富山大学 ①-28 - 大学コンソーシアム富山

 富山大学 ①-28
授業科目名(英文名)
/Course title
外国文学/Foreign Literature
担当教員(所属)/Instructor
佐藤 真基子
授業科目区分/Category
教養教育科目 教養科目
COC+科目/COC+Course
※平成28年度入学者から適用
-
(共通教育センター)
授業種別/Type of class
開講学期曜限/Period
2016年度/Academic Year 前期 金/Fri 1
時間割コード/Registration Code 103502
連絡先(研究室、電話番号、電子メールなど)/Contact
オフィスアワー(自由質問時間)/Office hours
リアルタイム・アドバイス/Real-time advice
講義科目
対象所属/Eligible Faculty 2年(理,工),2年(発達),2年(
経済)
対象学年/Eligible grade 2年
単位数/Credits 2単位
佐藤 真基子
)
佐藤 真基子
(共通教育棟B棟4階・佐藤研究室
(月曜日12:30∼13:30)
更新日 授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
/Course Objectives
教育目標
/Educational Goals
文学をとおして、他者を理解する感性
を身につける。理解したことを言葉に
よって表現する力を身につける。
西洋古典古代の文学作品をとおして、多様な世界の見方と教養を身につける。
時代も文化も異なる外国の文学作品を理解するには、文字を読めたところで十分ではない。その作品の背景にある文化、伝統、教養に
ついての知識をもってはじめて理解することができる。そうして作品世界に近づくことによってはじめて見えてくる世界を知るよろこ
び、作品と対話する面白さを体験してほしい。
達成目標/Course Goals
1) 西洋古典文学の概要を知る。
2) 自分とは異なる世界についての多様なものの見方を学び、他者を理解する感性を身につける。
3) 本を通して読み取ったことを言葉によって表現する力を身につける。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)/Class schedule
各回およそ一つの作品を取り上げ、その作品の背景を学ぶとともに、部分を実際に読み、検討する。
1. 導入:西洋古典文学と現代――作品の背景、伝統、教養を知る愉しさ
2. 西洋文学の源流としてのギリシア古典(1):ホメロス『オデュッセイア』
3. 西洋文学の源流としてのギリシア古典(2):アイソポス(イソップ)『寓話集』
4. 西洋文学の源流としてのギリシア古典(3):ソポクレス『オイディプス王』
5. 古代ギリシアの文化と「対話編」:プラトン『饗宴』、『パイドン』
6. 芸術の「カタルシス」:アリストテレス『詩学』
7. ギリシアからローマへ:ウェルギリウス『アエネイス』(1)
8. ウェルギリウス『アエネイス』(2)
9. ラテン語の手本としてのキケロ
10. ルネサンスに向かって(1):オウィディウス『変身物語』
11. ルネサンスに向かって(2):セネカ
12. 西洋文学の源流としての聖書(1):『創世記』
13. 西洋文学の源流としての聖書(2):『詩編』
14. 西洋文学の源流としての聖書(3):イエスのたとえ話(放蕩息子のたとえ)
15. まとめ:現代に向かって
授業時間外学修(事前・事後学修)/Independent Study Outside of Class
事前学修として、各回に取り上げる作品を部分的にでも読んでみること。
事後学修として、授業内で紹介した参考書等も手引きとしながら、授業内容の理解を深めること。
キーワード/Keywords
外国文学、西洋古典、聖書
履修上の注意/Notices
古典文学を学ぼうという意欲をもって授業にのぞむこと。
教科書・参考書等/Textbooks
授業内でプリントを配布し、特定の教科書は指定しない。参考書は授業内で紹介する。
成績評価の方法/Evaluation
授業内で、授業内容をふまえた課題について作文を書いてもらう。それによって評価する。
関連科目/Related course
リンク先URL
/URL of syllabus or other information
備考/Notes