イルミナ - URL.TV 株式会社

イルミナティ/神聖会
メーソン位階33階級思想
フリーメーソンの目的
悪魔崇拝「イルミナティ」
300人委員会
アメリカの作家ユステース・ミューリンズは、1987年に出した著作「ザ・カース・
オブ・カナーン(カナンの呪い)-歴史の悪魔学」の中で、メーソンの構図を描いていま
す。この図には、いままで日本でも紹介されてきたメーソンの33階級とはかなり違っ
た部分がありますが、下記の表にまとめるとメーソンの組織が良く見えてきます。しか
しながら、フリーメーソンについて考えるにあたり重要なことがあります。それは、悪
魔ルシフェルを神とする集団と、救い主イエス・キリストを神とする団体が存在してい
るということです。どちらも同じシンボルマークを持ち、見分けが着きにくくなってい
ます。
ミューリンズのフリーメーソン位階
ルシファーの眼/ピラミッドアイ
13人評議会
33人評議会
イルミナティ
300人委員会
大東社
ブナイリブス
共産主義
ヨーク・ライト・メーソン
スコティッシュ・ライト・メーソン
ホワイト・メーソンリー(ロータリー・クラブ、YMCAその他)
ブルーロッジ・メーソン
エプロンを持たないメーソン
世俗的ヒューマニズム
現在のフリーメーソンの位階
36
ルシフェル及びロスチャイルド・ファミリー
35
ロイヤル・ファミリー
13人評議会
パリサイ派ラビ集団
34
ロスチャルド・トリビューン
33 人評議会
最高評議会
最高指導部(ブナイブリス)
ロスチャイルド家、ロックフェラー
家、メロン家、デュポン家、
モルガン家、ケネディ家、オナシス
家、フォード家、
オッペンハイマー家、カーネギー家、
33
最高大総監
最高の法院
(以下は従来の古式公認
(以下は従来の古式公認儀礼
儀礼による33位階)
による33位階の役割及び位置)
ワールブルグ家、
最高会議(300人評議会)
イートン家、モービル家、ハリマン
家、ドレフュス家、
サッスーン家他
32
王者の秘密の崇高な王子
最高の法院の代理
長老会議(コンシストリィ)
1
宗教・オカルト担当
31
大審問長官
全国教会評議会、サイエントロジー、
アメリカ・サタニック教会、
ユニティ、FAM、ガーター聖団、
30
ガーナリアン協会、
コダシュの選ばれた大騎士
最後の審判のプロセス教会、ウイッ
カ協会、ニューエイジ・
ムーブメント他
29
聖アンドリューの騎士
28
太陽の騎士
政治・経済担当
27
殿堂の指揮官
国連、国際赤十字、ユニセフ、CF
26
慈悲の王子
25
青銅の蛇の騎士
24
ユダヤ神殿の王子
23
ユダヤ神殿の長
22
レバノンの王子
21
ノアの末裔
20
崇高な大棟梁
19
大司教
18
薔薇十字騎士
R、TC、FRB、EC、EEC、
EFTA、CIA、FBI、NAT
O、ビルダーバーグ・クラブ、IM
F、
王者の秘密の王子の法院
神聖会(イルミナティ)
RIIA、アジア太平洋エネルギ
ー・フォーラム、世界医療公社、
世界食糧公社、BIS、WMWFG、
WAWF、共産主義インター
ナショナル、IOC、極党右翼組織、
極党左翼組織、ロンドン・
ポリシー・クラブ、国際シオニスト・
グループほか、
国際規模のすべての銀行。
科学・社会思想担当
薔薇十字の王子の支部
17
東西騎士
16
エルサレムの王子
人工ゼロ成長会、国際人権擁護委員
薔薇十字会
、ノーベル財団、動物権利グループ、
ローマ・クラブ、
エルサレムの王子の会議
15
会、全米科学アカデミー
エスペラント団体ほか、国際規模の
東方または剣の騎士
すべての団体。
14
完成のスコットランド騎士
13
エノクのロイヤル・アーチ
12
建築の大棟梁
11
選ばれた崇高な騎士
10
輝かしい15人
9
選ばれた9人
8
建物の管理者
7
主監と判事
6
親密な秘書
5
完全な親方
4
秘密の親方
3
親方
2
職人
1
徒弟
法律・マスコミ担当
アメリカン・ブロードキャスティン
グ、CBS、セントラル・ニュース
ペーパーズ、NBC、ダウ・ジョー
ンズ&カンパニー、
エンサイクロペディア・ブリタニカ、
ニューヨーク・タイムズ、
完成のロッジ
十全会
CNN、プレイボーイ・エンタープ
ライゼズ、リーダーズ・ダイジ
ェスト・アソシエーション、タイム・
インコーポレイテッド、トリビュ
ーン・カンパニー、20thセンチ
ュリー・フォックス、
ワーナー・コミニュケイションズ、
BBC、ワシントン・ポスト・カン
パニー他、国際的な全ての
法律機関。
一般大衆を取り込むための慈善団体
ブルー・ロッジ
青の会(狭義のフリーメーソン)
ライオンズ・クラブ、ロータリー・
クラブ、ボーイスカウト他。
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この表から、上位メーソンの30~32の長老会議が宗教とオカルトを担当しており、
この中の一部がニューエイジが位置づけられています。ローマ法王庁に潜入したメーソ
ン・メンバーは、この長老会議に属していると言われています。もしそれが真実であれ
ば、ニューエイジ運動の指導部は、裏ではバチカン内部のメーソンと通じているという
ことになります。しかし、バチカンそれ自体はメーソン(ニューエイジ)の打倒すべき「敵」
と見なされています。
現在の位階は第33階級の上に、それを含めた第36階級までがつくる最高司令部ブ
ナイリブスがあるということになっているのに対して、ミューリンズの表ではブナイリ
ブスの上に300人委員会、33人評議会、13人評議会、そして全能の神ルシファー
と4段階あるとされています。しかし、従来の33階級にとどまらず、その奥を見ると
いう姿勢では一緒です。ミューリンズの表では、表面上のフリーメーソンの下にエプロ
ンを持たないメーソンや、世俗的ヒューマニズムなるものが位置付けられていますが、
これはメーソン結社にとどまることなく、
いかに一般の生活にまで陰謀が入り込み、定着しているのかを示すものです。
メーソンの巧妙な陰謀は、知らない内に人々を巻き込んでいます。
目的
現在フリーメーソンと呼ばれている団体の表向きの主張は、自由、平等、兄弟愛を歌
い文句として、世界で最も古い友愛団体を標榜しています。そのため世界各地で慈善運
動や福祉活動、文化活動を展開しています。ローマクラブ、ロータリークラブ、ボーイ
スカウトなどがそうです。そうした表向きの顔があると同時に、裏の顔もあります。と
はいっても、たとえメーソンのメンバーであっても、そうした裏の顔を知る者は少ない
といわれています。メーソンの真の目的を知る者は、ごく一握りの上位メーソンに限ら
れているからです。そしてその組織は、厳格な階級制度、33階級が敷かれています。
一国の大統領や首相がメンバーになると、またはメーソンのメンバーが大統領や首相に
なると、名誉位として33階級が与えられます。
ですが、あくまでも名誉階級であって、実力とは別のものです。例えばクリントン大
統領は、大統領になるやいなや33階級になりましたが、その彼ですらもメーソンのト
ップシークレットプランは知らされておらず、世界に冠たる米国大統領として、彼らの
意のままに操られていると言われています。元々フリーメーソンとは、「自由な石工」
という意味であり、古代から中世にかけて神殿や城などの建築に携わっていた建築家の
ことでした。当時の建築家は社会的地位が高く、その技術伝承のために組合を設立して
いました。そして特権的に多くの義務からも解放されて、一般庶民と違う地位を与えら
れています。この組合が始まりであり、
フリーメーソンの正式名称は、「古代自由正統石工組合」と言います。
完全なる徒弟制度であり、階級制と技術保持のための秘密主義が強く、外部に対して
排他的であったといいます。そのため、いつしか秘密結社的となっていき、近代フリー
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メーソンとして生まれ変わったのが、1717年のイギリスにおいてです。当然それは
昔のような石工組合としての実務集団ではありません。メーソンの規約の中にそのこと
が明確に述べられています。
「フリーメーソンの理想は、社会や国家を改良して、普遍的な人道主義的な
世界共和国を建設することである」。
世界共和国の建設、つまり世界をひとつのまとめて「世界統一政府」を樹立する、と
いうのが彼らの究極の目的となっています。この目的は、それ以降様々な形となって思
想化されていきます。例えば、EU(欧州連合)も、その前段階としての思想的具体化の
ひとつです。また、最近よく欧米で「ワン・ワールド・オーダー(ひとつの世界組織)」
という言葉が、あらゆる分野で流行り、全てのものは一つにまとめなければならないと
いう考え方が世界的に定着しつつあります。
確かに世界がひとつにまとまって、国境や争いのない世界が来れば、これほど結構な
ことはないでしょう。メーソンの表向きの主張はそこにありますが、実際に彼らが画策
している世界政府とは、こうした理想の世界ではなく、あくまでも
世界統一政府とは名ばかりの超独裁世界共和国の実現です。
そして、その目的のためには、世界恐慌や食糧危機、核を使った第3次大戦さえも起
そうとしています。
現在の状況ではこのような人類存亡の世界的危機意識がなければ、世界はひとつにま
とまらないでしょう。つまり、生存か死かという選択を迫ることによって、人間のあら
ゆる自由意志を束ねて、世界を大併合に持っていこうと計画しています。そこには彼ら
が標榜する「自由、平等、兄弟愛」の精神はひとかけらもありません。
また、メーソンの主張によれば、彼ら石工がソロモンの神殿の建設に携わったという
言い伝えから、エルサレムにソロモンの神殿を再建することを目的ともしています。か
つてソロモンの神殿が栄華を欲しいままにして、神の御業の中心となっていたように、
メーソンは世界の中枢をそこに置いて、彼らの「神」によってひとつの宗教に統一しよ
うとしています。世界統一政府と世界統一宗教の樹立、これこそがフリーメーソンの最
終目的であって、そのためには手段を選ばず、何世紀もかけてその陰謀性を発揮してき
ています。
悪魔崇拝「イルミナティ」
本来ならイエス・キリストを神とするメーソンが目的のためには手段を選ばない謀略
性を発揮するようになったのは、いつ頃のことでしょうか。
それは「イルミナティ」がメーソンの中心になってからです。
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18世紀には自由思想は隆盛を極めており、フリーメーソンの組織は拡大しつつあり
ました。また、同じような秘密結社がいくつも存在していましたが、その中の過激な秘
密結社のひとつが「イルミナティ」でした。創立者はドイツのバイエルン地方のインゴ
シュタット大学法学部長アダム・ヴァイスハウプトです。設立されたのは1776年5
月1日となっています。ヴァイスハウプトは超エリートによる世界統一政府を構想し、
現存する国家の全ての廃絶を主張して、その手段として暴力革命や陰謀、策略を巧妙に
活用することを掲げていました。そして、そのバックボーンにはオカルティックな古代
の魔術的宗教性があります。
例えば、「イルミナティ」という意味は、「光を与える、光から来たもの」といった
本来の意味がありますが、この言葉の中にこの組織の秘密が隠されています。彼らはそ
の「光」とは神からのものであると主張し、その照らしとイニシエーションによって、
その宗教的秘儀をまっとうします。実はその「光」が問題となります。なんと、イルミ
ナティの光とは「ルシファー」を表わしています。ルシファーとは聖書におけるサタン、
それも悪魔の王として描かれており、旧約聖書によればかつて光の天使として絶大な力
を持っていましたが、その力を過信して自らが神になろうとして地獄に落とされた「堕
天使(サタン)」というわけです。彼らの主張する光とは、そのルシファーからの光、つ
まり
フリーメーソンは、ルシファーを「神」として崇め、秘儀を行っています。
当然のことながらこのことは彼らのトップシークレットであり、表向きでは、キリス
ト、マホメット、ブッダなどの上位に立つ「神を礼拝していると主張します。その彼ら
の崇拝するルシファーのことは、新約聖書で「666」、悪魔を表わす数字として表現
されています。ところが、メーソンにとってこの数字は悪魔の数字ではなく、むしろ聖
なる数字として崇められています。例を挙げると、アメリカのメーソンのドンであるロ
ックフェラーの所有するニューヨーク五番街のビルには、666の数字がビルの入口と
頂上に明記されていて、しかも夜ともなれば、この666の数字がピンクのネオンサイ
ンとなって、ニューヨークの夜景に浮かび上がっています。
ヨーロッパのメーソンのドンであるロスチャイルドの所有するビルも同じです。その
ビル内には、マニアとも言えるほどの666がディスプレィされているほどです。聖書
の黙示録にはこのようにあります。
また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴
隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者は
みな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、また
は、その名の数字のことである。ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数
字を解くがよい。
その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。
「ヨハネの黙示録第13章16~18節」
このように、反キリストの世界統一政府のシステムづくりを物語っています。
あらゆる階級の人々の右手あるいは額に入れ墨のような刻印を押し、その刻印のない
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者には者を買うことも売ることも許されなくなるといいます。いわば、この刻印のない
者は生きていけないということです。それが意味するものは、世界を政治的、経済的、
宗教的に支配した反キリストは、全ての人間の右手か額にナンバーを付け、国民総背番
号制度のような形の社会主義的独裁制にもっていくということです。その元になる数字
が「666」となっています。仮に人の右手あるいは額にナンバーが刻み込まれるとし
たら、ほとんどの人は抵抗感を持つことでしょう。
しかし、それが目に見えないものであり、ある光を当てたときにある機械によっての
み識別できるものであったなら、少しは抵抗感もなくなることでしょう。
そしてそのための光学機械と、目に見えない形で人間の体に数字を打ち込む
機械さえも、すで開発されています。
また、今日の社会構造、経済原理、ハイテク文明にすでにその「666」が組み込ま
れていると言ったら、一体何人の人が信じるのでしょうか。しかも1999年8月12
日、国民総背番号制度とも言うべき「住民基本台帳法案」が国会で可決されてしまいま
した。つまりこれが何を意味しているのかと言うと、
恐怖の大王がこの日本で活動を始めたということです。
300人委員会(オリンピアンズ)
オリンピアンズ
悪魔の地球支配21ヶ条
タヴィストック人間関係研究所
イルミナティ(神聖会)
コンシストリィ(長老議会)
ローマクラブ
シークレット・ガバメント
この300人委員会について調べることは、人類にとって有益です。しかし、その組
織があまりにも巨大であり、また巧妙な隠匿性を持っているため、たとえその存在につ
いて公表したところで、万人が信じることはまずありません。かえって、そんなものが
存在するはずがないと一笑されてしまうことでしょう。しかし、現代社会に起った出来
事を丹念に研究しようとする心と、先入観を持たない白紙の精神や純粋に学ぼうとする
姿勢があれば、世に出された数々の陰謀を暴いた出版物から、かなりのことを理解する
ことができます。ここではそのような柔軟な考え方を持つ人にとって、情報操作による
集団洗脳や、思考力及び判断力の低下を防ぐものとなるでしょう。J博士とO氏の研究
を主に取り上げました。
現在、重大な金融危機が日本で進行しつつあります。日本が長年にわたって300人
委員会からの攻撃を受け続けているのには、幾つかの原因があるとJ博士は指摘します。
その第1は日本民族の天性の「安定性」です。これは日本人が依然として従来の「共同
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体」を温存してきた、国民性によるものです。しかし、これは300人委員会側から見
れば不愉快極まりない積年の「刺」と言われています。従って、なんとしてでもこれを
破壊するために、あらゆる手段が講じられ、それは特に「女性の権利」が「起爆剤」と
なると言われます。
日本不安定化計画の第2の起爆剤は、日本の通貨とその健全な経済計画に関するもの
であって、300人委員会によって現在そのどちらも衰弱されつつあります。300人
委員会の計画によって、ジョージ・ソロスが1991年にイギリス・ポンドを暴落させ
たとの全く同じ手口で日本の「円」に襲いかかろうとしています。あのときソロスは、
主人であるロスチャイルド家のために70億ドルもの利益を生み出しました。日本政府
が、ウォール街の証券ブローカーに門戸を介抱した時、その結果としてどれほどの潜在
的害悪をもたらすかを理解していたとは思えません。証券市場における国際信用度の格
付け会社ムーディーズは、日本にとって不利な方向に大きく動いており、実はこれも、
世界の国際市場の中で「日本の信用格付けを落とす」という大きな意志によって起され
たことであるとJ博士は断言しています。
300人委員会て計画を立てて、陰謀を巡らす者たちはこう考えました。
第一次世界大戦終結時にロスチャイルド家がロシアに対してやったことを日本にもでき
るなら、我々は日本の支配権掌握に大きく近づくことになる
ここで思い起こされるのは、ロスチャイルド家が新規融資を拒否して、ロシアに対す
る金融援助を突然打ち切ってしまったことです。そのとき以来、ロシアはロスチャイル
ド家とヨーロッパ連合国の「黒い貴族」とアメリカのその「兄弟」の手の中に落ちてし
まい、それらにロシアにはほとんど抵抗することはできませんでした。
日本の国債の評価が、更に格下げされるようなことになれば、そのときには日本もロ
シアのように300人委員会の大きく広がった策略にはまることでしょう。勿論ロシア
と違って日本政府には独自の中央銀行である日銀があり、多額の負債を抱えた各銀行の
後ろに控えています。しかしその債権が売却され、円を手放してアメリカドルを手に入
れる方向に動いた時には、再び壊滅状態に陥ってしまうことになります。世界中の混乱
は経済に深く関係しています。あらゆる戦争は根本的には経済によるものであり、経済
はこれまでも300人委員会のとっておきの武器であるからです。
まず経済をコントロールすることで国家を弱体化させて、その後に軍事的な殺戮に移
っていきます。
オリンピアンズ
300人委員会の過去及び現在のメンバー
300人委員会の機関・団体・銀行
300人委員会系の特殊財団と利益グループ
300人委員会の直接影響下にある組織
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300人委員会系統図
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コンシストリィ(長老議会)
パリサイ派ユダヤ
知られざるバチカン
300人委員会
イエズス会の謎
シークレット・ガバメント
コンシストリィとは、300人委員会の宗教・オカルト部門を担当する機関です。ア
メリカのある純正キリスト教徒(反ユダヤ)の発効する「ミッドナイト・メッセンジャー」
1993年3,4月号に、
WANTED JESUS CHRIST(指名手配必要凶悪犯)=イエス・キリスト
と言うコラムが載っていました。以下はその理由です。
FBI(アメリカ連邦警察)は、イエスが、政府よりも高い力と権威があると教えている
が故に。
FDA(食糧医薬局)は、イエスが、許可なしに水をワインに変えた故に。
AMA(アメリカ医師会)は、イエスが、許可なしに病気治療をしたが故に。
ADL(ユダヤ名誉毀損防止連盟-フリーメーソンの純ユダヤ人組織ブナイリブスの秘密
警察)は、イエスが、パリサイ派を悪魔の子と呼んだが故に。
NOW(アメリカのフェミニスト団体)は、イエスが、一人の女性も使徒として選ばなか
ったが故に。
FRB(アメリカ連邦準備銀行)は、イエスが、貨幣両替商人を、神殿から追い出したが
故に。
これらにより、アメリカ全土に凶悪犯として指名手配した、としています。皮肉と言
うのか風刺と言うのか、あるいはこれが「偽キリスト教国アメリカ」の真の姿であると
いう警告なのでしょうか。現在の日本人、あるいは日本におけるキリスト教徒は、アメ
リカの実情を知らされてはいないと見ても過言ではないことでしょう。もう一つ言って
しまえば、今日の日本の「キリスト教徒」と自称している大体の人々はパリサイ・ユダ
ヤ教(ユダヤ悪魔教)に躍らされたイエス・キリストの敵であると言うことです。
それはどういうことかと言うと、彼ら躍らされたキリスト教徒は、イエスが4福音書
の中であれほど痛烈に、そして100回以上繰り返してパリサイ主義ユダヤ教徒を弾劾
して、彼らを悪魔の子と断言しているのに、イエスのこの言葉をないがしろにしてしま
っています。彼らは日本民族を家畜化するべく、謀略をたくしまくるユダヤの手先であ
9
り、それ以外の何者でもなく、悲しいことにそれらに全く気がついていないのが現状で
す。このように洗脳されてしまっている彼らが真相に気づくには、容易ではない内心の
葛藤に耐える力が必要となります。しかし、普通の日本人が「ユダヤ・キリスト教」の
魔術の種を見破ることは、決して難しくはないと言われます。つまりは、「今起こって
いる事実」から逃げることなく、「自分の頭で考えて」物事を対処すればおのずと真実
が見えてくると言うことです。
パリサイ派ユダヤ
「ユダヤ」を知ることは、聖書を理解することの鍵である。
と言われるのを知っているでしょうか。イエスははっきりと、ユダヤは悪魔の信者で
あると述べています(ヨハネ8章44節)。そのイエスは更に、このユダヤが実は「偽ユ
ダヤ教徒」であり、その実質はパリサイ派に乗っ取られていることを見抜いていました。
このパリサイ派という言葉は、聖書に親しんでいる日本人でもそれほどなじみのあるも
のとはなっていないようです。また特に意識している人も少ないことでしょう。それに、
パリサイ派など2000年前のユダヤ人社会に生きていたとしても、そんな大昔のもの
にこだわる必要はない、という程度の感想がほとんどでしょう。しかしこれはとんでも
ない認識不足です。
正統ユダヤ教の編纂になる権威ある本、「ユニバーサル・ユダヤ百科事典」1943
年版のパリサイ派(Pharisees)の貢には、「今日存在しているユダヤ教は、多
くの世紀を一貫して断絶することなく、パリサイ派に発していることを跡づけられ
る・・・『タルムード』はパリサイ主義最大の、そしてもっとも重要な文献であり、そ
の研究はパリサイ主義の真の理解のために不可欠である」と記されています。つまり、
イエスの時代も現代もユダヤ教とパリサイ派は緊密不可分なものであるということです。
そしてイエスと激しく衝突したのは、このパリサイ派であり、ついに彼らがイエスを謀
殺した経緯こそ、四福音書の主題であると言えます。
パリサイ派の宗旨は悪魔そのものと言われています。それは、反キリストの宗教であ
り、それゆえにイエス・キリストを殺害しています。パリサイ派ユダヤは、自分たちの
みが神に選ばれた民である、とあくまでも言い切ります。ところが実は、この「神」と
は「悪魔」のことであり、ルシファーのことでした。つまり彼らは悪魔に選ばれた民で
あり、そして彼らはそのことを承知しています。
フリーメーソンとはパリサイ派ユダヤが、キリスト教会を破壊してそれを悪魔の教会
に変質させる謀略機関として創設されたと考えられています。
メーソンの秘密を解く鍵は、パリサイ主義ユダヤであり、パリサイ主義の経典は『タ
ルムード』です。それについて述べてみましょう。「仮面をはがされたタルムード」に
よれば、タルムードとは次のようなことが記されているものだとされています。
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ユダヤは人間だが、キリスト教徒は人間ではない。
キリスト教徒は常にユダヤの奴隷である。
ユダヤ人がキリスト教徒を殺しても無実である。
ユダヤ人はキリスト教徒を非難するために嘘をついてもよろしい
ユダヤ人は常にキリスト教を騙すべく努力しなければならない。
最善のゴイム(豚=異民族)をも殺害しなければならない。
キリスト教徒は、彼らの偶像崇拝の教義から離教させるか、さもなければ殺せ。
ユダヤの宗教殺人については、キリスト教会側の多くの記録と紀元1世紀から19世
紀までの文書が現存しています。この「宗教殺人」とは、ユダヤがキリスト教徒を捕ら
えて、ユダヤ教の宗教儀式として殺害することです。この問題についての20世紀を代
表する専門家、E・N・サンクチャリー大佐は、「イエス・キリストの時代から、ユダ
ヤ人が幾多の国から追放されたただ一つの理由は、宗教殺人であった(1955年)」と
述べています。1899年3月26日、19歳になるポーランドのキリスト教徒の女性
が、体内の血液が失われた状態の死体となって発見されたという報道がありました。こ
のような宗教殺人による死体は1930年代までは欧米ではいくつも発見されていると
言われています。
つまり、パリサイ派ユダヤはつい最近まで「タルムード」の教えるとおりに、宗教儀
式としてキリスト教徒を殺し、その血を抜き取る蛮行を行っていると思われていて、高
位のメーソンはこのことを承知しているとも考えられています。そして、バチカンの中
枢部が、ユダヤ・メーソンやユダヤ・イエズス会に握られているとすれば、バチカンは
この世のものと思えない悪魔の棲む化け物屋敷であり、もしそれが真実ならば、
キリスト教徒を殺せ、と義務づけられている人々がキリスト教会の高僧の
姿をして、バチカンを動かしている
という、とんでもない話となります。
シークレットガバメント
300人委員会
国家ビジネス「戦争」
「ナチス絶対悪」のユダヤ戦略
ドラッグ・ビジネス
世界最大の軍事国家を動かす「シークレットガバメント」は、アイゼンアワー大統領
が1961年1月の辞任演説の際に、初めて公の場で登場した巨大組織のことです。実
11
際は第2次世界大戦以前から、表の政府を巨大軍事企業体として支えてきた歴史を持ち、
その実績から表の政府の政策に必要不可欠な組織体として認められることになりました。
一見すれば、アメリカを動かしているのは大統領かアメリカ議会と思われがちですが、
実際は違います。それは、主権者のアメリカ国民でもなければ各種のロビー活動集団で
もありません。
アメリカの真の支配者は、軍産複合体と呼ばれる巨大な軍事一体組織、「シークレッ
トガバメント(影の政府)」です。
最近では、イラクのフセイン大統領に屈辱的で回避できない交渉を押しつけ、再び湾
岸戦争に発展させる策謀を仕組んでいます。また、戦前の日本にも、当時のハル国務長
官に「ハル・ノート」を叩きつけさせ、太平洋戦争に踏み切らざるを得ない状況に日本
を追い込んでいます。シークレットガバメントは、心理操作と情報操作の専門集団によ
る世論操作術にも長けており、戦争参入に不賛成だったアメリカ国民を、一挙に参戦に
持ち込むということもやってしまいます。
パールハーバーに空母抜きの旧式艦隊を用意し、日本海軍に襲わさせた(真珠湾攻撃)
策謀者の中にも彼らはいて、第2次世界大戦のヨーロッパ戦線に、アメリカを参入させ
る陰謀の中核的役割も担っていました。ヨーロッパ戦線で彼らが取った策略は、アメリ
カ人が多数乗った客船をイギリス軍の潜水艦に攻撃させ、それをドイツのUボートの仕
業に見せかける工作です。おかげでアメリカの世論は一挙にヨーロッパ戦線への参戦に
傾き、多数の若者が正義感から戦地へ向かってしまいました。
政治機関が悪役を造って、その悪役と戦うための「裏工作」をし、アメリカが戦争に
参加してもよいと国民に納得させるのが上手だということです。
戦後のイギリス議会で、アメリカ客船の撃沈にチャーチルが関与していたとして、一
気に表面化しますが、彼に策謀を打診したのは、ほかでもない「シークレットガバメン
ト」のメンバーです。特に客船は自国旗を必ず掲げており、Uボートも自国の客船を撃
沈しないためにも、必ず国旗の確認を行ってから攻撃していました。冷静になって考え
ると奇妙ですが、
人間は戦争のどさくさと世情不安定な状況では、いとも簡単にコントロールされてし
まいます。
更に、完成した原爆の実験場として、本来使う必要のない瀕死の日本を選び、96年
の 「スミソニアン原爆展示会」 の開催を、退役軍人会の圧力で潰させたのも、彼らで
す。衝撃的なことに、ベトナム戦争から手を引こうとした ジョン・F・ケネディを、軍
事クーデターで抹殺し、原爆開発の反対運動の旗頭になる決心をしたアインシュタイン
を、大動脈瘤の再発を利用し、深夜の病院で暗殺したのも、彼ら 「シークレットガバメ
ント」 です。病状が安定したとして、病院から家族や親戚などを追い返し、その日のう
ちに注射で空気を血管内に注入させて殺したというのが真相です。
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シークレットガバメントは武器で大量に儲ける 「巨大な死の商人の集合体」 であっ
て、平和は彼らにとって 「悪」 だといえます。
特に軍産複合体は戦争があって成り立つ組織であり、戦争の結果生じる二次的、三次
的の経済波及効果をも狙った、長期的な計画の中で巨大な利益を上げています。そのト
ップには、白人ユダヤ系財閥のロックフェラー財団が位置しており、ロスチャイルド家、
モルガン家も同様に中核を占めています。企業でいえば、軍事系・石油系・銀行系・鉱
物資原系・マスコミ系のメジャー企業体が脇を支えていて、最近ではコンピューター系
も配下に加わっています。現在、アメリカの主要な企業は「フリーメーソン」と言われ
る団体が経営の実権を握っています。先に挙げた財閥はほとんどこの団体に属していま
す。つまり、
シークレット・ガバメントというのは「フリーメーソン」であると言っていいでしょ
う。
もとはと言えば、表の政府を裏から支えて、円滑に政策が進むように企業努力する形
で構築された組織だったのに、軍部と一体化してことで一夜にして巨大な権力を手中に
して、表の政府を凌駕し始めました。死の商人と世界最大の軍隊が手を組み、CIAと
FBIを支配し、事実上のアメリカの絶対支配者になっています。
それが決定的になったのは、1963年11月22日に起きた JKF(ジョン・F・ケネディ)の暗殺
です。
ケネディは泥沼化の危険性の高いベトナムから若者達を撤退させ、同時に世界中の米
軍基地の縮小や撤退を実行に移す寸前でした。そうなると膨大な利益が失われるシーク
レットガバメントと、撤退が「敗北」 を意味する軍の意向が一致するので、大統領を暗
殺する軍事クーデターへと、発展します。これをもって崇高なアメリカの理想は、JK
Fの暗殺で完全に幕を降ろし、
以後の大統領は全てシークレットガバメントの意向に従う限り、生存が許される操り
人形となっているのが現状です。
現在のクリントン大統領のいろいろな声明もあやふやなものが多く、人としての倫理
観と正義心から出た言葉と受け取ることが到底できかねます。何かの裏があり、むしろ
シークレットガバメントの意向にそった形で、倫理観と正義心が利用されていると見て
よいでしょう。ですが、大統領もいやいや従っているわけでもなく、大統領というトッ
プに立つ政治家の立場はアメリカを最優先に考えて、アメリカの利益を追求しながら、
アメリカを発展させることにあります。その意味では 「今のところ」 シークレットガ
バメントの意向と同じです。
問題は、彼らのほうがアメリカの利益にいつまでも固執する気ではないというところ
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です。
彼らの目的は、少しでも早く 「世界政府」 を樹立させ、世界中の富と利権を一挙に
手中することにあります。そうなれば重荷になるアメリカをいつでも捨てる計画も用意
してあります。
彼らの根底にあるのは、意外なことに 「聖書」 の中にあります。「聖書」そのもの
といってもいいでしょう。
別に信仰があるわけではなく、そこに書かれていることを事実として認めていて、特
に 「創世記」 を理解しています。それゆえに、自分達の戦略として利用し、これが彼ら
の戦略となっています。聖書の記述を科学的に証明する者は徹底的に排除し、時には手
段を選ばず、現代科学に沿わないということを大前提として、すべてを闇に葬り去り、
それでも主張する学者には社会的な地位を失わせ、その信用性を失墜させています。ア
カンバロの恐竜土偶もその例です。
いずれにしても世界政府が完成していく過程で、国家など必要なくなる時代がもうす
でに始まっていることに気がつく人はいったい何人いることでしょうか。
知られざるバチカン
バチカン株式会社
バチカン市国の概観
コンシストリィ
300人委員会
バチカン市国の概観
イタリアの首都ローマ・バチカーノの丘に、高い稜線に囲まれた一画があります。そ
こがバチカン(ヴァティカン)と呼ばれる、カトリック教会の総本山であり、法王(教皇)
庁のあるところです。これくらいなら、大抵の日本人は知っていますが、そこでイメー
ジは終わりとなっているのが多いようです。ごく少数のカトリック関係者を別とすれば、
意識の中にバチカンは入ってはこない、というのがほとんどの日本人の現状でしょう。
バチカンについて、またバチカンが世界の巨大勢力の1つであることについて見聞きす
ることはあっても、早々に忘れられています。実際に、バチカンほど大きな影響を与え
ておきながら、その存在が見えてこないというのは不思議な現象と言えます。
このHPはこのバチカンにおいて、陰謀、謀略が進行しているとする説を公表するも
のです。なぜバチカンが見えてこないのかと言うと、それは
その陰謀ゆえにバチカンが見えないからです。
しかし、陰謀や謀略を明かすにも、まずバチカンそのものを知っておく必要がありま
す。
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バチカン株式会社
バチカンをバチカンたらしめているのは、世界への影響力であり、それを支える経済
力です。もともとバチカンは裕福であって、歴代の法王が収集した美術品などは値段の
つけようもなく、それでなくとも全世界の信徒からの献金があります。ちなみに信徒一
人あたりが1日1円ずつ拠出したとして、年間3000億円という計算になります。た
だし、通貨の発効自体はそれほど意味がなく、バチカン紙幣はサイズ、金属含有量、額
面、実質価格ともにイタリアの同額紙幣と同じとされており、その発行額は年間1億リ
ラ(約1000万円)を超えてはならず、実際に通用されることもほとんどありません。
発効しても信徒らが美術品のようにコレクションしてしまい、逆を言えば発行額以上の
ものをバチカンは得ています。
なお、次の法王が選ばれるまでの法王空位の期間は2億リラ、また公会議招集のとき
は3億リラまで増額が見とめられています。しかし、発効制限のないバチカンの切手は、
実際にも使われるほか、世界中で収集されて高い利潤をあげており、同様なことは絵葉
書やメダルなどにもいえます。しかし、最も重要なことはバチカンが「原資」を持った
ことです。
第1条
イタリアは条約調印とともに法王庁に対して7億5000万リラを支払う
とともに額面10億リラの整理国債を法王庁に対して交付するものとする。
ラテラノ条約のこと取り決めにより、バチカンが獲得した金銭は当時のレートで85
00万ドル、現時価に換算しておよそ10億ドル、1200億円にあたります。これが
「バチカン株式会社」の原資になりました。
「バチカン株式会社」とするのは、この大金を管理するため、ピウス11世(在位1
922~39)は1929年6月7日に財産管理局を設けて、聖職者でもなんでもない
「カトリックに改宗したユダヤ人」、ベルナルディーノ・ノガーラという人物を局長に
任命して、その運用をさせるようにしたからです。億の金を運用できるようになったノ
ガーラは、もう一つの幸運にも恵まれています。それは
カトリック教会が100年前に、金融業に対する態度を180度転換していたことで
す。
それまでは、利子をとって金を貸す行為は一様に悪徳とされており、利率に関係なく、
金に金を生ませること自体が神の法に反することとして厳重に禁止されていました。ア
レス(314年)、ニケーア(325年)、カルタゴ(345年)、エクス(789年)、
ラテラノ(1139年)の各公会議は、いずれも金融業の違法性を確認し、
中でもラテラノの公会議は金貸しへの破門を定めています。
教会のこの態度は、ロシア革命の前哨となるパリ7月革命のあった1830年まで続
きましたが、この年ローマで行われた公会議で初めて、悪いのは高利で貸す場合だけと
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なっています。
ここで、バチカン市国の組織を言うと、基本的には普通の国家組織と何ら変わるとこ
ろはありません。例えば教理聖省、司教聖省など、「聖」の1字が入るものの、10の
省のもとに裁判所など諸官署と事務局をもって運営されています。違いはまず一つに、
国務聖省あるいは法王秘書局という法王を補佐して、事実上法王が委託するすべての事
項を取り扱い、さらにバチカンの他の諸機関との連携を密にする、つまりバチカン市国
が実際に統一され、この下部にバチカンが諸国政府との交渉を行う機関として「外務評
議会」が置かれており、外交に関するものはここを通じて展開される期間があって、こ
れまでにふれてきたように、2つ目として、自国内に向けるものを必要としていないこ
との 2 つの違いがあります。
ここに、イタリア政府の非課税、不干渉が大きな意味があり、その最も重要なものは
俗に言う「バチカン銀行」、つまりバチカン株式会社の中核です。元々のバチカン銀行
の始まりは、前述のノガーラの権限を拡大することになった1942年6月のピウス 12
世(在位1939~58)の宗務委員会の改組です。宗務委員会はレオ 13 世(1878
~1903年)が1887年に設置した、宗教的事業のために資金を集めて管理する機
関で、銀行的な働きはしていませんでした。
ところが、宗務委員会を改組して作られた「修道会信用金庫」は、最初こそバチカン
市国民やバチカンに派遣された外交官、学校や病院を経営する修道士、修道女及び特に
認められたイタリア人だけが利用できる扶助組織でしたが、イタリア政府の管理を受け
ず、また外国送金も自由なため、いつのまにか特権的かつ純然たる銀行と化して今日に
至っています。
ピウス11世がこれらのことを画策していたとしたら、ノガーラは適任であったとい
えます。彼は就任に際して、自分が行う投資には教義上の立場からは口出ししないこと
と、世界のどこに投資するのも完全に自由なことを求めたと伝えられていますが、これ
を法王が承認したためにバチカンは一気に為替投機、株式投資に深く関与し始めて、教
会の教えとは矛盾する企業の株さえ進んで買うようになりました。
カトリック教会からは、爆弾、戦車、銃火器、避妊用具を非難しますが、
教会経営のためにはそれをつくる企業の株を所有しても恥じない
という現象が起こりました。
しかしその結果は、イタリア主要各社にバチカンの利益を代表する者を送りこむまで
になっており、一例として、大量投資によりバチカンが発言力を得た銀行をあげれば、
ローマ銀行、サントスピリト銀行、ローマ・リスパルミオ銀行があります。このうちロ
ーマ銀行の経営が悪化してバチカンが大損害をこうむりそうになったとき、ノガーラは
ムッソリーニを説得して、ほぼ0近くになった同行の株を国営の証券受託機関IRIに
買い取らせました。しかもこの時の相場ではなく6億3000万リラ、現時価換算約5
40億円で買わせています。つまり、
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結局は一般納税者である庶民が、僧の生活を支えるという中世以来の図式でノガーラ
は危機を切りぬけました。
結局は一般納税者である庶民が、僧の生活を支えるという中世以来の図式でノガーラは
危機を
切りぬけました。
第二次世界大戦時にいち早くこれを見過ごしたノガーラは、バチカン資産のかなりの
部分を金塊に変えています。事情通によると、1オンス35ドルで2680万ドルを買
い、後に500万ドル分だけアメリカで処分しましたが、このときの利益だけで全体の
購入額を上回っています。つまりバチカンは原価2180万ドル分の金塊をただで手に
入れたことになり、そのうち1730万ドル分はバチカンの名義となって、アメリカの
ケンタッキー州フォート・ノックスにあるアメリカ中央銀行、通称FRBと呼ばれる地下
金庫に保管されていると言われています。この情報が出たのが1994年であり、当時
の価格で2億3千万ドル、日本円で約345億円となっていますが、他の説では50億
ドル(7500億円)以上もの金塊をバチカンが所有していると考えられています。
当時の円レートは約150円、2004年ではおよそ107円となっており、価値が
下がったとはいえ、膨大な金額です。ですが、
金の価格を決定できるのはロンドン・ロスチャイルド銀行だけ
なので、つながりの深い両者の間を考えると、単純に利益が下がったとは言えません。
金塊で利益を上げていたと同時に、バチカンは「正教条約(コンコルダート)」を各
国政府と盛んに結びました。1929年にイタリアのムッソリーニと交わしたラテラノ
条約もそのひとつですが、1933年にはヒトラー率いるドイツともこれを締結してい
ます。この条約により第二次世界大戦時のバチカンは沈黙を続け、ドイツで徴収される
「教会税(キルヒェンストイラー)」の確保となりました。この税はドイツの全勤労者
が納めるもので、ドイツ政府に所得税の8~10%を支払っていました。ドイツ東西統
一後の現在はまだ確定はされていないようです。この税金はバチカンだけというわけで
はなく、分派したプロテスタントにも配分されていました。無宗教であることを届け出
れば免除になりましたが、当時は少なかったと言われています。
このようにして第二次大戦の直前にヒトラーによって集められた教会税は、バチカン
に流れました。しかし、財政的に苦しかったドイツは素直に払っていたのでしょうか?。
果してヒトラーは、第二次大戦の黒幕であるロスチャイルド家に巨額の金が流れたこと
を知っていたのでしょうか?。ロスチャイルド家はヒトラーが弾圧したユダヤ人投資家
です。ここに第一次、第二次大戦のからくりが見えてきます。おそらくそれを知らなか
ったと考えられるヒトラーは戦時中でも支払いつづけ、1943年には1億ドルもの金
がバチカンに入りました。当時のレートは1ドル360円ですので360億円となり、
第二次大戦中の日本と現在の消費者物価指数はおよそ1800倍なので、実に64兆8
千億円もの金が動いていたことになります。しかし、ドイツがバチカンに対して支払っ
た金額が正確ではない可能性もあり、実際はそれより低いと考えられます。
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金額の差はどうであれ、バチカンがドイツの財政を逼迫させていたのは事実に違いな
く、黒幕がドイツやヒトラーを利用して戦争を起こさせて、莫大な利益を上げたのは間
違いありません。キリストを殺したユダを引き合いに出してユダヤ人を迫害したヒトラ
ーでしたが、結局はユダヤ人投資家の私腹を肥やす道化とされてしまいました。彼の著
書の中の嘆きは、これらの事実を知ったからではないかと推測することもできはしない
でしょうか。
これらの資金を得たノガーラは、さらに資産の拡大を狙って、バチカン株式会社の触
手を伸ばしていきました。先にあげたロンドン・ロスチャイルドやフランスのロチルドと
は19世紀初めからバチカンを得意先としています。「ロチルド」とはロスチャイルド
の血縁者がフランスで利益を上げる「ユダヤ人投資家」の名前です。読み方が違うだけ
で同じ一族の人間です。他にもクレディ・スイス、ハンブロス、J・P・モルガン、バ
ンカーズ・トラスト、チェース・マンハッタン、コンチネンタル・イリノイなど多数のロ
スチャイルドの息のかかった有名大銀行と提携関係を結びました。これの意味するとこ
ろは、バチカンがGM、ロイヤルダッチ・シェル、GE、ネッスル、ベツレヘム・スチー
ル、IBM、ロイス、デビアスなど、機械、石油、不動産、鉄鋼、IT企業、保険、宝
石などといった世界的経済の核となる企業分野に食い込んでいることを物語っています。
それには、
黒幕を代表する宗教=バチカン
という、おそろしい構図が見え隠れしています。おもて向きはそのようには見えません。
石油の大家であるロックフェラーは、自社ビルに黙示録で書かれている悪魔を意味する
数字「666」を堂々と掲げています。
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