認定心理士［人間関係学科］４年制大学で心理学の基礎を一通り学ぶことにより得られる資格で、社団法人日本心理学会から授与されます。この資格をとれば「心理学」という名前のつかない学部・学科を卒業していても、心理学の専門家として仕事をするために必要な基礎学力と技術を持っているということが証明されます。卒業後に申請することにより取得できますが、３年生までに所定の単位を履修し終えた人は、４年生になってから申請すれば仮認定書をもらうこともできます。なお、この資格は、提出された書類をもとに日本心理学会が審査・認定するものなので、科目によっては認められない場合があります。取得を考えている人は、余裕をもって科目履修することを勧めます。人間関係学科では資格取得に必要な科目がたくさん開講されていますので、これらを履修すれば「人間論演習（ゼミ）」の指導教員が心理学の専門家ではなくても資格取得は可能です。以下に、本年度開講される科目をあげますが、年度によって科目名や担当教員が変わっている場合がありますので、わからない場合にはアドバイザーの先生に相談してください。また、認定心理士についてより詳しく知りたい人は、日本心理学会ホームページ（http://www.psych.or.jp）の「認定心理士資格認定」の項目を見てください。 □認定心理士資格取得に必要な科目一覧領域区分（Ａ）心理学概論（Ｂ）心理学研究法（Ｃ）心理学実験・実習基礎科目小計必要単位３単位以上３単位以上３単位以上基礎科目本学開講科目心理学概論１心理学概論２心理測定法心理学研究法心理学実験実習１心理学実験実習２単位数２２２２２２ 12単位以上 □認定心理士資格取得に必要な科目一覧選択科目＊領域区分（Ｄ）知覚心理学学習心理学（Ｅ）教育心理学発達心理学（Ｆ）比較心理学生理心理学認定心理士（Ｇ）人格心理学臨床心理学 114 必要単位３領域以上取得する。かつ、それぞれの領域で３単位以上取得する。本学開講科目認知心理学思考心理学学習心理学発達心理学１発達心理学２児童心理学生理心理学生理人類学１＊＊生理人類学２＊＊感性科学１＊＊感性科学２＊＊大脳生理学１＊＊大脳生理学２＊＊人格心理学臨床心理学児童臨床心理学犯罪心理学１犯罪心理学２心理臨床アセスメント論心理療法論臨床心理学特殊演習精神分析学心身医学１＊＊心身医学２＊＊単位数２２２２２２２１１１１１１２２２２２２２２２１１領域区分（Ｈ）社会心理学産業心理学必要単位３領域以上取得する。かつ、それぞれの領域で３単位以上取得する。選択科目小計本学開講科目社会心理学１社会心理学２対人行動論１対人行動論２集団心理学１集団心理学２文化心理学家族心理学１家族心理学２産業・組織心理学１産業・組織心理学２コミュニティ心理学オフィス環境心理学単位数２２２２２２２２２２２２２ 16単位以上 □認定心理士資格取得に必要な科目一覧その他＊＊＊領域区分（Ｉ）心理学関連科目卒業論文・卒業研究必要単位本学開講科目卒業研究＊＊＊＊単位数４＊「人間論演習」も担当教員の専門領域において資格科目として認められる。＊＊副次科目（単位の1/2だけが認定の対象になる）副次科目だけでその領域の単位を充たすことはできない。＊＊＊「基礎科目」「選択科目」の合計単位数が36単位以上ならば、この科目はなくてもよい。＊＊＊＊卒業研究は指導が心理学を専門とする教員であること。また、テーマは心理学に関連したものであること。上記の各基準を充たし、かつ総計36単位という基準を充たせば認定されます。心理学系教員以外の「人間論演習」を履修していても、条件を充たしていれば申請できます。 □認定の手続き１．申請書類の申し込み「認定心理士申請書類」の送付を希望する場合は、下記の口座へ1,500円を振り込んでください。振り込みが確認されると、書類一式と申請の手引きが送られてきます。郵便振替口座加入者名 00180-4-543408 社団法人日本心理学会認定委員会２．申請と認定の手続き送られてきた申請書類に必要事項を記入し（ゼミの先生のサインが必要です）、審査料（10,000円）とともに認定委員会に送ります。認定通知が来たら認定料（30,000円）を送金する認定心理士と、社団法人日本心理学会認定心理士認定証とIDカードが送られてきます。 115