5月16日(月)児童朝会「ホンジェラスで村をつくった森山しん」 先週

大蔵小学校児童朝会
校長 石井正広
5月16日(月)児童朝会「ホンジェラスで村をつくった森山しん 」
先週、テレビで世界で活躍する日本人を紹介する番組がありました。
今日は、ホンジェラス で貧しい子供を救う藤山さんのお話をし ます 。
ホンジュラスのソレアダ村には藤山さんが作った孤児院があり、30
名もの孤児らと生活を共にしています。孤児院は鉄柵に囲まれていて、
マシンガンを持った警備員も雇っています。ホンジュラスは世界一危
険な国とも言われていて、ギャングに子供たちが誘拐され て悪い仕事
に働かされることを防ぐために厳重な警備にしているのです。
藤山さんが子供たちを助ける活動を始めたのは、アメリカの大学に
通っているとき、孤児院でのボランティアの誘いを受けて 、ホンジュ
ラスに行ったことがきっかけです。
藤山さんが孤児院を作ろうと思ったのは、スラムに暮らしていたカ
ルメンちゃんとの出会いからです。カルメンちゃんはオレンジを売り
歩いたお金で生活していて、藤山さんもよく買っていました。ある時
にカルメンちゃんから「いつか安全な家に住んでみたい。それが私の
夢」という手紙をもらいました。その時の藤山さんは、お金のない大
学生です。皆さんが藤山さんだったら何て答えますか?藤山さんも
「何で力もお金もない僕にこんなことを言うのだろう」と思ったそう
です。校長先生も「よし、家を建ててあげよう」とは言えません。
藤山さんには忘れられない思い出ありました。高校生の時に藤山さ
んは日本人で体も小さかったために、クラスメイトからいじめにあっ
てしまいました。そのとき、友達が「やめろよ」と言って助けてくれ、
いじめはなくなりました。 しばらくたって 、道を歩いていたときに、
数人の人が誰かに暴力をふるっている場面に出会いました。でも、こ
わくて助けられませんでした。そのことをずっと後悔していた藤山さ
んは、困っている人を助けようと孤児院の建設を決心しました。
アメリカに戻ると昼夜問わずアルバイトし 、大学で募金活動をして
3年間で 3000 万円を集め、2006 年に沼地だった土地を買い、ボラン
ティアの人と家の無かった人たちとで、手作りでコンクリートの家を
建ててソレアダ村と孤児院を完成させました。そのあと 20の学校も
つくりました。ホンジェラスの子供たちは学校に行かなかったらギャ
ングになるかもしれない。銃やマシンガンをもつより本や鉛筆を持つ
方がずっといいと考えたからです。藤山さんは、 こう言ってい ます 。
「こっちに来て生きる意味が分かりました。人種が違っても家族なれ
ます。世界というのは人間誰でも変えられるもの なんですよね。」
世の中には素敵な人がいるものですね。皆さんはどう思ったでしょう。
大蔵小学校児童朝会
ホンジュラスへ行きストリートチルドレンと出会う
カルメンちゃんが描いた絵の家をもとに建設
藤山さんたちが建設した子どもたちの孤児院
藤山さんが立ち上げた慈善活動団体SHH
校長 石井正広
カルメンちゃんの手紙をもらい村の建設を決意
ボランティアと村人で協力して施設を建設
孤児院の子どもと遊ぶ藤山さんたち
SHHが支援して女性の仕事を生み出す