中華人民共和国 (366KB、2012年7月)

中国医療情報
以下は必ずしも最新の医療事情ではありません。詳細(特に緊急時対応や予防薬の
服用方法など)については現地医療事情に詳しい医療専門家から常に最新のアドバ
イスを受けるようにしてください。
最新更新履歴:2012 年 3 月更新
1.赴任前の準備
(1)予防接種
入国の際に義務付けられた予防接種はないが、年齢や滞在期間を考慮して、A型
肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎、ポリオ、冬季は季節性インフルエンザ
接種を勧める。また、小児期に麻疹(はしか)、風疹、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下
腺炎(おたふくかぜ)に罹患したことがなく、予防接種も受けていない場合は、成人で
も日本で任意(自費)接種を受けておくと 安心である。
中国では、各省・各区の CDC(疾病預防控制中心)、国際旅行衛生保健センター、
公立病院の予防保健科、免許を取得した一部の外資系クリニックで接種は可能であ
るが、基本的に北京や上海以外では輸入製ワクチンを接種することは難しく、各省・
施設によって取扱うワクチンの種類や製造国(輸入・中国製)が異なるため、事前によ
く確認して接種を検討することを勧める。
(2)その他の準備
①基本的な情報収集:
中国は国土が広く、亜熱帯から、冬-30℃以下になる東北部、高温多湿の沿岸部、
乾燥の西部内陸地方、海抜 0m~4000m級の小都市まで、滞在する地域や時期に
よって自然条件は大きく異なるため、事前によく情報収集する必要がある。
②健康・医療面の情報収集:
持病がある場合、主治医とよく赴任中の健康管理について相談して、過去の治療
経過や処方内容等が確認できる診断書(英語/日本語)を準備すること、処方薬を服
用中の方は、最低1~2 か月分は余裕をもって持参することを勧める。
また、歯科について、北京や上海等には日本語が通じるクリニックもあり、安心して
治療を受けることは可能であるが、これらのクリニックは治療費がかなり高額となるた
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め、虫歯や歯周病の心配がある場合は、赴任前にできるだけ念入りに定期検診や治
療を済ませておくことを勧める。
③「外国人体格検査」について
中国に 6 か月以上長期滞在する場合、居留地所管の公安局で入国の 30 日以内に
居留許可証(外国人登録証明書)の発行を受ける必要があり、申請時に「外国人体
格検査記録」(HIV、B型・C型肝炎、梅毒等も含む)の提出が義務となっている。
*参考:中国政府指定の「外国人体格検査記録表」
http://www.fmprc.gov.cn/ce/cejp/jpn/lsyw/bgdy/default.htm
2.医療事情
中国語で病院は「医院」、クリニックや診療所は「診所」という。中国では、西洋医学
系「西医」と、中国伝統医学系「中医」という区別があり、それぞれで免許を取得した
医師が診療にあたっている。近年は「西医」「中医」両方の診断や治療を取り入れた
「中西医結合医療」が推進されており、両方の免許を取得した医師も多い。
また、病院や医師には等級があり、病院は規模や設備等によって「三級・二級・一
級」と「甲・乙・丙」、医師は卒後年数や経験によって「入院医師(初級)」「主治医師
(中級)」「副主任医師(高級)」「主任医師(高級)」というランクが定められている。(医
師はランクによって診察料が異なる)
公立病院の一般外来は、どこも早朝から患者や付き添いの家族で大変混雑してい
る。受付から各部門で治療費の先払いが必要であることや、医師・患者共に日本とは
習慣やプライバシー配慮に対する考え方も異なるため、公立病院を受診する際は、
誰か中国人に同伴してもらった方が良い。
なお、大病院では、外国人や中国人富裕層向けの「特需(VIP)問診」「国際医療
部」「外賓部」等の診療部門があり、英語(日本語)が通じ、事前予約も可能でスムー
ズに診察が受けることができる場合もある。(ただし、医療費は一般外来の十倍以
上)
都市部には外資系や民間のクリニック、各科の専門病院も増えつつある。まだ入
院設備を備えた私立総合病院は限られているが、北京や上海等の大都市圏では日
本人医師/通訳がいる病院やクリニックが複数あり、普段はこれらのクリニック利用
し、必要に応じて専門医や転院先を紹介してもらうことも可能である。
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[参考] 国公立病院の等級・分類
*衛生部「医院分級管理弁法」
等級
分類
病床数
管轄
三級
特級*甲、乙、丙
500 以上
衛生部、省、大学病院付属
高度機能病院
*現在認定なし
二級
甲、乙、丙
100~499
地方都市の中期総合病院
一級
甲、乙、丙
100 以下
市・居住区レベル
(1)
医療機関
1)
北京市 市外局番:010
①公立総合病院
■中日友好医院―国際医療部
所在地
北京市朝陽区櫻花園東街 2 号(東門)
受付時間
月~金 8:00~11:30/13:00~16:30、土 8:00~11:30
急診 24 時間、
電話
6428-2297、6422-2952(日本語可)
URL
http://english.zryhyy.com.cn/
備考
1984 年日本の ODA で設立。衛生部直轄の総合病院。
■北京協和医院―国際医療部
所在地
北京市東城区王府井師府園 1 号(南門―入院病棟の一角)
受付
月~金 8:00~16:30/急診 24 時間
電話
6529-5269(中・英語)、6529-5284(急診 24 時間、中・英語)
URL
http://www.pumch.cn/Category_49/Index.aspx
備考
1921 年米ロックフェラー財団によって設立。北京協和医科大学付属の
総合病院。中国国内で最高レベルと称されている。
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②外資系・民間総合病院(入院設備あり)
■北京ユナイテッドファミリー病院: 北京和睦家医院 (日本語部)
所在地
北京市朝陽区将台路 2 号
受付
9:00~17:00
電話
5927-7332(日本語)、5927-7120(急診 24 時間、中・英語)
URL
http://beijing.ufh.com.cn/ja/(英・中・日)
■OASIS HEALTH CARE: 明徳医院 (日本語部)
所在地
北京市朝陽区酒仙橋北路 9 号
電話
5985-0288 (日本語) *13911121203(24 時間対応)
受付
月~金(9:00~18:00)
URL
http://www.pumch.cn/Category_49/Index.aspx
備考
2012 年 3 月設立。入院病床 60 室(全個室)
■Amcare:北京美宜和婦児医院
所在地
北京市朝陽区芳園西路 9 号
電話
6463-2388(中・英語)
受付
月~金(8:00~16:30)、急診 24 時間(800-610-6200)
URL
http://www.amcare.com.cn/
備考
産婦人科、小児科病院
*日本語不可
③総合診療・歯科併設クリニック (入院設備なし)
■北京インターナショナル SOS クリニック:北京国際(SOS)救援中心診所
所在地
朝陽区新源里 16 号昆莎中心一座 105 室
受付
日本語部:月~金 8:30~18:00、土 9:00~15:00
*救急 24 時間対応
電話
6462-9054(日本語)、6462-9112(中・英語 24 時間)
歯科:6462-0333、24 時間アラームセンター:6462-9100
URL
http://www.internationalsos.co.jp/chinaclinic/beijing.html
備考
日本人医師在籍、International SOS 直営クリニック
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■北京国際医療センター (IMC): 北京国際医療中心
所在地
朝陽区亮馬橋路 50 号 北京燕莎中心(ルフトハンザセンター)1 階
S106
受付
月~金 8:00~17:00、土 8:30-12:00 *救急 24 時間対応
電話
6465-1560(日本語)、6465-1561~1563(中・英語 24 時間)
歯科:6465-1384(中・英語)
URL
http://www.imcclinics.com/
■VISTA メディカルセンター :維世達診所
所在地
朝陽区光華路 1 号 北京嘉里中心 3 階 (2012.2 移転)
受付
9:00-20:00 予約制 *無休
電話
8529-9486(日本語)、8529-6618(中・英語 24 時間)
URL
http://www.vista-china.net
備考
心療内科医(日本語・英語可)常勤
■香港インターナショナルメディカルクリニック:北京港澳国際医務診所
所在地
東城区朝陽門北大街 2 号港澳中心(スイスホテル)オフィスビル 9 階
受付
9:00~21:00
電話
6501-4260(日本語)、13681210844(24 時間)
URL
http://www.hkclinic.com/jap/
*21 時以降は急診扱い(要予約)
■北京フラワー医療センター:北京花家地門診部
所在地
朝陽区団結湖路南里 15 号恒祥大廈 1 階南側
受付
無休、9:00-20:00
電話
8597-7336(日本語)
URL
http://www.flowermedical.cn/
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■龍頭クリニック :北京天衛診所
所在地
朝陽区南新園西路 8 号龍頭公寓南棟 1 階
受付
9:00~20:30
電話
8731-0022(日本語)
URL
http://www.longtouclinic.com/
備考
日本人歯科医・看護師、心療内科医(日本語可)在籍
■北京二十一世紀医院 :
所在地
朝陽区亮馬橋路 40 号構内 21 世紀大厦 1-2 階
受付
月~金 9:00~19:00、土日 9:00~18:00
電話
8444-6160(日本語)/8444-6168(中・英語)、歯科:8444-6177
URL
http://www.21-hospital.com/jp/
備考
CT/MRI/マンモグラフィー/DR・CR/骨密度検査等も可能
*24 時間予約対応
2)その他の都市
広州市 市外局番:020
*在外公館医務官情報(広州市)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/koshu.html
*在広州日本国総領事館―広東省主要都市の医療機関リスト
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/100830iryokikanlist.pdf
上海市 市外局番:021
*在外公館医務官情報(上海周辺)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/shanghai.html
*在瀋陽日本国総領事館―遼寧省、吉林省、黒龍江省
http://www.shenyang.cn.emb-japan.go.jp/jp/connection/fr_worklead_02_03.htm
*在青島日本国総領事館―青島市医療機関リスト(2011.1.04 現在)
http://www.qingdao.cn.emb-japan.go.jp/jp/connection/info_110104.html
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(2)
緊急時の対応と措置
二級以上の総合病院は 24 時間体制で救急外来(急診科)が利用できる。
救急車は各地の救急センター(120)で手配は可能であるが、通常中国語しか通じず、
有料(現金・先払い)である。救急車の料金は、医師や看護師同乗の有無、走行距離、
治療・薬剤費、救急車の装備等によって計算され、交通渋滞で指定場所から搬送先
の病院に到着するまでに余計な時間がかかる可能性もあるため、自力で移動が可能
な状態であれば、付添者を確保してタクシーや自家用車で病院に直接向かう方が確
実である。
■緊急時の連絡先
【救急車】 120(全国)、 999(北京) 【交通事故】122 【警察】110
【消防】119
■救急車
●全国各地の救急センター(救急中心):120(全国共通)
http://www.emss.org.cn/gdjj/gdjj.asp
●北京市 999 救急センター(北京市紅十字会 999 緊急救援中心):999(北京)
http://www.beijing999.com.cn/
■医療アシスタンス会社
●インターナショナル SOS
●ウェルビー株式会社
●日本エマージェンシーアシスタンス
●トラストメディック
●SSC(上海聖傑医療服務有限公司)
●VISTA アシスタンス
など複数あり
3.医薬品、衛生用品
(1)携行することが望ましい医薬品
市販薬で日頃使いなれたもの、コンタクトレンズ、化粧品等は、できるだけ多めに予
備を携行することを勧める。
(2)現地で調達できる医薬品
伝統医学(中医学)に基づく漢方薬(中医薬)、西洋薬、それぞれに処方薬と非処方
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薬(OTC 薬)の区別がある。常備薬は大半のものが入手可能であるが、輸入品も包
装や効能書は全て中国語で表記することが義務付けられているため、薬の成分・量
など詳細が分かりにくい場合もある。薬の含有量が日本よりも多い傾向にあるため、
服用の際に注意が必要である。
(3)現地で調達できる衛生用品
スーパー・ドラッグストア・薬局・コンビニで大抵のものは購入できる。自動血圧計や
血糖値測定器などの医療機器も購入可能。小児用の物品(マスク等)も入手できるが、
選択肢が少ないため、最低限必要なものは日本から持参することを勧める。
眼鏡やコンタクトレンズ、保存・洗浄液等も入手可能だが、ハードコンタクトレンズや
その洗浄液等は入手が難しい。
(4)薬局
医薬分業は普及しておらず、医師から処方された薬は、受診した病院の院内薬局
で購入することになる。(病院によって取り扱う基本医薬品が異なるため、取扱いがな
ければ取り寄せてもらうか、別の病院を受診する必要がある)
同成分の薬でも輸入品・中国製とあり、地域や病院、薬局によって取り扱う薬の種
類・メーカーが異なるため、自分で薬を購入する場合は、できるだけ信用できる大手
薬局、知名度の高いメーカーの商品を購入することを勧める。(医師がOTC薬を処方
することも可能)
4.妊娠、出産、育児
(1)妊娠した場合の対応
妊娠検査薬はドラッグストアで購入できる。妊婦健診はクリニックでも対応可能。最
近は外国人だけでなく中国人の富裕層も外資系病院・公立病院の特需 VIP 普通分
娩・帝王切開共に技術的には可能であるが、日本とは法律や妊娠・出産に対する考
え方やプライバシーに対する認識は異なる。異常分娩だった場合の対応には不安が
伴うため、可能な限り日本で出産されることを勧める。
(2)出産後の対応
通常、入院は 3-5 日、母親は産婦人科で、新生児は小児科でフォローされる。
中国では、出生当日(24 時間以内)に中国小児予防接種計画に従い予防接種が
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開始される。(出生日に接種するワクチン:BCG、B 型肝炎)
(3)育児
ベビー用品・育児用品は質・価格を問わなければあらゆるものが入手可能。ただし、
日本製など輸入品は中国製品に比べてかなり高価である。
中国人ベビーシッターや家政婦を雇う場合、衛生観念や育児概念など習慣が大き
く異なるため、予め基本方針を具体的に伝えておいた方がよい。
5.手術
(1)現地で可能な手術
あらゆる専門分野の手術が可能。ただし、術前後のケア、プライバシーの配慮など
患者サービスに対する概念も日本とは全く異なるため、緊急を要さない治療以外は
日本で受けることが望ましい。
(2)手術設備の状況
地域・病院による格差はあるが、大都市の三級甲等レベルであれば問題ない。
(3)その他の留意点
①輸血:市の血液センターで一括管理。各病院では必要数のみ取寄せ保管している。
感染症のスクリーニング検査も行われているが、大都市圏と地方の医療格
差、ウイルス性肝炎・梅毒・HIV/AIDS の感染者が増加していることもあり、た
とえ大病院でも輸血は不確実と考えた方が良い。
②入院:外資系病院で 1 日約 10~20 万円、公立病院でも治療内容に見合った保証
金(デポジット)として約 4~5 万円は先払いする必要があるため、受診時に
それなりの準備(現金・クレジットカード)が必要である。中国では入院患者の
身の回りのケアは通常家族が担うため、病院によっては、付添い家政婦を雇
わなければ入院させてもらえない場合もある。
6.現地での傷病
(1)一般の疾病
風邪やインフルエンザなどの呼吸器疾患、下痢や急性胃腸炎(水や油、香辛料が
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体に合わずに下痢を起こす例も含む)などが多い。中国式宴会では、アルコール度数
の高い「白酒」による乾杯(一気飲み)を強要される事も多く、飲酒時の転倒や怪我、
急性アルコール中毒にも注意が必要である。
また、乾燥や高温多湿による皮膚トラブル、大気汚染、黄砂、花粉(柳絮)などで鼻
炎や結膜炎を起こしたり、体質によってアレルギー症状が悪化する場合もある。
(2)風土病、感染症
都市部でも時期によって A 型肝炎、感染性胃腸炎、赤痢、腸チフスなどは散発して
おり、外食時に注意が必要である。他に、肺結核、B 型肝炎、赤痢、梅毒、淋病など
の性感染症のリスクも高い。
[マラリア]
都市部では特に心配ないが、5 月から 12 月にかけて、安徽、貴州、河南、湖北、海
南、雲南の村落部(標高 1500m以下の地域)では感染のリスクがあるため、事前に
渡航先の情報を調べて、地域・時期に適した防蚊対策が必要である。
[住血吸虫症]
政府の撲滅対策で河川や用水路の環境整備が進み、患者は減少傾向であるが、
依然として長江とその支流の流域の一部で流行している。流行地では川や水田、用
水路の水(淡水)に触れないよう注意する。
[高山病]
年齢や体質によって、標高 1800m程度でも異常がみられる場合があり、標高が高
い都市を出張や旅行で訪れる場合は、事前の情報収集・準備が必要である。
*標高が高い都市
・チベット自治区:ラサ(3650m)
・青海省:西寧(2275m)
・雲南省:昆明(1900m)、麗江(2400m)、シャングリラ(3400m)
・四川省北部:九寨溝(2500~3000m)、黄龍(3000~3700m) など
(3)有害動物、病害虫
春~秋は、蚊やマダニに刺されないよう注意する必要がある。
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7.保健衛生
(1)飲料水
水道水は一度煮沸させるか、ボトル入りの蒸留水/ミネラルウォーターを使用する。
(2)濾過器の入手
水道の蛇口に取り付けるもの、は、中国製 1 個 80 元程度で市販されている。これ
を使用すると石灰分やゴミがある程度濾過される。また、ろ過器付飲水器が 100-300
元で電気店やデパートで販売されている。
(3)
その他の留意点
中国国内の環境破壊・大気汚染の問題では、最近は特に「粒子状物質」が話題に
なっている。北京市の日本人小学校や幼稚園では、政府が公表している「大気汚染
指数」や、在中国米国大使館の「PM2.5 観測データ」をもとに、空気の汚染度が強い
日は屋外での運動制限を行うようになっている。特に冬に深刻化するため、外出時は
マスクやサングラスを着用したり、運動は屋外ではなく室内(ジム)を利用するなど、
各自で空気の汚れに応じた工夫や対策を講じることを勧める。
(参考)北京市内の大気汚染の状況 (2012.2.在中国日本国大使館)
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho120217_j.htm
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