防災庁舎建設基本設計について(概要版) 1 防災庁舎の施設概要と配置計画について 3 防災庁舎建設基本計画(平成 26 年 1 月策定)で位置付けた整備基本方針の具現 化について 施 設 概 要 ≪外観デザイン≫ 1 ⑴ 施設規模 ⑴ 地上 4 階建て ⑵ 延床面積:8,490.87 ㎡(そ 耐震性を確保するため免震構造を採用し、また、停電時への対応として電源の 多重化や、上水用耐震性貯水槽(112t) 、トイレ排水用として井戸水を利用した 中水槽(70t) 、非常用汚水貯留槽(290t)、防災備蓄庫などを設置します。 の他:駐車場上屋 144.50 ㎡) 2 構 ⑴ 3 ⑵ 造 広場として整備し、防災活動支援スペースと連動して活用します。 外観デザイン ⑶ 重要データの保護のほか、防災活動支援スペースを設置し、防災啓発の場として あるデザインとしました。 活用します。 配 置 計 画 1 ⑷ 防災庁舎 ⑸ 隣接した市民広場へ建設する に、サーバ室などをセキュリティゾーンとして設定し保護します。 くし、バリアフリーへの対応 防災広場 ⑹ を図ります。 (20kw)の設置や、階段室を使用した自然換気システムなどを採用します。 を維持することができます。 ⑺ ライフサイクルコストの抑制 防災庁舎の設備機器については、ライフサイクルコスト、災害対応機能確保の 災庁舎に隣接する部分を、防 観点から、より優位性の高い整備を防災庁舎内に直接配置します。 災広場として整備します。 4 各階の配置計画について 長寿命化や環境配慮の工夫 建物のメンテナンス性を高め、また環境への配慮として、太陽光発電システム これにより、駐車場の台数 また、市民広場のうち、防 2 効率性や機能性の向上 執務室には、可動間仕切り壁などを使用し、室内配置の自由度を高めるととも ことで、庁舎までの段差をな 防災庁舎 快適性の向上と利用しやすさへの配慮 ユニバーサルデザインの採用により、来庁者が利用しやすい施設とします。 来客駐車場やバス停留所に 消防局 庁舎の減災対応と防災意識の向上 市民利用の多い部署の配置や、サーバ室を設置することによる住民情報などの け継ぎ、シンプルで重厚感の 現庁舎 被災後の市民生活支援、復旧・復興活動拠点機能の充実 被災後の復旧や市民生活支援に関係する部署を配置するほか、市民広場を防災 鉄骨造(免震構造) 現庁舎のモダンな表現を受 ≪配置計画≫ 災害発生直後における災害対応機能の充実 概算整備費:49.3 億円(消費税 10%で算定) 〔防災庁舎 39.9 億円、防災広場 3.1 億円、エネルギーセンター3.9 億円、実施設計・ 工事監理 1.1 億円、コンストラクションマネジメント(管理支援業務)1.3 億円〕 ⑴ 1階 事務室(市民生活、保健福祉、子育て支援)、防災活動支援スペースなど ⑵ 2階 事務室(保健福祉)、会議室など ⑶ 3階 事務室(土木、都市計画、水道)、会議室など ⑴ 設計・施工一括発注契約の仮契約 ⑷ 4階 市長室、事務室、会議室(災害時は災害対策本部室)など ⑵ 設計・施工の期間 5 建設スケジュール 平成 27 年 4 月下旬 本契約から約 30 か月(平成 29 年度内完成予定)
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