新規派遣プログラム実施報告 - 東北大学グローバルラーニングセンター

March 2013
Vol.78
TOHOKU UNIV. SENDAI, JAPAN
INSC News Letter
国際交流センター ニューズレター
東北大学教育・学生支援部留学生課
Contents
センター長挨拶・
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【 特集1 】UCRリエゾンオフィス新設について
東北大学センターの新設報告・
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・3
【 特集2 】グローバルラーニングセンター新設について
グローバル人材育成推進事業について・
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・4
国際交流センター活動報告(受け入れ)・
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・6
国際交流センター活動報告(派遣)・
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国際交流センター活動報告(新規派遣プログラム実施報告)・
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国際交流センター活動報告(留学生奨励)
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国際交流センター2013年度活動予定・
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・12
2012年度
新規派遣プログラム実施報告 から
P10
新規スタディアプロードプログラム
実施報告
2013年2月9日から3月4日、
自然エネルギーと環境保護をテー
マとしたスタディアブロードプログラム
(UCR:エネルギー、
UCR:環境)
が、新規に開催されました。
プログラムは、
カリフォ
ルニア大学リバーサイド校を拠点に開催され、総勢30名の学
部生が参加しました。
▼帰国後に実施した参加学生によるフォトコンテストで最優秀賞に輝いた
文学部2年田部彩乃さんの作品
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
01
INSC News Letter
巻頭言
センター長より∼あいさつ
東北大学の国際化と
国際交流センターの取り組み
センター長
理事
花輪 公雄
(教育・学生支援・教育国際交流担当)
02
2012年4月、私は根元義章先生の後任として、国際交流センター長に就任いたしました。本学
の教育の国際化に向けて、微力ながら邁進したいと考えておりますので、
ご理解とご支援、
そして
ご指導とご鞭撻、
どうかよろしくお願いいたします。
さて、2011年3月11日に発生したマグニチュード9.0の
「東北地方太平洋沖地震」、
それによって
引き起こされた巨大津波、
そして東京電力福島第一原子力発電所の事故により、東北地方太平
洋岸を中心として大きな人的そして物的被害が出ました。
「東日本大震災」
と名付けられたこの大
惨事ですが、早いものですでに2年を経過いたしました。本学にも甚大な被害が出ましたが、
日本
中はもとより世界中から多大なご支援を得て復旧、復興が進みつつあります。
ご支援くださった方々
や組織、団体に、
この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
大震災直後、本学に学んでいた留学生のほとんどの皆さんが母国へと一時帰りましたが、状況
が明らかになるにつれて復帰し、1年も経たないうちにほぼ全員が戻られています。
ただ、新たに本
学に留学する学生は、人数的にはやや足踏み状態のようです。
この背景の一つには、放射能汚
染の問題がありそうです。事故を起こした原子力発電所付近は高放射能レベルであるものの、本
学のある仙台地区は汚染をまったく気にする必要はない地区であるとのメッセージを、不断に発信
続ける必要があるものと考えております。
さて、2012年は、本学の教育の国際化にとって、
とても重要な年になりました。
それは本学が文
部科学省の事業「グローバル人材育成推進事業(全学推進型)」
に採択されたことです。全国で
11の大学(国立4校、公立1校、私立6校)が採択されましたが、4年前の2009年度から始まった
「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業(いわゆるG-30事業)」
とこの事業、双方に採
択された国立大学は本学のみです。G-30事業では、学部も含めて多くの留学生を受け入れること
が主眼でしたが、
この事業は逆に、多くの本学学生を海外の教育機関へと留学させることに力点
が置かれます。国際交流センターは、
この二つの事業推進において、
まさに中核的な役割を担って
おります。
グローバル人材育成推進事業では、大学入学時から2年次までの学生の皆さんを中心に海外
留学を経験させる
「スタディアブロードプログラム
(SAP)」
を開発することとしています。
その中心と
なる派遣先大学が、米国カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)
です。UCRは、
このようなSAP
の開発に定評ある大学で、SAPのみならず、留学前研修や留学後研修にも豊かな経験を持って
いる大学です。
この2月11日には、UCRエクステンションセンターの中に、本学のリエゾンオフィスとな
る
「東北大学センター」
を開所いたしました。
ところで、
リバーサイド市と仙台市は、1957年に姉妹都
市協定を結び、交流を深めてきました。将来、本学学生がリバーサイド市の様々な部署でイン
ターンシップ研修を行うようなプログラムの開発も予定されております。
また、
このような学生の留学を推進するための一つの方策として、
「グローバルキャンパスサポー
ター
(GCS)」制度をこの4月から導入しました。国際交流センターが世話してきた交換留学生同窓
会(ESA-net)のこれまでの活動を発展させたこのGCS制度は、すでに半年から1年の交換留
学を経ている本学学生を雇用し、留学を考えている学生に対し、
その体験を生かして様々な情
報を伝え、海外という障壁を取り払って留学の動機づけをすることを狙ったものです。
この制度は、
学生による学生に対する支援制度の一つと位置づけられます。
国際交流センターの陣容もこの1年で大きく変わりましたので、
ここにご報告いたします。長年副
センター長として本センターの活動を支えて下さった重野芳人教授が、一身上のご都合で昨年9
月末に退職されました
(現在東北大学名誉教授)。後任として本年2月より末松和子教授が本学
経済学研究科より着任されました。
また、4月には、学外から宮本美能准教授をお迎えいたしまし
た。2013年度は、副センター長の粕壁善隆教授、助川泰彦教授とともに、専任教員4名の体制で
活動を行うこととなります。今後とも、国際交流センターの活動に、
ご理解とご協力を賜りますれば幸
甚に存じます。
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
集
特
1
TOHOKU UNIVERSITY
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リエゾンオフィス新設について
カリフォルニア大学リバーサイド校に東北大学センターを設置
2013年2月1日、東北大学は大学間協定校
であるカリフォルニア大学リバーサイド校(以
下、UCR)
エクステンションセンター内に東北大
学センターを設置し、去る2月11日
(月)現地に
てセンター開所式を行いました。
東北大学センターは、文部科学省が行うグ
ローバル人材育成推進事業*
(全学推進型p4
∼5参照)に本学が採択されたことを受け、
UCRと連携しながら留学・教育環境の一層の
充実を図ることによって、本学の最重要課題で
ある教育の国際化及びグローバル人材育成を
推進するという役割を担います。
具体的には、
グローバル人材を育成するた
左から、里見総長、Jane Close Conoley UCR学長、Rusty Baileyリバーサイド市長
めの各種海外研鑽プログラムをUCRと共同で
企画、開発、実施し、
センターはその現地拠点
としてUCRとの協議、調整を行うとともに、東北
大生とUCR学生双方への留学情報提供、各
種相談窓口として機能します。
また、UCRが所在するリバーサイド市と、本
学が所在する仙台市は姉妹都市であるととも
に、2007年にはUCRと本学を含めた4者間で
教育、学術研究交流及び産学連携の推進を
図る共同宣 言に署 名しているため、
この事
業を核に、地域コミュニティとの協力や現地企
業等でのインターンシップなどの波及効果が期
センターが入居するUCRエクステンションセンター
待されます。
センター開所式当日は、本学の里見総長、UCRの Jane Close Conoley学長、Rusty Baileyリバーサイド市長などの関係
機関代表のほか、現地にて短期海外研修プログラム参加中の本学学生や、過去に本学へ留学経験のあるUCR学生を合わ
せ約100名が出席し、
その門出を祝いました。
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
03
集
特
2
INSC News Letter
グローバルラーニングセンター新設について
平成24年度「グローバル人材育成推進事業」
タイプA(全学推進型)に採択
日本の若者の
「内向き志向」
を打破しグローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍する
「人財」
の育成を図るため、
文部科学省が平成24年度に開始した
「グローバル人材育成推進事業」
において、東北大学の構想はタイプA(全
学推進型)
として採択されました。
この事業においては、本学の教育のグローバル化をさらに加速させることはもち
ろんのこと、全国の大学の教育グローバル化をけん引する役割が期待されています。
本事業において本学が育成するグローバル人材は、
「グローバルかつ予測困難な社会をけん引し、産学官の
様々な分野で、課題に果敢に挑戦し、新しい価値を創造できるような指導的人材」
であり、
さらに
「日本・東北の復興
に貢献するとともに、
その体験を世界に発信できる人材」
です。
そのために、本学では学部卒業時に持つべき能力と
して、
「豊かな知識と深い理解の上に立つ柔軟で強固な専門基礎力」
を前提に
「専門能力を発揮し世界に貢献す
るためのグローバル人材としての能力」
を掲げています。
また、数値目標として平成28年度学部卒業生について
●15%以上の学生が単位取得を伴う海外留学を経験(約3%)
●10%以上の学生がTOEFL-ITP550点以上(TOEFL-iBT80点以上)
を取得(約2%)
と設定し、
その実現を目指します。[注: ( )内は平成24年度の実績]
これらの目標を達成し教育のグローバル化を加速するための基軸となるのが、次の3つの取組です。
1. 東北大学グローバルリーダー育成プログラムの策定
(Tohoku University Global Leader Program: TGLプログラム)
グローバル人材としての基礎要素である語学力・コミュミケーション力、行動力、国際教養力をそれぞれ養成する
3つのサブプログラムと、海外研鑚サブプログラムを有機的に結び付けた3+1のサブプログラムからなる東北大学グ
ローバルリーダー育成プログラム
(TGLプログラム)
を策定・実施し、学部生のグローバル人材としての能力を養成し
ます。TGLプログラムは正課の授業と課外の活動からなります。一定の条件を満たした学生には
「TGLプログラム修
了証」
を、更に高い条件を満たす学生には
「グローバルリーダー認定証」
を授与します。
このプログラムでは英語を始
めとする外国語力を伸ばす正課授業及び課外講座、
日本人学生と外国人留学生が共に学ぶ国際共修の場、主
体的な学びを導く課題解決型授業、
スタディアブロードプログラムの新規開発等、様々な勉学・海外留学の機会を
提供します。登録学生は、TGLプログラムが指定又は提供する授業や様々な活動・イベントなどへの参加を通じて
学習意欲を高め、継続的に学習に取り組むことによりグローバル人材の素養を醸成していくことが期待されます。
04
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
TOHOKU UNIVERSITY
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グローバルリーダー育成プログラムを構成する3+1のサブプログラム
∼グローバル社会で活躍するための基礎力をつけて、世界へ飛び出そう!∼
●行動力養成サブプログラム
●語学・コミュニケーション力養成
サブプログラム
学生のニーズ、習熟度に合わせた多様な授業
や課外学習により、語学力とコミュニケーション
力を鍛えます。個々の目標や能力に沿った英語学
習アドバイジングにより、目標達成を支援します。
●国際教養力養成サブプログラム
外国人留学生と共に学ぶ国際共修環境を
キャンパス内に豊富に設け、異文化を前提とし
た学びの深化を促します。自らの文化に対す
る理解を深め、それを素地とした異文化への
理解を促します。
課題解決型学習( Project Based Learning :
PBL )やボランティア活動等の体験型の学びを通し、
講義を中心とした授業では得がたい情報収集・分析
力、そしてプレゼンテーション能力を鍛えます。
+ ●海外研鑽
サブプログラム
(けんさん)
協定大学で学ぶ交換留学、数週間の短期海外研
修プログラム、海外大学のサマープログラムなど多
様なプログラムにより、海外での学習・生活を体験
します。
2. グローバルキャンパスの実現
本学の国際的なネットワークを活用した海外の大学等との学生交流、
キャンパスの国際化を引き続き推進します。
特に国際混住寮の拡充や外国人留学生と日本人学生がともに学ぶ国際共修授業の拡充、交換留学経験者を利
用した
「グローバルキャンパスサポーター
(GCS)」制度の導入などにより、
日常的に世界に接する環境整備を行いま
す。GCS制度は、国際交流センターがこれまで継続的に支援してきた
「東北大学交換留学生同窓会」
が基盤となっ
ています。
3. グローバルラーニングセンターの設立
グローバル人材育成推進事業の推進のために、平成24年12月に
「グローバルラーニングセンター
(GLC)」
を設立
し、
すでにその活動を開始しています。
グローバル人材の育成には様々な教育活動と学生支援活動が密接に関係
してきます。GLCは、国際交流センターや高等教育開発推進センターを始めとするグローバル人材育成に関わる諸
組織・学部と密接な連携を取りながら、TGLプログラムの実施・運営の中核を担います。特に国際交流センターと
GLCが協力し、
これまで国際交流センターが実施してきたスタディアブロードプログラムなどの取り組みをさらに拡充
していきます。
また、英語学習や留学、TGLプログラムの履修等のアドバイジング、
グローバル人材セミナー等の企画
の充実、
ビジネスおよびアカデミックキャリア両方を意識したキャリアサポート等を行っていきます。
カリフォルニア大学リ
バーサイド校内にリエゾンオフィス
「東北大学センター」
を新設し、派遣留学プログラムの拡大・充実、留学前教育の
共同開発、教職員のグローバル対応のための研修などを行います。
本学は、
「グローバル人材育成推進事業」
による日本人学生に対するグローバル化に向けた教育と
「大学の国際
化のためのネットワーク形成推進事業(グローバル30)」
による外国人留学生受け入れの促進を主軸として、今後とも
教育のグローバル化を力強く推進していきます。
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
05
INSC News Letter
れ
入
け
受
国際交流センター活動報告
海外交換留学生受け入れプログラム
東北大学には様々な学生受け入れプログラムがあります。
2012年は、国際交流センターでは6つのプログラムを実施し、
アジアや欧米の協定校より161名の学生を受け入れました。
2012-2013 受け入れプログラム一覧
プログラム
JYPE
IPLA
受入人数
Junior Year Program in English
協定校に所属し、
理学、
工学、
または農学を専攻する学部生を対象としたプログラム。
1学期または1年間の交換留学。
Tohoku University International Program in Liberal Arts
協定校に所属し、
社会・人文科学系の学問分野を専攻する学部生を対象とした
プログラム。
1学期または1年間の交換留学。
51名
20名
Direct Enrollment Education Programs
DEEP
協定校に所属する学部・大学院生を対象とし、
本学の学部・研究科に直接配置される
プログラム。
留学生は各部局が提供する通常の科目を履修する。
1学期または1年間の交換留学。
29名
Cooperative Laboratory Study Program
COLABS
TSSP
TASP
協定校に所属する理工系の大学院生を対象とした研究に主眼を置いたプログラム。
配属された研修室では、
指導・支援を受けながら研究活動に従事する。
1学期または1年間の交換留学。
Tohoku University Science Summer Program
協定校に所属する理工系学部学生を対象とした夏期ショートプログラム。
Tohoku University Arts and Letters Summer Program
協定校に所属する文系学部生を対象とした夏期ショートプログラム。
声
光陰矢のごとし、
日本での留学生活はもうじき半年になる。季節がめぐ
06
21名
18名
161名
受け入れ人数合計
JYPE参加学生の
22名
工学部・材料科学総合学科
同済大学Tongji University BAI,
Huili
直させた。初めての一人暮らしは、最初はやはり心細かった。
でも今は、人
り、待ち遠しい春がようやく近づいてきた。
生初の自立生活のスタートをここに選んだことが幸いに思えた。同じ志
この半年、実に充実した日々だった。研究室の皆さんのおかげで、本場
を持ち、苦楽を共にした仲間にも出会えた。一足先に帰国したあの娘と
の温泉を堪能することができた。杜グループの皆さんのおかげで、日本
は、一生の付き合いになる予感がした。
これも留学生活の授けもの、大事
のいろんな伝統知識を知り、着物まで体験できた。
アットホームの皆さん
にしなきゃ。
のおかげで、季節外れに日本風の運動会を体験することもできた。学校
これ から 私 は
授業のおかげで、山登りや合気道も経験できた。三条寮の素敵な台所の
やっと日本の春を
おかげで、料理することも好きになった。
体 験する。本 場 の
私はJYPEプログラムに参加し、所属となった小山研究室でテラヘル
桜吹雪、
うきうきし
ツ波に関する研究テーマを与えられた。最初は戸惑ったが、先輩たちの
過ぎて楽しみが押
指導の元、段々それに慣れ、好きにもなった。
さえきれない。残り
10年前からアニメでしか触れることができなかった日本という国を
半分の留学生活を
今、
やっとこの目で確かめることができた。
日本人の親切さ、
日本社会の
全力で頑張らせて
秩序、日本語の奥深さ、
この身で体験した全てが自分をこの土地に惚れ
いただきます。
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TOHOKU UNIVERSITY
C E N T E R F O R I N T E R N AT I O N A L E X C H A N G E
2012-2013 受け入れ学生一覧
プログラム
国・地域名
所属大学
受入部局
人数
韓国
国立昌原大学校
工学部
1
東北大学
工学部
1
中国科学技術大学
工学部
1
清華大学
工学部
3
吉林大学
工学部
1
プログラム
国・地域名
ドイツ
COLABS
所属大学
受入部局
人数
ドルトムント大学
情報科学研究科
1
ゲッティンゲン大学
理学研究科
1
ダルムシュタット工科大学
情報科学研究科
1
ミュンヘン工科大学
工学研究科
1
ハンブルグ・ハールブルグ
工科大学
工学研究科
1
浙江大学
工学部
1
ベルリン工科大学
工学研究科
1
武漢理工大学
工学部
1
フランス
ボルドー第一大学
理学研究科
1
同済大学
工学部
1
ベルギー
ブッリュセル自由大学
工学研究科
2
南京航空航天大学
工学部
2
チェコ共和国
VSB- オストラバ工科大学
工学研究科
1
厦門大学
工学部
1
重慶大学
文学部
3
西安交通大学
理学部
1
大連理工大学
工学部
2
東南大学
工学部
1
東南大学
法学研究科
1
香港科技大学
理学部
1
同済大学
文学研究科
1
華東理工大学
工学部
1
南京航空航天大学
経済学研究科
1
南京航空航天大学
文学部
電子科技大学
工学部
1
1
南京航空航天大学
文学研究科
1
台湾
国立彰化師範大学
工学部
1
武漢理工大学
文学部
1
工学部
2
武漢理工大学
経済学研究科
1
タイ
キングモンクット工科大学
トンブリ校
北京科技大学
工学研究科
3
泰日工業大学
工学部
1
北京航空航天大学
法学研究科
1
バンドン工科大学
工学部
1
北京大学
文学部
1
インドネシア大学
工学部
1
揚州大学
経済学部
1
ガジャマダ大学
工学部
1
国立成功大学
法学部
1
ボゴール農科大学
農学部
1
国立台湾大学
文学部
1
セプル・ノーペンバー
工科大学
マレーシア
ニューサウスウェールズ大学
経済学部
1
工学部
1
スウェーデン
スウェーデン王立工科大学
工学研究科
3
ミンダナオ州立大学
イリガン工科校
フィンランド
オウル大学
経済学研究科
工学部
1
ダルムシュタット工科大学
理学研究科
1
カリフォルニア大学
サンディエゴ校
理学部
ダルムシュタット工科大学
工学研究科
1
ドレスデン工科大学
工学研究科
1
カリフォルニア大学
バークレー校
工学部
レンヌ第一大学
経済学研究科
1
重慶大学
経済学部
1
蘭州大学
経済学部
1
湖南大学
経済学部
1
国立台湾大学
経済学部
1
国立中正大学
経済学部・教育学部
2
チュラロンコーン大学
経済学部
1
泰日工業大学
経済学部
1
インドネシア大学
経済学部
2
ガジャマダ大学
農学部・法学部
2
ボゴール農科大学
農学部
1
ベトナム
貿易大学
経済学部
2
中国
インドネシア
JYPE
フィリピン
アメリカ
ベネズエラ
スウェーデン
フィンランド
デンマーク
中国
DEEP
台湾
1
ドイツ
1
フランス
1
中国
カリフォルニア大学
マーセド校
工学部
1
パデュー大学
工学部
1
IIE(ジョージア工科大学)
工学部
1
IIE( ドレクセル大学)
工学部
1
IIE( ピッツバーグ大学)
工学部
1
IIE(ミズーリ科学技術大学)
理学部
1
シモン・ボリバル大学
工学部
1
スウェーデン王立工科大学
工学部
1
リンショーピン大学
工学部
3
オーストラリア
ニューサウスウェールズ大学
経済学部
1
ウプサラ大学
工学部
1
スウェーデン
ウプサラ大学
経済学部・文学部
2
アアルト大学
農学部
1
ドルトムント大学
教育学部
1
オウル大学
工学部
1
パダ-ボーン大学
経済学部
1
コペンハーゲン大学
理学部
1
清華大学
─
2
浙江大学
─
2
天津大学
─
2
東北大学
─
2
カリフォルニア大学
バークレー校
─
3
カリフォルニア大学
サンディエゴ校
─
1
オーストラリア
シドニー大学
─
4
フィンランド
アアルト大学
─
2
ドイツ
アーヘン工科大学
─
3
浙江大学
─
2
天津大学
─
2
重慶大学
─
1
東北大学
─
2
台湾
国立台湾大学
─
1
─
3
─
台湾
タイ
IPLA
インドネシア
ドイツ
デンマーク工科大学
工学部
1
ドレスデン工科大学
理学部
1
ハイデルベルク大学
工学部
1
ベルリン工科大学
工学部
1
レンヌ第一大学
理学部
2
武漢理工大学
工学研究科
1
同済大学
情報科学研究科
1
厦門大学
工学研究科
1
揚州大学
理学研究科
1
東南大学
工学研究科
1
北京工業大学
工学研究科
1
台湾
国立成功大学
生命科学研究科
1
スウェーデン
チャルマース工科大学
情報科学研究科
1
フィンランド
オウル大学
情報科学研究科
2
アメリカ
デンマーク
デンマーク工科大学
工学研究科
1
カルフォルニア大学
バークレー校
オーストラリア
シドニー大学
ドイツ
ドルトムント大学
工学研究科
1
ドイツ
フランス
中国
COLABS
中国
TSSP
アメリカ
中国
TASP
7
161 名
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
07
INSC News Letter
遣
派
国際交流センター活動報告
交換留学
東北大学は世界32カ国174大学と大学間交流協定を締結しています。2012年度は、60名の学生が交換留学生として協定校に派遣され、
半年、
あるいは1年間交換留学をしました。
また、2012年度は大学院学生及び大学院進学予定者を対象とした研究中心型の学生交流プログ
ラム
「自然科学系短期共同研究留学生派遣プログラム
(COLABS Outbound)」
を開始し、11名の学生が参加しました。
2012年度 大学間協定校への派遣学生一覧
国・地域名
シンガポール
派遣大学
所属部局
学年
(派遣時)
氏名
国・地域名
派遣大学
所属部局
学年
(派遣時)
氏名
シンガポール国立大学
法
B3
影山 遼
ウーメオ大学
文
B4
遠藤 哲人
シンガポール国立大学
経済
B2
高橋 宗徳
ウプサラ大学
文
B3
石井 圭二郎
慶北大学校
教育
B3
櫻井 花菜
ウプサラ大学
教育
B2
宮本 渚
上海交通大学
経済研
M2
辻 港人
ウプサラ大学
経済
B3
今村 優花
復旦大学
法
B4
柴口 駿
ウプサラ大学
理
B3
小原 夏穂
北京大学
教育
B2
北條 新之介
ウプサラ大学
農
B4
鈴木 香深
厦門大学
経済研
M2
纐纈 勇輔
ウプサラ大学
経済研
D3
長谷川 美季
台湾
国立政治大学
経済
B4
三浦 龍馬
農研
D2
神浦 友樹
M1
崎山 宏樹
ボゴール農科大学
スウェーデン王国
王立工科大学
工研
インドネシア
イラン
テヘラン大学
国文研
D3
近藤 百世
スウェーデン王国
王立工科大学
工研
M2
廣田 真人
トルコ
イスタンブール工科
工
B2
佐々木 隆志
アラスカ大学
農
B4
鈴木 愛奈
スウェーデン王国
王立工科大学
環境研
M1
馬場 史織
イリノイ大学
工研
M1
吉田 康紀
ストックホルム大学
法
B3
森脇 翔太郎
ウィスコンシン大学
工
B3
浅野 兼人
ストックホルム大学
理
B3
中澤 舞
カリフォルニア大学
デイビス校
法
B3
三塚 祐太郎
シェフィールド大学
工
B3
花江 才門
カリフォルニア大学
バークレー校
文
B3
酒井 祐輔
カリフォルニア大学
バークレー校
文
B3
コロラド鉱山大学
工研
テキサス A&M
韓国
中国
アメリカ
オーストラリ
ア
フィンランド
スウェーデン
シェフィールド大学
法
B4
粟原 大稀
ノッティンガム大学
教育
B2
中川 敬裕
アーヘン工科大学
経済
B3
桑山 純弥
岡田 篤旺
ゲッティンゲン大学
文
B3
狩野 徳洋
M1
北村 成
ゲッティンゲン大学
法
B3
伊藤 暢一
経済研
D2
傅 佳莎
工
B2
大宮 正仁
テンプル大学
文
B3
梅澤 望
ダルムシュタット工科
大学
パデュー大学
工研
M1
石本 裕美
ドルトムント大学
情報研
D3
安部 日珠沙
パデュー大学
工研
M1
土屋 貴明
ハイデルベルク大学
文研
M1
黒澤 恵
ワシントン大学
法
B3
伊藤 千尋
グルノーブル第 3 大学
スタンダール
文
B4
吉川 真太郎
シドニー大学
経済
B2
高橋 明希
ストラスブール大学
文
B4
武藤 奈月
ストラスブール大学
文
B4
今野 珠美
鄒 舒
リヨン第 2 大学
文
B3
渡辺 絵理
リヨン第 2 大学
法
B2
プシュパラール 初子
シドニー大学
シドニー大学
経済
工
B2
B2
山田 悠里香
シドニー大学
医研
D2
木内 敬太
アアルト大学
工
B3
川上 珠代
オウル大学
教育
B2
工藤 沙季
オウル大学
法
B3
佐藤 健弘
オウル大学
経済
B2
小山 未紗
イギリス
ドイツ
フランス
イタリア
スイス
トリノ工科大学
工
B3
西城 大
スイス連邦工科大学
チューリッヒ校
工研
M1
高野 芳央
スイス連邦工科大学
チューリッヒ校
情報研
M2
南雲 輝博
(COLABS Outbound)
参加学生一覧
2012年度 自然科学系短期共同研究留学生派遣プログラム
国・地域名
所属部局
学年
氏名
国・地域名
デンマーク
(派遣時)
中国地質大学
理研
M2
齊藤 諒介
カリフォルニア大学
バークレー校
工研
M1
倉嶋 晃士
カリフォルニア大学
バークレー校
生命研
M1
笠原 善太郎
オーストラリア
ニューサウス
ウェールズ大学
医工研
M1
垪和 智文
スウェーデン
スウェーデン王国
王立工科大学
中国
アメリカ
08
派遣大学
理研
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
M1
清水 良介
ドイツ
派遣大学
所属部局
学年
氏名
北澤 幸絵
(派遣時)
デンマーク工科大学
工研
M1
ダルムシュタット工科大学
理研
D1
藤原 誠
ハイデルベルク大学
理研
M1
森岡 真代
サンテティエンヌ鉱山大学
工研
M1
中原 慎太郎
イタリア
フェラーラ大学
理
B4
石川 泰佑
スイス
スイス連邦工科大学
ローザンヌ校
工研
D2
木嶌 英恵
フランス
TOHOKU UNIVERSITY
C E N T E R F O R I N T E R N AT I O N A L E X C H A N G E
スタディアブロードプログラム(SAP)
国際交流センターでは、学生の英語能力の向上と国際性の醸成を目的として、2007年度に本学独自の研修プログラムを開発し、大学
間交流協定校であるオーストラリア・シドニー大学、ニューサウスウェールズ大学、米国・カリフォルニアサンディエゴ校、カリフォルニア大
学リバーサイド校において過去5年間実施してきました。
参加学生は夏休みと春休み期間の3−5週間を利用し、
特色ある英語講座へ参加し、企業や施設見学、受け入れ大
学の一般授業を聴講しました。さらに現地学生やコミュニ
ティーメンバーとの交流など、日本では得られない貴重な
経験を通じて、英語の運用能力を高めるだけでなく、国際
的な視野を育むことができました。2012年度は4プログラム
を実施し、合計121名の学生が参加しました。
本プログラムは、全学教育科目の1つとして認められ、2単
位が付与されています。また、プログラム参加者には、月8
万円のJASSO奨学金が支給されました。
UNSWプログラムのアカデミック英語クラスでは、多国籍のクラスメートと共に学びました。
(SAP)
一覧
2012年度実施スタディアブロードプログラム
プログラム名
開催地
UCR:
多文化社会
カリフォルニア大学リバーサイド校
UCR:
エネルギー
UCR:
環境
夏期実施
ニューサウス
ウェールズ大学
UNSW:
アカデミック
イングリッシュ
期 間 派遣人数
概 要
多文化社会カリフォルニア州に位置するUCリバーサイド校エクステンションInternational Education
2年生を中心に、東北大生のためにカスタムメイドされた多文化
Program(UCR-IEP)において、学部1、
社会体験プログラムに参加しました。午前中は少人数クラスの英語クラスでプレゼンテーションやディス
カッションなどのオーラルスキルを中心に学び、午後はサイトビジットを中心に行いました。
サイトビジットで
や、世界平和、平等社会の問題を考えるために、全米
は、本プログラムのテーマとなる
「多文化多民族社会」
日系人博物館やホロコースト、人種差別の歴史を展示した博物館や、
カリフォルニア文化と歴史を象徴する
史跡などを訪れました。加えて、
リバーサイト近郊の小学校や中学校を訪問し、参加者がグループに分かれ
て教室を回り、折り紙や書道などの日本文化や日本の遊びを紹介するプレゼンテーションを行いました。
2013年春のプログラムでは、The California School for the Deaf という手話教育の学校の訪問を
「多文化社会とアメリカ教育」の講義
新たに加えました。
さらに、UCRのメインキャンパスから教員を招き、
を聴講する機会を設けました。
2012.
8.19∼ 32名
9.16
2013.
2.24∼ 33名
3.24
風力、
ソーラー、地熱、バイオマスなどのさまざまな自然エネルギーの研究開発を行う施設や企業を訪問
し、
カリフォルニアにおけるエネルギー開発や、
クリーンエネルギーの理論や実践を学ぶ3週間のプログラ
プログラム最終日には、研修の集大成として、
カリフォルニアの自然エネルギーについて
ムに参加しました。
グループ単位でプレゼンテーションを行い、自然エネルギーに対する知識を深めるとともに英語の運用力
の向上を図りました。課外では、現地の小学校での日本文化の紹介や、UCリバーサイド校の学生やホスト
ファミリーとの活発な交流、
フィールドトリップなどの多彩な文化交流・体験の機会がありました。
2013.
2.9∼
3.4
15名
動植物の生息環境や土地利用など自然保護をテーマとしたフィールドワークと、
リバーサイド近郊の学校
(アフタースクールプログラム)
やコミュニティーでのボランティア活動を取り入れたサービスラーニングプ
ログラム
(参加者募集時は
「環境プログラム」)
に参加しました。参加者は、少人数のグループに別れ、
3週間
のプログラム期間中に割り当てられた自然保護地区(絶滅危惧動物や植物の保護区など)
においてボラン
ティア活動を行い、
カリフォルニアの環境問題やアメリカの自然保護の取り組みを学びました。
また、
アフ
アメリカの教育、福祉問題を学びました。
タースクールプログラムでは、生徒の学習や活動を支援しながら、
フィールドトリップなどの多彩な文
課外では、UCリバーサイド校の学生やホストファミリーとの活発な交流、
化交流・体験の機会がありました。
2013.
2.9∼
3.4
15名
に
留学生の英語教育に定評のあるニューサウスウェールズ大学のInstitute of Languages(UNSWIL)
おいて、世界各地からの学生と共にアカデミック・イングリッシュ・プログラムに参加しました。
このプログラ
ムは、英語圏への留学に必要とされる高度な英語能力を身につけることを目的とし、講義やセミナーで的確
に情報を聞き取る能力、
プレゼンテーション・スキル、学術的な文章を読み、書く能力等の向上を目指しまし
クリティカ
た。
また、東北大学生のためにデザインされたアカデミック・スキルを養うための講義を受講し、
ルシンキング、
リサーチ・スキル、異文化間コミュニケーションなどを学習しました。
さらに、専攻分野に分か
ニューサウスウェールズ大学の正規生とも交流の機会がありました。
れて6回の授業聴講を行い、
2013.
2.10∼ 26名
3.16
春期実施
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
09
INSC News Letter
新規派遣プログラム実施報告
新規スタディアブロードプログラム実施報告
● UCR:エネルギー
自然エネルギーをテーマとし、風力、地熱発電、
バイオマスの研究開発を行う企業へのサイト・ビジットと専門家によるレクチャーを有機的に結び付け、
語学力の向上と専門知識の習得を狙った3週間の特別研修プログラムを実施しました。工学分野の知識を持つ学生を主な対象としたプログラムでは
ありましたが、
それ以外の学生にも門戸を開き、専門用語や企業の事業内容を事前研修でしっかり予習させ対応しました。
自然エネルギーの普及や研
究開発における日米の違いを目の当たりにし、参加者はそれぞれの国が保有する資源やエネルギーに対する考え方、政策につきクリティカルな視点で
考察を深める機会を得ると同時に、企業の担当者との質疑応答を通して、
コミュニケーション力の向上に努めることが出来ました。
また、派遣先の大学の
学生との交流機会やホストファミリーとの活発な活動を通して、生きた英語に親しみ、
自然で実用的な表現方法を身につけることが出来ました。
● UCR:環境(2013年夏より「UCR:サービスラーニング」として実施予定)
環境保護、
とりわけ動植物の生態保護や土地利用などをテーマ
としたフィールドワークを中心に、語学と専門知識を実践の場で学
ぶ3週間のサービスラーニングプログラムを実施しました。専門家指
導の下、希少動物の保護や植林などの活動に主体的に取り組む
中で、
アメリカの環境問題や環境保護に対する考え方、取り組み、
政策等を理解し、
日米の違いを分析し、環境という世界共通のテー
マに、地球市民として向き合う姿勢を身につけることが出来ました。
また、地域の小学校での文化紹介を兼ねたボランティア活動、派遣
先の大学生との交流、
ホストファミリーとの活動を通して、英語を
使ったコミュニケーションの楽しさや難しさを体験し、
さらなる学習意
欲を高める機会を得ることが出来ました。
COLABS派遣プログラム
新規スタディーアブロードプログラム:UCR環境プログラムでは、環境保護をテーマにした
様々なフィールドワークを行いました。
2012年度より始まった、大学院生中心のCOLABS派遣プログラムは、本学の大学間交流協定校又は部局間交流協定校との学生交流協定に基づ
く自然科学系研究中心型の交換留学プログラムです。半年から1年の留学期間に、派遣先大学の指導教員の下、主に研究活動を行い、必要に応じて
授業も履修することができます。帰国後に、派遣先大学で行った研究の報告書を提出し、本学にて協定校から受入れているCOLABS受入れプログラ
ムの留学生と共に研究発表を行います。海外での学術経験を積むと共に、語学能力の向上や研究者とのグローバルな人的ネットワークを築く機会とな
ります。今年度は11名が欧米を中心とした協定校に派遣され、質の高い研究成果を含む貴重な学術交流実績を上げてきております。
なお、平成25年度より、派遣期間が10日から31日以内のワークショップ型COLABS派遣プログラムおよび派遣期間が32日以上3ヶ月未満の短期集中
型COLABS派遣プログラムを共同研究に関連する派遣プログラムとして新たに開始致します。
声
スタディアブロードプログラム(UCR:環境)参加学生の
理学部2年 寺岡 夕里
UCRでのEnvironmental Programは、一生忘れられない素敵な思い出となった。
このプログラムはリバーサイド市が面している環境問題とその取り組み方を学ぶと同時に、
ボランティア精神
を学ぶことを目的としている。実際に、私たちは絶滅危惧種の鳥を保護するためのサボテン植樹を手伝うことに
より、
自然保護の大切さを学びボランティア精神を培うことができた。
課外活動も醍醐味の一つだった。
UCR学生と一緒に観光にでかけたり、食事をしたりすることによって互いの
文化の理解を一層深められた。
ホストファミリーとも打ち解け、最後には「私たちはfamilyでここはhomeだか
ら、いつでも帰ってきなさい」
と言われた。彼等との別れは辛かったが、
また会えると確信している。
最後に、
この研修で得た大切なものの一つとして東北大学の友人を挙げたい。彼等は私の価値観を変え、考え方を豊かにしてくれ
た。彼等とはこれからも友好を深め、互いの意識を高め合える存在でいたい。
10
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
TOHOKU UNIVERSITY
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留学生奨励
東北大学藤野先生記念奨励賞
この賞は、本学の前身である仙台医学専門学校に在
籍していた魯迅先生が発表した短編小説『藤野先生』
のモデルである藤野厳九郎教授の偉業を記念し、2005
年度に創設されたものです。2012年9月26日
(水)、宮城
県日中友好協会の江幡会長ほか関係者出席のもと、
5
名の中国人留学生に里見総長より賞状と記念品が授与
されました。
浦 正寧
経済学研究科
博士後期課程 修了
(H24.9)
桂 沛君
医学系研究科
博士課程 受賞時在籍
陳 凱幼
工学研究科
博士後期課程 受賞時在籍
劉 家佳
情報科学研究科
博士後期課程 修了
(H24.9)
果 崇申
環境科学研究科
博士後期課程 受賞時在籍
里見総長(左から4人目)
と江幡会長(同3人目)
を囲む受賞者
東北大学外国人留学生総長特別奨学生(President Fellowship)
2010年1月、本学が世界に開かれた大学として世界中から優秀な人材を集め、国際社会で指導的役割を果たす人材を育成し、送り出
すことを支援するためにこの奨学金は創設されました。総長特別奨学生には、
それぞれ授業料等相当額が支給されます。
2012年度は、学部生24名、大学院生(研究生を含む)7名の留学生がこの奨学生に新たに採用されました。
外国人留学生懇談会
2013年3月4日
(月)、東北大学外国人留学生懇談会がウェスティンホテル仙台で開かれ、今年度入学した留学生と卒業する留学生、東北
大学の教職員、
その他県内の各国際交流団体関係者など約260名が出席しました。懇談会は、留学生と関係者との親睦を図り相互理解を深
めることを目的として毎年3月に行われており、今回は中国内モンゴルとドイツの留学生による民族舞踊が披露されるなど大盛況となりました。
INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
11
INSC News Letter
国際交流センター2013年度 活動予定
日程
日程
活動内容
4月∼9月
JYPE・COLABS春学期
4月8、11、
12、16日
TGLプログラム説明会
5月∼1月
TOEFL ITP(R)テスト 全4回実施
5月7日∼10日
東北大学留学フェア
5月13日
キャリアセミナー①
海外留学とキャリア
5月16日
キャリアセミナー②
今注目のASEAN地域
(仮)
英語学習セミナー①
5月17日
ALC NetAcademy 2
TOEFL ITP
7月4日∼
7月12日
東北大学日本語プログラム
(TUJP)実施
8月∼9月
スタディアブロードプログラム(SAP)
8プログラム実施
9月上旬
秋期TOEFL/IELTS対策集中英語講座開始
(3週間)
9月下旬
2014年度秋期派遣交換留学募集開始
(一次募集)
10月∼3月
JYPE・COLABS・IPLA秋学期
12月8日∼
21日
東北大学日本語プログラム(TUJP)実施
1月中旬
(東北大学交換留学生同窓会)主催】
【ESA-net
ミニ留学説明会開始
以降毎週水曜日隔週実施
5月22日
7月28日∼
8月10日
1月中旬
英語学習セミナー②
5月21日
活動内容
2月∼3月
東北大学理工系サマープログラム(TSSP)
2013実施
3月上旬
東北大学文系サマープログラム(TASP)
2013実施
3月上旬
2014年度秋期派遣交換留学募集開始
(二次募集)
カリフォルニア大学バークレー校大学院生
派遣プログラム募集開始
スタディアブロードプログラム(SAP)
5プログラム実施
春期TOEFL/IELTS対策集中英語講座開始
(3週間)
上海交通大学とのFostering Global
Human Resources派遣プログラム
募集開始
上記日程は変更の可能性があります。詳しくは国際交流センターウェブサイトをご覧下さい。
アクセス・お問い合わせ
国際交流センター
国際交流センター
川内郵便局
駐車場
至広瀬通り
仲ノ瀬橋
西公園
学生実験棟
講議棟B
東北大学大学院
国際文化研究科
厚生会館
講議棟A
管理棟
附属図書館
広瀬川
東北大川内キャンパス・萩ホール前
学生相談所
東北大学百周年
記念会館
川内萩ホール
至青葉山
東北大学入試センター前
県美術館
体育館
講議棟C
川北合同研究棟
保健管理センター
川内郵便局前
マルチメディア
教育研究棟
国際センター
ロータリー
仙台城跡
至青葉通り
〒980-8576 仙台市青葉区川内41番地
●仙台市営バス利用
仙 台駅西口バスプール乗り場から、動物公園循環
(青葉通・理・工学部・
仙台城址南経由)
・宮教大・青葉台行きに乗車し、
「東北大学入試セン
ター前」下車。
(所要時間約15分)
TEL: 022-795-7776 FAX: 022-795-7826
http://www.insc.tohoku.ac.jp
東北大学
国際交流センター
ニューズレター
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INSC News Letter Hokuto Shichisei Vol.78
March 2013
Vol.78
東北大学 北斗七星 vol.78/2013年3月
●編集/東北大学教育・学生支援部留学生課・国際交流センター
TEL.022-795-7820 FAX.022-795-7826
●発行/東北大学教育・学生支援部留学生課
〒980‐8576 仙台市青葉区川内41
●印刷/株式会社 ホクトコーポレーション
このパンフレットは「水なし印刷」
により印刷しております。
環境にやさしい植物油インキ
「VEGETABLE OIL INK」
で印刷しております。