美術・音楽・書道 - 東京都立野津田高等学校

都立野津田高等学校 平成27年度 科目( 美術Ⅰ ) 年間指導計画
教科:( 芸術
)科目:(
美術Ⅰ ) 単位数:( 2 )単位 対象:(第1学年1組~6組) 1年間の計画を確認した後押印
教科
教務 副校長 校長
教科担当者:(菱 田 1年1組~6組:㊞)
使用教科書 : 光村 美術1 使用教材 : 指導内容
科目・( 美術Ⅰ )の具体的な指導目標
オリエンテーション・鑑賞
美術Ⅰを学ぶにあたり今までの美術を振り返り必要な注意事項を確認し、今後の授業で生か
す。 ①楽しくまじめに制作する。 ②説明をしっかり聞き、自分で考えて作業する。 ③鑑
賞ではしっかり見聞きし、自分の思いを伝える。
4
月
①美術Ⅰで求められる力の
理解 ②授業プリントの完成
③教科書から自分の好きな
作品を選び、理由記入。
予定
・
時数
2
①イメージでの体育館履きと
今まで自分で持ってきたイメージのあいまいさを確認し、目で見て観察することの大切さを知 実際の靴との差を言語化
る。
し、自分の描いたものを正
す。
1
自分の新しい体育館履きの特徴を捉え、鉛筆で表現する。
①靴の形や大きさを表現できているか。
②光の当たり方や、色の情報を的確に濃淡で入れているか。
③質感の違いを表すタッチや描写ができているか。④作品を並べ皆で講評する。
指導目標を達成できているか。
①仲間の表現を見て、自分との
違いを見つける。②同じものを
描いても人によって描写が違う
ことの面白さを知る。
4
デザイン:色についての学習
色についての基礎知識を習得させる。
①色についての基礎知識を
プリントに記述させる。
1
デザイン:タレント色面分割
①丁寧にタレントをトレースできた
色の応用としてタレントの姿をトーン別に分割し、色を塗り分ける。暖色と寒色で2回塗り分け か。 ②明暗の変化に応じ
ることで微妙な変化を描き分ける。
適した色を調整しムラなく着
彩できたか。
7
デザイン:タレント色面分割
①丁寧に文字をトレースできた
レタリングの基礎を習得し、タレントを表す文字を丁寧にトレースし、塗ることができるか。 か。
②着彩を丁寧に行えたか。
1
絵画の表現方法をDVDにより、その幅の広さを実感する。
①DVDの内容を最後まで
鑑賞したか。②鑑賞して素
直な感想が規定時数以上書
けたか。
1
ルネッサンスの巨匠、ミケランジェロに焦点を当て彼の生涯を知る。
①作品の特徴はどのようなものか。
②西洋絵画がルネッサンス以前とそれ以降でどのような変化があったか。
③なぜこれだけの作品を制作できたのか。
①DVDの内容を最後まで
鑑賞したか。②鑑賞して素
直な感想が規定時数以上書
けたか。
3
絵画:旧約聖書天井画模写
ミケランジェロの代表作品を鉛筆で模写し、作品の素晴らしさを知る。
①システィーナ礼拝堂天井画から、自分の気に入った場面を選び模写する。
②人の形を丁寧にデッサンし、ミケランジェロの作品の良さを見る人に伝える。
指導目標を達成できているか。
①仲間の表現を見て、自分との
違いを見つける。②同じものを
描いても人によって描写が違う
ことの面白さを知る。
3
絵画:旧約聖書天井画模写
ミケランジェロの代表作品を絵具で着彩模写し、作品の素晴らしさを知る。
①システィーナ礼拝堂天井画から、自分の気に入った場面を選び模写する。
②人の形を丁寧にデッサンし、ミケランジェロの作品の良さを見る人に伝える。
指導目標を達成できているか。
①仲間の表現を見て、自分との
違いを見つける。②同じものを
描いても人によって描写が違う
ことの面白さを知る。
4
鑑賞:日本美術
浮世絵絵画の作者、葛飾北斎の作品を鑑賞し、作品の素晴らしさを知る。
①葛飾北斎の浮世絵の特徴はどのようなところか。
②彼の絵に対する考え方や気持ちはどのようなものであったか。
①DVDの内容を最後まで
鑑賞したか。②鑑賞して素
直な感想が規定時数以上書
けたか。
2
オリンピックロゴデザインの決定作品と選考過程を知り、自分ならどのようなデザインにするかを考え
和風にデザイン・着彩してみる。
①応募趣旨を理解し、日本らしさを前面に出したデザインを検討する。
②アイデアスケッチから、良いものを選び清書する。
③曲線や直線のはみ出しに注意しながら、和のテイストを生かした着彩をする。
指導目標に沿った作業を進
めているか。
8
①DVDを最後までしっかり
DVDを鑑賞し、西洋美術の作家とその作品から、素晴らしさと西洋が培っている文化の深さを鑑 鑑賞できたか。
賞する。
②鑑賞した感想を十分に表
現できたか。
2
指導目標に沿った作業を進
めているか。
8
絵画:イメージの靴
絵画:体育館履き素描
5
月
6
月
7
月
評価の観点・方法
鑑賞:美術技法
8
月
鑑賞:美術作家研究
9
月
10
月
11
月
デザイン:自分の考えるオリンピック・
パラリンピックロゴデザイン
12
月
鑑賞:西洋美術の理解
1
月
木彫:手になじむ形
木のぬくもりを表現できる木彫として、触って心地よい形を追求する。
①どのような形にするかを言葉で考える。
②アイデアスケッチにより、形体を考察する。三方向からの図面をおこす。
③図面の形を木の立方体の三方から記入し、彫る場所と残す場所を検討する。
④大きくノミで粗彫りする。
2
月
木彫:手になじむ形
木のぬくもりを表現できる木彫として、触って心地よい形を追求する。
⑤スクレーパーでノミ跡を削り取り、滑らかに成形する。
⑥棒ヤスリと紙ヤスリで徐々に木目を出していく。
⑦仕上げ材にワックスを塗布し、磨きこみ光沢を出す。
指導目標に沿った作業を進
めているか。
8
3
月
鑑賞:デザイナーの仕事
DVDを鑑賞し、デザイナーとその作品から、素晴らしさとデザインの仕事の厳しさと深さを鑑賞す
る。
①DVDを最後までしっかり
鑑賞できたか。
②鑑賞した感想を十分に表
現できたか。
2
都立野津田高等学校 平成28年度 科目( 美術Ⅱ ) 年間指導計画
教科:( 芸術
)科目:(
美術Ⅱ ) 単位数:( 2 )単位 対象:(第2学年1組~3組・5~6組) 1年間の計画を確認した後押印
教科
教務 副校長 校長
教科担当者:(菱 田 2学年1組~3組・5~6組:㊞)
使用教科書 : 光村 美術2 使用教材 : 評価の観点・方法
予定
・
時数
美術Ⅱを学ぶにあたり今までの美術を振り返り必要な注意事項を確認し、今後の授業で生かす。
①楽しくまじめに制作する。
②説明をしっかり聞き、自分で考えて作業する。
③鑑賞ではしっかり見聞きし、自分の思いを伝える。
①美術Ⅱで求められる力の理解
②教科書から自分の好きな作品
を選び、理由まで記入する。
2
自分の文化祭へのイメージをを捉え、言葉で表現する。それをアイデアスケッチの元にして考えをまとめる
①文化祭ポスターとしての要件を満たしているか。
②アイデアとしての工夫が複数できているか。
③色彩計画とレタリングが備わっているか。
昨年の文化祭の様子を言語
化し、多くの来場者を得る
ために必要な要素を考えて
いるか。
2
自分のポスターアイデアスケッチの着彩のために、鉛筆で表現する。
①丁寧に作業できているか。
②レタリングの文字を、トレースで美しく入れているか。
③直線は定規を利用し正確に描いているか。
アイデアスケッチをより改善し下
書きに入っているか。指導
目標に沿って作業している
か。
4
デザイン:文化祭ポスター着彩
スムーズな進行管理のために、着彩手順と使用画材に気を付けて着彩する。
①大きな面積・明るい部分から塗り始める。
②塗りムラの無い様に、水分量を適切に管理し絵具量が切れぬ様に計画的に作業する。
③平筆を横に使い大きな面積を塗り、立てて細い部分を塗る。
①指導目標に沿って作業し
ているか。
②自ら考えて先を見た作業
を丁寧にしているか。
4
デザイン:文化祭ポスター着彩
色彩計画に沿って、モチーフが効果的な配色になるように工夫させる。
①強い色同士がぶつかりあわないようにセパレーションを行う。
②対比や同化などの効果を考え、混色し色見本を利用しながら正確に配色する。
指導目標に沿った作業を進
めているか。
4
デザイン:文化祭ポスター着彩
ポスターの視覚的効果を狙って表現の工夫ができているか。
①グラデーションやブラッシング・スタンプなどの工夫を入れる。
②精密な描写や、光の反射などの表現で密度を上げる。
③全体のバランスを見て、塗り残しや塗りムラの表現がないか。
①文化祭ポスターとして充実
した内容か。②目立たせた
いものが技法を駆使して効
果的に表現されているか。
2
DVDを鑑賞し、海外で活躍する日本人デザイナーの制作風景から、一流の世界を垣間見る。
①DVDを最後までしっかり
鑑賞できたか。
②鑑賞した感想を十分に表
現できたか。
2
DVDを鑑賞し、西洋画の制作風景から、一流の技法を垣間見る。
①DVDを最後までしっかり
鑑賞できたか。
②鑑賞した感想を十分に表
現できたか。
2
絵画:静物画着彩
静物画の意義やポイントを理解し、個性を生かした表現を試みる。
①モチーフをグループごとにセッティングし、どの位置もバランスの良い構図になるよう工夫させる。
②画面を構成する要素を考え、画用紙内での構図を検討の後に鉛筆で線描きを行う。
③モチーフの特徴と質感を捉え、水彩の淡彩技法に挑戦する。
指導目標に沿った作業を進
めているか。
2
絵画:静物画着彩
静物画の意義やポイントを理解し、個性を生かした表現を試みる。
①モチーフをグループごとにセッティングし、どの位置もバランスの良い構図になるよう工夫させる。
②画面を構成する要素を考え、画用紙内での構図を検討の後に鉛筆で線描きを行う。
③モチーフの特徴と質感を捉え、水彩の淡彩技法に挑戦する。
指導目標に沿った作業を進
めているか。
8
オリンピックロゴデザインの決定作品と選考過程を知り、自分ならどのようなデザインにするかを考え
和風にデザイン・着彩してみる。
①応募趣旨を理解し、日本らしさを前面に出したデザインを検討する。
②アイデアスケッチから、良いものを選び清書する。
③曲線や直線のはみ出しに注意しながら、和のテイストを生かした着彩をする。
指導目標に沿った作業を進
めているか。
8
鑑賞:西洋美術の理解
DVDを鑑賞し、西洋美術の作家とその作品から、素晴らしさと西洋が培っている文化の深さを鑑
賞する。
①DVDを最後までしっかり
鑑賞できたか。
②鑑賞した感想を十分に表
現できたか。
2
彫刻:おいしそうな形
自分の好きな食べ物を選び、その食べ物の食品サンプル作りにチャレンジする。
①アイデアスケッチで使用する材料を目的別に検討する。
②色の研究を行い、適した色を検討する。
①真剣に自分の好きな食べ
物を検討し、描いている
か。 ②参考写真を元に
しっかり色を検討している
か。
8
2
月
彫刻:おいしそうな形
自分の好きな食べ物を選び、その食べ物の食品サンプル作りにチャレンジする。
③パーツごとに食品サンプルを粘土で成形する。
④色の研究に沿って、適した色を着色する。
③真剣に自分の好きな食べ
物を
丁寧に制作しているか。
④参考写真を元にしっかり
色を
着彩しているか。
8
3
月
彫刻:おいしそうな形
⑤各パーツの仕上がりを十分
に整わせ、壊れぬ様接着し
ているか。
⑥ニスはムラにならない様に
2
指導内容
オリエンテーション・鑑賞
4
月
デザイン:文化祭ポスターアイデアスケッチ
デザイン:文化祭ポスター下書き
5
月
6
月
7
月
鑑賞:日本人デザイナーの活躍
科目・( 美術Ⅱ )の具体的な指導目標
8
月
鑑賞:西洋画の技法
9
月
10
月
11
月 デザイン:自分の考えるオリンピック・
パラリンピックロゴデザイン
12
月
1
月
自分の好きな食べ物を選び、その食べ物の食品サンプル作りにチャレンジする。
⑤バランスよく配置し接着する。
⑥仕上げのニスを塗り、食品の鮮やかさと劣化を防ぐ。
都立野津田高等学校 平成28年度 教科( 芸術 ) 科目( 音楽Ⅰ ) 年間指導計画
1年間の計画を確認した後押印
教科
教務 副校長 校長
教科担当者: 宮越 1年 1組~ 7組:㊞ 単位数:( 2 )単位
使用教科書 : MOUSA 1 使用教材 : The Basics of Music 第2版
指導内容
歌唱の基礎
4
月 リズムの基礎
リズムソルフェージュ・楽典
5
月 歌唱
鑑賞
6
月 歌唱
科目・( 音楽Ⅰ )の具体的な指導目標
評価の観点・方法
・発声法(身体の使い方、声の出し方、音の伸ばし方等について体感する)
・基本的な歌曲(校歌を含む)を用いて、正しい発声法を体感する。
一人ずつ姿勢や声質を確認
し指導する。
・流れを崩さないための基礎的なリズムトレーニングを行い、身体を慣れさせる。
課題に応じてグループやペ
アを作り、一定の流れのな
かで演奏できるか確認す
る。
配当
時数
2
2
・楽譜の書き方、音符、休符の基本について学ぶ。
・リズムの読み方、正確な音価について理解する。
正しいテンポ感の育成を目
指し、それぞれの課題をペ
アなどで練習させる。
2
・校歌を基本として、正しい音程と発音で歌えるようにする。
発表会形式で確認の実技テ
ストをして、一人ひとりに
ついて確認する。
2
各国の音楽文化に触れ、音
楽を通して幅広い視野を身
に付ける。
5
・各クラスで合唱曲の選曲をすすめ、パート決め、パートリーダーを中心に自主的に練習を進 各パートでお互いに協力し
められるよう指導する。
て練習を進められているか
確認する
5
・世界の民族音楽、民族楽器について学ぶ。
リズムアンサンブル(発表会) ・リズムアンサンブル曲をお互いのパートを理解しながら演奏する。
・音楽の表現に関する楽典(強弱、速度)について理解する。
7 楽典
月
楽譜に書いてあるリズムを
正確に理解し、再現できる
か確認する。
2
8
月
鑑賞
9
月 器楽(ギター)
器楽(打楽器)
・ロック、ポップスの歴史を学び、現在の音楽業界に与えた影響等について考える。
様々な国の文化的背景や社
会環境なども含めて、音楽
の歴史を学び、幅広い視野
を身に付ける。
2
・ギターについての基礎的知識を学ぶ。
・構え方や左右の指の使い方、基本的な奏法について学ぶ。
ギターの各部位、および基
本的な奏法や知識につい
て、小テスト等で確認す
る。
2
・打楽器(ラテン打楽器)や鍵盤打楽器(木琴、鉄琴)の基礎的奏法について学ぶ。
打楽器の基礎であるテンポ
感を育成する。
10
月
器楽(ギター)
歌唱
11
月
器楽(ギター)
・ギターで音階を演奏するときのしくみや、タブ譜の読み方を学ぶ。
・簡単なメロディーを演奏できるようにする。
課題曲の中から自分の能力
にあった選曲をし、タブ譜
を読みながら練習する。
3
・合唱曲の練習、ハーモニー練習
各パートごとに正しい音程
・アカペラ等で耳を使ったハモリ練習を重ねて、正しい音程や和声を感じられるようにする。 を確実にし、和声の完成度
を高める。
2
・簡単なコード(Em、Am、C、G)正しく押さえられるように練習する。
12 打楽器アンサンブル(発表会) ・様々な打楽器を組み合わせたアンサンブル曲を完成させ、発表する。
月
器楽(キーボード)
1 楽典
月
器楽(キーボード)
2
月
器楽(発表会)
3
月
3
経験者と初心者を混ぜたグ
ループを作り、お互いに教
えあいをしながら正確な指
使いを確認させる。
グループ活動で練習し、発
表会に向けて曲を完成させ
る。
・鍵盤の位置と音名を一致させる。
・コード(C、G、F)の構成音を理解する。
コードネームのしくみを学
び、構成音を理解させる。
鍵盤上で正確につかめるよ
う指導する。
・簡単なメロディーを弾けるようにする。
・C、G、Fの3コードを使って簡単な伴奏つけをして両手で演奏する。
なじみのある曲に自分で伴
奏をつけ、両手演奏できる
ように練習させる。
・両手、またはペアで課題曲の中から1つ選び発表する。
メロディーを正確に弾き、
コードをタイミング良く切
り替えられるよう練習し、
発表させる。
2
4
4
4
2
都立野津田高等学校 平成28年度 教科( 芸術 ) 科目( 音楽Ⅱ ) 年間指導計画
教科:( 芸術 ) 科目:(
音楽Ⅱ ) 単位数:( 2 )単位 対象:(第 2 学年 1 、2、3、5、6 組) 1年間の計画を確認した後押印
教科
教務 副校長 校長
教科担当者: 宮越 2 年 1 、2、3、5、6 組:㊞
使用教科書 : MOUSA 2 使用教材 : The Basics of Music 第2版
指導内容
歌唱
4
月 器楽(キーボード、ギター)
楽典
歌唱
5
月 鑑賞
歌唱
6
月 器楽(キーボード、ギター)
器楽(発表会)
7
月
科目・( 音楽Ⅱ )の具体的な指導目標
・基本的な声の出し方、歌い方について校歌、合唱曲を用いて復習する。
・それぞれの楽器の簡単なコード(C、G、F、Am、Em)について復習して確認する。
評価の観点・方法
各自の声域でのびやかに表
現できているか確認する。
各コードについて、正しい
知識と構成音を理解してい
るか確認する。
配当
時数
2
2
・発声法について確認し、言葉の明確な発音についても意識する。
・アカペラに挑戦し、お互いの声を聴いて正しいハーモニー感を育成する。
声だけの表現について学
び、お互いの声を聴きあう
こと、ハモリを体感できて
いるかを確認する。
・JAZZについて、ブルースを含めた様々なスタイルについて学ぶ。
JAZZについて興味関心
を持って鑑賞できているか
確認する。
2
・ハーモニーのバランス、発音等についてグループで練習方法を考え、表現を完成させてい
く。
美しいハーモニー、テンポ
感などをグループで共有で
きているか確認する。
5
・どちらかの楽器を選択し、コードを使った弾き語りを一人一曲完成させる。
正確な音で一定のテンポ感
を保ったまま演奏できてい
るか確認する。
5
・ギターかキーボードを選択し、各自で表現方法を考え公開の実技テスト(発表会)を行う。 人前できちんと自己表現が
できているか確認する。
2
2
8
月
器楽(スネアドラム)
9
月 歌唱(発表会)
器楽(スネアドラム)
・ドラムセットを構成する各楽器、およびその機能、効果について学ぶ。
・スティックの持ち方、スネアドラムの叩き方の基本について学ぶ。
・各グループで選曲したアカペラ曲を発表会で演奏する。
各パートの音程、リズムが
・ハーモニーやバランスなどについて、自分のグループの振り返りとともに他のグループにつ 正しく取れているか確認す
いて評価する。
る。
・正確なリズムを叩けるように練習する。
・基本的な8ビートを刻めるようにすることを目標とする。
器楽(アンサンブル)
鑑賞
器楽(アンサンブル)
12 器楽(発表会)
月
自由発表会に向けて
1
月
自由発表会に向けて
2
月
自由発表会に向けて
3
月
2
3
・今まで習った楽器(ギター、キーボード、ドラム)とヴォーカルを組み合わせてグループを 各グループの状況に合わせ
組み、選曲し練習する。
て楽器編成や選曲ができて
いるか確認する。
3
・バレエについて、歴史やバレエの音楽的構成、曲の背景等について学ぶ。
バレエの基本的な鑑賞ポイ
ントについて学び、興味関
心を持って鑑賞できたか確
認する。
2
・各グループで練習方法を考え、音量の調節やリズム、ハーモニーのバランスについて表現を 各グループがアンサンブル
まとめる。
の音楽的表現方法を考え、
工夫できているか確認す
る。
2
11
月
2
手と足のリズムバランスを
正しく取れているか確認す
る。
10
月
正確な持ち方、叩き方がで
きているか確認する。
・各グループで選曲したアンサンブル曲を発表会で演奏する。
公開の実技テストにて各グ
・ハーモニーやバランスなどについて、自分のグループの振り返りとともに他のグループにつ ループの音楽表現を確認す
いて評価する。
る。
4
・演奏するスタイルを考える(ソロ、ペア、またはアンサンブル)
・演奏する曲の候補を決め、楽器編成等について話し合う。
各グループ、個人の取り組
みにアドバイスをしながら
進み具合を確認する。
4
・演奏曲のアレンジ(楽器編成、メロディー、リズム、コード)について考え練習する。
各グループ、個人の取り組
みにアドバイスをしながら
進み具合を確認する。
4
・各自で選曲したソロ曲、アンサンブル曲を発表会で演奏する。
公開の実技テストにて各グ
・アレンジやハーモニー、バランスなどについて、自分の振り返りとともに他のグループにつ ループの音楽表現を確認す
いて評価する。
る。
2
都立野津田高等学校 平成28年度 科目( 書道Ⅰ ) 年間指導計画
教科:( 芸術 )科目:(
1年間の計画を確認した後押印
教科
教務 副校長 校長
書道Ⅰ ) 単位数:( 2 )単位 対象:(第 1 学年 1~7組) 教科担当者:(1・2、3、4・5、6組:古賀 ㊞ )(7組: 岡村 ㊞ )
使用教科書 : 「書道Ⅰ」 東京書籍 (高等学校芸術科用 2 東書 書Ⅰ 301)
使用教材 : 教科書、毎時間のプリント
指導内容
「芸術としての書道を知る」
(鑑賞の授業)
「硬筆」(硬筆用テキストを使
用)
科目・( 書道Ⅰ )の具体的な指導目標
書は身近なものから、書き手の感情や意図を表現する芸術でもある。生徒が作品鑑賞を通し、 関心・意欲・態度、鑑賞の能
書道は書写と取り扱う範囲が違うことを認識できるよう指導する。硬筆については、基本的な 力、「硬筆」に関しては、「正
しい字形で、丁寧に書けている
字形や点画を丁寧に、整えて書けるよう指導する。
か」
4
月 硬筆(硬筆用テキスト)、手紙を
書く
4月前半と同じく、字形、点画、また筆順について気を付けるよう指導する。手紙は、生徒が内
容を考え、手紙の基本的形式を覚えられるように教材に配慮する。
「硬筆」、「楷書の学習」
5
月
評価の観点・方法
関心・意欲・態度、「正しい字
形、筆順で、丁寧に書けている
か」、「手紙の基本的形式を理
解し、実践できているか」
書道は「古典」が受け継がれ、芸術の一分野として発展してきた。「古典」を見るための知識 関心・意欲・態度、鑑賞の能力
(古典についての理解)、創造的
(拓本、臨書という言葉)をしっかり指導する。また、用具・用材の使い方についてと文房四
な書表現の技能(用具・用材、
宝、執筆法、書くときの姿勢について教師が実演し指導する。
執筆法、姿勢についての理解、
正しく用具・用材を使用しよう
としている)
「楷書の学習――唐の四大家―
取り扱う古典は、「九成宮醴泉銘」である。その特性を捉えるため、他の古典との比較を通し
―」
て指導する。それぞれの書き手の個性や生きていたころの状況・環境など視野を広くもった指
導を心がける。
関心・意欲・態度、鑑賞の能
力、創造的な書表現の技能(執
筆法、姿勢が身についている、
執筆法、姿勢を身につけようと
意識しているなど)
「楷書の学習――唐の四大家― 取り扱う古典は、「九成宮醴泉銘」、「孔子廟堂碑」である。引き続き比較や時代背景を通し 関心・意欲・態度、鑑賞の能
―」
た鑑賞を進めながら、用筆・運筆について指導する。各々の古典の用筆・運筆の違い、書く速 力、書表現の構想と工夫(鑑賞
を通して捉えた各々の古典の特
度など生徒が主体的に考えられるようにする。
徴、書風を表現しようとしてい
る)、創造的な書表現の技能
6
月 「楷書の学習――唐の四大家― 取り扱う古典は、「雁塔聖教序」、「自書告身」である。この二つの作品は前者が軽快なリズ 関心・意欲・態度、鑑賞の能
力、書表現の構想と工夫、創造
―」
ムを特徴とし、後者が重厚な力強い筆致を特徴とする。そのことを主とするも、それ以外の生 的な書表現の技能
徒の見方を大切にする。細かい点画の違いなど、分析的な鑑賞ができるよう、教材に配慮す
る。
関心・意欲・態度、書表現の構
「楷書の学習――唐の四大家― 取り扱う古典は、「自書告身」である。一学期の復習と楷書の学習を通しての感想のワーク
想と工夫、創造的な書表現の技
シートを作成する。
7 ―」、一学期の復習
能
月
予定
・
時数
2
4
2
2
4
4
2
8
月
「牛橛造像記」
9
月 「鄭羲下碑」
「牛橛造像記」、「鄭羲下碑」は「刻む」という行為が顕著に現れている古典である。「刻
む」ことから文字が「書く」対象になったことを生徒に伝える。「牛橛造像記」は、角張った
字形が特徴であり、野性的な字である。唐の四大家と違い、筆者は不詳である。そのため、ど
んな人物が書いたのか生徒が自ら想像できるよう、教材や発問を考慮する。
関心・意欲・態度、鑑賞の能
力、「「刻んだ文字」を意識し
て書こうとしている」、創造的
な書表現の技能
関心・意欲・態度、鑑賞の能
「鄭羲下碑」は、「牛橛造像記」と比べ、柔らかく、丸い印象である。岩に刻まれ、風化した 力、創造的な書表現の技能
ことを説明し、人間の手によって保管された石碑と自然の中にある石碑を比べるなど教材に工
夫する。
「行書の学習――蘭亭序――」 「蘭亭序」の筆者、王羲之は世界史の教科書に出てくる、書の神様(書聖)といわれる人物であ 関心・意欲・態度、鑑賞の能
る。王羲之から、書が芸術の域に達したということを生徒に伝える。蘭亭序を鑑賞し、書かれ 力、書表現の構想と工夫
10
た背景の文化について指導する。行書と楷書の違いに着目し、練習の時間を十分に設ける。
月
月
「行書の学習――蘭亭序―
―」、藍染作品作り
藍染は、日本の伝統文化の中の一つであり、書道を通じて、染めの体験をする機会としたい。 関心・意欲・態度、書表現の構
また、書道は「紙に書く」だけが作品ではなく、工芸やその他の分野を応用した作品もあるこ 想と工夫、創造的な書表現の技
能
とを伝える。
わんぱう液を使い、布に文字を書き、藍染をしていく。今回は簡易的な方法であるが、作る手 能
順を分かりやすく説明するよう配慮する。
12 藍染作品作り、各々が好きな行 藍染作品は、最後に生徒同士で鑑賞をし、感想を書く。藍染作品が終了次第、三筆の作品の中 関心・意欲・態度、鑑賞の能
書の作品を選び臨書をする
から好きな行書を一つ選び、作品にする授業を行う。王羲之との比較を通して、中国と日本の 力、創造的な書表現の技能
交流を見ていく。
月
1
月 「仮名の学習」
普段私たちが使用する平仮名が生まれるまでの過程をワークシートにまとめ、説明する。生徒
が平仮名の成立について興味関心を持てるよう、万葉仮名や変体仮名で書かれた文章を読む、
もしくは書く実践を取り入れる。実際に生徒が仮名の臨書をする前に、基本用筆を身につけら
れるよう師書を頻繁に取り入れる。
仮名の古典臨書に向け、基本用筆を身につける。単体、連綿を中心に指導する。
関心・意欲・態度、鑑賞の能力
(仮名の成立過程について理解
している)、創造的な書表現の
技能
関心・意欲・態度、鑑賞の能
力、創造的な書表現の技能(仮
名の基本用筆を捉え、筆遣いに
意識しているか)
「仮名の学習――蓬萊切もしく 鑑賞を通し、料紙について触れるようにする。料紙は中国からもたらされ、日本で発達した伝 関心・意欲・態度、鑑賞の能
は高野切第三種――」
統工芸である。基本用筆の練習の応用として、古典の連綿や変体仮名の部分に注目し、臨書を 力、書表現の構想と工夫(仮名
の基本用筆の練習を活かし、そ
するよう促す。
れを応用しようとしている)
2
関心・意欲・態度、鑑賞の能
月 「仮名の学習――蓬萊切もしく
力、書表現の構想と工夫、創造
は高野切第三種――」
最終的に料紙に清書する。生徒の作品を添削し、一人一人の良い点を活かし、改善点を伝え、 的な書表現の技能
初めての仮名でも生徒が自信を持てるよう指導する。
「漢字仮名交じりの書」
3
月
2
4
4
関心・意欲・態度、書表現の構
想と工夫、創造的な書表現の技
藍染作品作り
「仮名の学習」
2
関心・意欲・態度、書表現の構
想と工夫、創造的な書表現の技
「行書の学習――蘭亭序――」
蘭亭序は、最終的に半切2分の1に、臨書作品として仕上げる。必要に応じて手本を書き、生 能
徒が紙面に調和よくまとめられるようにする。
11
2
一年間の総仕上げとして、漢字仮名交じりの書を取り上げる。学習した楷書、行書、仮名の能 関心・意欲・態度、書表現の構
力を活かし、文章を生徒一人一人の意図に基づいて表現できるよう、作品作りの流れを説明す 想と工夫、創造的な書表現の技
能
る。
4
4
4
4
4
4
4
都立野津田高等学校 平成28年度 科目( 書道Ⅱ ) 年間指導計画
教科:( 芸術 )科目:( 書道Ⅱ ) 単位数:( 2 )単位 対象:(第 2学年 1 組~ 6 組(4組除く)) 1年間の計画を確認した後押印
教科
教務 副校長 校長
教科担当者:( 2年 2・3 組: 岡村 ㊞ )( 2年 1・5・6組: 古賀 ㊞ )
使用教科書 : 東京書籍 書道Ⅱ
使用教材 : 習字道具 指導内容
篆書の学習
泰山刻石
石鼓文
4
月
科目・( 書道Ⅱ )の具体的な指導目標
5
月
篆書の歴史的な位置づけを
理解したかどうか。
曹全碑
乙瑛碑
6
今後の書道作品に捺印できるような落款を彫っていく。朱文または白文の印稿を作成し、印材 篆刻作品を作成する基本的
に布字して刻印していく過程を理解し習得していく。また、自分の作品に印を押すことによ
な手順を理解し、それぞれ
り、作品の価値を高める効果があることを理解し、今後の作品を愛する心を養う。
の段階を丁寧に進めること
ができたか。
落款とは何かを理解してい
るか。
6
月 隷書の学習
予定
・
時数
漢字の誕生から現在に至るまでの漢字の歴史について理解させる。
篆書の書法を習得できた
典型的な篆書の古典である「泰山刻石」を半紙に臨書することにより、篆書の書き方と同時の か。習得しようと意欲を
時代背景を理解していく。そのあとに少し複雑な「石鼓文」半紙に臨書して学習することによ もって取り組んだか。
り、篆書の特徴と書法を習得する。
篆刻の学習で落款を作成するにあたり、自分の名前の篆書を辞書で調べ、筆で半紙に練習す
る。このとき、「泰山刻石」や「石鼓文」での学習を生かしていく。
篆刻の学習
落款をつくる
評価の観点・方法
隷書の書法を習得できた
隷書が誕生したのは、書道史のいつの時期なのか理解すると、同時に隷書の特徴や書法を理解 か。習得しようと意欲を
し、習得していく。また、清書を半切2分の1の大きさに書くことにより、バランスの取り方 もって取り組んだか。
を学び、印を押すことによって一つの作品として完成させる。
8
8
隷書の歴史的な位置づけを
理解したかどうか。
7
月
8
月
漢字仮名交じり書の学習
アートプレート
9
月
表意文字の漢字と表音文字の仮名を使用した表現方法は日本固有の文字表現であることを理解
し、創作作品を作っていく。自分の表現したい言葉をどのような書風で表現したいのか考えて
いく。また、半紙をマーブル絵の具で染めることにより、白黒で展開される書とは違うイメー
ジのものが出来上がることを体験する。
創作的な表現をするため
に、線質・字形・全体の構
成などの表現技能を身に付
け表現しているか。
題材と書風とマーブリング
マーブリングをした半紙に清書したものをプレートに加工してもらうことにより、作品が完成 の色付けが調和している
か。
する達成感を味わう。
10
自己を表現しようと意欲的
に取り組んだか。
10
月
草書の学習
11 書譜
真草千字文
月
書道史の中で草書がどのようにして誕生したか、どんな目的で使われた書体なのかを理解して 草書の書法を習得できた
いく。草書はくずし方が難しいので、一文字ずつ理解を深め、運筆の強弱、速遅などをていね か。習得しようと意欲的に
いに練習し習得していくことで、草書の良さを感じていけるようにする。
取り組んだか。
8時間に渡って同じ古典を
半紙に20枚分の古典の臨書をすることにより、たくさん書いた達成感を味わうとともに、そ 丁寧に集中して書いていく
れを和綴じしていく。和綴じは古来からの日本の製本方法であるため、それを体験するととも ことができたか。
に、一つの作品として完成させる。
10
12
月
仮名の学習
散らし書きで寸松庵色紙
1
月
今まで机上での作品づくりが多かったが、床で大きな文字を書く。字の形は今まで通り注意を 大筆の扱いを正しくできた
払うが、いかにダイナミックに書けるかが、今までとは違う経験のため工夫が必要になる。紙 か。大きな紙に書く書き方
に押し込むように体を使って書くよう指導していく。
を習得できたか。紙の大き
さを生かして書けたか。
2
仲間と協力しながら作品を
今まで、個々の自己表現が課題だったが、数名で一つの作品を作り上げる。どんな題材にした 完成させることができた
いのか、何文字構成にするのか、配置やテーマなどを話し合い全紙2枚に表現していく。それ か。大きな紙の中にテーマ
ぞれの作品を鑑賞して感想を言い合うなど高校書道の集大成としたい。
に沿って表現することがで
きたか。
3
月
6
仮名の書の美と技法を学
び、表現を工夫している
か。
大字の学習
全紙に書く
グループ書道
2
月
書道Ⅰからの応用で、日本の仮名の美の一つでもある散らし書きに挑戦する。升色紙の大きさ 日本の伝統的な書の美を感
に文字をバランスよく散らす楽しさと難しさを味わい、料紙に清書していく。
受し、表現を工夫してい
る。
6