08/05/23 支部長便り第１３号３月上旬に第１２号を配信後２か月が経過し、もう初夏の季節となった。日を追って経過を書き述べてみる。３月２５日（火） 17：00 より、山口地域会役員会に出席。2008 年度通常総会に向けて 2007 年度の事業報告（案）決算報告（案）、並びに 2008 年度の事業計画や事業予算、2008～2009 年度の役員改選について協議審議された。本年の山口地域会総会の日程は４月４日である。昨年の理事会においての決議で、本部への決算報告提出が４月２３日必着となったため、支部より各県地域会の総会を４月１０日までに開催していただくよう要請をし、年度初めの忙しい時ではあるが、粛々と履行していただいた。ところで山口地域会の来年度の事業は過去５年間のタウンミーティングより環境をテーマにした事業の展開を考えるという協議がされた。2008 年度からの事業が楽しみだ。次期の役員も改選され、栗林会長より三村新会長にバトンタッチがされた。栗林先生には大変お疲れ様でございました。今後ともご指導、ご協力をお願いいたします。３月２６日（水） 13：30 より、支部地域会長会議を支部事務局にて開催した。おもな協議事項は次年度の組織改編と地域会助成金配分の件、UIA トリノ大会ツアー申し込みの件等であった。特に現状での支部より地域会への活動金分配については、全体予算からいっても無理が言える状況ではないことは充分承知しているが、現実、本部からの支部給付金だけでは満足のいく活動資金と言えず、各地域会で協力会費等の徴収が必要になってくるのではなかろうか？現に山口地域会では確か 2001 年度から実施しているがそれでも充分とは言い難い。 4 月３日（木） 13：30 より、中国支部 2007 年度事業決算書の監査があり、直井氏（広島）と樋野氏（鳥取）の両氏により私と藤恵さんとで対応する。幹事長は東京でのスケジュールが合わずやむなく 2 人での対応となったがさしたる問題もなく無事終了した。４月４日（金） 16：00 より、小郡町山口グランドホテルにて開催の 2008 年度山口地域会通常総会へ出席。特筆すべきこともなく、先般の役員会での議案がすべて承認された。新会長に選出された三村氏に頑張ってほしい。 1 ４月５日（土） 14：00 より、名古屋市において開催の全国支部長会議に出席。今回のホスト役は東海支部である。支部長全員参加の下、各支部長報告に始まり、次期体制の抱負と重要課題について審議した。午後 7 時過ぎまで予定時間をオーバーして場所を変えて延長会議をしながら夕食。４月６日（日） 9：00 より谷村支部長の計らいで東海支部の賛助会員であり、現賛助会長の尾関氏の会社にお邪魔する。襖紙についてのお話をお聞きしショールームのある社内を案内していただいた。この支部長会議も会を重ねるうちにとても良い会になりつつあると思う。支部長同志話しづらいこともズバズバと言い合えて、また支部事務局での会議なので支部そのものの雰囲気もわかる。エクスカーションらしからぬセッティングもあったりと大変好い会だと思えるようになった。今後もぜひ継続したいものだ。４月８日（火） 11：30 より開催の第 159 回理事会に出席の予定で早朝５時半から広島空港へ。ところが低気圧の影響で天候は大荒れ、飛行機は７時半に広島を飛び立ち、９時前に羽田上空まで来たものの降りることができず、上空で天候の回復を待ったが、結局引き返すことになり１１時前に広島へ到着。午後１時に再フライト、ようやく３時に羽田に降り立ち、本部へ到着したのは午後４時半という、何をしに行ったのか分からない理事会出席になった。ただ理事会もいつもの如く審議に大層時間を要しており、議題の大半はまだ未消化という状態で重要な案件は残されており、その意味ではラッキーであった。４月１５日（火） 9：00、岡山市の岡山県立美術館に到着。１０時より「建築家岡田新一と岡山県立美術館２０年」のオープニングセレモニーが開催された。中国支部と県立美術館とが主催ということで当日のテープカットに参加させていただく。早朝にもかかわらず１階ホールはもちろん、外部にもあふれんばかりの来場者であった。東京からも岡田先生の友人知人の方々が多数駆け付けておられた。建築関係はもちろんのこと、政治家、芸術家等々多方面にわたる先生の活躍ぶりをのぞかせていただいた。建築家では安藤忠雄氏や伊藤豊雄ご夫妻、光井純氏など多くの顔ぶれがそろっていた。特別展は４月１５日より５月１８日までの開催で JIA 会員はもとより多くの方々に鑑賞していただきたいと思う。４月２１日（月） 13：00 より、広島センチュリーホテルにて支部総会前の役員会を開催する。4 月 8 日の本部理事会の報告と本日の総会資料の確認をする。14：30 より、2008 年度の支部 2 総会を開催し、すべての議案が承認された。私も 2 期目のスタートとなり役員も改選され、新しい顔ぶれがそろった。今年度より会長も代わることで新たな JIA としての取り組み方が問われる年度になることだろう。不変と思えた中央からの歴代会長選出に代わり地方からの会長が誕生したのであるから私共中国支部としても万全な体制でバックアップしていきたいと思う。又、支部における組織のあり方や活動方法等、財政面についてもこの 2 年間を預かる役員全員でしっかり協議して積極的な行動を起こして行きたい。今期の新たな事業等は議案書を参照してください。 4：30 より、次期会長予定者、出江寛先生の講演を 90 分間お聴きした。新会長として取り組む「設計業務環境の改善委員会」の立ち上げについて、なぜ必要なのか、JIA のみならず社会全体で取り組もうと話された。その後、先生は「伝統と美学について」短時間であったが触れられた。最後に最上階で懇親会が催され、多くの御来賓や交流部会の方々の参加により賑やかな会場になった。出江先生も最後までお付き合いくださりお疲れ様でした。４月２３日(水) 17：30 より、広島グランヴィアホテルにて久保井常任幹事と今後の支部の運営方針や活動計画についての協議をした。５月１日（木） 17：00 より、山口市にて山口地域会の役員会へ出席した。2008 年度の事業計画と日程について協議。新しい顔ぶれで三村新会長のもと、地域の活性化に努力してほしいし、努力したいと思う。まずは会員の拡大を図ることが今後の活動を考慮しても最重要であると思う。５月９日（金） 11：30 より、本部にて臨時理事会が開催された。主な議題は総会議題についてであった。次期専務理事選定委員会設置の件として総務委員会より提出されている件については紛糾している。現柳沢専務理事はこの４月をもって３期６年を迎えられ、退職されることからこの問題が起きたのである。次期出江会長は知人で有能な方を推され、仙田会長は違う人を推薦されている。この辺で話が複雑になっている。私としては次期会長予定者が望む人なら余程のことがなければ容認すべきと考える。今回は偶発的に３期６年の定年と新会長の出現が重なった為に起きてきた問題であろう。この件は再度否決され、継続審議事項となった。５月１４日（水） 13：30 より、広島の事務局にて支部役員会の開催。議題は本部臨時理事会の報告と、 2008 年度の各委員会に対する各地域会からの委員の配属を今月中に決定し、各地域会 3 の年間スケジュールも今月中に決定し、記入して頂くことが了承された。各地域会活動費の分配方法を協議したが結論には至らず、継続協議とされた。現支部の財政状況も大変厳しく、今後独自の支部会費や地域会費を徴収するのか（仮称）特別検討委員会を設置して検討して頂くことを協議したがこれも決定には至らず、当面事務局にて 1 年間にかかる無理のない予算を試算し、検討する為のたたき台を次回提出することとなった。 6 月 4 日の役員会では支部の全体運営についてほぼ決定できるものと思う。今回の報告は 2 ヶ月半分の報告となってしまい、申し訳ありませんでした。来月 6 月 28 日より 7 月 5 日まで、UIA トリノ大会への支部ツアーが決行されます。現在 15 名ほどの参加が予定されていますが、欲を言えばあと 5 名以上の参加が望まれます。まだ間に合います。ぜひ多数の会員のご参加をお待ちしています。 4