BtoBでも成果につながる! 動画マーケティングスタートアップガイド 目次 ■本資料の概要 ■1章 動画マーケティングとその市場について ●動画マーケティングとは ●成長している動画市場 ●なぜ今動画が注目されているのか ■2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●ターゲットと目的を理解する ●動画を制作する時のポイント ●動画マーケティングを始める時に取り組みたいこと 本資料の概要 BtoBでもマーケティングに動画を活用しよう! ここ数年でBtoB業界でも口にされるようになった「動画マーケティング」。 「オンラインビデオ総研」の調査によると、2016年の動画広告市場は約800億円。2年 前の2014年と比べると2.5倍以上に拡大しており、また2017年には1,000億円を超える と予測されています。 BtoBでも徐々にではありますが、動画の活用を始める企業が増えてきています。 ぜひこの資料をきっかけに、営業やマーケティングへの活用方法を考えてみませんか? 本資料では、動画マーケティングの基本から動画コンテンツの設計、 実際に動画を制作し活用する時のポイントをご紹介しています。 動画の活用に興味のある方、動画マーケティングを試してみたいと 思っている方はぜひご覧ください。 3 1章 動画マーケティングとその市場について 第1章 動画マーケティングとその市場について ●動画マーケティングとは ユーザーに伝えたいことを「動画」にして伝えるマーケティング手法 「動画マーケティング」は、ユーザーに届けたい情報を「動画コンテンツ」にして、その 動画をユーザーに閲覧してもらい興味喚起をすること、またその「動画コンテンツ」を閲 覧してもらうための施策のことです。テキストや画像よりも短時間で多くの情報をわかり やすく伝えることができるため、注目されているマーケティング手法です。 今までユーザーに興味喚起をしたり自社サービスの訴求を行うためのコンテンツは、 テキストや画像で作成されることが主流でした。 Webサイトやランディングページ、バナー広告、 テキスト広告、またホワイトペーパーや営業資料 など、コンテンツを挙げてみるとほとんどが テキストと画像で作られています。 しかし、ここ数年で動画を作成する環境や配信、 視聴する環境が整ってきたことにより、まずは BtoCを中心に、マーケティングに動画を 取り入れる企業が増えてきているのです。 5 第1章 動画マーケティングとその市場について ●成長している動画市場 成長が見込まれる動画広告市場 - 2020年には2,000億円規模の市場に オンラインビデオ総研が行った市場動向調査によると、動画広告市場は2015年は 506億円でしたが、2017年にはその2倍以上の1,000億円、2020年には2,000億円規模の 市場に成長するとされています。 その中でも、スマートフォンの 普及により、モバイルデバイス での割合が、6割弱を占めると 予想されています。 「動画」というとBtoC向けの イメージが強いですが、BtoB でも取り入れる企業が徐々に 増えてきていますし、企業の マーケティング担当者にも、 次のマーケティング手法として 注目され始めています。 (単位:億円) 2500 2009 2000 1718 1397 1500 1092 1000 800 506 500 316 0 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 参考:「オンラインビデオ総研」調査レポート 6 第1章 動画マーケティングとその市場について ●なぜ今動画が注目されているのか 配信側と閲覧側、両方の動画を活用する環境が整ってきている では、なぜここ数年で動画が注目されてきているのでしょうか。 その背景と、動画の持つメリットについて見て見ましょう。 1 動画を閲覧する環境が整ってきた 以前に比べ通信環境が改善された事により、動画のような重たいデータの配信や 閲覧が容易になったことで、動画を閲覧する環境が整ってきました。 また、Youtubeなどの無料動画配信プラットフォームの登場やスマートフォンの 普及によって「動画」とユーザーの関係性が変化し、投稿したり視聴するなど 「動画」に触れる機会が増えたことも、動画が一般的になった要因と言えます。 2 動画を制作する環境が整ってきた 専用の機材が無くても、スマートフォンなどを活用することで動画が撮影できる ようになりました。また、無料や安価な編集ソフトの普及により、費用面でも 工数面でもハードルが下がり、企業にとって動画を活用しやすくなってきたの です。 7 第1章 動画マーケティングとその市場について ●なぜ今動画が注目されているのか 動画を活用した方が良いことがわかる6つのデータ 1分間の動画の情報量はWebサイト約3,600ページ分と同じ 動画を活用することで、短時間でより多くの情報をユーザーに伝えることが できます。 約50%のユーザーが週に一回の頻度でビジネス系の動画を視る 「動画=BtoC」と思われがちですが、ビジネス系の動画も多く閲覧されて いることがわかります。 動画広告を見たユーザーの80%がその内容を覚えている 動画で得た情報は、聞いた情報や、テキストや画像から得た情報に比べて、 ユーザーの記憶に残りやすいのです。 8 第1章 動画マーケティングとその市場について ●なぜ今動画が注目されているのか 動画を活用した方が良いことがわかる6つのデータ 動画を利用すると製品・サービスへの理解が74%高まる 動画はテキストや画像に比べて内容を多く伝えられる上に、動きや音声も 合わせて伝えられるので、理解度が高まります。 ユーザーの48%が動画をシェアした経験がある 動画は通常のWebページなどよりもシェアされる可能性が高まるので、 拡散されやすいというメリットがあります。 1 No. 動画はコンテンツマーケティングでのユーザーからの支持率No.1 動画の支持率は87%で、ブログの67%やスライドの44%と比べて高くなっ ています。ユーザーにも好まれているコンテンツが「動画」なのです。 9 2章 動画マーケティングを始める際に 理解するべきポイント 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●ターゲットと目的を理解する BtoBとBtoCでのユーザーの違いをまずは把握する 動画と言えばBtoCがやはり一般的なので、皆さんがイメージする動画も、BtoC向けの 物が多いのではないでしょうか。なので、まずはBtoBとBtoCの違いから整理していきま しょう。BtoBとBtoCの動画の違いは、大きく以下の3つにまとめられます。 BtoBの場合、購買プロセスに複数人 関わることが多いため、それぞれの シーンとターゲットに合った動画を 制作する必要があります。 また、BtoCの動画は比較的感情に 訴えるものが多いですが、BtoBでは 必要な情報や信頼感を伝えることも 大切です。 BtoB BtoC 対象 企業 個人 検討者 複数 一人 提供するもの 信頼・情報 感動・共感 11 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●ターゲットと目的を理解する 購買プロセスに合わせて必要な情報とターゲットを整理することが成功のカギ なんとなく動画を作ってなんとなく配信しても成果にはなかなか繋がりません。BtoBで 動画を活用するためには、まずそれぞれの購買プロセスとその登場人物を整理しましょ う。 まずは訴求したいサービスのターゲットユーザーの購買プロセスを考えて、その後にそれ ぞれの接点でどのような動画にするのが適切か、考えていきます。 無関心 課題認識 情報収集 比較検討 導入検討 購買 経営者 部長 担当者 12 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●ターゲットと目的を理解する 動画を制作する時には「ターゲット」「訴求内容」 「目的」 「見せ方」を決めよう 購買プロセスの整理ができたら、次は動画を作成する購買プロセスとターゲットを決め、 そのユーザーに対して「どのような情報を」「どう伝えるか(見せるか)」「動画閲覧後 にどんな態度変容やアクションを望むか」を考えていきます。 誰に どの購買プロセスにいる どんな立場や目的を持った方 に向けた動画にするのか? 望むアクション 動画閲覧後、ユーザーにどう 感じてほしいか?どんなアク ションをとってほしいか? 伝える内容 その方が知りたいことや、 購買プロセスを先に進める ために必要な情報は何か? 見せ方 アニメーションや動画の構成 など、どういう見せ方が一番 望む結果に近づくか? 13 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●動画を制作する時のポイント 「閲覧するユーザー」の気持ちになって考える 実際に動画を制作する時に大切なのは、ユーザーの気持ちになることです。ユーザーに 好まれ、ある程度メッセージ性のある動画にするようにこころがけましょう。 1 ちょっとしたユニークさやインパクト、メリハリのある動画を作る BtoBとはいえ、説明ばかりの淡々とした動画では、途中の離脱が多くなったり もし全部見てもらえても、あまり印象に残らなかったり訴求が弱かったりしてし まいます。 2 出だしでユーザーの心をつかもう 動画を見てもらえるかどうかは、最初の数秒~数十秒程度で決まります。動画の 出だしでユーザーの興味を引いて、動画を最後まで見てもらいましょう。 14 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●動画を制作する時のポイント 3 長すぎず、適切な長さの動画制作をこころがける 前段でも書きましたが、動画はテキストや画像に比べて、短時間で多くの情報を ユーザーに提供することができます。また、最後まで閲覧される動画は長くても 3~5分と言われていますので、長くてもそれくらいに収めましょう。 4 ユーザーが見たい魅力的な内容の動画を作る 前段で考えたユーザーのプロファイルに合わせて、ユーザーが求めている情報を 盛り込んだ動画をつくりましょう。 15 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●動画マーケティングを始める時に取り組みたいこと 動画を見てもらえるように集客の観点も持って取り組みましょう 今まで紹介してきたように、動画はBtoBでも成果に繋がる「コンテンツ」ですが、せっ かく用意した動画も見てもらわなければ意味がありません。ユーザーに動画を見てもらう ためにはどうしたらよいでしょうか。 1 SEO対策を行う 現状動画は検索エンジンからの評価が比較的高いコンテンツと言えます。動画の タイトルや説明文を最適化することで、ニーズの合ったユーザーへの露出を増や すことができます。 2 マルチデバイス対応を行う 動画をみるユーザーの過半数がスマートフォン経由での閲覧です。動画自体の対 応はもちろん、Webページなどに設置する際はWebページ自体も対応するとよい でしょう。 16 第2章 動画マーケティングを始める際に理解するべきポイント ●動画マーケティングを始める時に取り組みたいこと 3 その他のマーケティング施策へ動画を活用する 動画は他のマーケティング施策との相性も良いです。ここ数年でFacebookや Twitter、Instagramなど各SNSの動画配信環境は、格段に良くなりました。 動画広告などもありますので、せっかく動画を作るのであれば合わせて活用 しましょう。また、メールに動画を埋め込むこともできます。 活用する時は、動画のターゲットユーザーと親和性の高い施策と組み合わせるこ とで、より高い成果が見込めます。 ご紹介した以外にも動画を活用することでCTRやCVRが上がるなど、BtoBでも 成果に繋がる事例はたくさんあります。動画を活用する種類としても、 ブランディングやサービス紹介ウェビナー、サービス導入後のサポート動画など、 活用シーンはたくさんありますので、ぜひ活用してみてください。 参考データ: https://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=11208 http://blog.btrax.com/jp/2015/03/22/video/ http://www.movie-times.tv/feature/8269/ 17 本資料についてのお問い合わせやご相談は、 下記までご連絡ください。 株式会社イノベーション 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT 渋谷R ビル3F 03-5766-3800 (フリーダイアル:0120-665-702) https://www.innovation.co.jp
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