古市徹教授最終講義及び退職記念祝賀会のご案内記レクチャーホール拝啓新春の候、皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。さて、北海道大学大学院工学研究院教授古市徹先生におかれましては、平成二十七年三月末日をもって定年退職されることとなりました。先生は、京都大学工学部助手、厚生省国立公衆衛生院廃棄物計画室長、大阪府立大学工学部助教授を経て、平成九年四月より北海道大学大学院工学研究科教授にご着任され、これまで三十余年にわたる教育、研究活動を通じて、多くの人材を輩出されました。研究活動におかれましては、大きな社会問題である不法投棄等による土壌・地下水汚染問題を解決するためのリスク管理に基づく予測解析対策手法の統合的開発、住民との合意形成を含む廃棄物計画に関わる問題を解決するためのシステムズアプローチに基づく廃棄物計画論の確立、そして再生可能エネルギーとしてのバイオエネルギーを促進するためのバイオマス利活用システムの戦略的研究に従事され、その成果として査読付論文九十六編、著書三十八冊、プロシーディングス二百十一編、解説・総説・口頭発表論文等四百八十二編を発表するなど、環境・廃棄物分野において、多大な学術貢献をされてきました。特に、十数年間にわたり現行の寄附講座エコセーフエナジー分野につながる四つの寄附講座を立ち上げるなど、社会ニーズを踏まえた産官学の連携による研究を展開し、その成果を、数多くのセミナーやシンポジウムを通じ、また出版本としてまとめ上げることにより情報発信し、社会貢献をされてきました。学会等活動におかれましては、日本学術会議連携会員、土木学会環境システム委員会委員長、日本環境共生学会理事、日本地下水学会評議員等を歴任され、論文賞、著作賞など数多くの受賞を受けられました。国際シンポジウムであるア）の議長、サルジニアシンポジウム国際顧問メンバーなどを務められるなど、欧米・ジア太平洋埋立国際会議（ APLAS 東南アジアの廃棄物問題の解決に向けた国際貢献をされてきました。社会活動におかれましては、環境省中央環境審議会臨時委員、国土交通省社会資本整備審議会臨時委員など歴任され、国レベルの政策立案に貢献し、環境大臣表彰を受けられました。北海道においては、北海道環境審議会会長として北海道の環境政策を先導し、さらに北海道環境生活部が主宰する北海道バイオマスネットワーク会議会長として、北海道のバイオマス利活用の牽引役として大きな貢献をされてきました。その他多数の自治体の環境・廃棄物行政に深く指導的な立場で関与されました。また、（公益財）日本産業廃棄物処理振興センター評議員、（一般財）日本環境衛生センター評議員および理事、（公益財）北海道環境財団理事、（一般財）札幌市環境事業公社理事を務められ、特定非営利活動法・ LSA ）理事長、特定非営利活動法人バイオマス北海道理事長を務められる人最終処分場技術システム研究協会（ NPO など、環境・廃棄物分野のパイオニアとして、多大な社会貢献をされてきました。以上の諸活動については、研究室年報「環」にて既に社会貢献の一環として発信されてきました。つきましては、先生の長年の研究及び社会活動の成果と我々へのメッセージを拝聴すべく、左記の要領で最終講義を実施することと致しましたので、ご案内申し上げます。また、最終講義に引き続いて、古市先生のこれまでのご尽力を称えるとともに、今後の益々のご健勝を祈念して、退職記念祝賀会を開催したく存じます。時節柄、誠にお忙しいこととは存じますが、多数の皆様のご出席を賜りますようお願い申し上げます。敬具平成二十七年一月吉日最終講義退職記念祝賀会平成二十七年二月二十七日（金）午後三時～五時北海道大学工学部フロンティア応用化学研究棟 ○古市徹教授日時場所 ○古市徹教授 ) ：北海道大学大学院工学研究院環境創生工学部門部門長松井佳彦：北海道大学大学院工学研究院循環計画システム研究室秘書小島・関原電話 011-706-7283 FAX 011-706-7287 E-mail [email protected] ：北海道大学大学院工学研究院循環計画システム研究室石井一英電話 011-706-7284 E-mail [email protected] 日時平成二十七年二月二十七日（金）午後六時～八時場所京王プラザホテル札幌三階「雅の間」札幌市中央区北五条西七丁目二ノ一電話：〇一一―二七一―〇一一一会費社会人一万円／学生四千円（当日会場で申し受けます。なお会費の一部は記念品代とさせて頂きます）当日ご都合が悪く、ご参加いただけない方につきましては、記念品代（三千円）のみの申し込みも承っております。ご希望される方は、左記、連絡先までお問い合わせ下さい。 ※準備の都合上、平成二十七年一月三十日までに出欠のご連絡を、同封の別紙にてご返信下さいますようお願い申し上げます。祝電等は、右記京王プラザホテル札幌宛でお願い致します。 ※毎年「環」を送付させて頂いている方を中心に、本案内状を送付させて頂いております。主催連絡先申 (し込み先問い合わせ先