平成26年度 宮崎市立東大宮中学校 学校関係者評価書

平成26年度
教育目標
学校像
生徒像
経営ビジョン
項
目
宮崎市立東大宮中学校
学校関係者評価書
「心豊かで 主体的に学び たくましく生きる生徒の育成」
「活力のある楽しい学校」 「静かで美しい学校」 「地域とともに伸びる学校」
「礼節を重んじ、思いやりのある生徒」 「学習意欲と思考力、判断力、実行力のある生徒」 「健康で明るく、粘り強い生徒」
評定 4:期待以上である
3:ほぼ期待どおりである
2:やや期待を下回る 1:改善を要する
本校の伝統的精神である『やる気』の継承による学校の教育目標の実現を目指して、今日の努力を明日の夢につなげることのできる生徒の育成に向け、一人ひとりの個性や能力を最大限に伸ばすことのできる学校づくりを推進する。
手 段 ・ ゴ ー ル イ メ ー ジ
学 校 の 自 己 評 価(成果・課題)
1 全職員が年間を通して一度以上は、研究授業を行い、授業方法の工夫・改善を
重ね、授業力の向上を図っている。また数学科と英語科では、生徒の実態に応
じた習熟度別少人数指導の実施やきめ細かな授業実践に心がけ、昼休みなどを
利用して補充学習を行い、学力向上に努めている。また、小中一貫教育推進の
ため、9ヶ年を見通した基礎・基本の定着を図る研究も進められている。
2 「学び方ガイド」を生かした学習スタイル 2 4月に、1年生を対象に「学び方ガイド」を活用し、各教科や図書主任より、
「学力の向上」
の確立を目指す。
学習への取り組みや図書館利用について指導を行った。また定期的な朝の読書
学習意欲と学力
や保護者ボランティアによる読み聞かせにより充実した読書活動に取り組んで
向上の推進
いる。また、読書活動アシスタント・図書主任の支援により図書室の本に対す
る興味・関心を高めることができた。図書委員によるブックトークや読み聞か
せも行い、興味・関心を高めた。
3 家庭学習の強化を図るため、家庭との連携に 3 朝の学習や自宅学習ノートの常時指導、週末課題の実施により家庭での学習時
取り組み、宅習時間2時間以上の確保と毎日の
間の確保に努めている。特に2学期には学習委員会の活動として、自宅学習ノ
学習課題に取り組む姿勢を育てていく。
ートをクラス内で回し、自宅学習の取組を掲示するなどして、互いに確認させ
ることで、内容の充実や家庭学習の大切さの指導を図った。
1 教師の指導や生徒会活動の活性化を推進し、
1 「あいさつ」はある程度浸透している。地域の方々からも「あいさつ」をよくしてくれ
生徒の自主性を生かしながら、基本的生活習慣
るという声を頂いている。さらに意識が向上するように生徒会を中心に働きかけたい。清
の定着や規範意識の向上、豊かな心の醸成に努
掃では、無言清掃の徹底が図られている。今後は中身が一層充実できるように指導したい。
める。
集団行動は、礼法を中心にできている。
・ 生徒会の「あいさつ+1」の推進
2 教育相談を定期的に実施しており、生徒の悩み解消に努めている。また、スクールカウ
「生徒指導の充実」
・ 三心清掃、ボランティア活動
ンセラーの活用も図られている。学級担任が適時、家庭訪問を行いながら改善を図ってい
豊かな心と規範意
・ 集団行動、集団活動
る。人と接することを拒否する生徒については、苦慮している。そのような生徒について
識の高揚
2 生徒の不安解消や不登校生徒等不適応を起こ
は関係機関との連携を強化しなければいけない。
す生徒への対応に努める
3 地域の中で生徒たちが活躍する場があり、JRC委員会を中心に活発な参加が見られる。
・ 教育相談の充実
部活動単位での参加が多いが、自らボランティア活動に産している生徒もおり、そのよう
・ 不登校傾向の生徒の早期発見と早期対応
な生徒が増えることを期待している。
3 ボランティア活動や地区の行事に積極的に参
加することで、地域との連携を図る。
1 今年度のスポーツテストの結果を見ると、全国平均を下回っている種目が多
い。そこで部活動と連携し、トレーニングメニューを実施し、基礎体力の向上
1 スポーツテストにおける個人評価の活用、
に努めている。持久走については、12月に再測定を実施し、1.2年生は8
「体力の向上」
全教職員で取組む部活動指導体制の充実を図
割強の生徒が記録を伸ばした。
健康の保持増進の
る。
2 保健の授業を通して、また、食育・保健安全に関する掲示物によって、指導
ための基礎体力の
2 食育・保健安全に関する情報提供において、
向上、食育の推進
及び啓発に努めている。また、今年度「弁当の日」を設け、生徒たちの食への
保健安全意識の高 望ましい生活習慣の定着・改善を推進する。
関心を高めることができた。
3 健康・安全の指導の充実に取り組み、生徒が
揚
3 日頃からの常時指導や保健の授業での危険予測能力の重要性を指導し、安全
自分の身を守ることができるようにする。
に過ごすための手立てを講じている。
自己
評価
学校関係者委員評価
委員
評価
1 小中一貫教育の研究等を通して、授業の工
夫・改善を積み重ね、分かりやすく理解を深
めさせる授業力の向上を図る。
重
点
目
標
1
重
点
目
標
2
重
点
目
標
3
重
点
目
標
4
重
点
目
標
5
1 教材研究等を引き続き行い、授業力の向上を図る。
また数学科と英語科では、生徒の実態に応じて学力向
上に努める。
3
3
3
に取り組む。
2 4月に 1 年生を対象に「学び方ガイド」の活用を通
して、学習と図書館利用についての指導を行う。また
定期的に朝の読書や保護者ボランティアによる読み聞
かせにより充実した読書活動に取り組む。
1 「あいさつ」は、地域でも落ち着き、気持ち
よく対応できている。登下校時の「あいさつ」
「交通マナー」も大変良い。
2 地域の諸行事にボランティア活動として、部
活動単位での参加が定着しているが、同じ部活 4
動のみに固定化しないことも大切である。
3 落ち着いた学校生活を送っているが、常に危
機意識は持ってほしい。
1 スポーツテストの結果、全国平均を下回って
いる種目が多いということで、トレーニングメ
ニューを工夫するなど、基礎体力の向上と部活
動の県大会出場を期待したい。
2 「弁当の日」は、よい企画で、食は生きるこ
とで好評でもある。
1 地域の行事に多くの生徒が参加、協力しており、ボ
ランティア活動にも積極的に参加している。今後も生
徒会組織のJRC委員会による呼びかけを充実させ、
多くの生徒が参加するように啓発していきたい。
2 危機管理意識を常にもちながら、安全な学校生活を
維持していきたい。特に、いじめの早期発見、不審者
への対応については教職員の共通理解を図りながら、
意識を高めていきたい。
1 スポーツテスト個人データを活用し、体力向上の啓
発を行う。また、体育の授業において活動時間の充実
を図る。また、A判定の生徒の表彰などで意欲喚起に
つなげる。
3
2 保健の授業や、給食指導・食育指導の充実を図る。
また、今年度実施した「弁当の日」を次年度以降も取
り組み、食への関心をさらに高める。さらに引き続き
掲示物等での啓発を行う。
3 授業や部活動はもちろん、休み時間の安全な過ごし
方について全職員で啓発や安全指導に取り組む。
また、
次年度も救急救命の研修に生徒も参加させる。
3
1 公開授業を参観して、分かる授業の定着、学
び合い、認め合い等の場面が生かされていた。
生徒に活気があり教えあう場面・発表等も意欲
的であった。分かる授業の継続を期待したい。
2 「聞く・伝え合い・話し合い・認め合い」は
社会生活でも大切なテーマです。今後の継続指
導を伊願いしたい。
3
1 地域の諸行事への中学生の参加は、非常にあ
りがたい。
2 関係諸機関との連携を蜜に、アンテナを常に
高く、開かれた学校づくりに努めてほしい。ま
た、HPは、内容がよく整理されていた。
なげていきたい。
1 東大宮地区の生涯学習推進協議会、青少年
「信頼される学校 育成協議会等の社会教育関係機関との連携を 1 関係機関との連携は、生徒指導部を中心に各担当が、定期的に取ることがで
図り、地域と密着した開かれた学校づくりを
きた。
づくりの推進」
郷土に誇りと愛着 推進する。
2 地域行事には、部活動製を中心に積極的に参加することができた。また、地
をもたせる生徒の 2 多くの地域行事に積極的に参加し、地域発展
域のボランティア活動に参加するよう、呼びかけなどを積極的に行った生徒が
育成
に貢献し、信頼される生徒づくり、学校づくり
宮崎市の善行児童生徒の表彰を受けた。
1 授業の工夫改善で教え合い等を通して、会話
練習を重ね、授業力の向上が見られた。
2 「学び方ガイド」を活用し、学習の取組・図
書館利用等について指導され、興味・関心を高 4
めることができた。
3 家庭との連携に取り組み、宅習時間を確保と
自宅学習ノートの常時指導が見られる。
3 家庭での学習時間2時間以上の確保と毎日の学習課
題を推進していく。
1 学習の心得は活用が不十分であった。定着状況は実際把握していないが、宅
「小中一貫教育の 1 発達段階に応じた学習の心得(約束)を小
習、課題の提出状況等を考慮すると、徐々に定着しつつあると考える。
中9年間の中で確実に定着させる。
推進」
2 小中合同研究の2年目に公開することができた。これまでの成果と課題を次
主体的に学び、
確か 2 小中一貫教育の推進に取り組み、生徒指導や
年度の研究に生かすとともに、継続研究が生徒指導および学習指導の充実につ
な学力の育成
学習指導の充実と連携に努める。
改 善 策
1 各教科で連携し、学習の心得の活用を促進し、宅習
や課題の内容の充実を図っていく。
4
3
2 本年度、三校合同の研究でやってきたことを、継続
しながら、さらなる学力向上をめざして、授業力の向
上や生徒の実態に応じた指導を図っていく。
1 関係機関と連携をとり、HPの定期的な更新を図る
など開かれた学校づくりに努めたい。
2 これまでどおり、地域行事への参加を積極的に行い
たい。