不動産から債権を回収するための裁判手続きについて ∼担保不動産からの債権回収を中心として∼ 民事執行法上、2種類の手続が用意されています! 不動産を売却して回収する手続 不動産の賃料等から回収する手続 不動産の差押え 不動産の差押え 売却不動産の情報の公開 不 動 産 競 売 併用可 裁判所の選任した管理人による 不動産の管理・賃料等の収取 不動産の売却(入札) 資金等の収益金 売却代金 配当(回収) 不 動 産 収 益 執 行 配当(回収) 不動産競売を利用すると… 売却不動産の情報を、分かりやすく、広く一般に提供 情報が掲載されている物件明細書、現況調査報告書及び評価書「三点セット」の書式や 記載が工夫され、分かりやすい内容となっています。 インターネットの不動産競売物件情報サイト(BIT)(http://bit.sikkou.jp/)に情報 が提供されています。 ダウンロード実績 約430万件(平成19年) 処理の期間 約8割の事件が1年以内に終了(平成19年) 売 却 率 全国平均で約8割(平成19年) 公正な手続 保全処分等により、執行妨害や入札妨害等を適切に排除することができます。 不動産収益執行との併用 賃料等の収益が見込める不動産(マンション、テナントビル等)については、不動産収益執行を 併用することにより、不動産の売却が実施されるまでの間、不動産の価値を保全しつつ、資料等 から債権回収を図ることができる場合もあります。 広報みなみ 4
© Copyright 2024 Paperzz