東京大学の生活系廃棄物 リサイクル可能なのに リサイクルされていな い

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東京大学の生活系廃棄物
~リサイクル可能なごみを全てリサイクルするには?~
A班 浅田 牛尾 坂口 日置
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東京大学の生活系廃棄物
リサイクル可能なのに
リサイクルされていな
いごみがある!
環境報告書より
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紙のリサイクルと廃棄~CO2~
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紙のリサイクルと廃棄
~CO2~
日本全体での値
CO2排出量(千t費用(十億円)
C)
重量(万t)
一万t当りのCO2 一万t当りの費
排出量(千t-C)
用(億円)
紙生産
16670
2948
3101.4
5.37
9.51
古紙回収
79
209
1715.1
0.05
1.22
紙焼却
5268
812
1386.3以下
3.8以上
5.85以上
論文、経済産業省「紙・パルプ統計」より作成
「リサイクル可能なのにリサイクルされず
廃棄処分されている」紙ごみは本郷キャン
パスだけで年間およそ300t。
紙:焼却処分⇒リサイクルで
排出を防げるCO2の量は400t以上。
(東大環境報告書、上表、横山道子氏の調査より算出)
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紙のリサイクルと廃棄~エネルギー~
パルプ1tを製造するために必要なエネルギー(重油換算,単位:L)
日経エコロジー(2001年4月号)より
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紙のリサイクルと廃棄~エネルギー~
消費エネルギー(G kcal)
重量(万t)
一万t当りの消費エネ
ルギー(105kcal)
紙生産
175118
3101.4
56466
古紙回収
1009
1715.1
5.88
紙焼却
1376
1386.3以下
9.93以上
本郷キャンパスで出る紙を
焼却処分⇒リサイクルで
節約できるエネルギーは1.22×104 kcal以上
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対策①
各ゴミ箱の前に人員を配置する
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問題点その1
現在ある各ゴミ箱ごとに人員を配置したら人件
費が莫大な事になる
→ゴミ箱の絶対数を減らせばいい
・各門に1つずつ(計9個)
・ほかに各学部の近くに1つずつは設置
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実際の配置例
実際の配置場所
マップは東京大学ホームページより抜粋
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問題点その2
人件費の問題
12時間(9:00〜21:00)×13カ所×2人×365日
を時給1000円としてけいさんすると...
1年で約1億1000万円かかる!
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問題点その2
・回収する時間を制限する
→昼時(11:00〜13:00)と
5限終了時(17:00〜19:00)のみ
・土日の回収はなしにする
1年で2000万円まで削減可能
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対策②
可燃ごみ箱の横に、紙ごみ箱を設置
コレ!!
現在設置されているとこ
ろもあるが、存在感が
うすく認知度も低い
「紙≠可燃ごみ」の認知
度を高める
可燃ごみ箱にポスター
「紙は紙ごみ箱へ」
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問題点
<コスト推定>
本郷の建物の内訳
等級
フロア数
ごみ箱設置数/階
設置数/1棟
棟数
設置総数
小
4
2
8
32
244
中
6
3
18
32
576
大
8
3
24
37
888
特大
8
4
32
28
896
計2604個設置!!
一個5千円とすると…
5千円×2604=13020000円
<分別>
分別の不徹底が起こる
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まとめ
対策1導入後
対策2導入後
CO2
-410(t)
エネルギー
-1.22×104(kcal)
=-5.11×104(kJ)
費用
+2000万
+1302万
上記のCO2を排出権取引のレートで金銭換算すると
1t当たり1250円になるため約50万円になる。