展覧会

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〒194-0203
学校だより
町田市図師町239− 19
平成 28 年 11 月 11 日発行
町田市立図師小学校
校長 北澤 正博
No.9
TEL042− 789− 6361
FAX042− 791− 80711
展覧会(保護者鑑賞日)
11 月 18 日(金)13:30~16:30 11 月 19 日(土)9:30~16:00 場所:体育館
テーマ:形と色のワンダーランド
~みんなのいい感じにであえる場所~
子供たちは、これまでの経験や新しく習ったことなどを基に、培った自分の感覚をつかって、形や色との
コミュニケーションをとって造形活動をしています。そうして生まれた作品は、一人一人が違う価値あるも
のになります。また、形や色を手がかりに、発想したり、技能を活用したりしながら「美しさやよさ」の感
覚も育んでいます。「美しさやよさ」を感じる心の働きが感性であり、みんな違ったものをもっています。
自分の感性(いい感じ)をさらに豊かにするためには、友達の感性(いい感じ)に出会うこと。この展覧会
で自分のよさを知るとともに、友達との違いやよさを認め合う機会にしてほしいと願い、このテーマに設定
しました。ぜひご来校いただき、力作の数々をご覧いただければ幸いです。
共同作品
「図師小ファミリア」
1〜6年生のみんなで協力してつくりました。スペインの「サグラダファミリア」の設計模型の「逆さ吊
り模型」を元につくりました。傘袋の中にまゆ玉のような形の「発泡バラ緩衝材」を入れます。その中に空
気を入れてからスズランテープで吊るしていきます。1,2年生は、発砲バラ緩衝材に色をつけました。3,
4年生は、傘袋に発泡バラ緩衝材を入れていきました。5,6年生は、傘袋を吊るしていきました。体育館
の中央に5年生の作品と全体に12個の6年生の作品が吊られています。吊られていると、シャンデリアの
ようですが、逆さになって見てみると、まるでサグラダファミリア!
図工作品
◆平面作品 ●立体作品
■装飾作品
6年
◆「広がるもようの世界」
少し水を含ませた画用紙の上に、カリグラフィーインクを一滴ずつたらして、色の重なりや広がりの美し
さを感じながら、模様の世界を作りました。模様の形や色から想像を広げ、その上に版画を彫って刷りまし
た。模様から、空や海などの具体的なイメージをもったり、形と色の面白さから抽象的なイメージをもった
りしています。それぞれの模様の世界をお楽しみください。
◆「木のものがたり」
これからどのような自分になりたいか・・。今の自分を見つめ、ありたい自分の姿を考えました。それぞ
れの成長の物語を、木の成長になぞらえ、形と色を考えていきました。表現方法は、木炭紙を黒色コンテで
全面真っ黒にしてから、消しゴムで消して描いています。手や顔を真っ黒にしながら、意志のこもった力強
い作品を描きました。
●「木のランプシェード」
対のデザインをテーマに形を考えました。一つ一つの形を電動糸のこぎりで切り抜いてつくっていきまし
た。6年生は電動糸のこぎりを習って2年目。腕もどんどん上がってきました。普通に切るよりも、切り抜
く方法は、手間と時間がかかります。根気のいる仕事を全員やり遂げることができました。電球を中に入れ
ると、ほんのり明るいランプシェードのできあがりです。展示場の雰囲気もお楽しみください。
■「展覧会のテーマ文字」
今回の展覧会のテーマ「形と色のワンダーランド〜みんなのいい感じに出会える場所〜」の文字とイメー
ジ図を描きました。イメージ図は、各クラスごとに「図工で思う気持ち」を考え、テーマをそれぞれ決めま
した。1組は、「何つくろう?悩むけど、楽しい図工」2組は「悩んだり、楽しんだり、嬉しい図工」3組
は「みんな一緒で楽しい図工」でした。それぞれの気持ちを人のシルエットで表現し、木のランプシェード
で切り抜いた木を貼っています。「楽しい」や「悩む」などの気持ちは、どのポーズで表しているのか探し
てみてください。
5年
◆「版画トーテムポール」
「つながりのあるデザイン」をテーマに、形を考えていきました。一つの版を3枚刷り、縦に繋ぎあわせ
ることで、トーテムポールのような縦長の作品になります。ユニークな形がいっぱいです。紙のつながりが
どこなのか、探してみてください。
◆「見つけたマイアート」
「ドライブラシ」「点描」「グラデーション」「吹き流し」「ドロッピング」のモダンテクニックを画用
紙に試しながら、組み合わせて、抽象的な表現の絵を作りました。その上に10cm×10cm の四角がくり抜
かれた型紙を置き、モダンテクニックの組み合わせから見えてくる形と色に題名をつけました。題名には、
食べ物や天気、気持ちなど個性豊かな表現がいっぱいです。
◆「楽しい線の物語」
紙バンド、麻ひも、竹ひご、爪楊枝、毛糸の線の材料を使って、それぞれの材料の硬さや柔らかさなどの
特徴を見つけながら、絵を描いていきました。鉛筆や絵の具とは違う、線の材料で絵を描く楽しさを味わう
ことができました。色も加えることで、それぞれの世界観を色濃くすることができました。
● 「アートシップ」
この作品の設計図は子供たちの頭の中。これまで学んできた材料や道具、初めて使う電動糸のこぎりも加
えて、試行錯誤しながらつくりました。一人ひとりが船のテーマを考え、その目的に向かってつくりました。
工夫がたくさん詰まった作品になりました。是非、船を覗いて見てください。
■「ホワイトアートタワー」
保存用の発泡スチロールの箱で、枠型の四角いフレームをつくりました。そこに発泡スチロールカッター
で様々な形に切り抜いた発泡スチロールを爪楊枝でつけていきました。四角いフレームは、あっという間に、
アート作品になりました。クラスごとにつなぎ合わせて、タワーにしました。
4年
◆「おどろいタワー」
こんなタワーがあったらびっくりする!をテーマに形を考えました。細長い画用紙にローラーで色を重ね
て塗った後、タワーの形をマスキングテープで貼ってつくりました。その上に粉絵の具を塗り重ねてマスキ
ングテープをはがしたら、タワーの形が浮かび上がります。
◆「光の城」
白い画用紙の上に白ガムテープをちぎって貼って、お城の形を作りました。その上に群青色のアクリル絵
の具を塗り、お城を隠します。乾いた後、タオルを使ってガムテープの上に着いた絵の具を拭いて取ってい
きます。暗い画面の上に次第にお城が現れてきます。月明かりで光っているようです。外国のお城、日本の
お城、こんなお城あったらいいなと思う形など、様々な工夫がされています。
●「まほうのつぼ」
初めて焼き物の粘土のテラコッタを使った作品です。板づくり、ひもづくりを覚えてつくりました。「普
通のつぼに魔法がかかったら、どんなつぼになってしまうかな」というテーマで形を決めていきました。ユ
ニークな形のつぼができあがりました。
■「光のさしこむ絵」
光を通す材料のプラスチックダンボールにお花紙を重ねて貼っていきました。20色のお花紙から好きな
色を選んで、色の組合せを考えたり、お花紙をちぎったり、はさみで切ったりして、形を変えて貼り合わせ
ました。光がさしこむことで、色の重なりから見える透明感の美しさを感じる作品になりました。
3年
◆「ナイトアニマル〜ねこの散歩〜」
ある猫が自分の家の前にいました。そこから散歩に出かけて、猫はどこに向かったのでしょうか・・。と
イメージを広げながら描いていきました。色画用紙を切って、道や遊び場をつくっていきました。猫の表情
や動きをお楽しみください。
●「ハッピーバード」
どんなことをしている時に幸せを感じるかな?と問いかけると、それぞれの幸せの時間を答えてくれまし
た。幸せを運んでくれる鳥がいたら素敵ですよね。と問いかけると、みんなやる気に満ちていました。
紙粘土で鳥の形をつくりました。木っ端を組み合わせて、ハッピーバードが飛んでいる場所をつくりました。
元気いっぱいの作品ができあがりました。
■「形と色のハッピーゲート」
体育館の入り口を入ると、目の前に見えるアーチの作品です。1クラスごとにテーマカラーを決めてロー
ラーで塗っていきました。1組は赤、2組は緑、3組は青をテーマカラーに色の重なりを感じながら塗りま
した。このゲートをくぐって、「形と色のワンダーランド」へようこそ!
2年
◆「海の生き物 ~スイミーが見た世界~」
スイミーが仲間と離れ離れになり、落ち込んでいたときに見た海の世界を、ステンシルローラー
版画で表現しました。カラフルな世界にきっとスイミーも元気を取り戻したはずです。
◆「宇宙人がやってきた!」
半分に折った画用紙の片側に絵の具を置き、画用紙を折って広げてみると…偶然いろいろな形が
できあがり!そこから宇宙人の顔を作り、体はクレパスで描きました。
どちらの作品も絵の具のおもしろさをテーマに作りました。どちらか1点が展示されています。
● 「あったらいいなこんなパフェ」
ペットボトルをパフェの器に見立てて、何が入っていると嬉しいかな…と考えながら紙粘土で作り
ました。紙粘土に直接絵の具を付け、手でこねながら色を調節し、みかんやパイナップル、チョコ
レートなどを作りました。思い思いに器に詰め、こんなパフェ食べたいなと思う作品に仕上がりま
した。
1年
◆ 「くもにのって」
みんなで大きな雲に乗って、空をどこまでも旅していきます。空の色は、水でぼかしてふんわり広
がるように塗りました。雲の間には虹の橋や、はしご、階段をかけて渡ります。雲の下には、様々
な建物が立ち並び、景色が広がって。子どもたちの思いがあふれる、楽しい作品に仕上がりました。
●「ファンタジー・ランド」
1年生らしい自由な発想で、白い塔を作りました。材料は、ペットボトルと紙粘土です。ひも粘
土やお団子粘土から工夫して作った世界で一つしかない塔を並べたら、素敵な街になりました。
ペットボトルの中の七色に光る LED ライトが、夢の街を幻想的に彩ります。
家庭科作品
5年【 マイランチョンマット 】
五年生になって初めて家庭科の学習を始めました。一学期は、裁縫道具の名前を覚えるところから学習
し、二学期はミシンにも挑戦しました。はじめは玉止めや玉結び、糸のセットの仕方など、どの子もそ
れぞれ苦戦していました。しかし、毎授業、指先と目と集中力を使って、少しずつ作品づくりを進め、
完成までたどり着くことができました。使うのが楽しみですね。
6年【 世界に一つだけのバッグ 】
生活に役立つものとして、バッグ作りに取り組みました。中に何を入れたいか考えて、大きさ
を決めました。かざりの部分は、一針一針手で縫い、目立たせたい部分はカラフルなアイロンフ
ェルトを使って表現しました。わきは、ミシンを使って丈夫に縫い付けてあります。すぐに使え
る世界に一つだけのバッグになりました。
<展覧会鑑賞時のお願い>
・ご来場の折は、児童門より入り、受付(児童玄関)を通り、名札をつけてご入場ください。
・上履きと靴入れ、名札をご持参ください。
・自動車での来校はご遠慮ください。
・自転車は駐輪場所にお止めください。
・作品には手をふれないようお願いします。
・児童が保護者鑑賞時間も鑑賞する場合は保護者同伴でお願いします。
【原則:児童は一度下校してからの鑑賞となります。鑑賞する場合はランドセルを会議室に置きます】
・18 日(金)は午後4時30分で鑑賞終了となりますので、午後4時までにご入場下さい。
【午後1時30分~3時05分は児童館賞時間にもなっていますので、ご了承ください。】
・19 日(土)は午後4時で鑑賞終了となりますので、午後3時30分までにご入場下さい。
【授業は4校時まで。月曜時間割。給食なし。学級で鑑賞することもありますので、ご了承ください。】
※19日(土)は PTA のバザー品販売を行います。
(詳細については PTA より詳しいお知らせが出るのでご覧ください。)