デジタル一眼レフ カメラ入門(その1)

デジタル一眼レフ
カメラ入門(その1)
スクリーン右手の穴吹先生と講義を受ける参加者
2014年9月2日㈫~ 3日㈬
これだけでワンランクアップ
デジタル一眼レフカメラの入門講座を
2日にわたって開催しました。
また、
そこで撮影した作品の展覧会も行いました。
ヒストグラム
「これだけでも覚えて、
明るさのコ
ントロールができるようになると、
写真は格段に良くなります」という
「ヒストグラムについて」
を紹介しま
す。カメラには撮影した被写体の明
暗が適正となるよう、
明るさや色を
検出して露出量を調節する自動露
出機能が搭載されています。
一人ひとりにヒストグラムの見方
ところが、
いつも正しく機能する (表示の仕方)を指導。慣れるまで
わけではなく、
時として「暗い場所 は撮影の都度ヒストグラムを確認
すること!
を明るく」映そうとして、
明るすぎる
写真になることがあります。いわば「カメラの勘違い」で、
これは撮影者
が露出を補正しなければなりません。液晶モニターに表示されるヒスト
グラムを参考に調節するのがポイントです。ヒストグラムとは、
画像の
なかの明るさの分布図のようなもので、
左側が暗い部分、
右側が明るい
部分、
上下方向がそれぞれの量を表しています。
デジタル一眼レフカメラの入門講座を鎌倉材木座の研修施
設を拠点に開催しました。
1回目となる今回は、
講義、
撮影実
習、
講評、
懇親会と盛りだくさんな内容となりました。講師に
お迎えしたのは日本大学芸術学部写真学科助教の穴吹有希
先生です。また、
お手伝いを同大助手の安達洋子さん、
学生の
海野萌さん、
東晶穂さんにお願いしました。講義では、
穴吹先
生からカメラの仕組み、
露出、
光の向きによる印象、
シャッター
スピードと絞り、
被写界深度、
レンズ、
カメラの基本設定、
作品
構図についてなど多岐にわたる事柄を教わりました。
講座後には参加者の作品写真展「古都鎌倉を撮る」vol.1を
開催。会場の中目黒GTギャラリーを多くの方々が訪れてくれ
ました。
◀良い例
左図のように、
左右に偏らずに
山なりに表示されるヒストグラ
ムが理想です。
暗い(黒)
明るい(白)
◀︎悪い例
画面が黒く潰れるときは左側
に山が偏り、
白過ぎてしまう画
面は右側に山が偏っています。
写真展
(10/10 〜 20)
「古都鎌倉を撮る」
vol.1 の展示風景
誌上写真
展
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