ほけんだより 春日部高校定時制 平成23年11月4日(金) 10月27日(木)に薬物乱用防止教室がありました。講師の内谷正文先生の気迫ある一人芝居 と、自身や弟の薬物依存について語ってくれました。薬物依存の恐ろしさを実感できたと思います。 うちや まさぶみ 【薬物乱用防止教室 講師:内谷 正文 先生(俳優) 】 ア デ ィ ク シ ョ ン 一人芝居 ~ADDICTION今日一日を生きる君~ 前半は、自身の薬物体験や弟の薬物依 存を一人芝居で再現。一人で、何役も演 じる演技力に圧倒されました。まるで、 薬物依存症の方を間近で見ているよう な、リアルさがありました。 内谷さん自身の苦しみが、見事に芝居 で表現されていて、心を動かされました。 体験談 ~遠回りしなければ分からなかった~ 後半は、自身や弟の薬物依存について、包 み隠さずお話をしてくれました。内谷さん 自身が、友人から誘われたときに断るのが かっこ悪くて、薬物に手を染めてしまった といいます。内谷さんは、薬物を誘われた ら、断るのではなく、その場から逃げる勇 気を持てと、力強く話していました。 また内谷さんが、薬物の誘惑を絶てたの は、俳優になるという夢があったからだと 話していました。皆さんも、夢を持つこと、 自分の夢を探すことから、始めましょう。 ~内谷さんからのメッセージ~ 夢を持て。断る勇気より逃げる勇気を持て。 (薬物などを)使わない友達をつくろう。 ※裏面に、薬物乱用防止教室の感想文をのせました。自分のものがあるかな。探してみてね。 【薬物乱用防止教室 感想文】 ☆1年生☆ ・内谷さんのお芝居、体験談とても感動しました。私は薬物を人から勧められたら、断る のではなく、逃げるのでもなく、止める人間になりたいです。 ・薬物によって人が壊れていくさま、薬物によってどこにでもあるような家族が壊れてい くさまがとてもリアルで、薬物の怖さがとても分かりました。薬物依存になった人が一 日を生きていくことの大変さが分かりました。 ・薬物は、一度始めたら、止まらなくなり、やめることもできなくなって、生涯一生付き 合っていかなくてはいけないと思うと、本当に怖いです。本当に小さいことから始まっ て、次第に大きくなり、依存になっていくと、よく分かりました。 ☆2年生☆ ・恥をさらす勇気。薬物がどれほど危険なのかを必死に説明してくれ、どれほど恐ろしい のかを身近な感じで、わかりやすく説明してくれました。何がどう悪いのか、分かりや すかったです。 ・芝居を見ているうちに、薬物の恐ろしさがとても伝わってきました。自分は、昔から薬 物だけは絶対にやらないと決めていました。たばこやお酒も、薬物に手を出してしまう 一歩前なんだと教えていただきました。 ・一人で何役もやっていてすごいと思いました。知り合いに、アルコール依存の人がいる ので、止めてあげたいし、すすめられても絶対にやらないと思いました。市販薬でも依 存があることに驚きました。内谷さんには、講演をずっと続けてほしいと思いました。 ☆3年生☆ ・今回の芝居を見て、内谷さんの経験した確かな重さが、ひしひしと心に響きました。 ・内谷さんの一人芝居は、とても演技がすばらしく、薬物を使うとどうなるのかが非常に よく分かりました。とても素晴らしい講演でした。 ・演技が上手いなと思いました。薬物であんなに人が変わるのだなということが分かりま した。 (薬物をやると)もともとやばいのは分かっていたけれど、実際見てみてよく分か りました。絶対に将来、薬物を勧められても使わないようにしようと改めて思いました。 ☆4年生☆ ・大切な家族が薬物中毒になってしまう事は、辛い事だと思いました。薬物中毒になると、 自分では手に負えなくなり、家族や大切な人をまきこんでしまう恐怖を感じました。 ・薬物の怖さが良く分かりました。誘惑があっても、自分に負けないようにしたいです。 内谷さんの一人芝居を見て、自分の弟がこうなったら悲しいし、嫌だと思いました。 ・内谷さんの一人芝居は、おどろくくらい何役もこなしていてすごく分かりやすくてよか ったです。薬物を依存すると大切なものまで失ってしまうし、怖いなあと思いました。 リアルすぎるし、怖くて途中泣きそうになりました。 ここに載らなかった人でも、感想文を読むと心を揺さぶられた人が多かったようです。
© Copyright 2024 Paperzz