花見川団地分館 児童展示 絵本で描かれた伝記ものがたり みなさんは、ニューヨーク公共図書館に初めて子どもだけのための「児童室」をつくり、日本 を含め、国内外の図書館児童サービスの発展に大きな影響を与えた女性のことを知っています か? また、「おさるのジョージ」は、ユダヤ人だったレイ夫妻が、戦火の中でニューヨークへの脱 出に成功したおかげで、世界中の子どもたちと出会うことができたことなどは、あまり知られて いないのではないでしょうか? 花見川団地分館では、児童展示コーナーで伝記絵本の展示を行っています。 ぜひ、手に取ってご覧ください。 ○資料リスト ほかにもあるよ。 ここをクリックして ね! おすすめ絵本 「図書館に児童室ができた日~アン・キャロル・ムーアのものがたり~」 ジャン・ピンボロー/ぶん、デビー・アトウェル/え、張替惠子/やく 徳間書店 内容紹介:女の人が自分の考えで仕事を選ぶのが珍しかった時代、 ニューヨークの町に出て図書館学の勉強をし、図書館で働き 始めた女の子がいました。図書館児童サービスの先駆者のひ とり、アン・キャロル・ムーアの生涯を紹介しています。 「戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ~作者レイ夫妻の長い旅~」 ルイーズ・ボーデン/ぶん、アラン・ドラモンド/え、福本友美子/やく 内容 岩波書店 内容紹介: 「ジョージはかわいいこざるでしたが、とてもしりたがりやでした・・・」 ではじまる絵本は、レイ夫妻によって書かれました。1940 年 6 月、 「お さるのジョージ」の原画を携え、自転車に乗って戦火のパリを脱出した レイ夫妻。 2 台の自転車でいったい何キロ走ったのか? 物はその後どうなったのか? 奇跡の逃避行をたどります。 置いていった荷 「雪の写真家ベントレー」 ジャクリーン・ブリッグズ・マーティン/さく、メアリー・アゼアリアン/え、千葉茂樹/やく BL 出版 内容紹介:アメリカの豪雪地帯にある小さな農村に生まれ、生涯を雪の研究と結 晶の写真撮影に捧げたウィリー・ベントレー。世界中の人々に雪の美 しさ、神秘的な魅力を伝えた彼の一生を綴った伝記絵本です。 99 年度にコールデコット賞を受賞しています。
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