概要 - 小淵沢中学校

生徒会活動について
1 生徒会活動の方針
生徒会は,小淵沢中学校の全生徒により組織され,生徒の意志により学校生活の改善と向上をめざ
した,生徒による,生徒のための活動である。生徒は,誰もが過ごしやすい学校,楽しい学校を望ん
でいる。さらに自己の力が活かされ,伸ばしてくれる「場」を望んでいる。それらを他から与えられ
るものとして考えるのではなく,自らの手で求め,創造し,実現していこうとするところに生徒会活
動の意義があると考える。生徒会活動は,学校生活を楽しく充実したものにするために,日常生活の
向上,生活環境の改善,行事の企画・運営を活動の大きな柱としている。そして,その活動過程(指
導過程)で生徒の自主性・創造性などを伸ばすとともに,集団としての自治的な力の向上をめざすも
のであると考える。生徒自ら,現状を見据え,課題に気づき,要望・要求を形あるものに変え,討議
し,組織的な活動へと発展し,実現の方向へもっていく。その過程で生徒は討議の方法を学んだり,
討議して決定し,それを実行していくことの重要性・必要性を学んだり,達成することの喜びを知っ
たりする。それにより,集団としてのあり方や,集団の中での個人の存在について学んでいくと考え
る。そ の た め に , 教 師 側 と し て は 最 初 に 実 際 に や っ て 見 せ て 教 え な が ら , そ こ か ら さ ら
に発展させていく指導助言が必要であろうし ,生徒にじっくり考えさせて,必然的に討
議が生まれてくるような指導を全職員の意思統一のもとに行われなければならないと 考
える。先生方のご協力をよろしくお願いします。
2
生徒会会則
『青雲ノート』を参照
3
生徒会活動組織
生徒会の組織作成上の基本的考慮事項
① 生徒や学校の実態に即した組織であること
② 全生徒の持つ問題や意見の反映ができる組織であること
③ 各組織の活動内容が明確であること
④ 他 の 諸 活 動 と の 関 連 を 明 ら か に し ,そ れ ら の 活 動 の 連 絡 調 整 が 図 ら れ る よ う に す
ること
⑤ 部 活 動 は 生 徒 の 自 主 的 ,自 発 的 な 活 動 を 重 視 し 地 域 の 人 々 の 協 力 ,社 会 教 育 施 設
等,各種団体との連携を工夫して実施する。
上記5項目を考えて次のように組織する。
《 本部役員 》
会 長 1名 副会長 3名 生徒委員 若干名
《 生徒会組織図 》
学 校 長
顧問会
職員会議
選挙管理委員会
生 徒 総 会
中 央 委 員 会
部 長 会
交
通
少
年
団
地
区
生
徒
会
本部会
委 員 長 会
野
球
部
サ ッ カ ー 部
女子バレーボール部
男子バスケットボール部
女子バスケットボール部
ソフトテニス部
吹 奏 楽 部
陸
上
部(季節部)
剣 道 部(季節部)
ス ケ ー ト 部(季節部)
学 級 会
-生徒会 1 -
合 唱 委 員 会
環境福祉委員会
給 食 委 員 会
広 報 委 員 会
生 活 委 員 会
体 育 委 員 会
図 書 委 員 会
保 健 委 員 会
(1) 生 徒 総 会 ( 5月 ・ 1 2月 )
・全校生徒全員によって構成する。
・最高議決機関として,全校生徒の意思決定の場とする。
・学 校 生 活 の 問 題 点 ,方 向 性 な ど を ,執 行 部 原 案 だ け で な く ,学 級・学 年・個 人 か
らも提起でき,話し合える機会とする。
( 2) 中 央 委 員 会
生 徒 会 活 動 の 企 画・運 営 ,確 認・連 絡 調 整 な ど ,活 動 が 円 滑 に 行 わ れ る よ う に 話
し合い,活動の中心となる。必要に応じて,委員長や部長などを含めて行う。
〔 委 員 〕本 部 役 員・学 級 正 副 会 長( 2 名:男 子 1 ,女 子 1 )
(3) 生 徒 会 本 部
・ 会
長
1名
・ 副 会 長
3名
・ 生徒委員
6名
※ 生徒会議長 (3年より男女各2名ずつ選出し会長が委嘱)
※ 生徒会顧問団
・ 主 顧 問 (3 学 年 教 員 )
・ 副 顧 問 (2 学 年 教 員 )
・ 青 雲 担 当 (1 学 年 教 員 )
( 生徒会会計担当 )
(4) 委 員 会 に つ い て
①各委員会の主な仕事
※通常委員会(生徒会本部役員(生徒会議長を除く)は委員会に所属しない。)
○合唱委員会 ・・・全校・学級・学年の合唱活動。合唱発表会などの企画・運営。
○給食委員会 ・・・給食に関わる活動の推進(白衣,配膳台ふきの管理等)。
献立コンクール。身じたく点検。給食献立の放送。
○広報委員会 ・・・学校新聞「小淵沢中新聞」・本部と連携して生徒会誌『青雲』の
編集・発行。掲示物の管理。
給食・清掃・下校の放送の企画・運営。 校内行事・集会時の放送
準備など。
○生活委員会 ・・・学校内外においての,生徒の規律正しい生活の推進。制服点検。
下校指導。交通安全指導。
○体育委員会 ・・・校内の体育的行事(青雲祭体育部門の企画・運営。体育施設・設
備の整備。町体育祭への補助など。)
○図書委員会 ・・・図書館利用の推進。読書旬間の企画・運営。
図書貸し出し,返却事務。返却呼びかけ。(学級文庫の管理)
○環境福祉委員会・・・校舎内外の環境美化・清掃活動の企画・運営。エコ活動の推
進。
○花壇管理(すずらん)植物の栽培(緑のカーテン)
水槽の管理。熱帯魚の飼育。
○福祉活動の推進。ペットボトルキャップの回収。手ぬぐい
・古切手,募金活動の呼びかけ。
○保健委員会 ・・・生徒の保健安全について意識を高揚する活動の企画・運営。
健康観察および健康観察簿への記入。保健集会の企画・運営。
保健新聞の発行。
-生徒会 2 -
②各委員会担当教師,本部役員担当および会議場所
担
合 唱
環境福祉
給 食
広 報
生 活
体 育
図 書
保 健
選 管
当
教
師
本
部
担
当
会議場所
音楽室
図書室
被服室
会議室
2年生徒会担当
③学級別委員会構成人数
委員会
1 年
2 年
A組
B組
A組
男 女 男 女 男 女
3
A組
男 女
年
B組
男 女
合
男
計
女
合計
合 唱
環境福祉
給 食
広 報
生 活
体 育
図 書
保 健
男女人数
学級人数
※ 生 徒 会 本 部 役 員 は 委 員 会 の 時 間 に は 本 部 の 活 動 を し ま す 。本 部 の 活 動 が な い と き は ,
各委員会で活動します。
※特別委員会
○選挙管理委員会 ・・・生徒会選挙に関することの企画・運営。
(5)学 級 会 に つ い て
学級役員は前期・後期(青雲祭前後)で改選され,会長1名,副会長男女各1名,
書記男女各1名,会計男女各1名,議長2名で構成され,すべての役員が学校長から
任命される。生徒会本部役員は会長(副)会長を兼ねることはできないが,生徒会議
長はその限りではない。
-生徒会 3 -
(6)地区生徒会について
①地区生徒会の活動
地 区 生 徒 会 は , 小 淵 沢 町 内 の 12地 区 ( 会 議 の 指 導 を 行 う た め に 11区 分 に わ け て
あ り ま す 。)の 中 学 生 で 組 織 さ れ ,子 ど も ク ラ ブ や 育 成 会 と の 連 絡 を 取 り な が ら ,
各地区の諸活動の企画・運営を行ったり,行事に参加したりする。また,通学路
の確認,点検を必要に応じて行い,安全に登下校できるように配慮する。
( 『 青 雲 ノ ー ト 』 p17 第 9 章 地 区 生 徒 会 ・ 交 通 少 年 団 を 参 照 )
②地区生徒会担当教師・会議場所
地
区
名
宮 久 保 ( みやのくぼ)
高野(こうや)
久保(くぼ)
岩窪(いわのくぼ)
小淵(こぶち)
尾根(おね)
学区外
担
当
場
所
地
区
名
担
当
場
所
本町(ほんちょう)
大 東 豊 ( だいとうほう)
上笹尾(かみささお)
下笹尾(しもささお)
松向(しょうこう)
篠 原 (し の は ら )
女 取 (め と り )
※地区担当教師は輪番制(1つずつ上にあがる)
( 7) 部 活 動 に つ い て ( 顧 問 ・ 規 定 は 体 育 主 任 よ り 提 案 )
(8)「 縦 割 り 班 」 活 動 に つ い て
(背景)
学 級 数 が 減 少 し ,青 雲 祭 の 体 育 部 門 が ,ク ラ ス 対 抗 に で き な い 状 況 に な っ た 。そ の
ため,学年の枠を越えて複数のグループに分けて「縦割り 班対抗」とした。このよう
な 経 過 の 中 で 4 年 前 か ら ,生 徒 会 行 事 に 学 年 の 枠 を 越 え た「 縦 割 り に よ る 活 動 」が 始
ま っ た 。小 規 模 の 学 校 で あ る た め ,学 年 で の 活 動 も さ る こ と な が ら ,学 年 の 枠 を 越 え
た 集 団 で の 取 り 組 み や 団 結 す る こ と に よ っ て 学 校 全 体 が 活 性 化 す る と 考 え ら れ る 。さ
ら に ,異 年 齢 集 団 の 交 流 に よ っ て 上 級 生 が 下 級 生 へ と 指 導 し た り ,下 級 生 に と っ て 上
級 生 を モ デ ル に し た り す る こ と を 通 し て ,活 動 そ の も の が 生 徒 自 身 の 自 主 自 律 な 考 え
を は ぐ く む こ と が で き る と 考 え る 。 そ の た め に は ,「 縦 割 り 」 に よ る 活 動 を 期 間 限 定
の 一 過 性 の も の に せ ず ,様 々 な 生 徒 会 活 動 の 中 で 生 か し て い き ,生 徒 自 身 が こ の 異 年
齢集団への所属感を持ち,また,自然と関係性がつながるものにしていきたい。
<基本的な縦割り班の考え>
① 各学年,運動能力をベースに4つのグループに分ける。
前年例)各クラスを2つに分ける
それぞれの代表が学年ごと抽選をして組み合わせる
② その4つのグループを縦系列として全校で合体させる。
(縦割りグループ)
③ 青雲祭での体育部門の活動単位とする。
-生徒会 4 -
4
生徒会年間活動計画
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
生
徒
会
活
動
計
画
本部会 新任式 生徒会本部役員任命式 新入生歓迎会 部長会
地区生徒会 交通少年団結団式 生徒会委員会 学級活動 前期学級役員選出
支部選手権大会 壮行会 支部選手権大会 中央委員会
本部会 生徒会委員会 学級活動 支部陸上競技大会 壮行会
支部陸上競技大会 部長会 委員長会 第1回生徒総会
本部会 生徒会委員会 学級活動 支部総合体育大会 壮行会
支部総合体育大会 中央委員会
本部会 生徒会委員会・地区生徒会 学級活動 青雲祭実行委員会 あじさい
一斉読書 学期末清掃強化週間
本部会 生徒会委員会 学級活動 青雲祭実行委員会
本部会 生徒会委員会 学級活動 青雲祭実行委員会 青雲祭
後期学級役員選出 後期学級役員任命式
本部会 生徒会委員会 学級活動 支部新人総合大会 壮行会 支部新人総合
体育大会 保健集会
本部会 生徒会委員会 学級活動 合唱発表会 秋風読書
本部会 生徒会委員会・地区生徒会 学級活動 生徒会本部役員選挙
立会演説会 学期末清掃強化週間 第 2 回 生徒総会
本部会 生徒会委員会 3年生を送る会実行委員会 学級活動
本部会 生徒会委員会 学級活動 中 央 委 員 会
3年生を送る会実行委員会
本部会 生徒会委員会 学級活動 生 徒 会 誌 『 青 雲 』 の 発 行
卒業証書授与式(別れの詩) 離任式
学年末清掃強化週間
5
生徒会費の徴収について
生 徒 一 人 あ た り 月 額 180円 の 徴 収 を さ せ て い た だ き ま す 。
6
集会活動について
全校生徒が集合する集会活動においては各クラスの学級役員とともに生徒会本部
役員が中心となり整列指導を行い,整列が速やかに行われるようにする。
【 学級会長→生徒会本部→司会 】
7
生徒総会までの取り組みについて
※ 新入生への校歌・生徒会歌指導( 別紙 提案資料 )
生徒会本部役員が1年生の学級を訪れ「校歌のみ」の指導を行う。
◆ 4月 8日
【地区生徒会】
・地区名簿づくり(教務主任より提案)
・地区長,副地区長の選出
・年間活動予定の確認
・通学路の確認や地区への要望,自転車通学者の把握
◆ 4月 11日
【新入生歓迎会】
・委員会・部活動のガイダンス
他
-生徒会 5 -
◆ 4月 25日
【一斉委員会】
・委員会名簿づくり
・委員長,副委員長の選出
・年間活動目標,年間活動計画作成,役割分担
・活動に必要な物品等の種類,数量,予算関係
・当面の活動計画
◆ 4月 26日
【一斉部会】(入部が確定している1年生は参加)
・名簿づくり
・部長,副部長の選出(確認)
・年間活動目標,年間活動計画作成,役割分担
◆ 5月 2日
【一斉委員会】
・当面の活動および活動計画
◆ 5月 20日
◆ 5月 30日
【 第 1回 生 徒 総 会 資 料 検 討 の た め の 学 活 】
【 第 1回 生 徒 総 会 】
-生徒会 6 -