第209号 (2011年12月)

Via Latina 22
総本部よりのお知らせ - マリア会
チリ、韓国の地区長、及び、
新しいインド従属地区本部の任命
209 号
2011 年 12 月
今回、新しく任命を受けた以下の皆さんにお祝いを申
し上げます:
チリ: Fr. José María Arnaiz, SM が第二期目の地区長
に任命されました。
Francis Chang, SM
韓国: Fr. Hee Song Francis Chang, SM が韓国の新地区長として任命され
ました。神父は第二期目を終了する Fr. Pascal Lee, SM の後任となります。
J.M. Arnaiz, SM
Augustus
Surin, SM
インド: アメリカ管区は新従属地区長として Bro. Augustus Surin, SM、副従
属地区長として Fr. John McGrath, SM が任命された旨、発表しました。彼
らは Fr. Pragasam T., SM とBro. Prakash Kujur, SM の後任となります。
それぞれの地区とマリア会への奉仕のた
め、寛大に任務を引き受けてくれた以上の
修道者たちに、私たちは深く感謝いたしま
す。私 た ち は ま た、Fr. Pascal, Fr. Pragasam, Bro. Prakash に対し、これまでの
彼らの奉仕につき深く感謝するものです。
どうか神様が彼らを祝福してくださいます
ように。
Jack McGrath, SM
シャミナード師のための新しいオルガン
10月8日、ボルドーのマドレーヌ聖堂には新しい響きが鳴り渡りまし
た。これはパトリック・ジロー神父の発案で聖堂内に取り付けられた新しい
オルガンの祝別式で、ジロー神父自身もオルガニストであり、神父の家族の
一員からの寛大な贈り物だったのです。二段鍵盤とペダル付き、24の音栓
(ストップ)を持つこのオルガンは、別の場所で使用するために Breil 社に
よってドイツで製作されたもので、フランソア・デラング氏によってマド
レーヌ聖堂での利用のために調整されました。デラング氏は以前にアントニーの聖マリア学院聖堂にある
とても素晴らしいオルガンを製作した方です。
10月8日、ボルドーの副司教(パリのスタニスラス学院の卒業生です)
がこの楽器の祝別式を司式され、続いてジョルジュ・ベッソネ氏、それにパ
リのマドレーヌ大聖堂のオルガニストであるフランソア・アンリ・ウバール
氏による弾き始めの演奏がなされました。創立者を記念する年にあたっての
この贈り物と、それに創立者の聖堂で神に向けて心を挙げるための美しい音
色に、シャミナード神父はきっと喜んでいることでしょう。
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209 号
オーストリアの修道会年次総会の舞台となったマリア会の学校
2011年11月22日、オーストリアはウィーンのマリア会
の学校アルベルト マニュス学院においてオーストリアの修道会
年次総会が開催されました。Helmut Brandstetter, SM 院長をは
じめとするマリア会の共同体は、オーケストラと聖歌隊でもって
終了式を盛り上げ、Brandstetter 師は助祭の役を務めました。こ
の式はウィーン大司教のChristoph Schonborn 枢機卿が司式さ
れ、オーストリア各地から来た50
0名余りの男女の修道者とリーダー
たち、それにマリア会の Hans Eidenberger 地区長が列席しました。
式に際して枢機卿は繰り返しシャミ
ナード師について言及され、「信仰
を伝えようとしない者は、僅かの信仰しか持っていない」との創立
者の言葉を強調されたのです。総会を終えるに当たって、枢機卿と
女子修道会議長であるシスター Caecilia Kotzenbacher にHans 神
父よりシャミナードメダルが贈呈されました。
福者シャミナードの列聖手続き進行状況
シャミナード神父の取次ぎによるものと見なされる奇蹟についての検
討、評価はヴァチカンの列聖省でゆっくりと進行中です。最近、私たちは
「手続きの正当性」についての声明文を受け取りましたが、これはセント
ルイス大司教区法廷から提出された書類が、聖省にとって評価、審査をす
すめるたに充分なものであることの宣言を意味しています。更に、聖省は
この件についての医学的審査手続きを開始したところです。手続きにはと
ても時間がかかっているとは言え、それが進行していることを、私たちは
嬉しく思っています。私達の創立者の列聖実現のため、特にこのシャミ
ナード年の間、皆で熱心にお祈りいたしましょう。
シャミナード年:
2011年12月
ギヨーム・ヨゼフ・シャミナードの
ように、新しい世界のためのマリア
と共なる預言者
“彼女はお前の頭を踏み砕いたが、これ
からも踏み砕き続けるであろう”
8日:無原罪の御宿りの祝日:
(MLC & FMI の保護の祝日)
1800:「無原罪の聖母のコン
グレガションの最初の会員たち」
www.marianist.org で 入 手
できる材料を活用してい
ますか?もしもしていな
い の で あ れ ば、あな たは
マリアニスト霊性を発展さ
せる貴重な道具をほったら
かしにしているのですよ。
シャミナード年の終結にあ
たっての計画はどうなっていま
すか?このVL 22 や私達の website で 公 表 で き る よ う に 写 真 や
ニュースを送ってください。
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209 号
フランス:共に考え、分かち合うために集まった
マリアニスト家族
シャミナード年の10月最後の週末、フランスの
マリアニスト家族の四つの枝に属する70名のメン
バーが、シュビイ=ラリュに集まりました。これは
「マリアニスト家族が、今、ここで、私達のカリス
マに従って、どのように教会と世界に奉仕できる
か?」について考えるためでした。
この集いは、四つの段階を経ての殆ど2年間にわたっ
た旅路の頂点でもありました。最初の時点で、各枝は世
界の抱える豊さと必要について考察するために時間をか
けました。第二段階はマリアニストのカリスマを深める
こ と、そ し て 第 三 段 階 は、共 同 体、フ ラ テ ル ニ テ
(fraternity)としてそれぞれの問題に答えを与えることで、もっと直接にこの集いを準備することにあ
てられました。この答えの取りまとめは全員に配布されました。
この集いの目指すところは話し合いを
続け、深めることです。週末の間、参加
者たちの時間は考察、祈り、兄弟的生活
に さ さ げ ら れ ま し た。(彼 ら は 厚 紙 を
使った箱造りのコンクールさえやったの
です。これは難しいですよ!)これは考
察の面で豊かな時間だっただけでなく、
わたしたちの遺産と体験の正当性を意識
しながら、家族としての共同体験をする
面でも豊かな瞬間でもありました。その上、私たちは私達の霊的祖先で
あるジャン-バチスト・ラランヌ神父、それにメール・マリー・ジョゼフ・ド・カステラスの訪問さえ受
けたのです;彼らは教育について語ってくれました、もちろん、当時の衣装を身につけてです!
枝全体での意
見 交 換 と、各 枝
ごとの意見交換
が交互に続けら
れ ま し た。こ れ
らの考察を基に
し て、各 枝は 提
案リストを提出
するよう求めら
れ、全体集会はその中から5項目を選出しました。結果
は私達のカリスマを深め、広く普及させる必要を強調す
るものとなりましたが、合わせて四つの枝間のより強い
共同のサポートと、私達の共同の証しを発展させる点が
訴えられました。これらの結果をもとに、各枝のリーダーシップは、世界と教会に奉仕するために、今回
のガイドラインを実施に移し、宣教的な熱意と、全マリアニスト家族との一致を強化するための手段を探
るべく求められています。
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ペルーの
マリアニスト家族
音楽劇:“NOVA BELLA”
〈新しい戦い〉
今年10月、音楽劇“NOVA BELLA(新し
い戦い)- マリアニストの起源”が ペルーのマリアニスト家族により公演されました。この公演は
多くの人々、特に Santa Maria, Maria Reinaのマリアニストの学校の教師、生徒たち、児童、若者と
成人の努力の結晶です。これに サン・アントニオとシモン・ボリバールのマリアニストの学校から助
けに駆け付けた人々が加わり、キャストメンバー、音楽家、アシスタントを加えると総勢80名に上り
ました。
NOVA BELLA は私達の創立者たちが遭遇した困難や試練
から始まって、信徒、修道女そしてマリア会修道士の最初の
共同体を目にする喜びまでの、マリアニスト家族の始まりを
辿っていきます。この音楽劇は、私達の歴史の鍵となる場面
を取り上げながら、マリアニストのカリスマ、創立者たち、
マリアニスト家族の起
源を伝えようと試みて
います。
全てペルーで制作さ
れたこの作品は、2000年に、同じタイトルでシャミナード学
院で公演された劇をベースにしていますが、状況に応じてシナリ
オの脚色、そしてオーケストラとコーラスを取り入れた音楽化が
加わったものです。稽古は5月に開始されました。公演の実現に
は多大の時間、努力、犠牲が要求されたのです。
105分間にわたるこの作品は、10月25日、26日、リマ大学の講堂で上演され、観衆は220
0名余りに上りました。それぞれの午前中には、リマとカヤオの教育センターからきた生徒達による紹
介、発表がなされました。そして26日夕方には盛大な夜会が開かれ、父兄、信徒共同体のメンバー、
地域小教区関係者、それに多数の人々が参加しました。11月4日、トルヒーリョ市に移動し、市公会
堂で650名の観客を集めての公演となりなりました。生徒たちと一緒に行なわれたフォローアップに
は、彼らが上演で証ししたものについての“振り返り”の活動が含まれていました。
この公演は大成功で、今日の社会に送るメッセージの面
でも、その素晴らしい出来栄えからも非常な好評を博しま
した。参加者たちは、チームとしての働き方と、多くの困
難の乗り越え方を直接に学んだのです。それに加えて、彼
らは、マリアニストのカリスマと密接に接することがで
き、教会に対する神からの真の賜物として体験することが
できたのです。今回の体験全体が、福音と私達マリアニス
トの遺産から来る喜びと深さへの証しとなったのです。
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2012年 - 第34回総会
総会代議員リストの完成
新しいスペイン管区での選挙終了をもって、第34回総会の代議員リ
ストが完成しました。
以下にそのリストを示します。
総会に関する他のお知らせ:
第 3 4 回 総 会 に 関 わ る website は こ れ よ り www.marianist.org で ア ク セ ス で き ま
す。“Family”, 続いて “Society of Mary” をクリックすれば総会関連にアクセスできます。
総会への提案に関するお知らせ、情報は各地区単位本部に送付されています。同じ情報は
総会 website でも入手できます。
総会代議員は、2012年1月22日までに、「討議要綱」 に対する意見を送るよう求めら
れています。
代議員リスト
UNIT
NAME
UNIT
NAME
Argentina (1)
Andrés Tocalini*
Peru (1)
Rafael Luyo*
Canada (1)
Gérard Blais*
Switzerland (1)
Leo Müller*
Chile (1)
José María Arnaiz*
Colombia-Ecuador (1)
Rodrigo Betancur*
Maximin Magnan
Lorenzo Amigo*
Francisco Canseco*
José Manuel Cidad
Miguel Ángel Cortés*
Rogelio Núñez
Valeriano Sarto
Togo (1)
Spain (6)
Eastern Africa (1)
Valentine Chola Mulenga
France (4)
Eddie Alexandre*, Jean
-Marie Leclerc, Robert
Witwicki*, Christophe
Muyuka Kolele
Ivory Coast (1)
Georges Gbeze*
Italy (2)
Luigi Magni*,
Japan (1)
Giorgio Arsuffi
Isao Aoki*
Korea (1)
Chan Bok (Dominic)
Park*
Meribah (1)
Thomas Cleary
Austria-Germany (1)
Hans Eidenberger*
India (2)
Edward Brink
Stephen Glodek
James Heft*
Joseph Kamis
John McGrath*
Bernard Ploeger
Martin Solma*
Oscar Vasquez*
Pragasam T*
México (1)
Edward Longbottom
General Administration
(4)
Manuel Cortés*
André Fétis*
José María Alvira
Edward Violett
United States (8)
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2011年の待降節についての考察
今年もまた、財務局長と霊生局長は、マリア会全共同体に向けた
待降節のための小冊子を準備しました。
ローマ、ラティナ通り、
22番地の両共同体は:
幸ある待降節と楽しいクリスマスの
ご挨拶とお祈りを皆さんに贈ります。
アドレス変更
Fr. Juan Carlos Manrique (ES):
[email protected]
Bro. Jean-Charles Casista (CA):
[email protected]
Bro. Ferdinan N'dri Aka (IV):
[email protected]
Christiane Barbaux (Responsible,
Alliance Mariale):
[email protected]
(Correct tel: +33 03 29 22 99 78)
総本部からの
最近の通知:
訃 報:No. 32-33
11月28日:VOCSM
No.8 各本部宛て
総本部動向
12月11日:総長評議員会、
ローマ
12月14-20日:AF ,
JMA カリスマ会議に出席、
インド、バンガロール
12月22日-26日:AC,
MF ポーランドの共同体をクリ
スマス訪問
1月14日:助祭叙階式、
ローマ
1月16日-17日:総長評議
員会、ローマ