写真モルモット

はるたけ(春竹小だより)
第4号 H.28.7.8
文責
嶋﨑
★「見て、もうすぐお花が咲くよ。」☆
昨日(7日)の朝、登校指導が終わって学校
へ戻ってくると、1年生が自分の鉢で育ててい
るアサガオに水やりをしているところでした。
右の写真がそのときの様子です。次の予定まで
にほんの少しだけ時間があったので、近づいて
いくと冒頭の言葉が飛びこんできました。そこ
で、私が「どこ、どこ?」と返すと、
「ここだよ。」
と言って教えてくれました。そこで、さらに私
は「これ、何て言うの?」と問いかけると「つぼみ。」と答えてくれました。近くの友だち
の鉢には立派な大輪の花が咲いていましたが、その子は自分のつぼみが同じようにあるい
はもっと立派に大きな花を咲かせてほしいと胸を膨らませているのだろうなと思い、何だ
かとても温かい気持ちになりました。
本校では「一人一鉢運動」に取り組んでおります。これは決して珍しいことではありま
せん。1年生のアサガオの場合は、生活科の学習で生長の様子を観察しますし、夏休みに
は家庭で花の様子を絵日記に記録したり、その後種とりをしたりします。
さて、「一人一鉢運動」になぜ取り組むのでしょうか?生命を育む活動をとおして、子
どもたちはたくさんの学びをします。水やりをしなければ、その植物は元気がなくなった
り枯れたりします。また、お世話を続けると葉が増え、茎が伸び、つぼみがつきやがて、
花を咲かせ(実がなり)種ができます。そして、その種は次の生命を生み出します。しか
もそれを短期間で実感できます。もちろん花が咲けばきれいですし、心が癒されることも
ありますね。それを実感するためには大切なことは自分でやる(世話をする)ということ
です。自分でするからこそ、小さな変化にも気づき、生長に喜びや感動を味わえるのです。
そんなことを感じた朝のひとときでした。
★自分からあいさつ☆
4月のこの欄でお知らせしましたように今年度の学校のキャッチフレーズは「元気に登
校、笑顔で下校」ですが、それ以外にもこれまで春竹小学校で大切にしてきた言葉があり
ます。その一つが「自分からあいさつ」です。生徒指導担当が6月末 、子どもたちに挨拶
に関する現状についてアンケートをとりました。その結果は次のとおりです。
① 「あいさつをしていますか。」
はい…82%
② 「周りの友だちはあいさつをしていますか。」
はい…87%
私も毎朝、交通指導をしながら子どもたち・地域の皆さん・そして、自転車や徒歩です
れ違う高校生や中学生、大人の方とあいさつを交わします。それこそ「自分からあいさつ」
を心がけています。大体同じ時刻に同じような場所にいますので、通学や通勤で出会う人
(裏へ)
も同じ人が多くなります。すると、多くの方があいさつを返してくださったり、時には先
に声をかけてくださったりします。さらに、嬉しくなるのは笑顔が添えられている時です。
もちろん、中にはなかなか返ってこないこともありますが、「いつか伝わるといいな。」と
思い続けています。朝からあいさつを交わすと「よし、今日もがんばるぞ。」という気持ち
になります。学校でも「立ち止まって、相手の目を見て、笑顔で」あいさつができるよう
に指導を重ねています。そして「あいさつを交わす心地よさ」を実感させていきます。 こ
れからもご家庭での声かけもよろしくお願いします。
★「元気に登校、笑顔で下校」・・・楽しいこと☆
子どもたちにとって楽し
い学校は「勉強がわかる、
友達ができる、楽しみなこ
とがある」学校だと考えま
す。そこで、最近あった楽
しい行事を二つ紹介します。
まず、左の写真は音楽委員
会による「ミュージックス
テーション in 春竹」です。
私が昨年度転勤してきて、
初めて見たときに「これはいいなあ。」と思った行事です。とても子どもたちに人気のある
行事で、参加者はオーディションで決めるほどです。また、昼休みに実施しますが、多く
の子どもたちがこの日は自分の遊びをせずに、お客さんとして見にきたり応援にきたりし
ます。写真でもフロアの子どもたちの多さがお分かりいただけるのではないでしょうか。
今回はダンス部門ということでしたが、テレビ番組のように堂々とパフォーマンスを披露
していました。そして、その様子は楽しそうでした。委員会の子どもたちも準備から運営
まで自分の時間を費やしてがんばりました。
右下の写真は「ふれあい移動動物園」の様子です。熊本市動植物園からの呼びかけがあ
ったので、本校も職員が応募をして決定に至りました。当日は、ヤギ、大きな亀、うさぎ、
モルモットが体育館にやって来て、低
学年の子どもたちを中心にふれあいま
した。写真はモルモットを抱っこして
いるところです。抱っこをすると、子
どもたちの表情も柔らかくなるのが印
象的でした。また、生命のぬくもりも
感じたひとときでした。
この他にも、掲示委員会による「イ
ラスト大会」もあり、作品が現在、パ
ソコン室前の廊下壁面に飾られていま
す。楽しみいっぱいの学校になるとい
いですね。