平成 27 年 3 月 25 日(15,000 部) 発行 学 校 法 人 日 本 ホ テ ル 学 院 発行所/専 門 学 校 日 本 ホ テ ル ス ク ー ル 一般財団法人 日本ホテル教育センター 2015.3 Vol.53 和食の世界文化遺産登録に伴い HRSサービスコンクール3連覇 日英対訳の和食入門編を制作 ― 素晴らしい栄誉 ― 校長 石塚 勉 近年、内外での発表会 やコンクールに参加する 機会で、その出来栄えが 素晴らしくなってきまし た。学 内 行 事 で あ り な が らも、多くの業界幹部の ご協力を頂いて開催される日本語・英語 弁論大会、ブライダル発表会、HRS サービ スコンクールなどがその代表格です。何れ も高い評価を得ています。 去る 2 月 19 日、一般社団法人日本ホテ ルレストランサービス技能協会主催の東 京ビッグサイトで行われた第 9 回 HRS サービスコンクール 2015、カレッジ部門 では、全国 22 名の競技者が課題を演じ、金 賞:鈴木梨里(2 年)、銀賞:大竹さくら(1 浦安ブライトンホテル「京懐石 蛍」 サービススタッフより作法を学ぶ学生 年)、入賞:吉昌亜稀子(2 年)という快挙。 第 7 回 HRS サービスコンクールから大会 2013 年 12 月、「和食」が世界で 5 番目 日本語に加えて英語も取り入れ日英対訳版 3 連覇を達成し、併せて「最優秀学校賞」を にユネスコの無形文化遺産に登録されまし としました。これにより、初心者から業界 た。これにより日本人の伝統的な食文化が 人まで、 「入門編」~「基本編」~「実務編」 受賞しました。因みに、2013 年は、金賞: 山本 舞(2 年)、2014 年は、金賞:緑川知恵 人類の無形文化遺産を代表するものの一つ と段階的、かつ体系的に「和食」を学習す として認証されました。和食の具体的な る教材や機会が整備されたことになります。 子(2 年)、銀賞:今井悠介(2 年)、銅賞:松 岡史花(1 年)、入賞:金子洋介(2 年)の結 メュー内容が認証されたものではなく、 「自 本校では、ホテル、レストラン、ブライ (敬称略) 然尊重」という日本人の精神を具現化した ダルの業界を対象に、どちらかと言えば、 果でした。 こうした成果は、学生と教職員が力を合 社会的慣習としての食文化が世界的に認め 「洋」が大部分を占めていましたが、和食 わせて取り組んだ証しであり、出場者自身 られたもので、その保護と伝承を図ること マナー体験や和食検定対策など「和」の世 が成長する、入賞で自信ができる、先輩や が ユ ネ ス コ の 意 図 で す。同 様 の 趣 旨 で、 界も取り入れ教育体系を整理していく方針 2010 年に「フランスの美食術」、「地中海 です。海外研修旅行で日本のことを知らず、 後輩の励みになる、そして学校にも大変な 栄誉になる…と良い連鎖が生まれてきま 料理」、「メキシコの伝統料理」、2011 年に 答えられなくて恥辱を味わった人も多いか す。これらの発表会やコンクールに望む準 「トルコのケシケシの伝統料理」が登録さ と思われます。英語だけではなく、自国の 備過程、そしてその結果、共に素晴らしい れています。 文化を理解し、日本人の誇りを持ち、異文 本校では、2011 年 4 月、和食に関係す 化を尊重できる日本人が、国際化社会では、 ものがありました。あらゆる面で高水準を 目指して行きましょう。 る業界人を対象に、和食の教材「基本編」 尊敬されます。世界的に評価されている「和 と「実務編」を立上げ「和食検定」を発足 食」へも興味関心を高めて行きましょう。 しました。これは世界的に日本食の評価が 高いにも係わらず、日本人、特に若い世代 の日本人に和食離れ、和食の理解やマナー 不足などが進行していることに危機感を感 じ、グローバル化の社会にあっても、国際 人である前に日本人として日本の食文化を しっかりと理解し、外国人に説明できるよ うにしなければとの認識に基づき、開発し たものです。 幸いにも、我々が開発してから二年後に、 日本の食文化が「和食」という名称で、世 界文化遺産に登録が発表されました。業界 人を対象に開発した「和食検定」には、外 国人や一般の方々からも問い合わせがある ハイアット リージェンシー 東京「日本料理 佳香」 ことから、これらの人々をも対象とした、 和食のマネージャーより料理の説明を受ける学生 誰にでも理解できるように「入門編」を制作、 ~和食は、日本人の食文化の源~ 1 JHSたより53 2014 年度 第 23 回弁論大会を開催 ~ 10 名の弁士 最高のパフォーマンスを披露 ~ - 最優秀賞 日本語部門 石原 知世さん 英語部門 石井 翼さん - 第 23 回弁論大会が 11 月 13 日、なかの ZERO ホールにて開催され、 全校在校生約 900 名、ホテル総支配人の方々などのゲスト審査員 15 名、内部審査員 3 名、教職員 28 名、計約 950 名の聴衆を前に、 総勢 34 名が参加した予選を通過した日本語部門 5 名、英語部門 5 名、 計 10 名の弁士が熱弁を振るいました。 この弁論大会は「表現力、語学力の向上」 「同世代間の考え方・価 値観の共有」などを目的として開始され、今回で 23 回目を迎えました。 日本語部門最優秀賞は、夜間部ホテル科2年石原 知世さんの「第 三の言語『手話』」、優秀賞は昼間部ブライダル科2年齋藤 菜月さ んの「メッセンジャー」。英語部門最優秀賞は、昼間部英語専攻科 2年石井 翼さんの「Jyouge-Kankei」、優秀賞は昼間部ホテル科1 年郭 子靖さんの「My Grandfather's Hotel」が選ばれました。 弁士紹介 (発表順 ・ 敬称略) ■日本語部門 審査員の皆様と弁士 副賞として日本語部門 最優秀賞受賞者には、石塚 校長よりヒルトン東京ベイ 朝食付ペア宿泊券、英語部 門最優秀賞受賞者には日本 スターウッド・ホテル株式 最優秀賞受賞者 左から 矢島隆彦様、石原さん、 会 社 営 業・マ ー ケ テ ィ ン 石井さん、石塚校長 グ本部長 矢島隆彦様より ウエスティンホテル東京朝食付ペア宿泊券が贈られました。 また、両部門優秀賞受賞者には、パーク ハイアット 東京総支 配人のフィリップ ルデサー様よりペアランチ券が贈られました。 2年 小泉 冬萌 ユニバーサルデザインへの進化 1年 鈴木 千佳 笑顔の力 2年 齋藤 菜月 メッセンジャー 2年 佐藤 椎奈 いま新しい時代へ 2年 石原 知世 第三の言語 「手話」 ■英語部門 2年 吉昌 亜稀子 Understanding Interpersonal Communication 1年 近藤 菜々美 How to Explain "Fantaastic Japan" 1年 大澤 貴文 The Supporting Actor 1年 郭 子靖 My Grandfather's Hotel 2年 石井 翼 Jyouge-Kankei 優秀賞受賞者 左から フィリップ ルデサー様、 郭さん、齋藤さん、石塚校長 弁士の紹介 ■審査員 IHG ANA ホテルズグループジャパン 本部長 ヴィクター 大隅 様 アマン東京 総支配人 Jeffrey F. Seward 様 ANAインターコンチネンタルホテル東京 副総支配人 田村 滋 様 株式会社MT J-ホスピタリティ 代表取締役 田中 勝 様 株式会社オータパブリケイションズ 代表取締役社長 太田 進 様 株式会社観光経済新聞社 企画推進部長 江口 英一 様 ザ・ペニンシュラ 東京 副総支配人 Mark Choon 様 日本スターウッド・ホテル株式会社 営業・マーケティング本部長 矢島 隆彦 様 公益社団法人日本ブライダル文化振興協会 専務理事 野田 兼義 様 パーク ハイアット 東京 総支配人 Philippe Roux-Dessarps 様 フォーシーズンズホテル丸の内 東京 ホテルマネージャー 岸 琢也 様 株式会社プリンスホテル 顧問 小林 信次 様 ホスピタリティツーリズム専門学校 校長 中村 裕 様 横浜ベイホテル東急 総支配人 小林 秀樹 様 六本木ヒルズクラブ 総支配人 Samuel Dabinett 様 第32回 全国専門学校英語スピーチコンテスト ~ホテル科1年近藤菜々美が出場~ 第 32 回全国専門学 校英語スピーチコン テストが 12 月1日、 中央区立日本橋公会 堂で開催されました。 本校からは、夜間部 ホテル科1年近藤 菜々美さんが出場し ました。 2 JHSたより53 参加賞を手に笑顔の近藤さん 950 名の聴衆を前に ゲスト審査員のア マン東京総支配人 ジェフリー スワー ド氏はメッセージの 中で「ストーリーを 語るときには心に響 くものが必要です。お客様もそれを期待して います。心に響くもの、それには言葉が必要 ですが、それ以外に、例えば、情熱、笑顔、個性、 そしてそれぞれの国の文化を語る力などの多 様な要素が必要です。 このような素晴らしいスピーチコンテンス トに参加できましたことは光栄です」とメッ セージをいただきました。 本大会は、全国専門学校から選 ばれた 10 校 10 名の代表者が、自 身の経験だけでなく、国際的なテー マや国内のテーマ、各自設定した テーマを英語でスピーチします。 どの出場者のスピーチ内容も聞き 手に共感や関心を抱かせるような 左から、江口先生、武内副校長、 メッセージ性の強い弁論でした。 近藤さん、井口先生、石塚校長 近 藤 さ ん は『How to Explain “Fantastic Japan”:日本の魅力の伝え方』という題名で、日本の魅力と外 国人観光客に対して、どのような取り組みができるかを提案したスピー チを発表しました。 夜間部1年生 海外研修旅行レポート ~ フィリピン UPH大学との異文化交流 ~ 夜間部1年生の海外研修旅行を 2014 年 12 月 8 日~ 12 月14 日の期間で実施、 4クラス計 143 名の学生が 3 泊 4 日間でフィリピンの首都マニラを訪問しました。 今年度の1年生の海外研修旅行は、昨年に続き 2012 年に本校と提携したフィ リピン・マニラにあるパーペチュアル・ヘルプ・システム大学 (UPH) との交 流を深める内容となりました。 大学到着後のセレモニーでは、UPH ロレット学長による挨拶から始まり、 在籍する学生による民族衣装での伝統的なダンスやファッションショーなどで 盛大な歓迎を受けました。 また、滞在中はホスピタリティ・マネジメント&ツーリズム学部の学生と交流 会を通しながら、異文化を体験する事ができました。 UPH 歓迎セレモニー 民族衣装でのファッションショーや 伝統的なダンスを披露 空港到着後から熱烈な歓迎を受ける UPH 大学メインキャンパス 滞在中の 4 日間とも各クラスに 10 名前後の UPH の学生が同行 して、イントラムロスエリア、リサール記念館、サンチャゴ要塞な どの市内観光、マニラ中心地のマカティ地区見学などを行い、 UPH の学生との英語でのコミュニケーションを通し、通常の旅行 では経験することができない貴重な時間を過ごしました。 UPH チャペルを利用して模擬挙式を体感 また、新興都市アラバンに位置するエリアの最高級ホテル「ザ ベルビュー ホテル マニラ」の施設見学では、研修中の卒業生、西 角美理さん(2014 年卒業)、露木理沙さん(2014 年卒業)に施設を案 内してもらいました。 2014 年度 研修旅行先 1 年生 2年生 「ザ・ベルビューホテル」にて 卒業生の西角さんから説明を受ける学生 左より、西角美理さ、露木理沙さん 昼間部 夜間部 昼間部 フィリピン ・ マニラ、 スービック 5 日間 フィリピン ・ マニラ 4日間 アメリカコース : ラスベガス、 ロサンゼルス 8日間 ヨーロッパコース : ローマ、 パリ 8日間 夜間部 アメリカコース : グアム 4日間 ヨーロッパコース : パリ 6日間 沖縄コース : 外国人留学生対象 5日間 海外からの訪問者 Skal International Asia 前会長 Perez ご夫妻 Skal International Asia 前会長 Gerry Perez 氏とグアム大学准教授 Karri T. Perez 夫人が1月 19 日に来校しました。 2015 年度の英語専攻科1年生と2年生が中心となる日本におけ る Young Skal Club 設立にあたり、Skal International Asia 前会長で ある Perez 氏との意見交換は貴重なもので、立ち上げに際して必 要事項やアドバイスをいただくことができました。 Young Skal Club-Guam を持つ Perez ご夫妻からは、設立後の Young Skal Guam メンバーと日本ホテルスクールの Young Skal メ ンバーとの交流や活動などの提案がありました。 意見交換後に、本校校舎の施設を見学し充実した設備に Perez ご夫妻は驚いていました。 ヤングスコールクラブ スコールクラブでは , 次世代 を担う人達の育成を視野に、 「ヤングスコール」、 「スチュー デントスコール」 という新しい 会員のカテゴリーを作り、 若い 右から、石塚理事長、Perez 夫人、Perez 氏、 人達の参加を呼びかけていま 武内副校長、江口先生 す。 既にローマでは約 60 人 の学生が会員となり、 次世代への準備を開始、 約 400 のクラブもこう した方向で動きはじめています。 3 JHSたより53 Young Skal Club についての意見交換 施設見学の様子 UPH 理事長補佐が来校 2014 年度昼・夜間部1年生の 海外研修旅行先であるフィリピ ン パーペチュアル大学(UPH) より、リチャード・モラン理事 左から川上副校長、石塚勉校長、 長補佐を含む関係者 3 名が 11 月 リチャード・モラン理事長補佐、 出張氏、石井氏、岡田経理室長 25 日に来校し、12 月 8 日より始 まる海外研修旅行の受入準備の最終確認を行いました。 UPH 大学とは 2012 年度に提携を結んで以来、お互いの交流が 常にトップレベルで行われております。昨年度は1年生 400 名以 上が海外研修旅行の一環で大学を訪問し、本校とのパートナー関 係はさらに深まりました。 本校では教育理念の一つでもある「国際的視野に立脚した人 間の育成」を念頭に、欧米、アジアの海外交流の機会を益々増 やし、観光産業の発展に寄与して参ります。 2年生 秋の恒例行事 “体育祭”を実施 ~ 台東リバーサイドスポーツセンター ~ 2014 年度体育祭を 10 月 24 日、浅草の台東リバーサイドスポーツセンター にて開催しました。 昼・夜間部問わず 2 年生全体で行われる体育祭。夏休みが終わった 9 月か ら実行委員会を立ち上げ、約 2 か月に渡ってこの日のために準備を進めてき ました。 前日まで雨が続き、天気が心配されましたが、当日は快晴の中、東京スカ イツリーを背に様々な種目を競い合いました。今年は多数で参加できる種目 が多かったため、クラス全員で盛り上がっていました。 学生 500 人規模の人数を巻き込む大イベントのため、スムーズな運営がで きるかなど、実行委員会内で心配されましたが、各委員の機敏な働きぶりと 協力体制のおかげでスムーズに閉会式まで無事終えることができました。 教職員からも「体育祭の実行委員は協力体制がしっかりしていて、当日ま で本当に頑張ってくれました」と学生に労いの言葉が送られました。体育祭 実行委員の皆さん、協力してくれた学生、教職員の皆さん、お疲れ様でした。 クラス対抗綱引き 男子リレー 優勝した昼間部ブライダル科 Dクラスの皆さん 体育祭委員長の挨拶からスタート 女子リレー 選手宣誓 応援ダンスに参加する学生 英語専攻科対象 特別授業を実施 ~ 業界で活躍する有識人を講師に迎え ~ 英語専攻科では、外資系ホテルをはじめ、多くの企業や団体の要人を 招いての特別授業を行っています。業界の理解を深め、専門知識や高度 なサービスを学ぶ機会になっています。 日本スターウッド ・ ホテル株式会社 矢島隆彦氏 日本スターウッド・ホテル株式会社 営 業・マーケティング本部長 日本・韓国・ グアム地区統括矢島隆彦氏が 11 月 20 日 に来校、昼間部2年生を対象にホテルマー ケティングについての特別講義を実施し ました。 講義を行う矢島隆彦氏 ホテルマーケティングの分野である パーソナライゼーションの講義は、専門科目を学んでいる 2 年生にとっ ては新鮮なもので、実際のホテルではどのようなことに焦点を当て、お 客様を獲得するため、どのようなことに取り込んでいるのかを学ぶこと ができたようです。 ANA インターコンチネンタルホテル東京 千々岩朋子氏 ANA インターコンチネンタルホテル東 京 人材開発部長千々岩朋子氏が 12 月 5 日 に来校、昼間部 2 年生対象に人材開発部の 仕事に関する特別講義を実施しました。 多くの学生はホテルの宿泊や料飲、そし て宴会の現場での就業・研修経験があるも のの、管理部門の経験はありません。学生 千々岩朋子氏 にとって、人材開発部の仕事がどのような ものか、人材開発部がめざして いることなど詳しく聞くことが でき、宿泊部・料飲部以外のホ テルの管理部門の業務内容の理 解 を 深 め る 機 会 に な り ま し た。 この講義を聞き、将来人材開発 部で働きたいと思った学生もい 真剣に講義を聞く学生(授業の様子) たようでした。 4 JHSたより53 第1回専門学校日本ホテルスクール サービス技能コンテスト 『JHS 杯』を開催 社団法人日本ホテ ル・レストランサービ ス技能協会主催の HRS サービスコンクール 2015 出 場 者 を 決 め る 全学年を対象とした校 内予選を 12 月1日に 行いました。前回の第 課題「オレンジのカービング」に挑戦 8 回 HRS サービスコン クール 2014 に出場した在校生が金、銀、銅賞を受賞し、 本学生が表彰台を独占したことを契機に、昨年以上に多く の在校生から出場を希望する声があり、今年も校内予選を 行うことになりました。 今年は校内予選会を「専門学校日本ホテルスクールサー ビス技能コンテスト『JHS 杯』」として学校の一大イベント として実施し、1 年生 42 名、2 年生 15 名が出場しました。 優勝は 2 年 松岡史花さん、準優勝に 2 年 鈴木梨里さ んが選ばれ、2 人を含む 10 名が JHS 代表として、HRS サー ビスコンクール 2015 出場のための第 1 次審査として、「世 界をリードするおもてなしとは」というテーマのレポート 提出、本大会の出場が決まります。 コンクールの詳細は次号の JHS たよりに掲載致します。 「JHS 杯」出場者の皆さん 第43回JHS同窓大学・九州を開催 ~ ホテルニューオータニ博多にて ~ 第 43 回 JHS 同窓大学九州を 11 月 8 日~ 11 月 10 日の日程で開催し、九州エリアを 中心に活躍中の卒業生、同窓会関係者など 18 名が参加しました。 福岡での勉強会は、ホテルニューオータニ博多 副総支配人 金森啓示氏(1978 年 卒業)が「九州のインバウンド事情について」というテーマで講義を行いました。 同窓大学勉強会集合写真 ホテルニューオータニ博多 今回の同窓大学は 2 年後の創立 45 周年同窓会に向けた支部の意見交換会の機会も 写真 前列中央 金森啓示副総支配人(1978 年卒) あり、北海道支部より支部長の宮越惣一氏(1974 年卒)はじめ、他 2 名も参加しました。 2 日目は鹿児島に移動して、名門旅館である指宿の白水館を訪れ、 5万坪の敷地にある隅々まで行き届いた各施設を体験しました。薩摩 伝承館に保管されている調度品の数々には圧巻され、ホテル、旅館な どを勉強している卒業生にとっても大変有意義な時間となりました。 JHS 同窓大学は年に2回、東日本と西日本での開催を基本にして卒 業生の相互交流、相互啓発を目的に学長、教授はともに開催地支部の 支部長、副支部長が務め、勉強会、懇親会を通して卒業生との交流を 勉強会風景 同窓大学修了証授与 行っています。 スコール世界大会2014 メキシコで開催 ~ 50カ国から150クラブの463人が参加 ~ メキシコ市のシェラトンマリアイザベラホテル&タワーズで、スコール世界 大会 2014 メキシコが 10 月 25 日~ 29 日に開催され、50 カ国から 150 クラブ の 463 人が参加しました。 世界大会期間中は、開会式に始まり、総会、観光フォーラム、B2B、会長 主催のガラディナー、観光地視察などが行われ、無事閉会しました。 総会では、会長ら役員の改選時期にあたり、投票の結果、新会長にトルコ・ アンタルヤクラブの Salih Cene 氏、副会長にニュージーランド・オークランド クラブの Nigel Pilkington 氏が選出されました。 また、2016 年総会の開催地投票が行われ、ローマ、モナコ、ペルーの三者 からの誘致合戦の結果、モナコが開催地として決定しました。なお、2015 年 総会開催地はケニアに決まっています。 開会式風景 シェラトン・マリアイザベルホテル&タワーズにて 4名の卒業生が掲載されました ~ 「ホテル業界就職ガイド2016」 ~ ガラディナーでローマ、トルコ、 タイ代表の皆さんと一緒に 中央 石塚校長 総会の様子 スコールクラブは、世界の観光業界で最大の民間国際組織で、会 員相互の友情を基本に交流を深め、世界的なネットワーキング作り を推進しています。1934 年に結成されてから、企業の役員・幹部 の会員を中心に運営されてきましたが、若い人材育成の観点から、 新しく「ヤングスコール」、「スチューデントスコ-ル」の会員カテ ゴリーを設け、世界中の若い層にも目を向け始めています。 なお、本校からは、石塚勉校長が日本会長に就任したことから、 今回のスコール世界大会 2014 メキシコに、新たな立場で参加しま した。 ◆◆◆ 同窓会事務局から住所変更手続きのご案内 ◆◆◆ JHS ホームページ「卒業生の皆様」で住所変更が可能になりました。 直接フォームに入力していただくか、「変更届 PDF」を印刷し郵送、ま たは FAX にてお送り下さいい。是非ご利用ください。 ■同窓会に関するお問合せは 担当 : 同窓会事務局 下田憲司 TEL : 03-3360-8231 FAX:03-3360-8584 http://www.jhs.ac.jp 5 JHSたより53 『ホテル業界就職ガイド』 (株式会 社オータパブリケイションズ発行) 本校卒業生のインタビュー記事が "Cover Story" に掲載されました。 掲載されたのは、東京都心から離 れた国内有数の避暑地である箱根に 佇む、国内ハイアットグループで唯 一のリゾート型ホテル「ハイアット リ ー ジ ェ ン シ ー 箱 根 リ ゾ ー ト&ス パ」でフロントオフィススタッフと 丸山真司さん して活躍している卒業生、丸山真司 さん(2012 年卒業)です。そして『ホテル業界就職ガイド 2016』の表紙にも抜擢されました。 また丸山さんの他、3 名の卒業生が掲載されています。東 京第一ホテルオキナワグランメールリゾートでコンシェル ジュとして活躍されている三上大さん(2012 年卒業)が“ リ ゾートで働く トロピカルリゾート編 ”ページで、トーコー シティホテル梅田の宿泊部で活躍している香田紫帆さん (2011 年卒業)が“ 新しいホテルグループを自分たちで創っ ていく醍醐味を楽しみたい ”ページで、そして、パレスホ テル東京のベルスタッフとして活躍している西岡俊洋さん (2011 年卒業)が“ ホテルの仕事 ”紹介ページで紹介されて います。 第4回 学生観光論文コンテスト 表彰式を開催 ~ 賞金総額 100 万円 受賞者決定 ~ 一般財団法人日本ホテル教育センターは、一般社団法人全日本 シティホテル連盟の協賛を受けて、公益財団法人日本ナショナル トラストと共催で昨年末、全国の大学・短期大学・専門学校の学 生を対象とした 「学生観光論文コンテスト」 の受賞者を決定しました。 このコンテストは、2010年から国土交通省観光庁の政策を 支援する意味で開始、日本の観光産業へ若い世代の人達の興味関 心を高めること目的としています。 2014年度は、 ① “ 観光立国で日本を元気にする方策につい て、私の提案 ” 、 ② “ 観光資源保護におけるナショナルトラスト活 動の役割について、私の提案 ” 、 ③ “ 我が国のMICE (マイス) 競争力強化に向けて、私の提案 ”の 3 つのテーマを設定、全国の 27 大学より 49 編の応募をいただきました。うち 6 編が最終審査 に進み、10 名の外部審査委員により、優秀賞 2 編、努力賞1編、 合計 3 編の受賞者を決定しました。論文の内容は年々よくなって きていますが、残念ながら、今年度は最優秀賞の該当がなく、努 力賞が新設されました。 優秀賞 【公益財団法人日本ナショナルトラスト会長賞】 立教大学 経済学部経済政策学科 4 年、 菊地ゼミ (経済学部) テーマA「日本観光立国化に向けた新たな旅館像の提言~独自 調査から見えた外国人旅行客誘致課題の解決を通して~」 優秀賞 【一般社団法人全日本シティホテル連盟会長賞】 琉球大学 観光産業科学部観光科学科 4 年 観光政策研究ゼミ テーマC「沖縄におけるMICE都市計画~MICE TOWN構想2014~」 努力賞 【一般財団法人日本ホテル教育センター】 立命館大学 経済学部経済学科 4 年 寺脇ゼミ テーマB「宇治茶の新しい食文化を活かした観光振興とその食文 化 継承に向けた活動の提案~宇治茶スイーツ店マップの作製と その配布効果の検証~」 第 4 回学生観光論文コンテスト表彰式風景 表彰式 日時 : 2015 年 2 月 17 日 (火) 15 : 40 ~ 16 : 25 (受賞理由など審査の総括発表は下記の表彰式 および本財団の WEB サイト上にて公開しております。) お問合せ : 事業部 教育事業室 藤原 弘一 TEL: 03-3367-5663 http://www.jec-jp.org/ 検定に準拠した和食検定入門編テキストの販売を開始 ~ 10月29日(土)の第1回和食検定初級レベル実施に向けて ~ 和食検定を主催する、一般財団法人日本ホテル教育センターが、和食 と和食文化を分かりやすく学習していただけるよう開発を進めていまし た「和食検定入門編」を発刊いたしました。入門編テキストは、今年 10 月 に新たにスタートする「和食検定初級レベル」の準拠テキストとなります。 和食検定「入門編」は、世界無形遺産に登録された日本人の伝統的な 食文化である「和食」を大切に育み伝えていくために、初心者向けにそ の価値と内容を分かりやすく解説する和英対訳版の学習ツールです。既 に実務者向けの『和食検定』の基本知識、実務知識を中心とした基本編 テキスト、実務編テキストを発刊しており、入門編テキストでは、一般 の方々や学生、業界新入社員、外国人留学生に向けて、和食の初歩的な 知識を分かりやすくイラストや写真を豊富に掲載し、世界の和食となった「日本人の伝統的な食 文化」への理解を深める内容となっています。 ■和食検定に関するお問い合わせ 一般財団法人日本ホテル教育センター TEL:03-5937-4321 www.wasyokukentei.jp ■テキストのご購入 株式会社プラザ出版 TEL:03-3367-5663 www.plazapub.co.jp 入門編テキスト 和食検定テキスト 基本編・実務編 第15期 ホテル産業経営塾 ・ 第5期 マイス塾 塾生募集中 ホテル産業経営塾 MICE(マイス)塾 ホテル塾は、 新世紀のホテリエ育成を目指す、 新しいタイプの " 経営塾 " です。 マイスの本質 ・ 仕組みを理解し、 すぐに役立つ 講座を実現します。 ◇2015 年 5 月 15 日~ 2016 年 3 月 18 日 ◇2015 年 5 月 15 日~ 2016 年 3 月 18 日 ◇全 16 回 ◇全 16 回 ◇毎月第 2 及び第 4 金曜日の月 2 回が基本 ◇毎月第 1 及び第 3 金曜日の月 2 回が基本 ◇定員 20 名 (定員になり次第締め切り ) ◇定員 20 名 (定員になり次第締め切り) ★講義見学は随時、 受け付けております。 お気軽にご連絡ください。 ■ホテル産業経営塾 ・ MICE 塾に関するお問合せ 一般財団法人日本ホテル教育センター 担当 : 藤原弘一 mail:[email protected] TEL:03-3367-5663 6 JHSたより53 ホテル塾 第 8 回講義風景 編集責任者:石塚 勉 編 集 担 当:黒沢由美子 連 絡 先 : 03-3360-8231 [email protected]
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