越前市新婚夫婦定住化支援事業補助金交付要綱 (目的) 第1条 この要綱は、越前市に定住する意思を持って越前市内の民間賃貸住宅に 居住する新婚夫婦に対し、越前市新婚夫婦定住化支援事業補助金(以下「補 助金」という。)を予算の範囲内で交付することによって、新婚夫婦に市内 への居住の誘導を図り、もって定住及び中心市街地活性化の促進を目的とす る。 (適用規則) 第2条 補助金の交付については、越前市補助金等交付規則(平成17年越前市 規則第50号。以下「交付規則」という。)に定めるもののほか、この要綱 の定めるところによる。 (定義) 第3条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定める ところによる。 (1) 中 心 市 街 地 第2期中心市街地活性化基本計画(平成25年3月策定) に定める区域をいう。 ( 2) 家 賃 賃貸借契約に定められた賃借料(共益費、管理費、業務用部分に係 る賃借料及び駐車場使用料を除く。)の月額をいう。 ( 3) 民 間 賃 貸 住 宅 建物の所有者との間で賃貸借契約を締結して自己の居住用 に供する住宅をいう。ただし、次に掲げるものを除く。 ア 市営住宅、県営住宅、雇用促進住宅その他公的賃貸住宅 イ 社宅、寮その他給与住宅 ウ 2親等以内の親族又は2親等以内の親族が代表若しくは実質的な代表を 務める法人が所有する住宅 エ アからウに掲げるもののほか、市長が当該補助事業の趣旨に合わないと 認める住宅 (補助の対象となる夫婦) 第4条 補助金の交付の対象となる夫婦(以下「対象夫婦」という。)は、次の 各号に掲げる全ての要件に該当するものとする。ただし、市長が特に認める 夫婦にあっては、この限りではない。 (1) 次 の い ず れ か 、 又 は い ず れ に も 該 当 す る 夫 婦 で あ る こ と 。 ア 夫婦がともに中心市街地内の同一の民間賃貸住宅に住民登録又は外国 人登録がなされている夫婦 イ 夫婦のいずれか、又は夫婦ともに市外からの転入者(本市から転出後 1年に満たない期間内に再度転入した者を除く。)で夫婦がともに同一 の民間賃貸住宅に住民登録又は外国人登録がなされており、かつ、転入 した日より半年を経過しないうちに婚姻した夫婦 (2) 婚 姻 の 届 出 の 日 か ら 1 年 以 内 に 第 7 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 申 請 を す る 夫 婦 (3) 夫 婦 の い ず れ か が 民 間 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 借 契 約 の 名 義 人 と な り 、 当 該 契 約 に係る家賃(3万円を超える額)の支払をしている夫婦。 ( 4) 生 活 保 護 に よ る 住 宅 扶 助 を 受 け て い な い 夫 婦 ( 5) 公 的 制 度 に よ る 家 賃 補 助 を 受 け て い な い 夫 婦 ( 6) 越 前 市 税 を 滞 納 し て い な い 夫 婦 (補助金) 第5条 市長は、対象夫婦が毎年度4月から3月までに支払った家賃(当該期間 において支払うべき家賃に限る。)に対し、対象夫婦に補助金を交付する。 2 補助金の額は、1月当たり1万円とする。ただし、中心市街地にある民間賃 貸住宅に対象夫婦が居住している場合は、1 月当たり1万円を加算する。 3 前項の規定による補助金の額は、家賃の額の2分の1の額を上限とし、算出 された補助金の額に1円未満の端数が生じた場合は、これを切捨てるものと する。 (補助金の交付対象期間) 第6条 補助金の交付対象期間は、夫婦が第7条第1項にある申請を行った月 (日割計算等による家賃の支払いがある場合、その月の翌月)から起算して 連続する36月以内とする。 (初回の補助金の交付申請) 第7条 対象夫婦は、補助金の交付を受けようとする年度の3月31日までに、 夫婦の連名で(初回)越前市新婚夫婦定住化支援事業補助金交付申請書(様 式第1号)に、次に掲げる書類を添付して、市長に申請しなければならない。 ( 1) 戸 籍 謄 本 ( 2) 住 民 票 の 写 し ( 世 帯 主 と の 続 柄 が わ か る も の ) ( 3) 賃 貸 借 契 約 書 の 写 し ( 契 約 日 、 契 約 者 、 家 賃 及 び 家 賃 支 払 時 期 が 分 か る も のに限る。) ( 4) 誓 約 書 ( 様 式 第 2 号 ) ( 5) 納 税 証 明 書 ( 市 税 に 滞 納 な し ) 2 前項の規定にかかわらず、前項各号に掲げるもののうち、補助金の交付を受 けようとする対象夫婦が、公簿その他必要な方法により市長が調査すること に同意し、市長が公簿等で確認できる書類は、添付を要しないものとする。 3 第1項に規定する申請は、対象夫婦につき1回までとする。 (2回目以降の補助金の交付申請) 第8条 前条第1項の規定による申請をした年度の翌年度以降の補助金の交付を 受けようとする対象夫婦は、夫婦連名で(2回目以降)越前市新婚夫婦定住 化支援補助金交付申請書(様式第3号)に前条第1項第2号、第3号及び第 5号に掲げる書類を添付して、補助金の交付を受けようとする年度の3月3 1日までに市長に申請しなければならない 2 前項の規定にかかわらず、前条第1項各号に掲げるもののうち、対象夫婦が、 公簿その他必要な方法により市長が調査することに同意し、市長が公簿等で 確認できる書類は、添付を要しないものとする。 (申請内容の変更) 第9条 交付規則第6条第1項の規定により交付決定を受けた夫婦(以下「交付 決定夫婦」という。)は、交付決定の内容に変更が生じた場合は、速やかに 越前市新婚夫婦定住化支援補助金変更申請書(様式第4号)に変更を証する 書類を添付して、市長に申請しなければならない。 (補助金の交付請求) 第10条 交付決定夫婦は、当該補助金の請求をしようとするときは、当該年度 の3月1日から同年3月31日までに、夫婦連名で越前市新婚夫婦定住化支 援補助金交付請求書(様式第5号)に請求年度の3月分までの家賃を支払っ たことを証する書類を添付して、市長に請求しなければならない。 2 前項に規定する請求書等は、実績報告書を兼ねるものとする。 (補助金の額の確定通知) 第11条 補助金の額の確定通知は、これを省略するものとする。 (交付の取消し) 第12条 市長は、交付決定夫婦が、次の各号のいずれかに該当すると認めると きは、当該補助金を受ける資格を喪失するものとし、補助金の交付の決定の 全部又は一部を取り消すことができる。 (1) 夫 婦 が 市 内 の 民 間 賃 貸 住 宅 以 外 の 住 宅 に 転 居 し た と き 。 (2) 夫 婦 の い ず れ か が 死 亡 し た と き 。 (3) 夫 婦 の い ず れ か が そ の 職 務 上 の や む を 得 な い 事 情 に よ る 場 合 若 し く は そ の他市長が特に認める場合により、転居又は市外に転出したとき。 (4) 夫 婦 の い ず れ か が 前 号 に 規 定 す る 理 由 以 外 に よ り 、 転 居 又 は 市 外 に 転 出 したとき。 (5) 夫 婦 が 市 外 に 転 出 し た と き 。 (6) 夫 婦 が 離 婚 し た と き 。 (7) 申 請 書 そ の 他 の 書 類 に 虚 偽 の 記 載 及 び 不 正 の 行 為 を し た と き 。 (8) そ の 他 こ の 要 綱 の 規 定 を 満 た さ な く な っ た と き 。 2 前項の場合において、補助金の交付の決定の取消しは、次のとおりとする。 (1) 前項第1号から第3号までに規定する場合 当該事由が発生した日の翌 日の属する月から (2) 前項第4号から第8号までに規定する場合 当該事由が発生した日の属 する月を含む当該年度全て。 (その他) 第13条 附 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。 則 (施行期日) 1 この要綱は、平成27年4月1日から施行する。 (失効) 2 この要綱は、平成30年3月31日限り、その効力を失う。 3 前項に規定する日までに第7条第1項の交付申請に対する交付決定を受けた 夫婦については、前項の規定にかかわらず、なお従前の例により、第8条の 規定による交付申請等を行うことができる。
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