Weekend Message 人はあなたの中に何を見るでしょう？ Ⅰヨハネ 1:6 2009 年 8 月 29 日＆ 30 日デニス・フォールズ牧師 Ⅰヨハネ 4: 17 「この世でわたしたちも、イエスのようであるからです」（新改訳）はじめに • • • • • 私とジュディは、皆さんのところに戻ってきたことを大変嬉しく思っています。皆さんは私たちの愛する信仰の家族です。東京を離れて「自由への旅２」を執筆する時間を与えてくださりありがとうございました。留守中、私たちの代わりにミニストリーを支えてくださったスタッフと武牧師にもう一度お礼を言いたいと思います。アメリカにいる間、私たちはほとんどの時間を祈りと学びと「自由への旅２」の執筆に費やしました。「自由への旅２」は 3 つのパートからなっています。毎週のメッセージ、デイリーデボーションブック、そしてスモールグループへの参加です。ぜひ３つすべてに参加して下さい。「自由への旅２」は 9 月 26、27 日に始まります。祈りましょう。 TBC に戻ってきた初日である今日は、私が皆さんと TBC に抱いている大胆な信仰のビジョンについてお話したいと思います。そのビジョンとは、TBC のクリスチャン一人ひとりが 100%キリストに対して忠実であり、皆が「キリストが生きたように生きる」ことです。この世と神の望む道、２つの人生を歩むことなく、罪を隠すことなく、毎日をキリストのように生きることです。TBC の信仰のリバイバルを祈ります。あなたは「キリストに似た者」ですか？その答えは、あなたがどのように毎日を生きているかに現れます。ローマ 8:29「神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました」（新改訳）つまり、神はあなたがイエスのようになることを定めておられるのです。あなたはイエスのように生きていますか? この「キリストのように生きる」という点を強調したいと思います。アメリカのアリゾナ州に帰っていた間、次のメッセージを直ちに皆さんに伝え、宣言するよう、神に強く促されました。そのメッセージとはこうです。神は、自分をクリスチャン、イエスに従う者だと言う TBC のメンバーひとりひとりが「キリストのように生きる」ことを望んでおられます。 Ⅰヨハネ 1: 6 「もし私たちが、神と交わりがあると言っていながら、しかもやみの中を歩んでいるなら、私たちは偽りを言っているのであって、真理を行なってはいません」（新改訳）英語のリビング・バイブルは、Ⅰヨハネ 1: 6 を次のように訳しています。「自分をクリスチャンと言う人は誰も、キリストが生きたように生きるべきです」あなたはイエスのように生きていますか? シンプルな生き方ではありませんか？キリストが生きたように生きるのです。あなたの今の生活は、キリストのように生きているとはっきりわかるものですか？別の言い方をすると、キリストに倣い生活しているのか、それともキリストを主と考えることはめったにないのか、どちらでしょう？「私はイエスを信じる。イエスに従う者、クリスチャンだ」と言うのであれば、キリストが生きたように生きていますか？イエスに従うと言う人は、イエスのように生きるという決断をしたのです。そこで次の質問が重要となります。あなたはキリストが生きたような生き方をしていますか? Ⅱコリント 5:9「だから、体を住みかとしていても、体を離れているにしても、ひたすら主に喜ばれる者でありたい」（新改訳）何ごとにおいてもイエスに喜ばれ、イエスのように生きることを、あなたは常に目指していますか? 私がイエスを初めて信じた子供の頃によく歌った古い讚美歌を今も覚えています。「人があなたの中にイエスを見いだすように（“Let Others See Jesus in You.”）」という歌で、このような歌詞でした。この罪深い世界を生きる中で人々はあなたの人生を見る内側も外側も清く純粋でいよう人があなたの中にイエスを見いだすように英語のリビング・バイブルのⅠヨハネ 1: 6 をもう一度読んでみましょう。「自分をクリスチャンと言う人は誰も、キリストが生きたように生きるべきです」 1 デニス・フォールズ牧師 Weekend Message 人があなたの中にイエスを見いだすように人があなたの中にイエスを見いだすようにイエスについて語り続け誠実で正しくいよう人があなたの中にイエスを見いだすようにあなたの人生は本のよう人々はつぶさにそれを読むあなたの人生は人々に天を指し示すだろうか？人はあなたの中にイエスを見いだすだろうか？昼も夜もキリストのために生きよう誠実で勇敢で正しくあり迷い人をキリストに導こう人があなたの中にイエスを見いだすように 2009 年 8 月 29 日＆30 日重要な質問：人はあなたの中にイエスを見いだすでしょうか？詩篇73: 25 「天では、あなたのほかに、だれを持つことができましょう。地上では、あなたのほかに私はだれをも望みません」（新改訳）リスチャンには生まれ変わりをもたらすことリチャード・オーエン・ロバーツ牧師は、リバイバルを次のように定義しました。「並外れた結果をもたらす、聖霊の並外れた働き」これこそが私のTBCに対する祈りであり、願いです！つまり、私は皆さんの信仰のリバイバル、皆さんが霊的にキリストのために砕かれ、主のために「燃え立つ」ことを祈っています。「自由への旅２」の８つのトピックが、皆さんの心を打ち、人生を変え、神の聖霊が最優先事項となるよう祈っています。キリストに従うものだと宣言する人は「キリストのように生きるべき」だと聖書は言っています。この聖句は、あなたの心にあるイエス・キリストへの思いを表していますか？それとも、あなたはただ教会に行くだけの人ですか？この世の中に、イエスをもっともっと知ることよりも、望むものは何もありませんか？質問：あなたは自分の人生よりもイエスを愛していますか？これこそが今日心から皆さんにお伝えしたい大切なメッセージです。あなたはこの世の何よりも、神の永遠の目的のために生きていますか？ここ日本の東京での人生を、あなたはどう過ごしていますか？世界の人口の半数は、聖書を1ページも見たことがありません。インドを見てみましょう。現在インドに住む10億人来週のゴスペル・コンサートでは、主イエス・キリスのうち、半数の5億人はイエスという名を耳にしたこトへの讃美が歌われます。救いのメッセージを聞けるとがありません。インドの北部のベハールという地域よう、ぜひノンクリスチャンの友達を連れてきてくだには2200万人が住みますが、そこには教会が１つもさい。その日のメッセージは「自由への旅２」の紹介ありません。アフガニスタンに住む3200万人のうち、です。アメリカにいた数週間、私とジュディはほとんクリスチャンはたった1万3千人だと言われています。どの時間を「自由への旅２」のDVDメッセージと、日本に住む１億2700万人のうち、実際に生まれ変わスモールグループのためのバイブルスタディーレッスンの作成に費やしましたが、その他にもたくさん祈り、ったクリスチャンは、多分50万人ぐらいでしょう。これらの数字があなたの心を打たないのなら、あなた東京バプテスト教会の信仰のビジョンについて語りあいました。忘れないで下さい、皆さんが教会なのです。には信仰のリバイバルが必要です。ここでもう一度聞きます。ここ日本の東京での人生を、あなたはどう過私のTBCへの願い・祈り・ビジョンは、「自由への旅ごしていますか？２」によって私たちの心の中で信仰の一新とリバイバ DVD ルが始まることです。9月26、27日に始まる「自由への旅２」が、ただの一連のメッセーで終わるのではな大切な質問：く、TBCの真のリバイバルにつながってほしいと祈っ人はあなたの中にイエスを見いだしますか？ています。「自由への旅２」が、前回の「自由への旅」よりも力強いものとなることを祈り、信じていまマタイ 9: 37 ･ 38を見てみましょう。す。 37 そのとき、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。「リバイバル」の定義を見てみましょう。英語の「リ 38 だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくバイバル」は、2つのラテン語からなっています。ださるように祈りなさい」（新改訳）「再び」を表す「リ」と、「生きる」を表す「ビベレ」です。つまり、「リバイバル」とは再び生きることです。信仰という観点からリバイバルの定義をしましょう。イエスはこう言われていると思いませんか？「東京での収穫は多いが、働き手が少ない。」救いとイエス・キリストの福音を一人の人に伝えるために、あなたは TBCで何をしていますか？東京での人生を、あなたはどう過ごしていますか？もっと大切な質問はこうかもしれません。TBCでの人生を、あなたはどう過ごしていますか？リバイバルの定義：神の聖霊の働きによって、罪の告白と悔い改めが起こり、クリスチャンには新しい信仰のいのちを、ノンク 2 2009 年 8 月 29 日＆30 日 Weekend Message Ⅰヨハネ1:6を覚えていますか？「自分をクリスチャンと言う人は誰も、キリストが生きたように生きるべきです」私とジュディは日本を、皆さんを愛しています。私たちは、あなたの心が砕かれ、キリストをもっともっと知りたいと涙を流すのを見たいと願っています。私とジュディはインドの国と人々も愛しています。 30年以上前、私たちが「なまるぬい」クリスチャンをやめ、主イエスのために燃え立つことを決心した時、現在インターナショナル・ミッション・ボードと呼ばれている伝道グループに参加したいと申し出ました。私たちはこう言いました。「『収穫は多いが、働き手が少ない。』とイエスは言われました。私たちは、ニーズがあれば世界中のどこへでも行けます。」それでも「私とジュディは必要とされない」と思っていたのを覚えています。ジュディが14歳の時、真の生ける神が直接彼女に語り、海外で生活し、福音をわかちあうよう召命されたことを、私は忘れていました。むしろ忘れたかったのかもしれません。また、私も14 歳ぐらいの時、神が私に福音の伝道者となるよう明確に語ったことも忘れようとしていました。ある８月の暑い日、ミッション・ボードからインドのバンガロールに行き、そこで生活して福音を伝えてほしいと言われた時、気分が悪くなり、こう思いました。「なんてことをしたんだろう！」けれども、信仰と神の恵みに拠り頼み、私たちは神のご計画で前に進むことができました。インド行きのビサはおりず、神のご計画により私たちは日本に来ました。このような経験から、私たちは常にインドやインドの人々に対して大きな愛情を抱いてきました。デニス・フォールズ牧師仰の祈りを話しました。そして、トラクトの住所の場所に向かい、教会でクリスチャン達に出会いました。教会の人たちから、十字架、復活、救い、悔い改め、赦しについて説明されると、彼はこう叫びました。「イエスが私の神だとわかりました！私は地主です。私の所有する建物に住む人たちに、神であるイエスの話ができるよう、一緒に来て助けてもらえませんか？」私とジュディが何週間もかけて祈り、「自由への旅２」という信仰の旅を書き終えた後、私の心と人生は再び神に揺り動かされました。私の結論はこうです。「主よ。私は自分の人生を評価しなおし、自分が行う全てのこと、また私が主任牧師として行い、口にする全てのことを見直し、すべてを永遠という観点から考えたいと思います。つまり、この世の些細な事ではなく、永遠の意義を求める人生を行きたいのです。」 TBCのクリスチャンすべてに、心からこう尋ねたいです。あなたは人生をどう過ごしていますか？永遠のこと、あるいは永遠の意義を持つことに関わっていますか？ジュディと私は、信仰的にリニューアル、リフレッシュして、皆さんの元へ戻ってきました。私たちは東京バプテスト教会のリバイバルを祈っています。イエス・キリストを信じるという皆さん一人ひとりが、次の重要な質問を自分自身に誠実に問いかけるよう祈っています。質問：あなたは自分の人生よりもイエスを愛していますか？このお話をしているのは、最近インターネットで、インド人の牧師のメッセージを聞いたからです。彼は、ヒンデュ・ブラハムという名の地主の話をしていました。ブラハムは癌だと告げられ、自殺しようと、インドの北西部にある町を歩いていました。その時、クリスチャンから福音について書かれたトラクトをもらい、人生で初めて自分の目で自国の言語で次のメッセージを読みました。「イエス・キリストという名の神があなたのためにこの世に来られた。イエス・キリストはあなたを罪と地獄から救うために十字架の上で死なれた。あなたが呼び求めさえすれば、神はあなたを救ってくださる。」トラクトにはヒンディー語で書かれた祈りも載っていたので、彼は立ち止まり、道端にひざまずいて、救いと罪の悔い改めを祈りました。彼はこれまで耳にしたこともない神に祈り、万物を創造された神が、その恵み故に信仰を通して、彼を救い、癒してくれると信じたのです。彼は立ち上がり、自殺せず家に走って帰って、診断のために医者に行きました。すると医者は、こう言いました。「なんと癌が消えている！」一体何が起こったのでしょう？彼は小さなトラクトを取りだし、そこに書かれている神とイエスのことと、信 3 ピリピ1:21のパウロのように口にできますか？「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬことも益です」（新改訳）主イエスの悲しみがあなたにとっても悲しみとなることを祈ります。あなたが自分の罪に対して涙を流し、一時的なものではなく永遠の物のために人生を生きられるよう祈ります。多くの人々が、福音を聞き、礼拝に参加したいと礼拝堂の外に集まるようになればと思います。これは皆さんから始まります。自分自身の罪や、いのちのない信仰や、東京の信仰の暗闇に対し、あなたの心が砕かれたときに始まります。次のように祈って下さい。「主よ。東京の99.5％の人がイエスを知らずに、信仰の暗闇の中に生きています。地獄以外に何の希望もないのです。私はどう人生を生きれば良いでしょうか？主よ。私は何をすれば、どう生きれば良いでしょうか？」ルカ 9:23 「イエスは、みなの者に言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい」（新改訳） 2009 年 8 月 29 日＆30 日 Weekend Message デニス・フォールズ牧師ここにいるすべてのクリスチャンの方々に、神と共にどう歩んでいるか見直してもらいたいと思います。その後にこう口にするべきです。「主よ、私は罪を犯しました。これまで自分のためだけに生きてきて、永遠のもののために何の違いも生み出してきませんでした。どうか赦してください。」 23節は、新約聖書の中でも最も大切な箇所の一つです。イエスに従う者、弟子となるための代価の核心が含まれているからです。イエスは「自分を捨て」ないかぎり、弟子になることはできないと言われました。あなた自身の「エゴ」また「自我」について考えてみてください。私たちは皆罪びとですから、生まれながらに自分中心的です。東京という小さな世界の中心にあなたの「自我」をすえると、すべては「エゴ」「自分自身」、神が望むことではなく、自分が望むものを中心に回ります。アメリカのクリスチャン・リサーチグループのジョージ・バーナが、152 の様々な項目について、ノンクリスチャンとクリスチャンを比較するアンケートを実施しました。彼の結論によると、多くの場合、クリスチャンの生き方とノンクリスチャンの生き方に大差はないということです。例えば、教会のメンバーは、教会の外の人たちと同じぐらい離婚したり堕胎したりしているとわかりました。アンケート調査の詳細には触れませんが、あなたがⅠヨハネ 1:6「誰でも自分をクリスチャンと言う人はキリストのように生きるべきです」というメッセージに従っていなければ、福音のメッセージはあなたの生き方のせいで帳消しになってしまうことがあるのです。イエスは、日々十字架を負わなければならないと言われました。この意味はあまりにシンプルなため、見落とされがちです。イエスの時代、十字架を負う人たちの行き先はただ一つ、死でした。引き返す道はありませんでした。あなたにとって十字架を負うということは、十字架をポケットに入れたり、ネックレスとしてつけることではありません。「日々自分の十字架を負う」とは、あなたの人生が日々捧げる人生であるべきだということです。人間関係において、赦すことに関して、キリストのように生きるために、自分を捧げることです。皆さんのうちどれだけの人が、毎日をイエスのために生きたいと切に願っているでしょうか？どれだけの人が「人が私の中にイエスを見出すように」と歌いたいと思っているでしょうか？どれだけの人がこの世のために生きている罪を告白するでしょうか？どれだけの人が、本当に神の前に砕かれたいと思っているでしょうか？どれだけの人が、家族がイエスを信じて欲しいと思っているでしょうか？さあ、前に出て、ひざまずいて、リバイバルのために私と一緒に祈りましょう。 Ⅰヨハネ 4:11 「愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです」（新改訳）毎日の生活で十字架を背負っていなければ、あなたはキリストのように生きてはいません。これは、肉体的な死のことではなく、自分自身と自分の欲望を捨てることです。また、礼拝の後、外のテントに祈りに来てください。一緒に祈るためにあなたを待っている人たちがいます。これから祈って、その後讃美を歌いますが、どうぞ前に来て祈って下さい。ガラテヤ 2:20「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が肉にあって生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです」（新改訳）祈りましょう。これは私の、私自身そしてあなたに対する祈りです。「主よ、私の目が見えるように目を打ち抜いてください。永遠のものと人々がいかにイエス・キリストを必要としているかを感じられるように、私の心を打ってください。主よ、罪や人々のニーズが見えるように、私の心を変えて、目を開かせてください。人間の目しか持たない私1人ではとてもできません。私は自己中心的で、あなたが必要です。主よ、私はあなたが必要です！」「自分を捨て、日々自分の十字架を負う」ためには：常に100％神に従いましょう。覚えていてください。「自分をクリスチャンと言う人は誰も、キリストが生きたように生きるべきです」あなたはどうでしょうか？イエスはあなたが、イエスだけに献身し、イエスの弟子となり、弟子を増やし、キリストのみに焦点をあわせることを望んでおられます。イエスの呼びかけが聞こえますか？その代価を理解していますか？あなたの目は永遠のものを見すえていますか？それともこの世のものですか？ 2009 年 8 月 29 日＆30 日デニス・フォールズすべてのクリスチャンに質問します。あなたの人生は違いを生み出していますか？ 4