12/11/08 欲求連鎖分析を用いた 社会システムデザイン 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 白坂成功 自己紹介 • 修士:東京大学大学院工学系研究科 • 博士:慶應義塾大学大学院SDM研究科 • 三菱電機にて人工衛星開発に従事(15年間) • • 「おりひめひこぼし」 • 「こうのとり」 • ドイツEADS-Astrium社に駐在(ESAの衛星システムシミュレータ開 発) • 「みちびき」 • 2010年4月より慶應大学専任准教授 INCOSE日本支部設立メンバー 1 12/11/08 Who are we? 慶應SDM システム デザイン マネジメント 3 Lecture “Design Project” (Active Learning Project) “ The design project is what SDM is expected to provide for. Any other university of Japan does not have an ALPS-like course. It is extensive, exciting and fruitful. It’s a revolution of Japanese education system.” – Voice of students デザイン思考 システム思考 International Collaboration Stanford University 4 2 12/11/08 ①多視点/メタ視点/可視化 ②理念/メソドロジ/全体構造 ③メソッド/詳細構造 ものごとを システムとして 捉える ①ブレインストーミング ②フィールドワーク ③プロトタイピング チームでの 協働 (集合知) システム思考 デザイン思考 =イノベーション! 5 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM) SDM研究所イノベーティブデザインセンター主催 慶應イノベーティブデザインスクール KiDS (Keio innovative Design School) 6 3 12/11/08 組織をクリエイティブに変える • デザイン思考のワークショップがグローバル企業を席捲中 – グローバル人材の育成 – グループでの集合知と実践体験を生かした発想 – 新たなデザインのプロトタイピング • 「その先」を行く、KiDSのデザイン思考 – 他よりもシステマティック – 独自のイノベーション方法論 • システム思考とデザイン思考のベストマッチ – 対象は、社会システムから、技術システムまで多様 • チームでの協働 – 課題発見、フィールドワーク、解決策の創造 – プロトタイプ、プレゼンテーションの最先端 7 システム デザイン思考の流れ Spiral Up to Sky High Solu1ons! ブレーンストーミング、マインドマップ、シナ リオグラフ、バリューグラフ、強制発想法、 CVCA/WCA、親和図法、KJ法、QFD、 Pughコンセプトセレクションなど アイデアジェネレーション 発散技法 収束技法 フィールドワーク プロトタイピング V&V(verification & validation)と共有・共感・再発想 8 4 12/11/08 Systema3c Approach Systemic Approach How-‐Why diagram マルチ・ Enabler framework メタ思考 視点の位置・時間スケール・空間スケールの移動、様々な拘束条件の超越 Brain storming 発散 集合知 Prototype for empathy 思考 思考 Pugh concept selec1on 主観世界 組織 自己 他人 参加型 思考 Ethnography Fieldwork 人間中心 思考 Causal Loop 可視化 CVCA/WCA 思考 Scenario graph 客観世界 ユーザ 多様なステークホルダ コト(サービス等) モノ(製品等) 分解思考(従来型 要素還元思考) Logical thinking MECE Prototype for test 出典:企業研修(前野) 一般・学生向けワークショップ SUNDAY KiDS 第1回 世界をリ・デザインしたい人のための ワークショップ(5 6月) 第2回 世界を変える新規事業・起業のための コンセプトビジュアライゼーション(10月) 第3回 「あなたの未来をデザインする人間中心 デザインワークショップ」(12月) 第4回 「社会のデザイン」ワークショップ(3月) 10 5 12/11/08 Wants Chain Analysis 欲求連鎖分析 本 日 ワー の クシ ョッ プ 欲求のつながり に注目する方法 日本機会学会:牧野、白坂、牧野、前野(2012) 11 WCAの考え方 1. まず、目に見えるお金や物品、サービスなどの「価 値」のやり取りに注目して分析 →顧客価値連鎖分析(Customer Value Chain Analysis : CVCA)の活用 2. 次に、その価値のやり取りの裏にある「欲求」に注 目して分析 12 6 12/11/08 1. 価値のやり取りに注目した分析 Customer Value Chain Analysis 顧客価値連鎖分析 13 1. 価値のやり取りに注目した分析 1.1 関係する人や組織をあげる 1.2 それぞれの間にやり取りされているお金、 物品、サービスなどを識別する 14 7 12/11/08 顧客価値連鎖分析 (石井,飯野, 2008) Customer Value Chain Analysis HP社:心電モニタ HP ! $&! $ 国 保険会社 ? $&! ! 石井浩介・飯野謙次 (2008: pp.20-‐25)を もとに作成 CVCAのステップ 15 石井浩介・飯野謙次 (2008: 20-‐25) 1. ステークホルダーのリストアップ • 決定権者、顧客、パートナー、規格団体など 2. ステークホルダー間の価値とその流れの識別 • HP 金銭、資本など:¥で表現 • • 物品、サービス、情報など:適当なアイコンで表現 クレーム、規格の影響、投票など:!で表現 3. 分析 • HP 重要なカスタマは誰か?:¥と!を追跡 • それぞれにとっての価値は何か?:InとOutの 変化 ! $&! • クレーム等Negativeな影響を与える人に注目 16 8 12/11/08 HP社:心電モニタ HP ! $&! お金は出ていくだけ? 石井浩介・飯野謙次 (2008: pp.20-‐25)を もとに作成 17 HP社:心電モニタ HP ! $&! $ 国 保険会社 $&! ! 石井浩介・飯野謙次 (2008: pp.20-‐25)を もとに作成 2012/10/21 18 9 12/11/08 図書館のCVCA TAX&! ¥&! ¥&! ! 慶應SDM非常勤講師 富田、石橋氏作 19 NYPLのCVCA TAX&! 注目 ! ¥&! 広報 ¥&! 広報 ! ¥&! 専門的助言 機会・情報 ! 慶應SDM非常勤講師 富田、石橋氏作 20 10 12/11/08 1. 価値のやり取りに注目した分析 NPO法人 TRYWARP 「経済産業省選定 ソーシャルビジネス55選」 (2009年)より 大学生と地元住民が「こんにちは」と言いあえる地域づくりを 目指し、大学生と地域の交流を促進することをおこなってい る。このために、地域住民が困っている事(パソコン技能の 習得等)に対し、大学生が助ける事業を展開。 21 1. 価値のやり取りに注目した分析 NPO法人 TRYWARP 「経済産業省選定 ソーシャルビジネス55選」 (2009年)より TRYWARP 地元学生 地元住民 22 11 12/11/08 1. 価値のやり取りに注目した分析 NPO法人 TRYWARP 「経済産業省選定 ソーシャルビジネス55選」 (2009年)より TRYWARP 請 要 導 指 地元学生 指導 地元住民 23 2. 価値のやり取りの裏にある「欲求」 に注目した分析 Wants Chain Analysis 欲求連鎖分析 24 12 12/11/08 例えば・・・Volvicの1L for 10L 12/11/08 藤田さんチーム 25 • CVCAの欠点 ‒ ステークホルダが どのように(how) 関係して いるかを表す ‒ なぜ(why) システムの構造がそのようになっ ているのかを明示しない • WCA ‒ なぜ(why) システムの構造がそのようになっ ているのかを分析するための手法 ‒ 多様な欲求を持つステークホルダを持つ複雑 なビジネスモデルや社会システムを分析・設 計するための手法 26 13 12/11/08 WCAは2つの観点で欲求を活用 ①欲求の構造:3要素から構成 希求状態 動作主 対象 ・養護 私が 弱者を 助けてあげたい ・依存 誰かが 私を 助けてほしい ②欲求の質:マズローの7つの基本的欲求が希求状態を 網羅 27 WCAは2つの観点の欲求で構成 ①欲求の構造:3要素から構成 希求状態 動作主 対象 ・養護 私が 弱者を 助けてあげたい ・依存 誰かが 私を 助けてほしい 2x2の欲求マトリクス 28 14 12/11/08 欲求の構造的な分類:2x2の欲求マトリクス Colored =自力 Colored Outline =他力 Green =利他 Red =利己 利己 生 理 自 力 安 全 安 心 所 属 愛 自 尊 承 認 29 利他 自 己 実 現 認 知 理 解 審 美 私は何かを食べたい 生 理 安 全 安 心 所 属 愛 自 尊 承 認 自 己 実 現 自力×利他 私は誰かから 何かを食べさせてほしい 私は誰かが誰かに 何かを食べさせてほしい 他力×利己 生 理 安 全 安 心 所 属 愛 自 尊 承 認 自 己 実 現 認 知 理 解 審 美 私は誰かに何かを食べさせたい 自力×利己 他 力 認 知 理 解 他力×利他 審 美 生 理 安 全 安 心 所 属 愛 自 尊 承 認 自 己 実 現 認 知 理 解 審 美 30 15 12/11/08 一般的なビジネスの例 Volvic 1L for 10Lの例 31 WCAのステップ 1. 価値のやり取りに注目した分析(CVCA)のそれぞ れのステークホルダがその行為に至った欲求がど の欲求に基づくかを推定し,矢印の始点にハート マークを記入する. 2. 三つの欲求連鎖ルールを基に,全てのステークホ ルダの欲求の充足状況を確認する. 3. ルールを満たしてなければステークホルダを追加 し、1から繰り返す。 必要があれば、いつでもステークホルダを追加し て、CVCAを修正してもいい。 32 16 12/11/08 1. 価値のやり取りに注目した分析を元に、その行為に 至った欲求がどの欲求に基づくかを推定し,矢印の始点 にハートマークを記入する。(欲求の種類は今日は書きま せん) このとき以下もおこなう。 i. 欲求の補足説明を,欲求のマークの横に記述する。 ii. 矢印の色を,欲求の色(利己=赤,利他=緑)に 変更する。 人の行動は,複数の欲求に基づく場合が多々ある.その 場合は,一つの行動に対し,複数の欲求を記入する。 33 2. 欲求に注目した分析 NPO法人 TRYWARP 「経済産業省選定 ソーシャルビジネス55選」 (2009年)より TRYWARP 請 要 導 指 地元学生 指導 地元住民 34 17 12/11/08 対象 自己 他者 主体 他者 自己 2. 欲求に注目した分析 NPO法人 TRYWARP 矢印の始点に ハートマーク TRYWARP 補足説明 誰かが地元住民 に指導してほしい 指導 収益をあ げたい 請 地元学生 要 導 指 矢印の色を 欲求の色に 誰かが仕事を 斡旋してほしい 誰かが指導して ほしい 地元住民 35 WCAの工夫 • まずは2つか3つの中心となる人/組織から始める • 欲求の構造的な分類:2x2の欲求マトリクス →緑のハートを考えてみる。 • 緑が無ければダメなわけではないが、緑 があると新しいアイデアが出ることがある • 緑に頼りすぎると安定しない 36 18 12/11/08 ソーシャルビジネス55選」 NPO法人 アスクネット 「経済産業省選定 (2009年)より 子供達が多様な大人との交流の機会をもうけるため、市民 講師を学校に派遣する事業を展開 37 ソーシャルビジネス55選」 NPO法人 アスクネット 「経済産業省選定 (2009年)より アスクネット 依頼 学校 登録 依頼 講師 指導 学生 38 19 12/11/08 アスクネット 主体 他者 自己 NPO法人 アスクネット 「経済産業省選定 ソーシャルビジネス55選」 (2009年)より 対象 自己 他者 依頼 誰かが学生に 指導してほしい 大人と学生が 交流して欲しい 誰かが学生に 指導してほしい 依頼 学校 登録 依頼 誰かが仕事を斡 旋してほしい 指導 講師 学生 収益をあ げたい 39 ソーシャルビジネス55選」 NPO法人 フローレンス「経済産業省選定 (2009年)より 働くママの病気の子供を看病する仕組み フローレンス 依頼 働く育児中のママ 依頼 登録 病気の子供 ママ 看病 40 20 12/11/08 NPO法人 フローレンス 働くママの病気の子供を看病する仕組み フローレンス 動作主 他者 自己 対象 自己 他者 依頼 働く育児中のママ 誰かが子供を 介護してほしい 誰かが子供を 看病してほしい 登録 依頼 誰かが仕事を斡 旋してほしい 病気の子供 ママ お金がほ しい 看病 41 ボルビック 1L for 10L ボルビックの水1L売れると、ボルビックが、きれいな水の手 に入らない国に水10L分の支援をする。(実際にはユニセフ を通じて、アフリカに井戸を作る費用を出す。) 42 21 12/11/08 ボルビック 1L for 10L 消費者 飲料水 ¥ ¥ Volvic UNICEF 井戸 アフリカの人びと 43 対象 自己 他者 主体 他者 自己 ボルビック 1L for 10L 消費者 水がほ しい 飲料水 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい ¥ 収益をあ げたい ¥ Volvic UNICEF 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい アフリカの 人々を助 けたい 井戸 アフリカの人びと 44 22 12/11/08 対象 自己 他者 主体 他者 自己 ボルビック 1L for 10L 消費者 者 … 水がほ しい へ 費 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 飲料水 消 ¥ 収益をあ げたい ¥ 評価 大衆 Volvic UNICEF 広告 広告スペース 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい ¥ アフリカの 人々を助 けたい 井戸 広告会社 アフリカの人びと 45 対象 自己 他者 主体 他者 自己 ボルビック 1L for 10L 消費者 者 … 水がほ しい へ 費 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 飲料水 消 ¥ 収益をあ げたい 水がほ しい 大衆 広告 ¥ 評価 Volvic Volvicの頑張り を認めたい 広告スペース 収益をあげたい 広告会社 UNICEF 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 誰かが活 動を広め てほしい ¥ アフリカの 人々を助 けたい 井戸 アフリカの人びと 46 23 12/11/08 2. 三つの欲求連鎖ルールを基に,全てのステーク ホルダの欲求の充足状況を確認する。 i. 利己的欲求(左側,赤ハート):その者に向か う矢印により欲求が充足すること(ただし,自 己実現欲求の場合は当人に向かう矢印は不 要) 主体 他者 自己 対象 自己 他者 47 主体 他者 自己 対象 自己 他者 消費者 者 … 水がほ しい へ 費 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 飲料水 消 ¥ 収益をあ げたい 水がほ しい 大衆 広告 ¥ 評価 Volvic Volvicの頑張り を認めたい 広告スペース 収益をあげたい 広告会社 UNICEF 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 誰かが活 動を広め てほしい ¥ アフリカの 人々を助 けたい 井戸 アフリカの人びと 48 24 12/11/08 2. 三つの欲求連鎖ルールを基に,全てのステーク ホルダの欲求の充足状況を確認する。 ii. 利他的欲求(右側,緑ハート):そのステーク ホルダから出る矢印と,対象に向かう矢印が あること 主体 他者 自己 対象 自己 他者 49 主体 他者 自己 対象 自己 他者 消費者 者 … 水がほ しい へ 費 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 飲料水 消 ¥ 収益をあ げたい 水がほ しい 大衆 広告 ¥ 評価 Volvic Volvicの頑張り を認めたい 広告スペース 収益をあげたい 広告会社 UNICEF 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 誰かが活 動を広め てほしい ¥ アフリカの 人々を助 けたい 井戸 アフリカの人びと 50 25 12/11/08 2. 三つの欲求連鎖ルールを基に,全てのステーク ホルダの欲求の充足状況を確認する。 iii. 他力の欲求(下側,白抜き):ステークホルダ から出た矢印が動作主を介して対象に向かう 連鎖を描くこと 主体 他者 自己 対象 自己 他者 51 主体 他者 自己 対象 自己 他者 消費者 者 … 水がほ しい へ 費 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 飲料水 消 ¥ 収益をあ げたい 水がほ しい 大衆 広告 ¥ 評価 Volvic Volvicの頑張り を認めたい 広告スペース 収益をあげたい 広告会社 UNICEF 誰かがアフリカ の人を助けて ほしい 誰かが活 動を広め てほしい ¥ アフリカの 人々を助 けたい 井戸 アフリカの人びと 52 26 12/11/08 WCAの意義 • ステークホルダーそれぞれの立場になって本 質的な欲求を考えるきっかけ • Win-‐Winという関係の可視化 • 緑のハート(利他欲求)が特徴的なサービス のきっかけ • 必要な欲求(欠乏欲求)を使ったデザイン 53 本日のワークショップ 54 27 12/11/08 本日のポストイットの使い方 ご飯を 食べたい きれいな水 をあげて ほしい 56 28 12/11/08 席移動のお願い • 休憩後のワークショップのため、一部の方に 席を移動していただきたいと思います。 • スタッフからお声がけさせて頂きます。 58 29 12/11/08 CVCA/WCA関連研究成果の例 • • • 【学術論文】 – 牧野由梨恵,白坂成功,牧野泰才,前野隆司,欲求連鎖分析(人々の欲求の多様性を考慮した社会システムの分析・設計手法),日本機械学会論文集 C編,Vol. 78, No. 785, 2012年1月, pp. 214-227 – 津々木晶子, 保井俊之, 白坂成功, 神武直彦,システムズ・アプローチによる住民選好の数量化・見える化: 中心市街地の新しい政策創出の方法論,関東 都市学会年報,第13号,2011年10月, pp.110-116 【学会発表】 – Hiroyuki Yagita, Akira Tose, Madoka Nakajima, Sun K. Kim and Takashi Maeno, A Validation Regarding Effectiveness of Scenario Graph, Proc. ASME 2011 International Design Engineering Technical Conferences, August 2011, Washington, USA – Takashi Maeno, Yurie Makino, Seiko Shirasaka, Yasutoshi Makino and Sun K. Kim, Wants Chain Analysis: Human-Centered Method for Analyzing and Designing Social Systems, Proc. International Conference on Engineering Design, August 2011, Copenhagen, Demark, pp. 302-310 – Madoka Nakajima, Hiroyuki Yagita and Shoichi Sasaki, System Design Approach Derives a New Type of Insurance, Proceedings of the 5th International Conference on Business and Technology Transfer (ICBTT2010), pp130-135 – Sun K. Kim, Shinichiro Haruyama, Takashi Maeno, Tetsuya Toma and Yoshiaki Ohkami, Preliminary Validation of Scenario-based Design for Amorphous Systems, 20th INCOSE International Symposium, July 2010, Chicago, USA – Sun K. Kim, Whitfield Fowler, Kosuke Ishii and Takashi Maeno, Tools for Project-based Active Learning of Amorphous Systems Design: Scenario Prototyping and Cross Team Peer Evaluation, Proc. ASME 2009 International Design Engineering Technical Conferences, 2009 – Kosuke Ishii, Olivier de Weck, Shinichiro Haruyama, Takashi Maeno, Sun K. Kim, and Whitfield Fowler, Active Learning Project Sequence: Capstone Experience for Multi-disciplinary System Design and Management Education, Proc. International Conference on Engineering Design, 2009, pp. 57-68 – Seiko Shirasaka, A Standard Approach To Find Out Multiple View Points to Describe an Architecture of Social Systems-Designing Better Payment Architecture To Solve Claim-Payment Failures Of Japan s Insurance Companies -, 19th INCOSE International Symposium, July 2009, Singapore 【著書】 – 保井俊之,「日本」の売り方: 協創力が市場を制す, 角川ワンテーマ21(新書),2012年3月 – 仲谷正史,筧康明,白土寛和,前野隆司,他,視 触 視ること、触れること、感じること(テクタイル̶未来社会のための触体験デザイン),慶應義塾大 学アート・センター/booklet 19,2011年3月 – 前野隆司,思考脳力のつくり方̶仕事と人生を革新する四つの思考法,角川ワンテーマ21(新書),2010年4月 59 システム思考 デザイン思考=より良い未来 協働 (C)Tatsushi Goto/Artbank ゼロからの創造! 60 30
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