スライド 1 - 草川工業株式会社

食のリサイクルループを創生する
食品資源リサイクル機器
マジックバイオくんのご紹介
草川工業㈱環境事業部
「マジックバイオくん」とは①
~バイオの力で大幅減容~
『マジックバイオくん』は「バイオ式」と呼ばれる処理方式を採用
数ある生ゴミ処理方式の中でも『マジックバイオくん』は「バイオ式」と呼ばれる処理方式を採用しています。
※減容率は投入する生ゴミの量・状態(成分/含水率等)や機種によって変化します。
食品資源リサイクル機器の分類(日報出版)一部出典「よくわかる食品リサイクル法」
方式
概要
特長
減容率※
●発酵槽内を微生物が活性化しやすい状態に整え、加温・撹
拌しながら生ゴミを微生物分解させて生成品を有機肥料や土
堆肥型
微生物の働きで生ゴミを発酵させ、生成品を肥料や 壌改良効果のある特殊肥料として活用する。
50~
(バイオ式)
飼料にリサイクルすることに主眼を置くタイプ。
●生成品を取り出すまでの発酵時間(期間)で大別すると、
70%
1)短期間発酵型:数時間から1週間程度、
2)長期間発酵型:1カ月から数カ月、の2タイプに分類される
●バイオ資材をセットした槽内に生ゴミを投入し、撹拌しなが
ら生ゴミの大部分を水蒸気と炭酸ガスに分解し、大幅な減容
大幅減容型
微生物の働きで生ゴミを水蒸気と炭酸ガスに分解し
85~
化が図られる。
(バイオ式)
て大幅な減容化を行うタイプ。
90%
●生ゴミの連日投入ができ、バイオ資材の全交換は約1年に
1回。
●生ゴミを加熱し、短時間で水分を蒸発させる。
●乾燥方式によって分類すると、1)熱風で生ごみを直接乾
乾燥型
50~
生ゴミを加熱して乾燥するタイプ。
燥する方式、2)ヒーターで槽の外側から加熱する方式、3)蒸
(熱処理式)
80%
気などで外側から間接加熱する方式、4)電子レンジ方式(熱
風併用)などに分類される。
●酸素を遮断した炭化室内に原料を入れ、外部から加熱し
て熱分解し、炭化させる。
炭化型
90~
生ゴミを蒸し焼きにして炭化するタイプ。
●廃棄物処理の目的で導入する場合、現状では焼却炉とみ
(熱処理式)
95%
なされるケースが多く、ダイオキシン関連等の法的な規制をク
リアする必要がある。
●核となるメタン発酵装置だけでなく、前処理の破砕選別
メタン発酵方式
いわゆる“生ゴミ処理機”ではないが、生ゴミをメタン
ラインから後段階の廃水処理設備、脱硫装置、発電設備
-
(その他)
発酵させてメタンガスを回収し、発電に利用する。
などに至るまで、全体としてはかなり大掛かりな設備となる。
「マジックバイオくん」とは②
生ゴミは、土が食べてくれる
毎年毎年、
秋になれば何万枚という落ち葉が
森の中に舞い落ちます。
10年20年と年月を重ねる中で、
なぜその森は落ち葉に埋もれて
しまわないのでしょうか?
森が落ち葉に埋もれてしまわないのは、
土の中に生きる微生物が落ち葉を“食べて”くれるから。
1gの土の中には1億を超える微生物が生息し、落ち葉や枯れ枝、昆虫や動物の死骸などの有機物を分解し、
植物の成長に必要な栄養素を生成しています。
植物としての寿命を終えた落ち葉が、微生物の働きによって、他の植物の栄養源として生まれ変わる。
小さな微生物が森の資源循環の中で大きな役割を果たしています。
有機物分解用バイオ資材
バイオテック・ユーノサ
特許取得済み
「資源循環における微生物の働きを環境機器に利用できないだろうか?」
そんな着想から生まれたのが、
有機物分解用バイオ資材『バイオテック・ユーノサ』。
自然界の土に生息する微生物から選出し、特殊培養した資材です。
微生物が木の葉を“食べる”ように、バイオテック・ユーノサが
生ゴミなどの有機物を分解。人にも環境にも無害で安全です。
「土の中の生化学工場です」
土壌由来のバイオ資材
「バイオテック・ユーノサ」は、
活発な代謝能力を有する
微生物から成り立ち、
その代謝活動によって、
生物体内のさまざまな高分子物質を
自然の条件下で変化させます
開発者:工学博士/野村正人(のむらまさと)【略歴】
1976年3月
近畿大学大学院工学研究科修士課程修了
1977年3月
近畿大学工学部助手、講師、助教授を歴任
1989年8月~91年 米国カリフォルニア大学バークリ校博士研究
2011年現在
近畿大学工学部教授、 工学博士
(生物化学工学科学科長/大学院工学技術研究科 科長)
「マジックバイオくん」とは③
投入してスイッチオン。後は待つだけの簡単操作。
投入された生ゴミは、槽内での撹拌によって細かく破砕された後、バイオテック・ユーノサによる
有機成分の発酵分解へ。
生ゴミの主な成分である米・パンなどの「炭水化物」、肉・魚などの「タンパク質」、野菜類などの
「繊維質」といった有機物を一括で分解し、大量の生ゴミも効率よく処理します。と同時に、
装置は使い勝手の良さを重視した簡単設計を実現しました。
運転前にタッチパネルで稼働モードを選ぶだけの簡単操作、
日常的なメンテナンスである残渣の取り出し頻度の少なさなど、余計な手間がかかりません。
50kgの生ゴミ
パン・麺類・ご飯など(炭水化物)
野菜類(繊維質)
肉・魚(タンパク質)
卵の殻・骨(カルシウム)
生ゴミ投入
破砕による外形の減容
生ゴミを撹拌層に投入
繊維質以外はほぼ破砕され、
投入したほとんどの生ゴミが視
認できないほどの大きさに。撹
拌槽内の温度が上昇し、少しず
つ蒸気が発生しはじめます。
特許取得の撹拌・破砕メカニズム
ステンレス製のブレード(刃)が回
転し、生ゴミを破砕。回転軸に対す
るブレードの取り付け角度がそれ
ぞれに異なることで、生ゴミのより
細かな破砕と撹拌を実現しました。
[特許第3041620号]
簡単取り出し
生ゴミの大部分が発酵分解される
ため、一度に大量の残渣が発生し
ません。このため、撹拌槽に蓄積し
た残渣を取り出す頻度は約1ヶ月に
一回、全交換は約1年に一回。特殊
な器具を用いず簡単に行えます。
有機物の発酵分解開始
大気中へ
水蒸気
数時間で発酵分解が完了。
生ゴミの投入は1日に1回です。
※投入する生ゴミの量・状態
(成分、含水率など)や機種に
よって処理時間は変化します。
炭酸ガス
バイオテック・ユーノサによる発酵
分解が活性化。生ゴミに含まれる
水分も次々に蒸発し、炭酸ガスと
共に大気中に放出されます。
「マジックバイオくん」とは④
匂いは、プラチナがとってくれる。
マジックバイオくんは、
生ゴミ処理機の課題で
ある「嫌な臭い」を抑え
ることに成功しました!
優れた脱臭用触媒、プラチナ
プラチナは酸化されにくく、科学的に極めて
安定した金属です。触媒として高い活性を
持ち、近年では自動車の排気ガスの触媒と
しても活躍しています。触媒式脱臭装置
「DEO]は、このプラチナの触媒作用を利用。
匂いの元となる炭化水素(メタン等)を燃焼
させ、水と炭酸ガスに分解。
効率的で、クリーンな脱臭を実現します。
臭気
触媒
CmHn
炭
化臭
水い
の
素元
等
Pt
プ
ラ
チ
ナ
H2O
水
CO2
二酸化
炭素
「マジックバイオくん」とは⑤
ゴミを資源に。食品廃棄物を再生します。
「大量生産・大量消費」の道を歩んできた20世紀は、
「大量廃棄」の時代でもありました。
そしてこの「大量廃棄」は、
「食」の分野においても暗い影を落としています。
日々廃棄される大量の食品資源。
これをいかに活用するべきか?
マジックバイオくんは、この問題に一 つの解答を提供します。
日本で年間に廃棄される食品料
2,180万トン
国民1人当たりに供給カロリー量
実際の摂取カロリー量l
《食品ロス》となってるカロリー量
2,600kCal
1,900kCal
700kCal
5
1
農畜産物
堆肥
毎日、国民全員が牛丼1杯
を捨てている計算に!
リサイクルループの創生
2
が、生ゴミ処理機を食品
(農林水産省/平成18年度)
資源リサイクル機器に
マジックバイオくんが創生する
食のリサイクルループ
進化させます!!
①農家/畜産家による農畜産物の生産
②食品工場や、飲食店等による食品加工
③端材や食べ残しによる食品残差の発生
④食品残差をマジックバイオくんに投入
4
⑤マジックバイオくんにより残差を堆肥化
⑥契約農家、畜産家により堆肥を活用
マジック
バイオくん
3
食品
廃棄物
加工食品
お問い合わせ
草川工業株式会社 環境事業部
〒462-0847 名古屋市北区金城3-12-24
TEL (052)982-7020 FAX(052)919-0061
E-mail:[email protected]
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