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資料1 深谷市国民健康保険の事業状況について (PDF:397.9KB)

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報告事項
資料1
深谷市国民健康保険の事業状況について
目
次
1.深谷市国民健康保険の状況
・・・ P.1
2.深谷市国民健康保険の財政状況
・・・ P.8
1.深谷市国民健康保険の状況
(1)深谷市国民健康保険特別会計
国民健康保険事業の収入支出は、市の一般会計とは区分して特別会計を設けて経理することとされて
います。
歳入としては、被保険者が負担する「国民健康保険税」と国から交付される「国庫支出金」を二大財
源として、その他、退職者医療制度にかかる被用者保険からの拠出金で賄われる「療養給付費等交付金」
、
前期高齢者(65歳以上75歳未満)の加入率が高いことにより交付される「前期高齢者交付金」
、埼玉
県から交付される「県支出金」
、一般会計からの「繰入金」などを財源として計上しています。
歳出としては、加入者の疾病等に対する「保険給付費」を柱とし、その他、
「後期高齢者支援金」
、
「介
護納付金」
、特定健診や人間ドックの助成等の「保健事業費」を主なものとして計上しています。
共同事業交付金については、県内・国内の市町村国保において拠出金を出し合い、1 件あたりが高額な
レセプトに基づき、拠出金を再分配するものになります。
-1-
-2-
平成26年度歳入決算見込額 構成内訳
(単位:円・%)
平成 27 年度
款
予 算 額
構成比
決算見込額
構成比
1国民健康保険税
3,154,352,000
15.9
3,184,357,645
18.0
2国庫支出金
4,355,254,000
21.9
4,174,309,379
23.6
629,296,000
3.2
757,865,792
4.3
4前期高齢者交付金
3,891,367,000
19.6
3,620,367,042
20.4
5県支出金
1,044,729,000
5.2
1,053,724,719
5.9
6共同事業交付金
4,705,614,000
23.7
2,327,697,387
13.1
20,000
0.1
51,272
0.1
1,751,326,000
8.8
1,746,123,000
9.9
3療養給付費等交付金
7財産収入
8繰入金
9繰越金
300,001,000
1.5
785,839,111
4.4
10 諸収入
5,865,000
0.1
47,517,124
0.3
100.0 17,697,852,471
100.0
合
計
19,837,824,000
9繰越金
4.4 %
平成 26 年度
10諸収入
0.3 %
7財産収入
0.1 %
8繰入金
9.9 %
1国民健康保険
税
18.0 %
6共同事業交付
金
13.1 %
5県支出金
5.9 %
2国庫支出金
23.6 %
4前期高齢者交
付金
20.4 %
3療養給付費等
交付金
4.3 %
(単位:円・%)
款
平成 27 年度
予 算 額
構成比
212,749,000
1総務費
2保険給付費
平成26年度歳出決算見込額 構成内訳
平成 26 年度
決算見込額
1.1
11,737,405,000
構成比
196,561,223
1.1
59.1 11,160,795,131
65.7
3後期高齢者支援金等
2,539,258,000
12.8
2,302,257,936
13.5
4前期高齢者納付金等
3,355,000
0.1
1,819,112
0.1
77,000
0.1
75,782
0.1
6介護納付金
1,024,606,000
5.1
1,009,850,976
5.9
7共同事業拠出金
4,123,854,000
20.8
2,010,145,415
11.8
146,305,000
0.7
102,967,081
0.6
9諸支出金
20,215,000
0.1
200,760,848
1.2
10 予備費
30,000,000
0.1
0
0.0
100.0 16,985,233,504
100.0
5老人保健拠出金
8保健事業費
合
計
19,837,824,000
○【歳入総額】17,697,852,471 円
-
8保健事業費,
0.6 %
5老人保健拠出
金, 0.1 %
6介護納付金,
5.9 %
9諸支出金, 1.2 %
1総務費, 1.1 %
7共同事業拠出
金, 11.8 %
4前期高齢者納付
金等, 0.1 %
3後期高齢者支援
金等, 13.5 %
2保険給付費,
65.7 %
【歳出総額】16,985,233,504 円 =【実質収支額】712,618,967 円
※平成27年度の繰越金となります。
-3-
-4-
(2)国の財政支援
国民健康保険は、被用者保険とは異なり事業主負担の保険料がないこと、被保険者に低所得者層
が多いこと、経営主体が市町村であり、もともとその財政基盤が弱くその財政力を調整する必要が
あることなどから、国が大幅な財政支援を行っています。
(定率国庫負担32%、国調整交付金9%、
県調整交付金9%)
(3)財政の特色
一般会計の場合は、収入額の見込みに応じた事業予算を組み、収入に見合う事業執行により収支
の均衡を図ることが可能ですが、国民健康保険財政は、収入が不足するからといって保険給付費等
の支出を抑えることができないため、支出に応じて収入を確保しなければならない点が大きな特色
となっており、予算編成をはじめ財政運営が非常に難しいものとなっています。
(4)被保険者数
被保険者比率(平成27年4月1日現在)
国民健康保険加入状況
区分
総
数
年月
人口
世帯数
国
民
健
康
保
険
被保険者数
世帯数
国保
加入割合
平成 26 年 4 月
平成 27 年 4 月
人
人
145,918
145,406
世帯
世帯
56,633
57,143
人
人
43,015
42,108
世帯
世帯
23,352
23,192
%
%
29.5%
29.0%
50,000
被保険者構成
45,000
0~19歳
11.1%
40,000
20~
39歳
16.4%
60~
74歳
51.1%
12,590
13,837
35,000
13,108
30,000
2,950 2,922 2,635
14,772
2,293
25,000
40~
59歳
21.4%
1,862
前期
20,000
退職
28,100
人口比率(平成27年4月1日現在)
75歳
以上
11.0%
0歳~19歳
18.1%
20歳~
39歳
22.6%
15,432
60歳~
74歳
21.8%
26,954
15,000
10,000
27,955
24,814
一般
25,950
5,000
0
40歳~
59歳
26.6%
被保険者数は、平成24年から減少傾向にありますが、前期高齢者(65歳以上75歳未満)の割合及び人数が増加
しています。また、年齢構成割合は60歳以上のかたが51%となっており、半分以上を占めています。
他にも生産年齢人口の減少や、短時間労働者の社会保険適用の拡大(平成28年10月施行)など、さらに被保険者
の内、65歳未満の被保険者は減少すると考えられます。
-5-
-6-
(5)国民健康保険税の概要
①国民健康保険事業に充てるための目的税で、次の3つの区分で構成されています。
Ⅰ
基礎課税額【医療分】医療分の支払いに係るもので、加入者全員に課税します。
Ⅱ
後期高齢者支援金等課税額【支援金分】後期高齢者支援金等の納付に係るもので、加入者全員に課税しま
す。
Ⅲ
介護納付金課税額【介護分】介護納付金の納付に係るもので、介護2号被保険者である40歳から64歳
の加入者に課税します。
②世帯課税主義
Ⅰ
世帯単位で課税しており、世帯主が納税義務者となります。
③賦課方式
Ⅰ
応能割:担税能力に応じて課税するものです。
ア
所得割:前年中の所得から33万円を差し引いた額に税率を適用します。
イ
資産割:当該年度の土地・家屋に係る固定資産税額に税率を適用します。
Ⅱ
応益割:加入者全員に対し同じように課税するものです。
ア
均等割:加入者1人当たりにつき一定の金額を課税するものです。
イ
平等割:世帯単位で一定の金額を課税するものです。
Ⅲ
課税限度額
ア
定められた限度額以上の課税はされません。
※本市は、医療分は所得割、資産割、平等割、均等割の4方式。支援金分と介護分は所得割、均等割の2方式
④軽減・減免
Ⅰ
加入者等の所得が一定額以下である低所得世帯に対し、その程度に応じて応益割を7割・5割・2割軽減
します。その他いくつかの軽減制度があります。
Ⅱ
災害等により生活が著しく困難となった場合などには、市で定める規定により減免されます。
-7-
-8-
2.深谷市国民健康保険の財政状況
(1)保険給付費
加入者の疾病、負傷等に対する保険給付費は、平成22年度の99億円に対し、平成26年度では約111億
円となっており、4年間で約12億円増加しています。
受診率、1人あたりの診療費、1件あたりの診療費ともに上昇しており、高齢化の進展や医療の高度化により、
今後益々増加することが見込まれています。
保険給付費の推移(単位:千円)
11,400,000
11,200,000
11,000,000
10,800,000
10,600,000
10,400,000
10,200,000
11,160,795
10,905,214
10,000,000
10,638,073
9,800,000
9,600,000
9,928,386
10,015,577
9,400,000
9,200,000
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
(2)一般会計法定繰入金
国民健康保険の財源は国民健康保険税と国庫支出金等で賄うことが原則とされていますが、財政
基盤が脆弱であるという構造的な問題があることから、保険者である市において財源の一部を国の
定める基準により一般会計から特別会計への繰入を行っています。なお、この繰入については所要
の地方財政措置(交付税対象)が講じられています。
【法定繰入金】
①保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)
②保険基盤安定繰入金(保険者支援分)
③職員給与費等繰入金
④出産育児一時金等繰入金
⑤財政安定化支援事業繰入金
-9-
- 10 -
(3)一般会計法定外繰入金
法定繰入金の他に、年々増大する医療費に対して保険税、国庫支出金等で賄いきれない収入不足
を補填するものとして、法定外繰入金(その他一般会計繰入金)があります。
この法定外繰入金については、国民健康保険財政を支える上でやむを得ないものではありますが、
この金額が多額になると一般会計の財政を圧迫してしまうことから、繰入金に頼る運営は決して好
ましいものではありません。
また、一般会計の税金を充当していることから、国民健康保険以外の保険に加入の方については、
ご自身の健康保険の保険料の他に法定外繰入金相当分を負担することになり2重の負担となって
いることも事実です。
しかしながら、国民皆保険最後の砦である国民健康保険制度は、地域住民の福祉増進の一端を担
うものであり他の福祉政策と共同する一面もあるため、必要に応じて財源の一部を一般会計から繰
入れるべきではないか、といった考え方もあります。
こうしたことから、この法定外繰入金については市全体の財政状況や様々な状況を勘案しながら、
国民健康保険税率の改正を含め政策的に決定する必要があると考えられています。
国民健康保険特別会計の財源不足額(単位:千円)
1,400,000
1,200,000
1,000,000
800,000
600,000
400,000
800,354
751,357
1,222,165
1,235,231
平成25年度
平成26年度
815,613
200,000
0
平成22年度
平成23年度
平成24年度
財源不足額は、国民健康保険特別会計の歳入(前年度からの繰越金を除く)から歳出の差(単年度収支差(赤字)
)に
法定外繰入金(一般会計から国保特別会計の不足分を補うもの)を加えたものを表しています。
- 11 -
- 12 -
(4)支出抑制への取り組み
①特定健康診査・特定保健指導の受診促進
「第2期深谷市国民健康保険特定健康診査等実施計画」に基づき、糖尿病や高血圧症等の生活習慣病の予防や
疾病の早期発見のため、様々な機会を通じて特定健康診査及び特定保健指導の受診率の向上に向けた取り組みを
実施しています。
◇特定健康診査
Ⅰ
受診勧奨通知の送付(年 2 回)
Ⅱ
電話による受診勧奨の実施
Ⅲ
個別健診の受診結果の提供依頼
Ⅳ
受診日程の延長(12 月末まで)や土日開催の増設
Ⅴ
受診率の低い地区での健診の実施(H26 年度から会場に大寄公民館を追加)
Ⅵ
ポスター等の掲示による啓発活動(市内医療機関、薬局、公共施設等)
◇特定保健指導
Ⅰ
特定保健指導業務の外部委託(保健指導受診機会の拡大が可能)
Ⅱ
電話による受診勧奨の実施
●特定健康診査の受診者数と受診率
22 年度
23 年度
24 年度
25 年度
26 年度
受診者数 7,421 人 7,369 人 7,874 人 8,898 人 9,406 人
受診率
26.7%
26.8%
28.3%
31.2%
33.2%
(国保連合会データより)
②ジェネリック医薬品の利用促進
ジェネリック医薬品差額通知の発送やジェネリック医薬品希望シールの配布など、普及促進のための啓発活
動を積極的に行い、調剤費の抑制を図っています。
Ⅰ
差額通知の発送(年 2 回、9 月・3 月)
Ⅱ
ジェネリック希望シールの配布(保険証更新時に全被保険者へ配布、広報折り込み(全市民))
Ⅲ
ポスター等の掲示による啓発活動(市内医療機関、薬局、公共施設等)
Ⅳ
医師会等への協力依頼
●実施回数
年2回
●差額通知送付後の後発医薬品(ジェネリック医薬品)利用率
(9 月末、3 月末)
●送付実績
平均利用率
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
35.4%
37.0%
44.7%
平成 26 年 9 月・・・1,324 枚
(国保連合会データより)
平成 27 年 3 月・・・1,106 枚
- 13 -
- 14 -
③柔道整復師の施術医療費の適正化
保険給付費の伸びを上回る柔道整復療養費の適正化を図るため、申請書の内容点検などを強化しています
また、被保険者への施術内容の照会や啓発、施術所などへの指導を行い、柔道整復師の適正受診を推進してい
ます。
Ⅰ
受診者へ施術内容についてのアンケートを実施(適正な受診であるかの確認)
④生活習慣病(糖尿病)重症化予防事業の実施
糖尿病で通院する患者の内、重症化するリスクの高い方に対して、生活指導を実施し、人工透析への移行を
未然に防止し、医療費の削減を目指す事業です。
Ⅰ
医師会の協力のもと平成 27 年度からの新規事業として実施予定です。
⑤人間ドック・脳ドックの助成事業
人間ドック等については、被保険者への周知を強化するとともに、被保険者が受検しやすい体制を整備して
います。
平成 27 年度から、指定医療機関以外でも助成を受けることができるようになりました。
⑥レセプト点検調査の強化
レセプト(診療報酬明細書)の請求内容の点検を強化し、資格や診療内容等の医療機関の請求の誤りをチェ
ックし、不必要な支出を減らしています。
⑦第三者行為の調査及び不当利得返還請求の強化
資格喪失後の受診に伴う保険給付費について返還請求等(不当利得請求)を強化するとともに、第三者行為
による保険給付費の把握に努め、適切に求償を行っています。
⑧データ分析による保険事業の実施(データヘルス)
データヘルスとは、医療保険者によるデータ分析に基づく保健事業のことで、医療レセプトデータや健診デ
ータを分析し、そのデータに基づき、保険者ごとの特性や課題に即した効果の高い保健事業を実施していくも
のです。
本市においても、「データヘルス計画」を策定する予定です。『 KDB(国保データベース)システムの活用 』
- 15 -
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