(2)2 0 1 3 年 1 1 月 2 0 日 情 報 労 連 連合2 014春闘中央討論集会を開催 (第三種郵便物認可) 第6 8 8号 要求組み立てへ議論 底上げと月例賃金にこだわる 2 0 1 4 春 闘 方 針 を 議 論 連合は1 1月5∼6日、 「2 0 1 4 春季生活闘争中央討論集会」 を開催した。集会には約5 3 0 人(情報労連18人)が 参 加。 連合の古賀会長は、 「月例賃金 にこだわる」 と強調した。 社会的責任の観点から 積極的な要求組み立てを 古賀会長あいさつ デフレから脱却するために も、2 0 1 4春闘では、底上げと 月例賃金にこだわりたい。そ の考えに基づいて要求水準を 提起した。 非正規労働者の処遇改善は きわめて重要であり、正社員 への転換制度の構築や、均 等・均衡待遇を進めたい。ま た、多くの未組織労働者の時 給水準を底上げするには、情 報を開示し、外部労働市場の 賃金相場を形成することが重 要である。 個別労使の論理だけでな く、労働組合の社会的責任と いう観点から、積極的な要求 を組み立て、交渉してほしい。 冒 頭にあいさつした古 賀会長は、 「デフレを ある」 と訴えた。 続いて神津事務局長が、2 0 2日目は、全体討論を行 脱却するには企業業績の回復 1 4春闘の基本構想を提案。▽ い、5産別が賃上げ、非正規 と所得向上を同時に進める必 定昇・賃金カーブ維持相当分 労働者に対する取り組みなど 要がある。賃金の底上げと月 である約2%の確保▽過年度 に関して意見提起した。 例賃金にこだわりたい。同時 物価上昇相当分などの賃上げ 神津事務局長は、討論の意 に企業規模間、男女間の格差 (1%) ▽格差是正・配分のゆ 見を踏まえ、①春闘の社会的 とめ、 「月例賃金と底上げに まえ闘争方針 (案) を作成し、 も是正しなければならない。 がみの是正(1%を目安) ― 波及②労働者保護ルールの改 こだわり、何としても結果に 1 2月3日開催予定の中央委員 とりわけ、非正規労働者の処 ―を要求に掲げ、 回答の引き 悪阻止③非正規労働者に対す つなげたい」と訴えた。 会で「2 0 1 4春闘方針」を決定 遇改善は極めて重要な課題で 出しに全力をあげるなどの基 る取り組み強化――などとま 約1 0 0 0人が参加し、男女平等参画社会の実現を訴えた 本的な考え方を示した。 1 0 1 5 集 会には全国から 人(女 性7 0 5人、男 性 男性3 0人)が参加した。 「世界経済フォーラム」は1 0月2 5日、2 0 1 3 年版「世界男女格差報告」を発表した。 日本は対象の1 3 6カ国中1 0 5位。前年よりも 四つ順位を下げた。先進国中では最低レベ ル。調査が開始された0 6年から過去最低の順 位となった。 男女格差は、政治、経済、教育、保健の四 分野で評価する。日本は経済(1 0 4位) 、政治 (1 1 8位)の低評価が影響した。政治分野で は昨年末の衆議院選挙などの結果、女性議員 の割合が1 1%から8%に低下。経済分野は、 企業などの管理職に占める女性の割合が9% と低いことが影響し1 0 6位だった。 でに、大会代議員・傍聴者の 女性比率が3 0%以上となるよ う定めた。すべての組織が総 E S 労働組合・職場・社会で 男女平等参画を進めよう! 力を挙げて達成してほしい」 と訴えた。 その後、南部副事務局長が 連合は1 0月2 5日、東京ビッグサイトで「2 0 1 3連 合中央女性集会」を開催した。1 0月にスタートし た『連合・第4次男女平等参画推進計画』の達成 へ向けて、決意を固めあう集会となった。 男女格差の少ない国ランキング 順位! は昨年 国 名 1 (1) ア イ ス ラ ン ド 過去最悪の順位 2 (2) フ ィ ン ラ ン ド 3 (3) ノ ル ウ ェ ー 4 (4) ス ウ ェ ー デ ン 5 (5) フ ィ リ ピ ン 6 (6) ア イ ル ラ ン ド 7 (7) ニュージーランド 8 (8) デ ン マ ー ク 9 (9) ス イ ス 1 0 (1 0) ニ カ ラ グ ア 1 1 (1 1) ベ ル ギ ー 1 2 (1 2) ラ ト ビ ア 1 3 (1 3) オ ラ ン ダ メ ラ リ ン カ ス タ リ ア 1 4 (1 4) ド 2 3 (2 2) ア 4 5 (5 7) フ イ ツ 6 9 (6 9) 中 7 1 (8 0) イ 国 1 0 5 (1 0 1) 日 本 1 1 1 (1 0 8) 韓 国 今年1 0月にスタートした連合 『第4次男女平等参画推進計 会 性集 会 央女 性 連合 合中 央 男女平等 日本は最低レベル 1 3 6カ国中1 0 5位 賀会長は、 「連合は2 0 2 0年ま N する。 3 1 0人、 情報労連は女性6 7人、 冒頭あいさつした連合・古 W 連合は、集会での討論を踏 画』を解説した。 どもを産み育てることが、 (厚生労働省・政策評価に関 『罰』 を受ける社会」 と指摘した。 する有識者会議委員)▽ミッ 続いて、大沢真理・東京大 午後は、 「男女平等参画推 コ・コイヴマー氏(駐日フィ 学教授が講演した。大沢教授 進とワーク・ライフ・バラン ンランド大使館参事官)▽堀 は、 「日本は現役世帯全員が就 ス」 をテーマに、 コーディネー 江敦子氏(スリール株式会社 業すると貧困削減率がマイナ ターの榊原智子氏(読売新 代表取締役 スになる。 女性が働くこと、 子 聞)の進行で、▽渥美由喜氏 を交わした。 の三氏が意見
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