囲まれ、羊やカンガルーがいる自然豊かな 環境の家で暮らしたい」、そんなオーストラリア人共 通の思いを歌ったフォークソングでした。あいさつ をしたアンドリュー君がリードヴォーカルをつとめ、 会場は穏やかで温かい空気に包まれました。 それはちょうど南稜の合唱部の最後の曲「ふるさ と」に呼応する歌でした。我が合唱部も英語での曲 紹介付きで、心地よい歌声を響かせてくれました。 バディの生徒はもちろん、インターアクト部や生 徒会、視聴覚委員をはじめ全員でおもてなしがで きたことを本当に嬉しく思います。 ■今後の主な行事予定 9 月 27 日(金): 2 年保護者会 10 月 4 日(金): 第 3 回 PTA 理事会 10 月 8 日(火): 2 年修学旅行 11 日まで 10 月 9 日(水): 1 年外国語科イングリッシュ・キャンプ 10 月 12 日(土): 進路講演会*、1 年一般受験ク ラス説明会 10 月 19 日(土): PTA ソフトバレー大会 *10 月 12 日の進路講演会は、全学年の生徒、保護者 に参加いただけます。午前 9:50 に 5 階視聴覚室にお集 まりください。具体的な入試データ(指定校も)をもとに曽 根が南稜生の進路を語ります。東洋大学志望者必見!
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