連雀学園三鷹市立第一中学校 平成25年度 【数学】科 授業改善推進プラン 前年度授業改善推進プランの検証 第1学年 ・学年全体としては、基礎学力が身 についている生徒が多いが、小学校 の学習内容の定着が不十分であった り、教材などの準備をする習慣が定 着していない生徒もいる。そのよう な生徒には学習習慣を身につけさ せ、基礎学力の定着を図る必要があ る。 ・数学的な見方や考え方については 十分力がついていない生徒もいるの で、この力を伸ばしていく指導の工 夫が必要である。 第2学年 ・学年全体としは、基礎学力が定着 している生徒の割合が多いが、1年 生で学習する文字式や方程式の計算 でつまずいてしまう生徒も少なくな い。また、他の観点に比べて数学的 な見方・考え方の達成度がやや低い 傾向がある。よって、復習などの学 習習慣をしっかり身につけさせた上 で、段階に応じた数学的な見方・考 え方の力を伸ばしていく必要があ る。 第3学年 ・2年次での習熟度別少人数指導の 成果もあり、低学力層の割合が少し ずつではあるが減少してきている。 さらに、家庭学習を含めた学習習慣 の指導を徹底する必要がある。 ・授業規律の徹底を含め、分かりや すい授業展開をすべての担当者で工 夫した効果もあったように思われ る。 学習状況の現状と課題 指導方法の課題と授業改善策 ・定期的に課題の点検を行い、学習の習慣を身 につけさせる。 ・授業の中で演習時間をできる限り多くとり、 個別指導を行い、基礎学力の定着を徹底させ る。 ・授業の中で学習の準備の確認をして準備の習 慣を定着させる。 ・各単元の小テストを実施し、学力定着の確認 をする。 ・授業の中で、生徒自身が考えて解決するよう な発問を多く取り入れ、より多くの生徒に答え ・毎月1回程度課題の点検や小テストを実施す ることで、学習習慣を身につけるとともに、学 力の定着を確認する。 ・また授業の中での演習時間を多く取るととも に、いろいろな考え方や発表の仕方にふれる機 会を持たせる。また家庭学習させる習慣もつけ る。 ・見方・考え方などの問題に苦しむ生徒もいる ことから、授業の中で発展的な問題に対応する ことも考える必要がある。 ・教科書の問題以外にも、副教材などの発展的な問題演習を 取り入れ、数学的な考え方を発表させ思考力を伸ばしてい く。 ・授業中、問題演習の際に個別指導の時間を取り、支援が必 要な生徒の指導を行う。 ・基礎的な重要な計算は、小テストを実施し、理解が不十分 な生徒は、再テストや補充学習など個別指導を行う。 ・習熟度別学習集団を工夫し、個に応じた指導を充実させ る。特に学習に遅れのある生徒に対して、個別指導を充実さ せる。 ・三鷹市到達度調査や各種の学力調査の結果か ら、市や都の標準よりもかなり高い平均を出し ていることが分かる。 ・その反面、低学力層が依然としてある程度存 在していることから、その層にむけた働きかけ が必要であることがわかる。 ・数学の基礎的技能の能力がとても高い反面、 見方・考え方の正答率がそれほどでもないこと から、発展的な問題への対応も考える必要があ る。 ・3年次では習熟度別から一斉授業へとなるため、1時間の 授業の中での基礎的な内容と発展的な内容の構成を工夫する 必要がある。 ・学力が定着していない生徒には、机間支援を通して授業内 容を理解できるように支援をしていく。 ・副教材を有効に活用し、発展的な内容に取り組ませ、数学 的な考え方を向上させる。 ・基礎学力の定着していない生徒も少なくないので、長期休 業中などの課題や、定期考査前の補充教室などを通して、基 礎学力の定着を図る。 ・教科書の発展的な課題により多く取り組み、いろいろな考 え方にふれることで数学的な見方や考え方の力や発表の力を 伸ばしていく。 ・習熟度別少人数授業を実施し、個に応じた指導を充実させ る。
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