セミオープンタイプ管理型処分場システム キャッピングシステム最終処分場 本システムは、通気防水シート等のキャッピングを順次行なうことで浸出水処理量を低減できる、建設費と維持管理費に 優れたセミ・オープン型最終処分場です(特許出願中)。 シ ス テ ム 概 要 1 工事中及びごみ埋立前は、全ての排水系統を雨水排水系統とします(第1~3埋立地)。 2 ごみ埋立を行なう区画から順次、排水系統を浸出水排水系統へ切替えます(第2埋立地)。 3 埋立が終了した時点で、通気防水シートを敷設し、覆土を行ないます(第1埋立地)。 通気防水シート敷設前は自然降雨による洗出しが行なわれ、必要に応じてシート敷設後に下部に設置した給水管によ り給水ができます。 4 埋立終了時には全ての排水系統が浸出水処理排水系統となります。 覆 土 第1埋立地 第2埋立地 第3埋立地 遮水工 給水管 区画堰堤 排水ピット 区画堰堤 排水ピット 切替弁 切替弁 切替弁 浸 出水 処理施設 浸出水排水系統 浸出水排水系統 雨水排水系統 キャッピングシステム処分場の特徴 自然降雨の遮断 自然降雨 被覆施設 コントロールできない浸出水発生量 人工散水 浸出水発生量のコントロール ゴミ天端 GL 1:1 .8 浸出水処理 1:1 GL 多大な 浸出水処理 .8 埋立地 貯留ピット 1:1 .8 1:0 .5 地盤改良 置換コンクリート - クローズド型 - 自然降雨を遮断し人工散水することで浸出水発生量を コントロールできますが、建屋が必要なため、建設費が 高いことが課題です。 - オープン型 - 建屋がないため建設費を抑えることができますが、自然 降雨が浸透するため浸出水発生量が増え、維持管理費 が高くなります。 ■本システムは、クローズド型とオープン型の長所を活かし、建設費と維持管理費を軽減できる 最終処分場です。 ①被覆施設を必要としない雨水排除システムのため 建屋建設費が不要です。 ②自然降雨の遮断、適量の給水により、浸出水発生を 低減・管理でき、浸出水処理に係わる維持管理費を 軽減できます。 ③埋立物への洗い出しが必要な場合、雨水・処理水の 人工的給水が可能です。 ④通気防水シートによるキャッピングにより埋立地を 好気性に保ち、微生物分解を促進します。 ⑤通気防水シートによるキャッピングにより埋立地を 乾燥化し、減容化(圧密沈下)する効果があります。 1409 通気防水シート+覆土 外周雨水排水施設 外周雨水排水施設 自然降雨の遮断+水分の蒸発 第1埋立地 排水ピット 第2埋立地 区画堰堤 排水ピット 切替弁 切替弁 第3埋立地 切替弁 浸出水排水系統 遮水工 浸 出水 処理施設 浸出水排水系統 雨水排水系統 ㈱鴻池組 土木事業本部 環境エンジニアリング部 大阪 TEL 06-6245-6589 東京 TEL 03-5617-7793 https://www.konoike.co.jp/request/index.php
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