DN7302JP-small test2

チャレンジ
• 帯域幅が必要な
アプリケーションの導入
新しい高速ネットワークがIT企業の
データトラフィックを加速化
• より信頼性の高いネット
ワークインフラストラク
チャーの提供
バリューの創造
• より迅速な新しい
サービスの導入
• エンドツーエンドの仮想
化における基礎を最新
アーキテクチャが構築
富士通がドイツのデータセンター群をアウクスブ
ューションズは、IT製品、
ソリューション及びサー
ルクの製造拠点に集約した目的は、長期的に見た
ビスの完全なポートフォリオを提供しています。P
コスト削減と、将来の要求やサービスに備えるため
C、
ノートブック、データセンターソリューションか
でした。信頼性と柔軟性をはるかに向上させた新
らクラウドのマネージドサービスやアプリケーショ
しいネットワークが、
この目標を達成するために必
ンまで全て取り扱っています。
要であることを富士通は認識していました。Avaya
Virtual Enterprise Network Architecture (VENA)を活
ドイツで強力な製造拠点を抱える富士通は、
この
用することで富士通はこの問題を解消し、製造環境
地域と
「メイド・イン・ジャーマニー」の品質表示が
及び研究所のネットワークのハイレベルな自動化
成功に不可欠であることを理解しています。
アウク
をサポートする、革新的な標準ベースのネットワー
スブルク工場だけで毎日最大12,000台のワークス
ク技術を創出しました。
このアプローチにより利用
テーションと1,000台のサーバーが製造ラインから
効率の最適化が可能となり、データセンターサービ
生み出されています。
ヨーロッパで最も現代的で先
スの管理とスケーリングがより容易になりました。
進的な工場の一つであり、2011年に日本で地震が
その結果、富士通は現在ドイツで最も大規模なデ
あった際には、
日本の親会社のサーバーの製造を
ータセンター運営企業となっています。
「メイド・イ
三日以内に代行できたように十分なサポート体制
ン・ジャーマニー」
という品質表示は、
自動車ファン
を有し、最近ではR&D及び製造の優秀さでバイエ
だけではなく国際的に人気があります。
ドイツの情
ルン品質賞を受賞しています。
報技術は世界中から求められているのです。
これ
ほど緊密に研究開発に集中したハイテク製品を世
成功に基づき、富士通はドイツのデータセンター
界の市場に向けて製造している国は他にありませ
群をアウクスブルクの製造拠点に統合することを
ん。中国とアメリカ合衆国をも抑え、12.1%ものシェ
考えていました。
コスト削減と将来的な製造需要に
アを誇っています。
備えることが主な目的でした。
これらを達成するた
め、富士通はアバイアのネットワーク仮想化技術を
ヨーロッパのITインフラストラクチャーのリーデ
戦略の中核として据えました。
ィングプロバイダとして、富士通テクノロジー・ソリ
avaya.com/jp |
1
「 適切なプロジェクトチー
ム、慎重な製造業者の選
定、そしてもちろん業界
をリードするアバイアの
ネットワーク仮想化技術
であるAvaya VENA
Fabric Connect。それ
ら全てが、プロジェクト
成功への決定的なファク
ターとなりました。」
ロバート・マイヤー
富士通テクノロジー・ソリューションズ
統合の成功
統合プログラムの開始以降、富士通はすでにベ
ネフィットを得ています。
「私たちは現在、
ヨーロッパ・中東・アフリカ・イン
ド各地の全拠点を中央データセンターに統合し
ようとしています」富士通テクノロジー・ソリュー
ションズのネットワーク・オペレーションマネジャ
ーのアルバート・ノル氏の言葉です。
このアプローチを取り入れることにより、富士通
は中期的にはデータセンターの運用コストを20
%から30%削減することを見込んでいます。
さら
に、
この統合により品質を向上させ、
データ転送
において最大限の信頼性を実現することも狙っ
ています。
またそれは、常時増大するデータコミ
ュニケーションのセキュリティ要件・可用性及び
エネルギー効率への対策も含んでいます。
戦略としての仮想化の採用は、上記のアプロー
チへの となってきました。
「データセンターの
80%を仮想化すべく奮闘中です」
と富士通テクノ
ロジー・ソリューションズのITガバナンス&ITイン
フラストラクチャマネジメント部門シニアディレ
クター、
ロバート・マイヤー氏は語ります。Avaya
VENA Fabric Connect技術は、Avaya Virtual
Service Platformとともに、その基礎を構成して
います。ネットワークコアにおいてはVirtual
Avaya VENA cSwitch Clustersとスイッチは富士通で必要なセキュリティと柔軟性を提供しています
タビリティをもたらし、VSP7000及びEthernet
ションではなく、全製造工程とロジスティック運
Routing Switch 5000シリーズはデータセンター
用に関わる問題です。
「自動車産業のように、
自動
環境で必要とされる柔軟性と、サーバー集約に
化された製造工程、柔軟なプロセス及びワーキ
必要な効率的な帯域を保証します。
ングタイムモデルを頼りにしています」
とアルバ
ート・ノルは説明します。
アバイアのネットワークコンポーネントは、10ギ
ガビットのイーサネット接続を可能にし、将来的
このアプローチによりコストが削減し、ニーズに
には40ギガビット及び100ギガビットのイーサネ
基づいた製造が推進されています。例えばアウク
ット接続を実現する予定です。
「VSP7000シリー
スブルクでは、一つの製造ラインの工程にわず
ズのおかげで、高速ストレージとサーバーシステ
か30∼45分しかかからず、富士通が個別の顧客
ム間に高性能のファブリックアーキテクチャとサ
の要求に即座に対応し、
システムの再コンフィギ
ーバーシステムをノンブロッキング、かつノンレ
ュレーション、デザインの要求やオーダーに応え
イテンシで構築できます」
とドイツにおけるアバ
ることが可能になっています。
「データ転送の切
イアのネットワーキングソリューションの責任者
断やダウンタイム発生は一つも許されないので
ミヒャエル・グルンドルは説明します。
ラインエクステンダーシステムと比較して、
ファブ
ミリ秒足らずというアバイアのネットワークソリュ
リックアーキテクチャは100ギガビットイーサネ
ーションを富士通が選択するもう一つの要因と
ットの限界をはるかに上回るスケーリングの、
よ
なったのです。
り効率的なデータ転送を可能にします。
「これは、
多くの企業が欲しているプライベートクラウドア
VSP9000を導入した国内初の企業になりました」
グルンドルは言います。
とアルバート・ノルはコメントします。
しかし、富士
通の担当者たちにとって導入はさほど厄介では
信頼性と柔軟性の新しい
レベル
これは、
アウクスブルクの富士通データセンター
VENA Switch Clusterは必要とされる信頼性とス
で管理されているただの従来の企業アプリケー
| avaya.com/jp
「2011年に、富士通は稼働中のオペレーションに
ーキテクチャを検討する上で大きな利点です」
と
Service Platform (VSP)9000ベースのAvaya
2
す」
とアルバート・ノルは語ります。
このことは、ネ
ットワークノード切断時のリカバリータイムが20
ありませんでした。
「結局、私たちはアバイアとそ
の製品群を長年にわたり知っていたということで
す。彼らは常にこちらの期待にパーフェクトに応
えてくれました
とアルバート・ノルは付け加えました。
新技術がもたらした利点は、いかなる潜在リスク
彼は信じています。
をも上回るものでした。VSP9000のコアネットワ
ークノードは、長年にわたって価値を証明してき
富士通テクノロジー・ソリューションズのITガバナ
た高可用性技術に基づいており、非常に強靭な
ンス&ITインフラストラクチャマネジメント部門シ
ものです。同時に、Avaya VENA Fabric Connect
ニアディレクター、ロバート・マイヤー氏は、以下
技術は、富士通に前例のないネットワークコンフ
のように語ります。
「すでに我々の目にはこの複
ィギュレーションの柔軟さを与えています。
「我々
雑なITプロジェクトは大成功だったと映っていま
のネットワークは99.99%の信頼性を発揮しなけ
す。最新のバックアップによって、生産の操業へ
ればいけません。それと同時に、新しいデータセ
の悪影響を最小にできます。適切なプロジェクト
ンターと製造関連の要求に応えるのに十分な柔
チーム、慎重な製造業者の選定、そしてもちろん
軟性も必要とされるのです。我々はアバイアのお
業界をリードするアバイアのネットワーク仮想化
かげで、なんとか不可能を可能にできました」
と
技術であるAvaya VENA Fabric Connect。
これら
アルバート・ノルは続けます。
全てが、
プロジェクト成功への決定的なファクタ
ーとなりました」
「 以前はネットワークの変
更に6週間にも及ぶ
リードタイムが必要な時
がしばしばありました。
現在では、同様のタスク
なら数日で作業が完了し
ます。
アルバート・ノル
富士通テクノロジー・ソリューションズ
ネットワーク・オペレーションマネジャー
アバイアの導入パートナーと密接に協働するうち
、富士通は柔軟性やダイナミズムを失うことなく
キャリアネットワークの要件に合致する仮想ルー
ティングのコンセプトを発展させました。
この革
新的なネットワークアーキテクチャにより企業ア
プリケーションと研究所ネットワーク、データセン
ターが分離され、
データコミュニケーションが迅
速かつセキュアに行われるようになります。
より詳しくは…
詳細な情報をお求めの場合には、
アバイアアカ
ウントマネージャー、
もしくはアバイアコネクトチ
ャンネルパートナープログラム会員までお問い
合わせください。
また、関連情報へのアクセスは、
リソースライブラリからどうぞ。
www.avaya.com/jp。
「製造工場、デベロップメントセンター、オフィス
環境のデータトラフィックはそれぞれ別々のネッ
トワークコアによって管理されています」
と協力
会社のプロジェクトマネージャーは説明します。
これにより、帯域要件が各々のローカルネットワ
ーク
(LAN)だけでなくワイドエリアネットワーク
(
WAN)
でも常時保証されます。
強力なパートナーシップ
アプローチ
このプロジェクトは非常に大きな成功を収めまし
た。特に、導入された標準仮想化技術のおかげ
で必要とされていたコンフィギュレーションの調
整が容易になっています。
「以前はネットワーク
の変更に6週間にも及ぶリードタイムが必要な
時がしばしばありました。現在では、同様のタス
クなら数日で作業が完了します」
とアルバート・ノ
ルは語ります。
さらに、以前なら信頼の置けるサ
ービスプロバイダーを挟まなければなりません
でしたが、富士通のみで全ての変更を行うことが
可能になりました。
「私たちの目標は、間断なく移
行を完了することでした」
とはアルバート・ノルの
言葉です。
プロジェクトの成功は、関係者全員の
絶え間ない相互努力によって達成されたものと
avaya.com/jp |
3
ソリューション
Avaya VENA Fabric Connect technology
Avaya VENA Switch Cluster technology
Avaya VSP 9000 Series
Avaya VSP 7000 Series
Avaya ERS 8800 Series
Avaya ERS 5000 Series
Avaya ERS 4000 Series
富士通について
富士通テクノロジー・ソリューションズは、
ヨーロッパのリーディングITインフラストラクチャー・プロバイダ
ーです。大企業から中小企業にわたるサービス提供によって、
ヨーロッパ、
アフリカ、中東およびインドの全
主要マーケットで存在感を発揮しています。同社はIT製品、
ソリューション、サービスの完全なポートフォリ
オを提供しており、それはPCからノートPC、データセンターソリューションのマネージドサービスからクラ
ウド上のソリューションにまで至ります。富士通テクノロジー・ソリューションズは約13,000名の従業員を有
する、
グローバルな富士通グループの一員です。
アバイアについて
アバイアは、企業向けコラボ
レーションとコミュニケーシ
ョンソリューションのグロー
バル・プロバイダーです。ア
バイアは、ユニファイドコミ
ュニケーション、コンタクト
センター、ネットワーキング
および関連サービスを、世界
中のあらゆる企業に提供しま
す。詳細は、www.avaya.com
をご覧ください。
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09/13 • DN7302UK