Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品 の設置 03-602918 第 1.1 版 2008 年 6 月 © 2008 Avaya Inc. 本書の内容は著作権法上の保護を受けております。著者、発行者の承 諾を得ず、無断で複写、複製をすることは禁じられております。 通知 本書に記載される情報は、印刷時点において完全かつ正確であること を期していますが、米国アバイア社では、いかなる誤謬に対しても責 任は持ちません。 本書に記載されている情報は、今後のリリースで 変更および修正される可能性があります。 サポートに関する情報について詳しくは、次のドキュメントを参照し てください。 Avaya Support Notices for Hardware Documentation 文 書番号（03-600759） この文書はウェブサイト上でも配布しています。http:// www.avaya.com/support にアクセスし、資料番号で検索してください。 本書に関する免責 米国アバイア社によって行われたものでない限り、本書の原本に対す るどのような改訂、追加、削除に対しても、アバイア社は責任を持ち ません。 顧客またはエンドユーザーによって行われた本書に対する 改訂、追加または削除によって、またはそれらに伴って生じたすべて の要求、訴訟、賠償、判決に対して、アバイア社、アバイア社代理 店、アバイア社従業員は一切責任を持たず、それらに関するどんな補 償もしません。 リンクに関する免責 本書で参照されたウェブサイトリンクの内容や信頼性に対しても、米 国アバイア社は一切責任を持ちません。 また、そのようなリンクで 説明、提供された製品、サービス、情報は、必ずしもアバイア社の保 証の対象になるものではありません。 アバイアでは、このようなリ ンクが常に機能することは保証できません。 また、リンクされたペ ージが利用できるかどうかについても管理は行っていません。 保証 米国アバイア社の本製品についての保証は、限定的なものとしま す。 限定的保証の意味については、販売契約を参照してください。 また、アバイア社の標準保証条項、および本保証における製品のサポ ートについては、アバイアのウェブサイト http://www.avaya.com/ support 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環境仕様............................................................................................................................................................7 サーバの前面図................................................................................................................................................7 サーバの背面図................................................................................................................................................8 デュアル・ネットワークインタフェースカード（NIC）................................................................................9 SAMP の概要....................................................................................................................................................9 モデム..............................................................................................................................................................9 Compact Flash リーダー................................................................................................................................10 関連ハードウェア............................................................................................................................................11 LED..................................................................................................................................................................11 前面パネルの LED..................................................................................................................................11 背面パネルの LED..................................................................................................................................12 LED 条件とパターン..............................................................................................................................12 デュアル NIC LED..................................................................................................................................13 章 2: サーバラックの設置........................................................................................................15 顧客設置の装置..............................................................................................................................................15 アバイアが提供する装置................................................................................................................................15 推奨工具と消耗品..........................................................................................................................................16 安全上の注意事項..........................................................................................................................................16 設置チェックリスト........................................................................................................................................17 ラックに印を付ける........................................................................................................................................18 サーバへのレールの取り付け........................................................................................................................19 ラックへのレールの取り付け........................................................................................................................20 ラックへのサーバの取り付け........................................................................................................................20 サーバの電源投入..........................................................................................................................................21 2 台目の電源装置の追加................................................................................................................................22 ハードウェア設置のトラブルシューティング................................................................................................22 アバイアおよびお客様の装置が不足している........................................................................................22 サーバに電源が供給されていない..........................................................................................................23 章 3: 状態メッセージ................................................................................................................25 LCD 状態メッセージ......................................................................................................................................25 LCD 状態メッセージの説明............................................................................................................................25 LCD 状態メッセージの消去............................................................................................................................35 索引...........................................................................................................................................37 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 3 目次 4 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 章 1: サーバと構成部品の概要 概要 このサーバは、Linux オペレーティングシステムを使用し、複数の Avaya ソフトウェアアプ リケーションをサポートします。 通常は、一重化モードで使用されますが、一部の製品は二 重化されます。 サーバの構成部品 サーバの構成部品は次のとおりです。 • クアッドコア Intel® Xeon® Processor 5000 Sequence が 1 個または 2 個 • 最小メモリ容量 2 GB（2 × 1 GB）、667 MHz（使用可能な場合）、フルバッファー ド DIMM（FBD） 。システム基板の 8 個のメモリモジュールソケットに 1 GB、2 GB、 または 4 GB のメモリモジュールを組み合わせて取り付けることで最大 32 GB にま で増設可能です。 このサーバは、メモリスペアリング機能やメモリミラーリングを可能にする冗長メモリ機能 にも対応しています。 同一仕様のメモリモジュールを 8 枚取り付けている場合は、どちらの 機能も利用できます。 • 2 台の 3.5 インチ、ホットプラグ可能内蔵 SATA（7200 rpm）ハードドライブ。 • 1 台の Slimline DVD-ROM/CD-RW ドライブ • 1 台のホットプラグ可能 670 W 電源装置。1 ＋ 1 冗長構成で 2 台目の電源装置を設 置するオプションを利用可能。 • 4 台のファンモジュール（それぞれ 2 つのデュアルローターファンで構成） 、合計 8 台の冷却ファン サーバ基板の特徴は次のとおりです。 • 2 台の内蔵ギガビットイーサネット NIC、データ速度 10 Mbps、100 Mbps、およ び 1000 Mbps に対応 • ギガビットイーサネット NIC を採用した 1 台のデュアル・ネットワークインタフェ ースカード（NIC）、データ速度 10 Mbps、100 Mbps、および 1000 Mbps に対応 （オプション） • 1 枚の PCI-e Server Availability Management Processor（SAMP）カード（オプショ ン） 5 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 サーバと構成部品の概要 • ATI ES1000、33 MHz PCI ビデオコントローラを使用する内蔵 VGA 互換ビデオサブ システム • 背面パネルコネクタには、シリアル、ビデオ、2 個の USB コネクタ、および 2 個 の NIC コネクタがあります。 • 前面パネルコネクタには、ビデオおよび 2 個の USB コネクタがあります。 • 前面パネル 1 × 5 LCD（システム ID、エラーメッセージ用） 仕様 6 タイプ 説明 メモリ アーキテクチャ：PC2-4100 667-MHz、フルバッファ ード DIMM、ECC 保護付き モジュールソケット：8 240 ピン モジュール容量：1 GB、2 GB、4 GB 最小／最大 RAM：1 GB／32 GB コネクタ（前面） USB：2 4 ピン、USB 2.0 互換 ビデオ：15 ピン VGA コネクタ（背面） NIC：2 RJ-45 シリアル：9 ピン、DTE、16550 互換 USB：2 4 ピン、USB 2.0 互換 ビデオ：15 ピン VGA AC 電源 電力：670 W 電圧：AC 90 ～ 264 V、自動対応、47 ～ 63 Hz、10 ～.0A（AC 90 V） 放熱量：2697 BTU/h（最大） 最大突入電流：代表的なライン条件およびシステムの 使用温度範囲全体で、突入電流は 10 ミリ秒未満の間 に電源あたり最大 55 A に達する可能性があります。 システムバッテリ CR 2032 3.0 V コイン型リチウムイオン 寸法（H × W × D/U） 4.3 × 48.3 × 7./26 cm （1.7 × 10 × 30 インチ）/1 U 重量 18 kg Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 環境仕様 環境仕様 動作温度 10 ～ 35 °C 保管温度 -40 ～ 65 °C 動作時相対湿度 最大湿度勾配 10 %/時で、8 ～ 85 %（結露のないこと） 保管時相対湿度 5 ～ 95 %（結露のないこと） 動作時最大振動 0.25 G（3 ～ 200 Hz で 15 分間） 保管時最大振動 0.5 G（3 ～ 200 Hz で 15 分間） 動作時最大衝撃 正の Z 軸（システムの各側で 1 パルス）の 1 回の衝撃パルス、最大 2 ms で 41 G 保管時最大衝撃 正と負の X、Y、Z 軸（システムの各側で 1 パルス）の 6 回の連続衝撃パ ルス、最大 2 ms で 71 G 動作高度 -16 ～ 3,048 m 保管高度 -16 ～ 10,600 m サーバの前面図 1 電源投入 LED 2 NMI ボタン（不使用） 3 システム ID ボタン 4 LCD ディスプレイ 5 USB ポート Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 7 サーバと構成部品の概要 6 ビデオコネクタ（不使用） 7 ハードディスクドライブ 8 光学式 DVD/CD ドライブ サーバの背面図 注 SAMP ボードを使用しない製品の場合、デュアル NIC は最も左側のスロットにあり、中 央のスロットは空です。 8 1 リモートアクセスコントローラ（不使用） 2 シリアルコネクタ 3 ビデオコネクタ（オプション、モニタ用） 4 USB ポート（オプション、モデム、マウス、キーボード用） 5 GB-1 6 GB-2 7 システム状態インジケータコネクタ 8 システム状態 LED 9 システム ID ボタン 10 予備電源（オプション）用ベイ 11 電源 12 デュアル NIC 13 リモートメンテナンスボード（SAMP オプション） Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 デュアル・ネットワークインタフェースカード（NIC） デュアル・ネットワークインタフェースカード（NIC） このサーバでは、2 つのイーサネットポートが追加されているデュアル・ネットワークイン タフェースカード（NIC）を使用できます。 デュアル NIC はオプションで、使用する製品の サーバに工場で取り付けられて出荷されます。 SAMP の概要 Server Availability Management Processor (SAMP) は、サーバー内のコンポーネントからの 通知を監視および報告するリモートメンテナンスボードです。 SAMP はオプションで、使用 する製品のサーバーに工場で取り付けられて出荷されます。 SAMP ボード： • サーバーブートプロセス、Communication Manager ウォッチドッグ、ファン、電 圧、および温度など、サーバーハードウェアのヘルスを監視します。 • サーバーエラーアラームや他のアラームを Avaya INADS または他のサービスグルー プに報告します。 - サーバーによるサーバー - SAMP によるサーバー（サーバー再起動など） - SAMP による SAMP SAMP は、サーバーがモデムを介してアラームを送信する必要があるときに使用する仮想 TTY を提供します。 モデムは、SAMP 上の USB ポートに接続され、次の機能を提供します。 • サーバーの電源をリモートでオンしたり、リセットしたりする機能 • SAMP およびサーバーへの安全なダイヤルイン接続 • SAMP へのアクセスとそれに続くサーバーへのアクセス 注 モデムコンテンションは、先着順で解決されます。 たとえば、アバイアのサービス担当者 が SAMP にダイヤルしているときに、サーバーがモデムインタフェースを介してアラー ムを送信する必要があるとします。 モデムはビジー状態ですが、サーバーはアラームの送 信を継続して試行します。 モデム モデムは、お客様がアバイアとメンテナンス契約を結んでいる場合に、リモートメンテナン ス基板を介したサーバへのリモートアクセスまたはサーバへの直接接続を提供するために使 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 9 サーバと構成部品の概要 用されます。 オペレーティングシステムのアラームや環境アラームがモデムを経由して INADS や他のサービスプロバイダに送信されます。 メンテナンス技術者は、モデムを介し てサーバにダイヤルインすることができます。 SAMP（Server Availability Management Processor）リモートメンテナンス基板を装着して いるサーバの場合、モデムは SAMP の USB ポートに接続します。 SAMP を装着していない サーバの場合、モデムはサーバの背面にあるシリアルポートまたはいずれかの USB ポート に接続します。 重要 モデムは、ダイヤル回線ではなくプッシュ回線に接続する必要があります。 電話線でモデムを専用の外線に接続します。 アバイアは、サーバで使用する MultiTech MultiModem ZBA モデムに対応しています。 この モデムには、次の機能があります。 • V.92/56K ダウンロード速度、48K アップロード速度（V.92 サーバに接続時） • Linux 互換 • 世界中の多くの国で広く使用が認められています。 • フラッシュメモリ • USB ケーブル（USB モデム）またはシリアルケーブル（シリアルモデム）を付属 Compact Flash リーダー Compact Flash メモリリーダーを使用して、サポートするアプリケーション用にファイルを サーバからバックアップします。 このカードリーダーをいずれかの USB ポートに接続し、 128 MB Compact Flash カードを使用します。 Compact Flash メモリリーダーはオプション の装置です。使用する製品のサーバに付属されています。 アバイアは、次の理由から工業グレードの Compact Flash カードの使用を推奨します。 • 強力なエラー修正機能によるデータ一貫性と信頼性の向上。 • ブロック当たり 2,000,000 プログラム／消去サイクルの高い耐久性。 • 300 万時間を超える平均故障間隔（MTBF）の高い信頼性。 • 7 年保証。 • 強度と安定度を高める新 RTV シリコンの採用による高い耐久性。 工業グレード Compact Flash カードは、アバイアまたはアバイアのビジネスパートナーから 販売されています。 10 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 関連ハードウェア 関連ハードウェア 設置の一部として、お客様は次の周辺ハードウェアを使用できます。 • 無停電電源装置（UPS）。 この装置は、アバイアまたはお客様が用意できます。 ア バイアが提供してメンテナンスする場合は、UPS に監視用の SNMP モジュールが 必要です。 SNMP モジュールは、トラップを送信するように構成される必要があり ます。 • イーサネットスイッチ： この装置は、アバイアまたはお客様が用意できます。 アバ イアが提供してメンテナンスする場合は、トラップを送信するように SNMP エージ ェントを構成する必要があります。 LED サーバには、前面に 2 つ、背面に 3 つの LED があります。 デュアル NIC（ネットワークイ ンタフェースカード）には、ポートあたり 2 つの LED があります。 関連トピック: 前面パネルの LED (11 ページ) 背面パネルの LED (12 ページ) LED 条件とパターン (12 ページ) デュアル NIC LED (13 ページ) 前面パネルの LED 1 ドライブの状態 2 ドライブの動作 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 11 サーバと構成部品の概要 背面パネルの LED 1 電源の状態 2 電源故障 3 AC ラインの状態 LED 条件とパターン LED 給電状態 機能／条件 オン システムに電源が供給さ れ、機能しています。 オフ システムに電源が供給さ れていません。 緑 電源は機能しています。 黄褐色 電源で問題があります。 AC ラインの状態 緑 電源は、適切な AC 電源 に接続されています。 ドライブの状態 緑点灯 ドライブオンライン 緑、次に黄褐色に点滅 し、消灯します。 ドライブ予測エラー 黄褐色で 1 秒あたり 4 回 点滅 ドライブエラー 電源 12 インジケータ／パターン Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 LED LED インジケータ／パターン 機能／条件 緑色で 1 秒あたり 2 回点 滅 ドライブの識別／取り外 しの準備 オフ ドライブの挿入または取 り外しの準備完了 緑色でゆっくり点滅 ドライブの再構築中 緑色で 3 秒間、黄褐色で 3 秒間それぞれゆっくり 点灯し、6 秒間消灯 再構築の中止 デュアル NIC LED 1 ネットワーク動作 LED（Tx/Rx） 2 接続速度 • 消灯：10BaseT アクティブリンク。 • 緑：100BaseT アクティブリンク。 • 黄褐色：1000BaseT アクティブリンク。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 13 サーバと構成部品の概要 14 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 章 2: サーバラックの設置 顧客設置の装置 お客様は、次の装置を用意していただく必要があります。 • 適切に設置され、しっかりと固定されている標準の 19 インチ 4 柱装置ラック。 ラ ックは、次の標準に適合する必要があります。 - ANSI（American National Standards Institute）および EIA（Electronic Industries Association）標準 ANSI/EIA-310-D-92。 - IEC（International Electrotechnical Commission）297。 - DIN（Deutsche Industrie Norm）41494。 • ラックに付属のネジ（レール取り付け用）。 • USB キーボード、USB マウス、およびモニタ（一部の管理用のオプション）。 • スイッチなし電源コンセントからの AC 電力。 • ネットワークへのアクセス。 アバイアが提供する装置 アバイアは次の装置を提供します。 • サーバと電源コード • 次を含む固定レールラックキット - ブラケット付きの 1 対の固定取り付けレール - 1 対のシャーシ固定レールモジュール - 10-32 × 0.5 インチ フランジヘッド・クロスヘッドネジ（フィリップスヘッ ド） - リリースタイプの 2 つのタイラップ。 • コンパクトフラッシュリーダー、USB ケーブル、およびフラッシュカード（ファイ ルバックアップ用オプション） • モデムおよび USB、またはシリアルケーブル（リモートメンテナンス用オプション） • UPS など、お客様が注文されたハードウェア。 15 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 サーバラックの設置 推奨工具と消耗品 4 柱ラックにサーバを設置するには、次の器具が必要になる可能性があります。 • #2 プラスドライバ • マスキングテープまたは取り付け穴のマーキングに使用するフェルトペン。 安全上の注意事項 次の安全上のガイドラインに従って、自分自身の安全を確保し、システムや作業環境を損傷 から保護してください。 次の注意事項に従って、ラックの安定性と安全を確保してください。 また、特定の注意、お よび手順について、ラックの設置ドキュメントも参照してください。 システムは、ラック内ではコンポーネントと見なされます。 したがって、「コンポーネン ト」とはシステムばかりでなく各種周辺装置やサポートされているハードウエアも指します。 注意 ラックにシステムを設置する前に、スタンドアロンラックには、前面および側面のスタビ ライザを、他のラックに接合されるラックには前面スタビライザを取り付けます。 ラック 内にシステムを設置する前にスタビライザを適切に取り付けなかった場合、特定の状況で ラックが転倒し、けがをする可能性があります。 このため、ラックにコンポーネントを設 置する前にスタビライザを必ず取り付けます。 ラックにシステムやコンポーネントを設置したら、ラックのスライドアセンブリ上にある 複数のコンポーネントを引き出してはなりません。 複数のコンポーネントを引き出すと、 その重量によりラックが転倒し、重大なけがを招く可能性があります。 注 このシステムは、自立型ユニットとして、またお客様が用意されたラックキットを使用す るラックキャビネットで使うためのコンポーネントとして安全が証明されています。 シス テムの最終的な組み合わせとラックがすべての適用可能な安全標準および国の電気規則の 要件を満たすようにすることはお客様の責任です。 システムのラックキットは、訓練を受けたサービス技術者が設置するように意図されていま す。 注意 ラックには、下から上に積載するようにし、最も重い品目を最初にラックに取り付けます。 ラックからコンポーネントを引き出す前に、ラックが水平で安定していることを確認しま す。 コンポーネントレールのリリースラッチを押して、コンポーネントをラックの内外にスラ イドさせるときは、スライドレールに指が挟まれる可能性があるため注意が必要です。 16 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 設置チェックリスト ラックに電源を供給する AC 電源分岐回路が過負荷にならないようにします。 ラックの負 荷の合計が分岐回路の定格の 80% を超えてはなりません。 ラック内のコンポーネント用の適切な気流が確保されていることを確認します。 ラック内の他のコンポーネントのサービスを行っているときに、コンポーネントを踏みつ けたり、上に立ったりしてはなりません。 設置チェックリスト # タスク 備考 1 すべての装置がお客様のサイ トにあることの確認 注文された品目のリストと各箱の内容 物とを比較します。 プロジェクト管 理者が用意したインベントリリストを 使用します。箱内にある出荷票が正し いとは考えないようにします。 2 ラックが規則に従って設置さ れていることの確認 3 国の規則に従ってラックが接 次を参照してください。 定格アース 地されていることの確認 （555-245-772） 4 必要に応じてキャビネットの ドアを外す 5 ラックに印を付ける (18 ペ ージ) 6 サーバへのレールの取り付 け (19 ページ) 7 ラックへのレールの取り付 け (20 ページ) 8 ラックへのサーバの取り付 け (20 ページ) 9 必要に応じてキャビネットの ドアを取り付ける 10 サーバの電源投入 (21 ペー ジ) 11 設置のトラブルシューティン グを実行する Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 キャビネットメーカーのドキュメント を参照してください。 キャビネットメーカーのドキュメント を参照してください。 2008 年 6 月 17 サーバラックの設置 ラックに印を付ける 前提条件 ラックがすでに設置されている必要があります。 サーバをキャビネット内に設置する場合 は、キャビネットのドアを取り外す必要があります。 ラックに取り付けるサーバごとに縦方向に 1 U（44 mm）のスペースが確保されている必要 があります。 EIA-310 標準に適合するラックキャビネットには、ラックユニットあたり 3 つの穴のパター ンが交互にあり、前後の垂直レールの穴の中心間ピッチは（1-U スペースの上の穴から始め て）それぞれ 15.9 mm、15.9 mm、および 12.7 mm です。 ラックキャビネットには、丸ま たは正方形の穴がある可能性があります。 注 垂直レールには、1-U ピッチごとに横の線と番号を記入することができます。 必要に応じ て、ラックの垂直レールに付けた番号をメモしておくことができます。 ラックにマークを 付けたり、テープを貼ったりする必要はありません。 注意 複数のサーバを設置する場合は、ラック内で利用できる最も下の位置に最初のサーバを設 置できるように取り付けレールを設置します。 サーバと同じラックに UPS を設置する場 合は、ラック内で利用できる最も下の位置に UPS を設置し、その上にサーバを設置します。 1. サーバの底部が配置される位置のマークをラックの前側垂直レールに付けます （またはテープを貼ります）。 各 1-U スペースの底部は穴と穴の間の狭い金属部分の中央です（一部のラックキ ャビネットには、水平線の印があります）。 2. 印を付けた元の位置から上に 44 mm 測り（またはラックの穴 3 つ分）、ラックの 前側垂直レールにフェルトペンまたはマスキングテープでマークを付けます。 穴 を数えた場合は、最上部の穴のすぐ上にマークを付けます。 このマークまたはテープは、垂直レールでのシステムの上端の位置を示しています。 18 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 サーバへのレールの取り付け サーバへのレールの取り付け Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 19 サーバラックの設置 ラックへのレールの取り付け ラックへのサーバの取り付け 前提条件 サーバをラックに取り付ける前に、レールをサーバとラックに取り付ける必要がありま す。 サーバをキャビネット内に取り付ける場合は、キャビネットメーカーのマニュアルに従 ってドアを取り外します。 20 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 サーバの電源投入 次のステップ サーバをキャビネット内に取り付ける場合は、キャビネットメーカーの説明書に従って、取 り外したドアを取り付けます。 サーバの電源投入 サーバをラックに設置したら、電源を投入して機能していることを確認します。 サーバが機 能していることを確認したら、ソフトウェア CD/DVD を CD/DVD ドライブに挿入する前に もう一度電源を切断します。 1. 電源コードの一端をサーバの背面に接続し、もう一端を UPS またはスイッチ無し コンセントに接続します。 2. サーバの前面にある電源ボタンを押します。 電源を投入すると、緑の電源ボタンが点灯し、LCD に Avaya と表示されます。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 21 サーバラックの設置 次のステップ オペレーティングシステムやソフトウェアのインストール方法については、各製品のドキュ メントを参照してください。 2 台目の電源装置の追加 サーバの電源を切断することなく、2 台目の電源装置を追加できます。 次のステップ 一番上の電源 LED が動作中を示す緑で点灯していることを確認してください。 ハードウェア設置のトラブルシューティング アバイアおよびお客様の装置が不足している 推奨解決策 Avaya プロジェクト管理者にお問い合わせください。 22 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 ハードウェア設置のトラブルシューティング アバイアおよびお客様の装置が不足している 推奨解決策 Avaya プロジェクト管理者にお問い合わせください。 サーバに電源が供給されていない 推奨解決策 • 電源コードがサーバの背面およびスイッチ無しコンセントまたは UPS に接続され ていることを確認します。 • UPS がスイッチ無しコンセントに接続されていることを確認します。 • コンセントに電力が供給されていることを確認します。 • サーバの前面の電源ボタンを押します。 サーバに電源が供給されていない 推奨解決策 • 電源コードがサーバの背面およびスイッチ無しコンセントまたは UPS に接続され ていることを確認します。 • UPS がスイッチ無しコンセントに接続されていることを確認します。 • コンセントに電力が供給されていることを確認します。 • サーバの前面の電源ボタンを押します。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 23 サーバラックの設置 24 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 章 3: 状態メッセージ LCD 状態メッセージ サーバのコントロールパネルの LCD には、サーバが正しく稼働しているときやサーバで注 意が必要な場合を示す状態メッセージが表示されます。 LCD は、通常の稼働状態を示す場合は青で、エラー状態を示す場合は黄褐色で点灯しま す。 LCD をスクロールして、ステータスコードに続いて説明テキストを含むメッセージを 確認できます。 LCD メッセージは、システムイベントログ（SEL）に記録されたイベント を指します。 注意 サーバのカバーを取り外してシステム内の構成部品にアクセスできるのは、訓練を受けた サービス技術者だけです。 静電気による損傷を防ぐため、サーバの内部で作業したり、構 成部品を扱っているときは、必ず静電気防止用リストバンドを装着してください。 LCD 状態メッセージの説明 次の表に、コード、コードに続くテキスト、エラーコードの考えられる原因、対応処置の一 覧を示します。 対応処置としてエスカレーション（問い合わせ）が必要な場合、アバイアと メンテナンス契約を結んでいるときはアバイアに連絡するか、またはサーバを購入したアバ イアビジネスパートナーに連絡してください。 エスカレーションでフィールド交換可能なユ ニット（FRU）を交換する必要がある場合は、 詳細について、『Job Aids for Field Replacements (FRUs) for the Avaya S8510 Server Family』 （03-602953）を参照してくだ さい。 Code N/A テキスト AVAYA 原因 対応処置 AVAYA は、次の場合 に表示されます。 このメッセージは情報のみ です。 • システムの 電源が投入 されている。 • 電源が切断 されてお 25 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 状態メッセージ Code テキスト 原因 対応処置 り、アクテ ィブ POST エラーが表 示されてい る。 26 E1000 FAILSAFE, Call Support E1114 Temp Ambient システム環境温度が 許容範囲外です。 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1116 Temp Memory メモリの温度が許容 範囲を超えたため、 構成部品の損傷を防 ぐために無効にされ ました。 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E12nn xx PwrGd 表示されている電圧 レギュレータに障害 が発生しました。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1210 CMOS Batt CMOS バッテリがな いか、または電圧が 許容範囲外です。 サーバを 1 時間シャットダ ウンし、電源の接続を外し ます。 問題が解決しない場 合は、サーバ交換の可能性 について問い合わせてくだ さい。 E1211 ROMB Batt RAID バッテリーがな いか、不良である か、または温度が正 常でないために再充 電できません。 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1229 CPU # VCORE プロセッサ # VCORE サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 電圧レギュレータに 障害が発生しました。 E1310 RPM Fan ## サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 表示されている冷却 ファンの回転数 （RPM）が許容動作範 囲を超えています。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 2008 年 6 月 LCD 状態メッセージの説明 Code テキスト 原因 対応処置 E1311 RPM Fan Mod #x # モジュールのファ ン x の回転数が許容 範囲外です。 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1313 Fan Redundancy システムのファン冗 長性が失われまし た。 もう 1 つのファ ンに障害が発生する と、システムは過熱 するおそれがありま す。 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 追加のスクロールメッセー ジについて、コントロール パネル LCD を確認してくだ さい。 E1410 CPU # IERR 表示されているマイ クロプロセッサが内 部エラーを報告して います。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1414 CPU # Thermtrip 表示されているマイ クロプロセッサが温 度の許容範囲を超え たため動作を停止し ました。 室温と周辺の空気の流れを 確認してください。 両方が 許容範囲内である場合は、 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 注 システムの電源コードの 接続を外し、もう一度 AC 電源に接続するまで、 LCD にはこのメッセージ が継続して表示されます。 E1418 CPU # Presence 表示されているプロ セッサがないか不良 であるため、システ ムはサポートされて いない構成になって います。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E141C CPU Mismatch プロセッサはサポー トされていない構成 になっています。 サーバの診断を実行しま す。 これには、キーボード とマウスが必要です。 E141F CPU Protocol システム BIOS によ って、プロセッサプ サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 27 状態メッセージ Code テキスト 原因 対応処置 ロトコルエラーが報 告されました。 28 E1420 CPU Bus PERR システム BIOS によ って、プロセッサバ スパリティエラーが 報告されました。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1421 CPU Init システム BIOS によ って、プロセッサ初 期化エラーが報告さ れました。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1422 CPU Machine Chk システム BIOS によ って、マシンチェッ クエラーが報告され ました。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1610 PS # Missing 表示されている電源 装置から電力が得ら れません。表示され ている電源装置に障 害があるか、または 正しく取り付けられ ていません。 電源装置の交換の可能性に ついて問い合わせてくださ い。 E1614 PS # Status 表示されている電源 装置から電力が得ら れません。表示され ている電源装置に障 害があるか、または 正しく取り付けられ ていません。 電源装置の交換の可能性に ついて問い合わせてくださ い。 E1618 PS # Predictive 電源装置の電圧が許 容範囲を超えていま す。表示されている 電源装置に障害があ るか、または適切に 取り付けられていま せん。 電源装置の交換の可能性に ついて問い合わせてくださ い。 E161C PS # Input Lost 表示されている電源 装置に AC 電源が供 給されていないか、 または AC 電源電圧 が許容範囲にありま せん。 表示されている電源装置の AC 電源を確認してくださ い。 電源装置の交換の可能性に ついて問い合わせてくださ い。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 LCD 状態メッセージの説明 Code テキスト 原因 対応処置 E1620 PS # Input Range 表示されている電源 装置に AC 電源が供 給されていないか、 または AC 電源電圧 が許容範囲にありま せん。 電源装置の交換の可能性に ついて問い合わせてくださ い。 E1624 PS Redundancy 電源装置のサブシス テムの冗長性が失わ れました。 最後の電 源ユニットに障害が 発生すると、システ ムは停止します。 電源装置の交換の可能性に ついて問い合わせてくださ い。 E1710 I/O Channel Chk システム BIOS によ って、I/O チャネルチ ェックが報告されま した。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1711 PCI PERR B## D## F## バス ##、デバイス ##、機能 ## の PCI 構成スペースにある 構成部品について、 PCI パリティエラー が報告されました。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 PCI PERR Slot # システム BIOS によ って、表示されてい る PCI スロットにあ る構成部品につい て、PCI パリティエ ラーが報告されまし た。 PCI SERR B## D## F## システム BIOS によ って、バス ##、デバ イス ##、機能 ## の PCI 構成スペースに ある構成部品につい て、PCI システムエ ラーが報告されまし た。 PCI SERR Slot # システム BIOS によ って、表示されてい るスロットにある構 成部品について、PCI E1712 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 2008 年 6 月 29 状態メッセージ Code テキスト 原因 対応処置 システムエラーが報 告されました。 30 E1714 Unknown Err システム BIOS によ ってシステムにエラ ーが検出されました が、原因を特定する ことはできませんで した。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E171F PCIE Fatal Err B## D## F## システム BIOS によ って、バス ##、デバ イス ##、機能 ## の PCI 構成スペースに ある構成部品につい て、PCIe の致命的な エラーが報告されま した。 すべての PCIe カードを取り 外して装着しなおし、シス テムを再起動します。 問題 が解決しない場合は、サー バ交換の可能性について問 い合わせてください。 PCIE Fatal Err Slot # システム BIOS によ って、表示されてい るスロットにあるコ ンポーネントについ て、PCIe の致命的な エラーが報告されま した。 E1810 HDD ## Fault SAS サブシステム が、ハードドライブ ## に障害が発生した と判断しました。 E1811 HDD ## Rbld Abrt 表示されているハー ドドライブの再構築 が中断されました。 E1812 HDD ## Removed 表示されているハー ドドライブがシステ ムから取り外されま した。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 前面のベゼルを取り外し て、ハードドライブの上部 LED を確認します。 LED が 消灯または緑で点滅してか ら黄褐色に変わり、消灯す るか、または黄褐色で 1 秒 間に 4 回点滅する場合は、 ハードドライブに障害があ る可能性があります。 ハー ドドライブの交換の可能性 について問い合わせてくだ さい。 情報表示のみです。 2008 年 6 月 LCD 状態メッセージの説明 Code テキスト 原因 対応処置 E1913 CPU & Firmware Mismatch BMC ファームウェア が CPU をサポートし ていません。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1A14 SAS Cable A SAS ケーブル A がな いか、または不良で す。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1A15 SAS Cable B SAS ケーブル B がな いか、または不良で す。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E1A17 Pwr Cable FB フレックスベイの電 サーバ交換の可能性につい 源ケーブルがない て問い合わせてください。 か、または不良です。 E1A18 PDB Ctrl Cable フレックスベイ制御 サーバ交換の可能性につい 信号ケーブルがない て問い合わせてください。 か、または不良です。 E2010 No Memory システムにメモリが 取り付けられていま せん。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2011 Mem Config Err メモリが検出されま したが、構成不能で す。 メモリ構成中に エラーが検出されま した。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E2012 Unusable Memory メモリが構成されま したが、使用できま せん。 メモリサブシ ステムの障害。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2013 Shadow BIOS Fail システム BIOS がそ のフラッシュイメー ジをメモリにコピー できませんでした。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2014 CMOS Fail CMOS エラーです。 CMOS RAM が正常に 機能していません。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E2015 DMA Controller DMA コントローラの 障害。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E2016 Int Controller 割り込みコントロー ラの障害。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 31 状態メッセージ Code 32 テキスト 原因 対応処置 E2017 Timer Fail タイマリフレッシュ のエラー。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E2018 Prog Timer プログラム可能イン ターバルタイマのエ ラー。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E2019 Parity Error パリティエラー。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E201A SIO Err SIO 障害。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E201B Kybd Controller キーボードコントロ ーラの障害。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E201C SMI Init SMI（システム管理割 り込み）の初期化障 害。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E201D Shutdown Test BIOS シャットダウン テストエラー。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E201E POST Mem Test BIOS POST メモリテ ストエラー。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E201F DRAC Config DRAC（Dell Remote Access Controller） の構成エラー。 表示されている具体的なエ ラーメッセージを確認しま す。 DRAC またはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2020 CPU Config CPU 構成エラー。 表示されている具体的なエ ラーメッセージを確認しま す。 E2021 Memory Population メモリ構成が正しく ありません。 メモリ の装着順序が正しく ありません。 表示されている具体的なエ ラーメッセージを確認しま す。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2022 POST Fail ビデオ初期化後の一 般的エラー。 表示されている具体的なエ ラーメッセージを確認しま す。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 LCD 状態メッセージの説明 Code テキスト 原因 対応処置 E2110 MBE Crd # DIMM ## & ## "## & ##" で示されて いるセットの DIMM の 1 枚にメモリ MBE（マルチビット エラー）が発生しま した。 メモリカード が取り付けられてい ない場合、"Crd #" 文 字列はメッセージに 表示されません。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2111 SBE Log Disable Crd # DIMM ## システム BIOS がメ モリ SBE（シングル ビットエラー）のロ ギングを無効にしま した。システムを再 起動するまで、残り の SBE のロギングは 再開されません。 "##" は BIOS によっ て示される DIMM を 表します。 メモリラ イザカードが取り付 けられていない場 合、"Crd #" 文字列は メッセージに表示さ れません。 サーバ交換の可能性につい て問い合わせてください。 E2112 Mem Spare Crd # DIMM ## システム BIOS がメ モリのエラーが多す ぎると判断したた め、メモリの使用を 控えました。 "## & ##" は BIOS によって 示される DIMM のペ アを表します。 メモ リカードが取り付け られていない場 合、"Crd #" 文字列は メッセージに表示さ れません。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2113 Mem Mirror Crd # DIMM ## & ## システム BIOS がミ ラーの片方にエラー が多すぎると判断し たため、メモリのミ ラーリングを無効に メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 33 状態メッセージ Code テキスト 原因 対応処置 しました。 "## & ##" は BIOS によって示 される DIMM のペア を表します。 メモリ カードが取り付けら れていない場 合、"Crd #" 文字列は メッセージに表示さ れません。 34 E2118 Fatal NB Mem CRC ノースバウンド側の フルバッファード型 DIMM (FBD) メモリ サブシステムリンク における接続の 1 つ に障害が発生しまし た。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 E2119 Fatal SB Mem CRC サウスバウンド側の FBD メモリサブシス テムリンクにおける 接続の 1 つに障害が 発生しました。 メモリまたはサーバ交換の 可能性について問い合わせ てください。 I1910 Intrusion システムカバーが取 り外されています。 情報表示のみです。 I1911 >3 ERRs Chk Log LCD オーバーフロー メッセージ。 LCD に は、最大 3 つのエラ ーメッセージを連続 して表示できます。 4 番目のメッセージは 標準オーバーフロー メッセージとして表 示されます。 情報表示のみです。 I1912 SEL Full システムイベントロ グがイベントでいっ ぱいになり、イベン トをこれ以上記録で きません。 イベントエントリを削除し てログをクリアします。 W1228 ROMB Batt < 24hr RAID バッテリーの残 容量が 24 時間を下回 ったという予報的警 告。 情報表示のみです。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 LCD 状態メッセージの消去 LCD 状態メッセージの消去 温度、電圧、ファンなど、センサに関連するエラーの場合、LCD メッセージはセンサが通常 の状態に戻ると自動的に消去されます。 例えば、コンポーネントの温度が許容温度範囲外に なると、LCD にエラーが表示され、温度が許容範囲内に戻ると、メッセージは LCD から消 去されます。 他のエラーの場合、ディスプレイからメッセージを消去するには、次の操作を 実行する必要があります。 電源をいったん切ってから、再度電源を入れます。 一。システムをオフにして、コンセントから電源ケーブルの接続を外します。 二。約 10 秒間待機してから、電源ケーブルをもう一度接続します。 三。システムを再起動します。 この処理を行うと、システムのイベント履歴が失われません。 これらの操作により、エラーメッセージが消去され、ステータスインジケータと LCD の色 が通常に状態に戻ります。 次の条件では、メッセージが再度表示されます。 • センサは通常の状態に戻ったが、再びエラー状態になり、新しい SEL エントリが生 成された場合。 • システムがリセットされ、新しいエラーイベントが検出された場合。 • 同じ表示イエントリに対応する、別のソースからのエラーが記録された場合。 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 35 状態メッセージ 36 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月 索引 C い Compact Flash リーダー ............................................10 イーサネットスイッチ ................................................11 L LCD 状態メッセージ ..................................................25 LCD 状態メッセージの消去 .......................................35 LED .......................................................................11–13 デュアル NIC .......................................................13 条件とパターン ....................................................12 前面パネル ...........................................................11 背面パネル ...........................................................12 S SAMP の概要 ...............................................................9 Server Availability Management Processor .................9 U UPS ............................................................................11 あ アバイアが提供する装置 ............................................15 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 さ サーバの前面図 ............................................................7 サーバの背面図 ............................................................8 サーバへのレールの取り付け .....................................19 サーバへの電源投入 ...................................................21 て デュアル NIC ................................................................9 デュアル NIC LED ......................................................13 と トラブルシューティングとらぶるしゅーてぃんぐ 装置の不足 .....................................................22, 23 電源の問題 ...........................................................23 も モデム ..........................................................................9 ら ラックに印を付ける ...................................................18 ラックへのサーバの取り付け .....................................20 ラックへのレールの取り付け .....................................20 2008 年 6 月 37 索引 38 Avaya S8510 サーバファミリとその構成部品の設置 2008 年 6 月
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