『日本書籍出版協会三十年史』　目次口絵刊行にあたって　日本書籍出版協会理事長　服部敏幸＜沿革編＞第一章　日本書籍出版協会の誕生 3 第八節　税務・販売・生産活動　90 第一節　戦後の出版界 4 （一）出版税務 90 （一）待たれた誕生 4 （二）販売をめぐって 91 （二）戦争責任と出版 5 （三）生産関係 92 （三）分裂と対立 7 第九節　国際交流の動き　92 （四）日本出版団体連合会へ 8 （一）国際出版連合への加盟 92 第二節　設立への始動　9 （二）アジアとのかかわり 94 （一）出団連代表者会議 9 （三）諸外国からの来訪者 96 （二）準備委員会の苦労 11 第十節　日本出版会館の建設へ　97 （三）各社への呼びかけ 12 （一）建設委員会設置 97 第三節　創立総会　14 （二）着々進む準備 99 （一）記念すべき日 14 第十一節　その他の活動　100 （二）発足に当たって 16 （一）読書推進運動など 100 （三）周辺の動き 18 （二）事業資金の積立て 102 第二章　書協の沿革と機構 21 第四章　激動の十年（42‐51年） 103 第一節　組織　22 第一節　日本出版会館竣工　104 第二節　会員　24 （一）建設趣意書 104 第三節　役員　26 （二）会館建設本部設置へ 107 第四節　委員会、部会、支部　29 （三）建設着工 108 第五節　事務局、事務所 31 （四）十月一日 109 第六節　財政　32 第二節　『日本出版百年史年表』　第七節　加盟・組織団体　38 の完成 111 第三章　基礎づくりの十年（32‐43年） 41 （一）製作開始 111 第一節『日本総合図書目録』の発行　42 （二）誇るべき仕事 112 （一）事業目論見書の約束 42 （三）販売とＰＲ 114 （二）自然科学書編、人文・第三節　ブック戦争とその波紋　114 社会科学書編の完成 43 （一）はじめての危機 114 （三）目録全編の完成とその後 45 （二）四十五年覚書 115 第二節「週刊読書人」の刊行と分離　46 （三）三者会談決裂 119 （一）苦渋の船出 46 （四）実力行使回避への努力 123 （二）発行までの過程 48 （五）書店スト十二日間 127 （三）赤字と育成 51 （六）理事総辞職 132 （四）株式会社へ 53 第四節　著作権法改正と十年留保　135 第三節　出版の自由と責任　55 （一）新法成立 135 （一）出版倫理要領の発表 55 （二）改正をめぐる経過 137 （二）出版倫理協議会の発足まで 57 （三）コピー問題の登場 139 （三）東京都青少年の健全な育成に（四）出版契約書ヒナ型の改訂ほか 140 関する条例 59 第五節　ＩＰＡ大会と国際交流　141 （四）自主規制の中で 62 （一）国際図書年 141 （五）出版の自由と責任に関する（二）国際出版連合大会の開催 143 委員会 63 （三）ユネスコ東京出版センター設立 147 第四節　文部省の図書選定制度（四）広がる交流の輪 148 への反対　64 第六節　近刊情報と情報センター　149 （一）抜き打ち文部省令 64 （一）「これから出る本」の発行 149 （二）反対の理由 66 （二）出版開発特別委員会 151 （三）目録制度の登場 68 第七節　資本自由化とブッククラブ　153 （四）目録制度立消えに 70 （一）国産ブッククラブ設立 153 第五節　著作・出版権への取組み　71 （二）自由化と出版界 155 （一）出版契約書ヒナ型作成 71 第八節　書籍コードづくり　158 （二）著作権法改正の動き 73 （一）書籍に番号を 158 （三）著作・出版権問題委員会の第九節　石油ショックと用紙不足　161 活躍ぶり 75 （一）用紙事情深刻化 161 （四）外部との問題 76 （二）本は売れたが 163 第六節　取引と価格調整運動　77 第十節　流通合理化と取引問題　165 （一）全国均一運賃込み販売制 77 （一）出版四団体連絡協議会へ改組 165 （二）噴出した正味問題 79 （二）責任販売制問題 166 （三）書籍にも火がつく 81 （三）月一回集金・支払制 169 （四）出版販売合理化協議会 83 （四）自粛声明 170 （五）価格調整運動 84 第十一節　その他の活動　172 第七節　出版物と郵送料　86 （一）出版の自由と責任 172 （一）出版物郵便問題対策協議会（二）読書普及と増売 174 の設置 86 （三）郵便料改訂など 175 （二）長期運動への転換 87 （四）記念式典と表彰 175 （三）書籍小包の新設 88 第五章　転換期の十年（52‐61年）第一節　『日本書籍総目録』の刊行　180 （一）日本で初の在庫目録 180 （二）『総目録』のできるまで 181 （三）『総目録』のあゆみ 183 （四）「これから出る本」の十年 185 第二節　新再販と出版界　186 （一）橋口発言 186 （二）定価表示問題 189 （三）再販契約・規約改訂 191 （四）公取委との対立 194 （五）新再販実施 197 （六）新しいレールに 200 第三節　図書普及運動と　「日本の本展」 202 （一）読書のすすめ 202 （二）第一回「日本の本展」 204 （三）第二回「日本の本展」 206 第四節　集中的権利処理機構と版面権 207 （一）実行委員会の設立 207 （二）処理機構づくりスタート 209 （三）版面の権利 211 （四）笹塚コピー問題 214 第五節　出版資料情報センターと　日本図書コード 215 （一）コード統一 215 （二）日本図書コード実施 218 （三）センター構想暗礁に 220 第六節　ニューメディア研究　221 （一）研究会の発足 221 第七節　有害図書規制騒ぎ　223 （一）少女雑誌の性記事が火元 223 （二）国会決議も阻止 225 第八節　国家秘密法と出版の自由　226 （一）スパイ防止法への恐れ 226 （二）自由を守る声明 228 第九節　売上税反対運動　229 （一）業界四団体で対策委 229 （二）売上税の問題点 230 （三）運動の展開 231 （四）事業税の非課税措置撤廃 233 第十節　そのほかの活動　234 （一）販売・流通改善など 234 （二）著作権ほか 235 （三）式典・表彰と会報 236 （四）国際交流など 238 第六章　これからの書協 241 第一節　書協論　242 （一）機構改革研究委員会の発足 242 （二）会員の声から 244 （三）委員会報告 247 （四）流通革命の中で 252 第二節　３０年を振り返って　253 第三節　２１世紀に向かって　―会員社の意識を中心に― 255 ＜資料編＞創立時会則 261 現定款 268 出版倫理綱領 278 会員変遷 279 現会員 288 役員一覧 306 委員会一覧 314 『日本書籍総目録』の１０年 324 出版統計 325 ＜年表＞ 333 参考文献 391 あとがき　林邦夫