すみしん確定拠出年金 NEWS LETTER - 四半期マーケット概況 - 2006年10-12月号 市場インデックスの推移 市場インデックスの推移 06/10 06/11 06/12 伸び率 (前四半期末比) 伸び率 (前年度末比) NOMURA-BPI総合インデックス 298.74 299.72 300.04 0.32% 1.54% シティグループ世界国債インデッ クス(円ベース、日本除く) 324.81 330.93 335.95 3.74% 10.11% 1,890.01 1,873.26 1,965.45 4.42% -2.20% 16,399.39 16,274.33 17,225.83 6.81% 0.97% 1,576.31 1,598.42 1,679.87 9.91% 16.04% 12,080.73 12,221.93 12,463.15 6.71% 12.19% 2,366.71 2,431.77 2,415.29 6.95% 3.23% 円ドル相場(ロンドン16時) 117.16 115.66 119.16 0.92% 0.99% 円ユーロ相場(ロンドン16時) 149.53 153.31 157.12 5.06% 10.04% 東証株価指数(配当込み) 日経平均株価 MSCI-KOKUSAIインデックス (ヘッジなし、円ベース) NYダウ(工業株30種) ナスダック総合指数 経済の振り返り 国内経済:個人消費が伸び悩むも、全体としてはプラス成長を維持 日本経済の7-9月期実質GDP成長率は、前期比年率+0.8%と全体としてはプラス成長を維持しま したが、天候不順や賃金の伸び悩み等の影響を受けて、個人消費は2四半期ぶりにマイナスに転 じました。企業部門では、06年度中間決算が概ね好調な結果となり、日銀短観(12月調査)で は、中小企業等が積極的な設備投資に転じつつあるなど、企業収益の底堅さが確認されました。 一方で、IT関連の在庫積み上がりによる生産調整懸念や機械受注等の弱い指標が表れるなど設備 投資のピークアウト観測も台頭しました。 世界経済:米国は住宅投資の低迷により潜在成長率以下の成長、欧州は内需主導の安定成長を継続 米国経済の7-9月期実質GDP成長率は、住宅投資の低迷を主因として前期比年率+2.0%と4-6月 期に引き続き潜在成長率を下回りました。住宅投資については、在庫が横ばいに転じつつある等、 一部底入れの兆しも見られましたが、個人消費は良好な雇用環境の継続から消費マインドが下支 えされ、注目のクリスマス商戦も総じて堅調となった模様です。企業部門については、11月の ISM製造業景況感指数が2003年以来の50割れに一時はなったものの、12月には再び50を超え、 また同非製造業景況感も高水準を維持するなど、企業マインドは一定水準を維持しました。 ユーロ圏経済は、7-9月期実質GDPが前年同期比+2.7%と内需主導の下で安定成長を継続しまし た。ドイツは輸出が伸びたほか消費の回復も続いて同+2.8%と堅調な伸びを示し、フランスも同 +1.9%と4-6月期の高成長の反動が表れたものの、個人消費の堅調さは持続しました。英国経済 は、堅調な企業部門、雇用・所得環境の緩やかな拡大を背景に個人消費は好調さを持続して、同 +2.9%の安定成長を継続しました。 本資料に関わる一切の権利は、他社資料等の引用部分を除き、住友信託銀行に属し、いかなる目的であれ本資料の 一部または全部の無断での使用・複製、流用は固くお断り致します。 Copyright © 2007. The Sumitomo Trust & Banking Co.,Ltd. All rights reserved. 1 市場振り返り (2006年10-12月) 国内債券 300.04↑(前四半期末比 +0.32% )NOMURA-BPI総合インデックス 10年国債利回りは、11月は国内経済の減速と、それに伴う日銀 の利上げ観測の後退を受けて低下しましたが、その後は利上げ観 測の再燃からもみ合いとなり、期を通じては、1.5%半ばから 1.8%前半のレンジ内で推移する展開となりました。また、上期 に拡大した社債スプレッドは、金利が低位で推移する中、企業業 績も好調に推移し、AA、A格スプレッドには若干の戻りが生じ ました。 0.6% 0.4% 0.2% 0.0% -0.2% -0.4% NOMURA-BPI(総合) -0.6% 2006/10 2006/11 2006/12 外国債券 335.95↑(前四半期末比 +3.74%)シティグループ世界国債インデックス(円ベース・日本除く) 米国長期金利は、住宅市場の減速、製造業の成長鈍化傾向による 景気減速懸念から低下しましたが、個人消費が予想以上に堅調で あったこと、FRBがインフレ警戒姿勢を維持したこと等から利下 げ観測が後退し、期末にかけて反転上昇した結果、結局、四半期ベー スでは横ばいに留まりました。独長期金利は、ユーロ圏経済が内 需中心に堅調に推移したこと、欧州中央銀行が2回の利上げを実 施した後も利上げ継続のスタンスを示したことから大きく上昇し ました。 2.0% 1.5% 1.0% 0.5% 0.0% シティグループ世界国債指数 (円ベース・日本除く) -0.5% -1.0% 2006/10 2006/11 2006/12 国内株式 1,965.45↑(前四半期末比 +4.42%)東証株価指数(配当込み) 期初は、弱いマクロ指標、北朝鮮による核実験等の地政学リスク があったものの、堅調な海外市場に対する出遅れ感から上昇基調 となりました。期央は、国内外の弱いマクロ指標を受けて世界的 な景気減速懸念の台頭や、中間決算発表における慎重な会社計画 等により、軟調に推移しました。期末は、機械受注統計の下ぶれ、 国内GDPの下方修正といった弱いマクロ指標に加え、大手企業 の会計問題等の悪材料が相次ぎましたが、世界的な株高や円安の 進行を好感した買いにより国内株式市場は上昇基調となりました。 6.0% 4.0% 2.0% 0.0% -2.0% -4.0% TOPIX(配当込み) -6.0% -8.0% 2006/10 2006/11 2006/12 外国株式 1,679.87↑(前四半期末比 +9.91%)MSCI-KOKUSAIインデックス(円ベース) 米国株式市場は、グローバル展開する大企業を中心に企業業績の 好調が持続したことに加え、 FOMCによる利上げの休止、懸念 されたマクロ経済の底堅い推移、原油価格の低位安定といった好 環境に支えられて、株式市場は堅調に推移し、NYダウはITバブ ルのピークを超える高値水準に到達しました。欧州株式市場も、 活発なM&Aの動きや企業の業績回復期待を背景に上昇基調を維 持しました。 外国為替 6.0% 4.0% 2.0% 0.0% -2.0% MSCI-KOKUSAI指数 (円ベース) -4.0% 2006/10 2006/11 2006/12 円/ドル相場 119.16↑(前四半期末比 +0.92%)円/ユーロ相場 157.12↑(前四半期末比 +5.06%) 円/ドル相場は円安傾向で始まるも、米国景気の減速感や日銀利 上げ観測の強まりを受けて円高傾向に転じ、その後は日銀の金融 政策据え置き等を受けて、再度、円安基調で推移しました。 一方、円/ユーロ相場は、堅調なユーロ圏経済や金利差拡大等に より、ユーロ高が進行した結果、ユーロ導入来の高値を更新しま した。 4.0% 3.0% 2.0% 1.0% 0.0% -1.0% -2.0% -3.0% 円/ドル(ロンドン16時) 円/ユーロ(ロンドン16時) -4.0% 2006/10 2006/11 2006/12 ∼留意事項∼ 本資料は、お客様の運用戦略や投資判断等の参考となる情報の提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。投資等に係る 最終的な決定は、商品に関する詳細資料を参照の上、お客様ご自身のご判断で行なっていただきますようお願い申し上げます。 シミュレーションやバックテスト等のデータ、運用実績やリスク・リターン等による商品分類図を含めた本資料の内容は、将来の運用成果の向上を保証するものではありません。ま た、データの一部は、弊社が信頼できると判断した各種情報源から入手した情報等に基づくものですが、その情報の正確性・確実性について弊社が保証するものではありませ ん。なお、本資料は、作成日において入手可能な情報等に基づいて作成したものであり、今後の金融情勢・社会情勢等の変化により、内容が変更となる場合がございます。 本資料に関わる一切の権利は、他社資料等の引用部分を除き、住友信託銀行に属し、いかなる目的であれ本資料の 一部または全部の無断での使用・複製、流用は固くお断り致します。 Copyright © 2007. The Sumitomo Trust & Banking Co.,Ltd. All rights reserved. 2
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