ディスクロージャー誌

平 成 25 年 度
平成25年1月1日から
平成25年12月31日まで
ディスクロージャー誌
越前しきぶ姫
越前たけふ農業協同組合
ディスクロージャー誌とは、農業協同組合法第54条の3に規定
する「業務及び財産の状況に関する説明書類」のことです。
はじめに
日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。
JA越前たけふは、情報開示を通じて経営の透明性を高めるとともに、当JAに対
するご理解を一層深めていただくために、当JAの主な事業の内容や組織概要、経営
の内容などについて、利用者のためにわかりやすくまとめた「ディスクロージャー誌」
を作成いたしました。
皆さまが当JAの事業をさらにご利用いただくための一助として、是非ご一読いた
だきますようお願い申し上げます。
今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成26年4月
越前たけふ農業協同組合
(注)本冊子は、農業協同組合法第54条の3に基づいて作成したディスクロージャー誌です。
JAのプロフィール
◇設 立 平成8年1月 ◇組合員数 10,445人
◇本店所在地 福井県越前市本多2丁目10-22
◇役 員 数 29人 ◇職 員 数 228人
◇出 資 金 28億円 ◇総 資 産 1,110億円 ◇単体自己資本比率 16.87% ◇支店・事業所数 10箇所
平成25年12月31日現在 注)この資料の記載金額は、表示単位(千円)未満の端数は切り捨てて表示してあり、
各表における合計額は必ずしも一致しない場合がありますので、ご了承ください。
目 次
あいさつ
1.経営理念 …………………………………………………………………………………… 1
2.経営方針 …………………………………………………………………………………… 1
3.経営管理体制 ……………………………………………………………………………… 2
4.事業の概況(平成25年度) …………………………………………………………… 2~ 3
5.事業活動のトピックス …………………………………………………………………… 4
6.農業振興活動 ……………………………………………………………………………… 5
7.地域貢献情報 ……………………………………………………………………………… 6~ 8
8.リスク管理の状況 ………………………………………………………………………… 9~ 12
9.自己資本の状況 …………………………………………………………………………… 12
10.主な事業の内容 …………………………………………………………………………… 13~ 21
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況 1.貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 22~ 23
2.損益計算書 ……………………………………………………………………………… 24~ 26
3.注記表 …………………………………………………………………………………… 27~ 42
4.剰余金処分計算書 ……………………………………………………………………… 43
5.部門別損益計算書 ……………………………………………………………………… 44~ 47
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標 ………………………………………………… 48
2.利益総括表 ……………………………………………………………………………… 49
3.資金運用収支の内訳 …………………………………………………………………… 49
4.受取・支払利息の増減額 ……………………………………………………………… 49
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業 ………………………………………………………………………………… 50~ 57
(1) 貯金に関する指標
(2) 貸出金等に関する指標
(3) 内国為替取扱実績
(4) 有価証券に関する指標
(5) 有価証券等の時価情報等
2.共済取扱実績 …………………………………………………………………………… 58
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高
(3) 年金共済の年金保有高
(4) 短期共済新契約高
3.農業関連事業取扱実績 ………………………………………………………………… 59
(1) 買取購買品(生産資材)取扱実績
(2) 受託販売品取扱実績
(3) 農業倉庫事業取扱実績
(4) 加工事業取扱実績
(5) 利用事業取扱実績
4.生活その他事業取扱実績 ……………………………………………………………… 60
(1) 買取購買品(生活物資)取扱実績
(2) 介護事業取扱実績
5.指導事業 ………………………………………………………………………………… 60
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率 …………………………………………………………………………………… 61
2.貯貸率・貯証率 ………………………………………………………………………… 61
3.職員1人当たり指標 …………………………………………………………………… 61
4.1店舗当たり指標 ……………………………………………………………………… 61
5.その他経営諸指標 ……………………………………………………………………… 61
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項 ………………………………………………………… 62
2.自己資本の充実度に関する事項 ……………………………………………………… 63~ 64
3.信用リスクに関する事項 ……………………………………………………………… 64~ 67
4.信用リスク削減手法に関する事項 …………………………………………………… 67~ 68
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 ………… 68
6.証券化エクスポージャーに関する事項 ……………………………………………… 68
7.出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 ………………………………… 69~ 70
8.金利リスクに関する事項 ……………………………………………………………… 70
Ⅵ 連結情報
1.グループの概況 ………………………………………………………………………… 71
(1) グループの事業系統図 ……………………………………………………………… 71
(2) 子会社等の状況 ……………………………………………………………………… 71
(3) 連結事業概況 ………………………………………………………………………… 71~ 73
(4) 最近5年間の連結ベースの主要な経営指標 ……………………………………… 74
(5) 連結貸借対照表 ……………………………………………………………………… 75~ 76
(6) 連結損益計算書 ……………………………………………………………………… 77~ 78
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………… 79~ 81
(8) 連結注記表 …………………………………………………………………………… 82~ 99
(9) 連結剰余金計算書 ……………………………………………………………………
100
(10) 連結ベースのリスク管理債権残高 …………………………………………………
100
(11) 連結ベースの事業別経常収益等 ……………………………………………………
101
2.連結自己資本の充実の状況 …………………………………………………………… 101
(1) 自己資本の構成に関する事項 ……………………………………………………… 102
(2) 自己資本の充実度に関する事項 ……………………………………………………103~104
(3) 信用リスクに関する事項 …………………………………………………………104~107
(4) 信用リスク削減手法に関する事項 …………………………………………………107~108
(5) 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 ……… 108
(6) 証券化エクスポージャーに関する事項 …………………………………………… 108
(7) オペレーショナル・リスクに関する事項 ………………………………………… 108
(8) 出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 ……………………………… 109
(9) 金利リスクに関する事項 …………………………………………………………… 109
3.財務諸表の正確性等にかかる確認 ……………………………………………………
110
【役員等の報酬体系】
1.役員 ………………………………………………………………………………………
111
2.職員等 ……………………………………………………………………………………
111
3.その他 ……………………………………………………………………………………
111
【JAの概要】
1.機構図 ……………………………………………………………………………………
112
2.役員構成(役員一覧) …………………………………………………………………
113
3.組合員数 …………………………………………………………………………………
113
4.組合員組織の状況 ………………………………………………………………………
114
5.特定信用事業代理業者の状況 …………………………………………………………
114
6.地区一覧 …………………………………………………………………………………
115
7.沿革・あゆみ ……………………………………………………………………………
115
8.店舗等のご案内 ………………………………………………………………………… 116
ごあいさつ
組合員の皆様には、日頃よりJA越前たけふ並びに(株)コープ武生の事業に格別のご理解
とご協力、ご利用を賜り、衷心より厚く感謝申し上げます。
さて、農業情勢はTPP(環太平洋経済連携協定)の参加交渉問題や40年以上続いた減反(米
の生産調整)の見直し等の農政転換が、組合員の農業経営はもとより農村社会の根幹に大きな
影響を与えることが懸念されております。
このような情勢の中、JA越前たけふは長期ビジョンに基づき、本・支店の機構改革や経済
事業の(株)コープ武生への譲渡を行い、組合員・利用者に軸足を置いた組合運営の原点に帰
り、全事業において出向く体制を整備し利便性向上と満足度向上に努めてまいりました。
その結果、平成25年度は(株)コープ武生との連携を密にした業務の取り組みにより計画以
上の実績を収めることができ、12年ぶりに特別利用高配当をご提案することができました。
平成26年度におきましては、将来的な市場需要を見通した『日本晴復活プロジェクト』によ
る「日本晴」を平坦地に作付、面積の拡大に努め「売れる米づくり」による農家所得の向上に
取り組んでまいります。
また、(株)コープ武生におきましては、JAからの経済事業譲渡2年目を迎え、更なる真
価が問われる年であります。仕入れ体制の更なる見直しを行い、あらゆる選択肢の中で、より
良い商品をより安く、安定的に提供できるよう事業展開に取り組んでまいります。
今後とも地域農業の発展と食の安心・安全確保のため、組合員の皆様方にはなお一層のご理
解とご協力をお願い申し上げご挨拶と致します。
越前たけふ農業協同組合
代表理事組合長 冨田 隆
1.経営理念
1.農業を守り、地域経済の発展に貢献します。
JAの基盤である農業を守り発展させることを使命と考え、地域経済の発展に貢献します。
1.人と人とのふれあいを大切に、地域とともに歩みます。 組合員はもとより、地域のみなさまの目線にたって、気持のかよう事業を通じ、親しみのある
地域に根ざしたJAをめざします。
1.自主・自立と民主的運営により、健全経営を行います。
激変する経済社会に力強く対応し、地域に貢献するために、法令遵守態勢の確立、内部統制の
充実を図り、揺るぎない経営基盤の確立をめざします。
2.経営方針
1.地域農業を振興し、みなさまに食の安全・安心を提供します。
1.みなさまの期待に応える事業を行い、地域に認められるJAとなります。
1.地域に広がり、地域に根づく、拓かれたJAとして、常に自らが経営改革を行います。
-1-
3.経営管理体制
現在、理事会の下で、理事は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重要事項を定めてい
ます。また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くとともに、農業協同組合法
第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。
4.事業の概況(平成25年度)
◇ 信用事業
貯金の入出金に係る「宅配サービス」による出向く体制を充実し、組合員・地域の皆様の
満足度の向上を図るべく、サービスの強化・充実に努めました。融資関係においては、ロー
ンセンターと支店が連携を図りながら、住宅ローンを中心に各種ローンの新規獲得に取り組
みました。組合員・地域の皆様からお預かりした貯金残高は、1,031億 04百万円、貸出金残
高は340億530百万円となっています。
◇ 共済事業
本年度はポイント管理による目標設定・実績管理を行い、役職員一丸となって推進活動に
取り組みました。LA(共済渉外専門員)・信用渉外については、LAトレーナーの指導・管理
により、組合員・地域の皆様の個人ごとの保障ニーズに応えるため、 3Q訪問(全戸訪問)
活動による「ひと・いえ・くるま」の総合保障の提供と信頼性の向上を目指しました。自動
車共済では、スマイルサポーター(窓口担当者)を中心に契約内容のグレードアップ(保障
の充実)に努めました。
◇ 農業関連事業(販売事業、大規模乾燥調製事業、営農指導事業ほか)
販売事業においては、本年度の水稲作柄は網下米が多く製品数量もやや少なくなりました。
(平成25年度産米総集荷数量 135,360俵、前年対比92.0%)また、大手精米業者等との複数
年契約を締結し、長期的に安定した管内産米の供給・販売体制の確立を図りました。青果物
・畜産物を合わせた25年度の販売品取扱高は26億12百万円(前年対比 109.8%)となりまし
た。
倉庫事業においては、機構改革に伴う支店区域の変更や吉野倉庫の廃止などから、各倉庫
の支店区域の見直しを行いました。保管在庫数量は、米96,386俵(前年対比88.2%)・大麦
505t(前年対比111.2%)となりました。
農産物検査事業では、農産物検査員は34名で、基幹支店単位に配置し、経験豊富な検査員
をリーダーとし若手検査員の育成務も含め、複数体制で検査対応を致しました。また研修会
や鑑定会へ積極的に参加し、資質向上と適切な検査対応を図りながら、品質管理・事故米防
止に努めました。
大規模乾燥調製事業では、8月6日に農産物検査員・営農指導員による圃場審査を実施し、
適期刈取や雑草の抜き取りなどの刈取前の指導を行いました。8月18日のハナエチゼンを
皮切りに、コシヒカリ、特別栽培コシヒカリ、あきさかりの受入れを順次実施し、本年度試
験的に取り組んだ多収穫品種についても荷受けを致しました。本年度の総荷受重量は、米(
-2-
全品種生籾)4677.1t(前年対比95.4%)、大麦1533.1t(前年対比92.0%)、大豆75.6t
(前年対比127.7%)、そば83.7t(前年対比38.3%)となりました。
営農指導事業では、営農指導員に巡回車や携帯電話を配備し、水稲の育苗や肥培管理など
について、適期に的確な指導を行いました。さらに、各基幹支店・金融店舗・配送センター
にタブレット端末を設置し「出向く営農指導体制」を強化し、営農情報や緊急情報のメール
配信を年間22回実施するなど、営農相談の利便性向上に努めました。また、本年度の米作柄
柄等を踏まえ、次年度の品質向上対策、取り組み方針についての説明会を開催しました。
◇ 生活関連事業(生活指導、教育情報事業)
組合員・地域の皆様が健康で安心に暮らせる明るい社会づくりと地域の特性を活かした地
産地消活動や食育活動を展開しました。
地産地消活動では、伝統野菜や地場産野菜を使用した「食の寺子屋」や雑誌「家の光」を
活用した「料理講習会」、「野菜バスケットコンクール」を開催し、野菜作りに親しみ、安
全な食卓づくりに関心を深めました。また、食育活動では、親子でトマトやメロンを植付け
し、収穫後の野菜を調理して食べる、「農」に親しむ「親子食農体験」を開催しました。
女性部大会・家の光大会では、コンクールの表彰や各支部の活動報告・作品展示、喫茶コ
ーナーや手作り作品の展示即売が行われ、活動の活性化と組織強化を図りました。また、越
前市主催の食育フェアに参加し、組合員・地域の皆様との交流を図りました。
健康管理事業では、動脈硬化検査・骨密度測定を行い、生活習慣病の早期発見のため、定
期的な健康診査の受診を勧めました。
高齢者福祉活動では、「JAやまびこ会」を中心に元気な高齢者のいきがいづくりや仲間づ
くり、介護予防や認知症予防のための「いきがい教室・憩いの場」などを実施しました。ま
た、会員のスキルアップのために、レクレーション講習会なども行いました。
◇ 対処すべき重要な課題
①不祥事再発防止に向けたコンプライアンス態勢の強化
不祥事再発防止策に基づき、内部監査を充実させ、健全な職場風土の醸成に努めてまい
ります。
②「日本晴復活プロジェクト」の実施
現在、米卸売業者等からの要望は、すし米や丼物、お酒の掛け米などの多目的米として
の「日本晴」の引合いが多くあります。
特別栽培コシヒカリのように、より安全・安心である米の販路開拓を進める一方で、T
PP交渉妥結、5年後の減反廃止を見越して、市場の需要に応じた「日本晴」の生産販売
を中長期的に強化する「日本晴復活プロジェクト」を実施し、激化する産地間競争の中で
の生き残りを目指します・
③(株)コープ武生との連携
平成25年度より購買事業を移管した(株)コープ武生との関係は、情報を共有し、さら
なる連携の強化に努めてまいります。
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5.事業活動のトピックス(平成25年度)
4日 年賀式
2~5日 ふれあい健康教室
1月
19~20日 カーフェスタ第1弾(コープたけふ)
6日 ふれあい企画歌謡ショー(天童よしみ)
12日 特別栽培米圃場巡回研修会
3、17、
年金無料相談会
24日
2月
12~13日 南条支店年金友の会
7月
9~10日 カーフェスタ第2弾(コープたけふ)
20日 東部支店年金無料相談会
24日 平成24年度女性部総会
24日 野菜バスケットコンクール
26日 しらやま西瓜目揃会
2~3日
30日 吉野支所跡地利用地元説明会
カーフェスタ第3弾、農機具合同展示会(コープたけふ)
4日 インドネシア輸出米出荷
3月
10、17、
年金無料相談会
24日
1日 特別栽培そば研修会
12~15日 地区別説明会
4日 中央支店年金無料相談会
21日 やまびこ会研修会
5日 女性生活講座
8月
24日 平成24年度通常総代会
6日 家畜合同慰霊祭
26日 営農協議会総会
18日 カントリーエレベーター稼動開始
20日 食の寺子屋
7、14、
年金無料相談会
21日
11日 農政連総会
4月
3日 JAやまびこ会全体研修会
9月
16日 食の寺子屋
5日 秋キュウリ目揃会
16~18日 JA年金日帰り旅行
8・9・
JA年金日帰り旅行
11日
1日 春キュウリ目揃会
12日 親子食農体験学習
5月
19日 女性部大会・家の光大会
10月
19~20日 コープたけふ大感謝祭
20、23、
年金無料相談会
27日
13日 TPP阻止福井県大会
16日 鳥獣対策協議会
22日 食の寺子屋
24日 春トマト目揃会
2~3日 南条・今庄支店感謝祭
1日 今庄支店年金のつどい
11月
3、9、
年金無料相談会
10、17日
20日 越前水仙目揃会
8日 JA年金受給感謝大会 牧村三枝子ショー
6月
30日 JA年金受給感謝大会小柳ルミ子ショー
8~9日 「農・食・遊」ふれあい祭(コープたけふ)
17日 使用済農業用生産資材回収
3日 今庄つるし柿品評会
3日 TPP阻止全国集会
12月
8日 年金無料相談会
17日 食の寺子屋
26日 コメ政策・特別栽培米・日本晴 研修会
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6.農業振興活動
◇農業関連融資といたしましては、代表的な資金として従来より認定農業者・集落営農組織
を対象とした農業近代化資金があります。また、経営所得安定政策の導入により、地域の
農業を担う集落営農が見直されており、集落営農組織、担い手農家が将来的に効率的で安
定した経営を行えるよう資金面からの支援策として、「地域農業応援資金・5年以内固定
金利」「地域農業応援資金・10年以内固定金利」があります。また、兼業農家の方には、
設備等資金として「アグリ長期特別資金・10年以内固定金利」があります。
◇JAでは消費者に安全で安心できる農産物を提供するために、生産履歴(栽培日誌)記帳の
徹底指導、安全・安心の確認として品目別に残留農薬の分析を行い、食味・土壌分析なども
併せて実施致しました。
平成25年度は、イメージキャラクター「越前しきぶ姫」を商標登録し、特別栽培米をはじ
め全ての主食用米の紙袋に表示をするなど、ブランドイメージの浸透を図りました。また、
全農家のエコファーマー化、特別栽培米の認証と整粒歩合、食味指数によるインセンティブ
買入制度を併行し、肥料メーカーと業務提携したPB(プライベートブランド)肥料を開発
し、「消費者の皆様から信頼され選んでいただける米づくり」に努めてまいりました。
さらに新規需要米や商社とタイアップした契約栽培米・主食用多収穫品種(新品種)など、
市場動向を見据え農家の所得向上につながる営農指導を展開し、出向く営農指導体制(TA
C)に対応するため、基幹支店毎に指導員を配置して生産農家や集落営農組織・担い手農家
の育成・指導を行い、併せて情報等も発信してまいります。
◇地域に根ざしたJAとして、組合員はもとより地域住民に対しても広く門戸を開き、共同の
輪の中で営農、生活、文化活動の一層の向上を目指し、また食の安全・安心をアピールする
ため「ふれあい祭」を開催いたしました。
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7.地域貢献情報
◇社会貢献情報
当JAは、環境調和型農業へ取り組み、ポジティブリスト制度を遵守し、安全・安心
な農作物の供給を展開しています。また、地震・台風等の自然災害からの復旧支援募金
への協力、献血運動にも参加いたしております。
◇地域貢献情報
(1)地域貢献の全般に関する事項
当JAは、越前市(旧武生市)及び南越前町を事業区域として、農業者を中心とし
た地域住民の方々が組合員となって、相互扶助を共通の理念として運営される協同組
織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
当JAの資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預りした、大切な財産であ
る「貯金」を源泉としております。当組合では資金を必要とする組合員の皆様方や、
地方公共団体などにもご利用いただいております。
当JAは、地域の一員として、また、JAバンクの一員として、農業の発展と健康
で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開しています。
また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、
地域のJAとして、農業や助け合いを通じた社会貢献に努めています。
(2)地域からの資金調達の状況
①貯金・積金残高
(単位:千円)
組合員をはじめ地域の皆様からお預りした
組合員等
83,852,623
貯金の残高は、1,031億4,138千円(うち定期積
そ の 他
19,251,514
金の残高は35億25,764千円)となっています。
合 計
103,104,138
資格別貯金残高の内訳は右の表のとおりです。
②貯金商品
目的・期間・金額にあわせてご利用いただける各種貯金を取り扱っております。詳
しい貯金商品については、本誌のP.13をご覧ください。
(3)地域への資金供給の状況
1)貸出金残高
(単位:千円)
組合員をはじめ地域の皆様への貸出金の残
組合員等
17,706,748
高 340億53,087千円となっております。JA
そ の 他
16,346,338
は地域金融機関として、地域社会の発展と豊
(うち地方公共団体等)
かな暮らしの実現に貢献することを使命と考
合 計
(13,968,568)
34,053,087
え、事業資金や個人向けのご融資に積極的に
対応してまいりました。資格別貸出金残高の
内訳は右の表のとおりです。
2)制度融資取扱状況
農業制度資金とは、農業の担い手や集落営農組織が規模拡大や経営改善をはかろう
とする場合や、新しい分野への投資をはかる場合などに、必要な資金を低利で利用で
-6-
きる融資制度です。
農業制度資金には大きく分けて、国や地方公共団体が、①JA等民間金融機関の資金
を原資とする貸し付けに利子補給などを行うもの、②財政資金を直接貸し付けるもの、
③財政融資資金などを原資とするものの3タイプがあります。
3)融資商品
組合員をはじめ地域の皆様の暮らしに役立つ資金や事業に必要な資金をご融資してお
ります。詳しい融資商品については、本誌のP.14をご覧ください。
(4)文化的・社会的貢献に関する事項(地域との繋がり)
①文化的・社会的貢献に関する事項
■「家族を描こう」コンクールへの参加
次世代を担う子供たちが、大好きな家族を描くことにより心豊かな家庭を育て、また
地域住民の方々とのふれあいに努めています。
■交通安全のための「飛び出しボーイ」看板の設置
交通事故のない安全で、かつ安心して暮らせる地域づくりを目指して、飛び出し防止
のための「飛び出しボーイ」看板を管内17の小学校に寄贈し、通学路に設置をお願いし
ました。
■各種相談会
年金の手続きや年金制度について、社会保険労務士がお客様からのご相談をお受けす
る年金相談会を支店を中心に開催しています。
毎週1回、税理士の無料税務相談を営農センターで開いています。
■その他の活動
「農・食・遊」ふれあい祭等を開催し、地域との交流に努めています。
日野川堤防の清掃活動を行なっています。
②利用者ネットワーク化への取り組み
■JAバンク組合員感謝大会
JAを年金受取り窓口としてご利用されているお客様を中心に、ふれあいと日頃の感
謝の意味を込め開催しています。
③情報提供活動
■広報誌の発行
広報誌「かがやき」を毎月発行し、営農情報を中心に信用・共済・購買等の情報や、
地域に密着した話題を提供しています。
④店舗体制
名 称
店舗数
本 店
1
営農センター
1
支 店
8
ATMコーナー
13
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◇地域密着型金融への取り組み(中小企業等の経営の改善及び地域の活性化のための取組
の状況を含む)
当JAは、農業と地域社会に貢献するため、地域密着型金融の推進に取組んでいます。
(1)農山漁村等地域の活性化のための融資をはじめとする支援
(福井県JAバンクの農業メインバンク機能強化への取組み)
当JAは地域における農業者との結びつきを強化し、地域を活性化するため、次の
取組みを行っています。
①農業融資商品の適切な提供・開発
各種農業資金を提供するとともに、農業近代化資金や日本政策金融公庫資金の取
扱いを通じて、農業者の農業経営と生活をサポートしています。
平成25年度12月末時点で、農業関係資金残高(注)367,375千円を取扱っています。
(注)農業関係の貸出金とは、農業者及び農業関連団体等に対する貸出金であり、農
業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業
業に必要な資金等が該当します。
②担い手のニーズに応えるための体制整備
地域の農業者との関係を強化・振興するための体制整備に取組んでいます。
当JAでは、本支店の農業融資担当者が、営農担当者がお聞きした情報も含めて把
握して農業融資に関する訪問・資金提案活動を実施しています。また、「担い手リ
ーダー」を本店に1名設置し、農業融資担当者の活動のサポートをしています。
(2)担い手の経営のライフサイクルに応じた支援
当組合は担い手をサポートするため、ライフサイクルに応じた取組みを行っていま
す。
(3)農山漁村等地域の情報集積を活用した持続可能な農山漁村等地域への貢献 当JAでは、地域社会へ貢献するため、次の取組みを行っています。
①JAバンク食農教育応援事業の展開
地域の小学生の農業に対する理解を促進するため、JAバンク食農教育応援事業
を展開し、農業に関する教材「農業とわたしたちのくらし」の配布や農業体験学習
の受入れ等に取組んでいます。
教材「農業とわたしたちのくらし」は、管内の小学校 17校へ、1,166セット配布さ
れ、学校の授業等において活用されています。 また、当組合では下表のような食農教育などの実践活動に取り組んでいます。
【JAバンク食農教育応援事業の展開】
活動名
親子食農体験
食の寺子屋
活動内容
食と農を基本に夏野菜を育て、収穫時に
料理講習会を開催
地場産の農作物を活用した料理講習会
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8.リスク管理の状況
◇リスク管理態勢
〔リスク管理基本方針〕
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高
い経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく
「リスク管理基本方針」を策定し、認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、
リスク管理の基本的な体系を整備しています。
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施
などを通じてリスク管理体制の充実・強化に努めています。
①信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを
含む。)の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当J
Aは、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定してい
ます。また、通常の貸出取引については、本店に審査部を設置し各支店と連携を図り
ながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フロー
などにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設け
て、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るた
め、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作
成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引
当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の
健全化に努めています。
②市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動に
より、資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、
資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利リ
スク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被る
リスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動す
ることにより、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リス
クとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場リスクを的確にコントロール
することにより、収益力強化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健
全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感
応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に
努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及
び当JAの保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会におい
て運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用
方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッ
ジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を
行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告していま
す。
-9-
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な
資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされ
ることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場にお
いて取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされるこ
とにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作
成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、
投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を
把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが
不適切であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのことです。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リス
ク及び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などに
ついて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定義しています。事
務リスク、システムリスクなどについて、事務手続にかかる各種規定を理事会で定め
その有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事故・事務ミスが発
生した場合は速やかに状況を把握して理事会に報告する体制を整備して、リスク発生
後の対応及び改善が迅速・正確に反映できるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすこと
により金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量
の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、
自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。また、事故・事務ミ
スが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点
的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不
備に伴い金融機関が損失を被るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されるこ
とにより金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAでは、コンピュータシステ
ムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、システムの万一の災害・
障害等に備え、「不測事態対応計画」を策定しています。
監事
〔リスク管理体制図〕
理事会
代表理事組合長
運用会議
運用担当部署
金融部貯金課
総務担当部署
総務部企画管理課
- 10 -
内部監査担当部署
監査室
(平成25年12月末)
◇ 法令遵守態勢
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳
しい批判を鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透
明性の高い経営を行うことがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づ
け、この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観
点にたち、コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。
〔コンプライアンス運営態勢〕
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、代表理事組合長を委員長
とするコンプライアンス委員会を設置するとともに、コンプライアンスの推進を行うた
め、本店各部門・各支店にコンプライアンス担当者を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を
策定し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
また、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統
括部署を設置し、その管理を行っています。
さらに、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに事業に反映するため、
苦情・相談等の窓口を設置しています。
◇ 金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内
容をホームページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも
連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口(電話:0778-21-2604(月~金9時~17時))
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
京都弁護士会 (電話:075-231-2383)
愛知県弁護士会(電話:052-203-1777)
福井県弁護士会(電話:0776-23-5255)
①の窓口または福井県JAバンク相談所(電話:0776-27-8222)にお申し出くだ
さい。なお、愛知県弁護士会、京都弁護士会、福井県弁護士会については、各弁
護士会に直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。
・共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所 (電話:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター (電話:本部03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター
(電話:東京本部03-3346-1756)
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。
- 11 -
◇ 内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及
び各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、
改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計
画に基づき実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部
門に通知され、定期的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。ま
た、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項に
ついては、直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じて
います。
9.自己資本の状況
◇ 自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応える
ため、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとと
もに、不良債権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成25年12月末における自己
資本比率は、16.87%となりました。
◇ 経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の一般出資、後配出資によっています。
○ 一般出資による資本調達額 2,527百万円(前年度2,433百万円)
○ 後配出資による資本調達額 276百万円(前年度 396百万円)
当JAは、「自己資本比率算出規程」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本
比率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれ
らのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより
自己資本の充実に努めています。
(注)出資金のうち後配出資以外のものを一般出資と呼んでいます。
- 12 -
10.主な事業の内容
(1)主な事業の内容
□信用事業
信用事業は、貯金、貸出、為替など、いわゆる金融業務といわれる内容の業務を行ってお
ります。この信用事業は、JA・信連・農林中金という三段階の組織が有機的に結びつき、
「JAバンク」として大きな力を発揮しています。
■貯金業務
組合員をはじめ、地域住民の皆様からの貯金をお預かりしています。また、以下の各種
貯金を目的、期間、金額にあわせてご利用いただいております。
また、公共料金、県税、市町税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振込等も
ご利用いただけます。
貯金の種類
特 色
普
通
貯
金 1冊の通帳に、普通貯金、定期貯金、定期積
定
期
貯
金
総
合
口
座
期 日 指 定
スーパー定期
大 口 定 期
変 動 金 利
出し入れ自由 1 円 以 上
金がセットでき、『貯める、増やす、借り
る、払う、受取る』の5つの機能を備えた便
利さ抜群の口座です。
また、ご入用の際にはいつでも、お預かりし
ている定期貯金の90%(定期積金は掛け込み
額の90%)、最高300万円まで自動的に借り 「定期貯金」欄に同じ。
ることができますので、公共料金等の口座振 但し、定型方式のみセット可
替に安心してご利用いただけます。
能です。
キャッシュカード等をセットされるとさらに
便利です。普通貯金(決済用)は、貯金保険
制度により全額保護されますが、利息がつき
ません。
期
積
金
当
座
貯
金
安全便利な小切手、手形をご利用いただける
出し入れ自由 1 円 以 上
貯金です。
通
貯
金
出し入れ自由。(決済用)は無利息ですが、
出し入れ自由 1 円 以 上
全額保護されます。
蓄
貯
金
残高に応じて普通貯金より高い5段階金利適
出し入れ自由 1 円 以 上
用貯金です。
知
貯
金 まとまった資金の短期運用に便利です。
「定期積金」欄に同じ。
1年複利の有利な貯金。期間は最高3年。1 3
年
1万円以上
(据置期間1年)
年目以降はお引出し自由。
スーパー定期貯金
金利は、市場実勢に応じ決定。預入金額300
万円以上は、一層有利な貯金。
1ヶ月以上5年
以 下 ・ 7 年 ・ 10 年
大 口 定 期 貯 金
金利は、市場実勢に応じ決定。大口資金の高
利回り運用に最適な貯金。
1ヶ月以上5年
1千万円以上
以 下 ・ 7 年 ・ 10 年
変動金利定期貯金
市場実勢に応じて6ケ月毎に利率変動する貯
3
金です。個人の方は半年複利運用が可能。
貯
積 立 式 定 期 貯 金 自由に積金感覚で預入ができます。
定
譲
7 日 以 上1万円以上
期日指定定期貯金
期
金
お預入金額
定
要 普
求
払
貯 貯
金
通
定
期 間
期
渡
積
性
貯
1
1万円以上
年1万円以上
年
以
上1千円以上
(据置期間3ヶ月)
金
毎月一定額の積立で、生活設計に応じた資金 6 ヶ 月 以 上
1千円以上
づくりに最適です。
5 年 以 内
金
大口余裕資金の短期運用に便利です。
満期日前に譲渡可能です。
- 13 -
2 週 間 以 上
5千万円以上
2 年 以 内
■貸出業務
組合員への貸出しをはじめ、地域住民の皆様の暮らしや、農業者・事業者の皆様の事業に必要
農業専門金融機関として、農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合員の皆さまの
生活を豊かにするための生活改善資金等を融資しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や、地方公共団体、
農業関連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必要な資金を貸し出し、農業の振興はもとより、
地域社会の発展のために貢献しています。
さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関等の代理貸付、個人向けロ
ーンも取り扱っています。
種 類
資 金 使 途
貸出期間
年
以
内
事 業 費 の 80 %
以
内
10
年
以
内
所要費用の80%
以
内
農 家 経 済 再 建 資 金 農家を中心に、経済的再建のための資金 15
年
以
内
債 権 整 理 額
以
内
農 業 普 通 資 金
生
活
資
農業経営の合理化、農村環境の整備、農
15
村生活の改善等に要する資金
貸出金額
金 生活全般に要する資金
住
宅
資
金 常時居住するための住宅購入、新築及び 3 年 以 上 所 要 資 金 額 の
( 変 動 金 利 型 ) 土地の購入に要する資金
35 年 以 内 80 % 以 内
30
年
以
内
必 要 資 金 額
以
内
賃 貸 住 宅 資 金 賃貸施設等建設に要する資金
30
年
以
内
必 要 資 金 額
以
内
マ イ カ ー ロ ー ン 自家用車の購入に要する資金
6 ヶ 月 以 上
500 万 円 以 内
7 年 以 内
事
業
資
金 納税、事業設備購入等に要する資金
常時居住するための住宅購入、新築及び
住 宅 ロ ー ン
土地の購入に要する資金、他行からの借
(長期固定金利他)
換、リフォーム資金
リフォームローン
教
育
ロ
ー
3 年 以 上
5,000 万 円 以 内
35 年 以 内
既存住宅の増改築、改修およびその他住
15
宅に付帯する関連設備等に要する資金
ン 就学子弟の入学等に要する資金
年
以
内 500 万 円 以 内
13 年 6 ヶ 月 以 内 300 万 円 以 内
限
度
額
認 定 農 業 者 等
年 個 人 1,800 万 円
法 人 20,000 万 円
農 業 近 代 化 資 金 農業経営の改善を図り、農業の近代化を
15
( 制 度 資 金 ) 推進するために要する資金
地 域 農 業 応 援 資 金 農業経営の改善を図るために必要な資金
5 年 以 内
必要資金額以内
10 年 以 内
農
5
ト
ラ
資
金 農業用軽トラックの購入に要する資金
- 14 -
年
以
内 200 万 円 以 内
■為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で
結び、当JAの窓口を通して全国どこの金融機関へでも振込・送金や手形・小切手等の取立てが
安全・確実・迅速にできます。
■その他の業務及びサービス
当JAでは、コンピュータ・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払や
事業主のみなさまのための給与振込サービス、自動集金サービスなどを取り扱っています。
また、国債(利付・割引国庫債券)の窓口販売の取り扱い、国債の保護預かり、貸金庫のご利
用、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫などでも現金引き出しのできるキャッシュ
サービスなど、いろいろなサービスに努めています。
種 類
内 容
内国為替サービス
県内・全国のJAはもとより、国内の各銀行等への振込・送金・代金取立
などを安全・確実・迅速に行うサービスです。
自動受取サービス
給料や年金などがお客様のご指定貯金口座に自動的に振り込まれます。振
り込まれた資金は、窓口やキャッシュカードにより必要な時にお引出しい
ただけます。
自動支払サービス
電気・電話・放送受信料等公共料金のほか、高校授業料、各種クレジット
代金等、月々のお支払をご指定口座から自動的にお支払いいたします。
キャッシュサービス
当JAキャッシュカードは、全国のJA、信連、農林中金、都銀、地銀、
郵便局のCD・ATMでご利用いただけます。
定時振込サービス
家賃、地代、仕送り等毎月決まった金額のご送金をお客様に代わり行う
サービスです。お客様の普通貯金口座から指定口座への振替はもちろん、
全国の金融機関へご送金が可能です。
普通貯金(総合口座含む)に家計簿機能『家計名人』をセットされます
と、1か月の入金額・出金額及び収支残高を自動的に計算し通帳に印字し
家計簿機能サービス
ます。また、ご希望のお客様には明細表としてお渡しできますので、通帳
を簡単な家計簿としてご利用いただけます。
普通貯金の余裕資金を高利回りの貯蓄貯金に自動的に振替えたり、口座振
スウィングサービス 替時の普通貯金残高不足時に、貯蓄貯金から必要な資金を普通貯金へ自動
的に振替をする大変便利なサービスです。
ATM機能
(現金自動預入・
支払機)
キャッシュカードによる貯金のお引出し、ご入金、残高照会、通帳記帳、
両替さらに全国のJA・信連・銀行等お客様ご指定口座に振込ができるほ
か、定期貯金の受入を行っております。
- 15 -
信用手数料一覧
(単位:円)
手数料
86 4
17
86 4
3,240
540
1,080
提携ネットの平日時間内利用料
108
提携ネットの平日時間外・休日利用料
216
支 払 セブン銀行提携の平日時間外・休日利用料
108
郵貯提携の平日時間外・休日利用料
108
コンビニATM提携(イーネット・LANs)の平日時間外・休日利用料
108
セブン銀行提携の平日時間外・休日利用料
108
受 入 郵貯提携の平日時間外・休日利用料
108
コンビニATM提携(イーネット・LANs)の平日時間外・休日利用料
108
手 数 料 種 類
約束・為替手形用紙代1冊(50枚)
約束・為替手形用紙代1枚
小切手用紙代 1冊(50枚)
マル専 口座開設手数料
手 形 手形決済手数料(用紙発行1枚)
証書・通帳再発行手数料
貯
現金自動
化機器利
用手数料
(注)
金 1)平日時間内は8時45分から18時までとする。
関
係
貸
出
関
係
2)信漁連ネットは利用料なしとする。
3)提携ネットのうち福井銀行・福邦銀行・福井信用金庫・敦賀信用金庫・武生信用金庫・小浜信用金
庫・越前信用金庫については利用料なしとする。
4)提携ネットのうち三菱東京UFJ銀行については、平日時間内利用料なし、平日時間外・休日利用
料は108円とする。
5)セブン銀行提携の利用料は、当組合顧客がセブン銀行の現金自動化機器を利用した場合の利用料と
する。また、セブン銀行提携の受入及び支払の平日時間内利用料はなし、休日利用時間帯(土曜9
時から14時)の休日利用料はなしとする。
6)コンビニATM提携(イーネット・LANs)の利用料は、当組合顧客がコンビニATM提携(イ
ーネット・LANs)の現金自動化機器を利用した場合の利用料とする。また、コンビニATM提
携(イーネット・LANs)の受入及び支払の平日時間内利用料はなし、休日利用時間帯(土曜9
時から14時)の休日利用料はなしとする。
7)郵貯提携の利用料は、当組合顧客がゆうちょ銀行の現金自動化機器を利用した場合の利用料とする。
また、郵貯提携の受入及び支払の平日時間内利用料はなしとする。
8)自店、県内ネット、全国ネットの受入及び支払、並びにキャッシングについては利用料なしとする。
保証小切手発行手数料(当農協の都合によるものは除く)
割引手形・担保手形同地内取立手数料
給与振込(県内系統は除く)
照会月額手数料
ファームバンキング手数料
資金移動月額手数料
家計簿サービス収支明細表(年間)
繰 5年を超える繰上完済
住宅ローン
上 5年内繰上完済
住宅資金
償 3年内繰上完済
条件変更
還 3年内一部繰上弁済
手数料
固定金利から変動金利変更固定金利から固定金利 変動金利から固定金利
上記以外の証書貸付金・各種ローンの繰上完済手数料(ただし、共済証書担保資金を除く)
証書貸付金・各種ローン その他の条件変更手数料(ただし、共済証書担保資金を除く)
抹消委任状の再発行手数料
消費性資金
融資額1,000万以内
担保取扱
事務手数料
事業性資金
融資額2,000万以内
融資額2,000万超
追加担保・一部抹消事務
消 費 性 資 金
手数料
事 業 性 資 金
融資予定証明書発行手数料
- 16 -
540
21 6
10 8
1,080
1,080
1,080
2,160
3,240
3,240
5,400
1,080
1,080
540
10,800
10,800
21,600
32,400
5,400
10,800
10,800
計 算 方 法
国
債
窓
口
販
売
業
務
口
座
管
理
関
係
口座の設定(保護預り口座、振替決済口座)に伴う手数料は、口座の設定1件毎
に、下記の方法により徴収する。
(1)契約期間は、毎年4月1日から翌年3月末日までを1年間として、年度終了後
の翌月4月25日(休日の場合は翌営業日)に手数料を徴収する。
(2)当初の契約期間は、契約日から最初に到来する3月末日とし、契約日が属する
月を1か月として3月末日までを月割計算により、年度終了後の翌月4月25日
(休日の場合は翌営業日)に手数料を徴収する。
(3)契約期間中に解約又は全額償還があった場合は、その属する月を1か月として
4月からその月までを月割り計算により、解約又は全額償還があった日に手数
料を徴収する。
(4)1か月あたり、108円(消費税等相当額を含む)とする。
(5)手数料の変更は、変更日以後最初に継続される契約期間から適用する。
手
そ
(単位:円)
年間基本料
各種証明書発行手数料
数
料 種 類
単発(顧客の用意する書式を含む)
継続(自動発行を含む)
ICキャッシュカード発行手数料
の 一体型カード発行手数料
各種カード再発行手数料(暗証番号変更届による発行も含む)
他 確定日付徴求のための手数料
税金・公共料金取次手数料
但し、当組合本支店が取扱金融機関として指定されていない税金等の収納に限る
・両替枚数は、「ご持参枚数合計」「お持ち帰り枚数
両 1枚~ 300枚
合計」いずれか多い方とする。
替 301枚~ 500枚
・なお、以下のお取引については無料とする。
手 501枚~ 1,000枚
「新券への交換」「汚損した現金の交換」ただし、
数 1,001枚~ 2,000枚
100枚を超える異なる金種への両替は有料とする
料 以下1,000枚ごと加算
1,296
手数料
540
324
1,080
無 料
1,080
1,080
432
無 料
216
324
648
324
○ 内国為替取引規則にもとづく為替手数料については別の定めによる。
○ 口座振替手数料の徴収については個別稟議とする。
○ 当組合の組合員が、個々の事情等により当組合本支店が取扱金融機関として指定されていない
税金等を納付する場合は、収納手数料を減免する。
○
の部分については、実施日から当分の間減免する。
- 17 -
為替手数料・料率表
電信扱い
(単位:円)
窓 口 利 用
3万円未満 1件につき
324
自 動 振 込
3万円以上
1件につき
540
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
1件につき
1件につき
1件につき
1件につき
216
324
324
540
3万円未満 1件につき
216
自 動 振 込
3万円以上
1件につき
432
窓 口 利 用
3万円未満 1件につき
648
自 動 振 込
3万円以上
1件につき
864
3万円未満
3万円以上
3万円未満
3万円以上
1件につき
1件につき
1件につき
1件につき
432
648
648
864
3万円未満 1件につき
540
3万円以上
756
ATM・IB・FB・FD利用
系統金融
機関あて
窓口利用(付帯あり)
文書扱い
振
込
手
数
料
電信扱い
窓口利用(付帯なし)
ATM・IB・FB・FD利用
他行あて
窓口利用(付帯あり)
文書扱い
窓口利用(付帯なし)
自 動 振 込
系統金融機関あて
他行あて
系統金融機関あて
代金取立手数料
至
急
他行あて
普
通
送金・振込の組戻料
不渡手形返却料
その他諸手数料 取立手形組戻料
(1件あるいは
1通につき) 取立手形店頭呈示料
送金手数料
扱
扱
い
い
1件につき
1件につき
1件につき
1通につき
1通につき
1通につき
432
648
432
864
648
648
648
648
648
ただし、648円を超える取立経費を要する場合は、その実費を徴収する。
離島回金料
無
料
当JA自店・本支店間 振込・振替・口座引落手数料
窓口扱い
ATM・IB利用(振込は、為替手数料に準ずる)
同一店舗 同一顧客・別顧客
FB/HB
本支店宛
FD扱い
1件あたり
1件あたり
1件あたり
1件あたり
1件あたり
108
無 料
無 料
108
108
※1 上記為替手数料・料率表は、消費税等相当額を含む。消費税相当額は、消費税法で定める税率を乗じた
金額とし、円未満を切捨てる。
※2 本支店・系統金融機関あての代金取立のうち、県外系統あてについては金融機関あての料率とする。そ
の他諸手数料は金融機関あての料率とする。
※3 本支店間振込・振替・口座引落手数料において、別紙1に表示する振込・振替については、当分の間減
免する。自店及び本支店間の振込手数料は、通帳無の場合、徴収する。
※4 ATMにおける現金の電信扱い振込手数料については、自動機カード振込手数料と同額とする。
※5 視覚障がい者・手が不自由な者等から窓口にて振込の依頼を受けた場合は、当該手数料をATM振込手
数料と同額とする。
- 18 -
□ 共済事業
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆様の生
命・傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障しています。事業実施当初から生命
保障と損害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざまな保
障・ニーズにお応えできます。
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。
共済商品一覧
種 類
内容と特色
建 物 更 生 共 済
医
療
共
済
終
身
共
済
養 老 生 命 共 済
こ ど も 共 済
が
ん
共
済
介
護
共
済
年
金
共
済
自 動 車 共 済
火
災
共
済
傷
害
共
済
火災はもちろん、落雷・地震・台風・大雨などの自然災害も
保障します。満期時には満期共済金を受けとれます。
病気やケガによる入院・手術を保障します。
1日(日帰り入院)から保障し、先進医療にも対応します。
加入されたその日から、働き盛りの間は保障が大きく、掛金
を払い終わっても一生涯の万一保障が続きます。
万一・病気・ケガなどへの備えに加え、貯蓄性(満期時に
満期共済金を受けとれます)のある共済です。
お子さまが万一の場合の保障はもちろん、お子さまが入学に
必要な資金を準備することが出来ます。
がんと診断されたときから、入院・手術・退院後の療養まで
がんに対する充実した保障が一生涯続きます。
長生きの時代を安心して暮らせる、一生涯の介護保障です。
公的介護保険制度に連動し、幅広い要介護状態を保障します。
公的年金が受給できるまでの「つなぎ資金」として、また
確実な収入(老後資金)を確保することができます。
ご契約者様のニーズに対応できる充実した保障内容です。
充実のバックアップ体制で皆様の安心をサポートします。
火災・落雷・破裂・爆発などによって損害を受けたときの
保障をします。
日常生活の中における不慮の事故で負傷されたとき、その
状態に応じた保障をします。
※ご契約内容(主契約・特約の内容)により、多種・多様な保障パターンがございます。
お問合せ、確認につきましては、最寄の各支店・支所等でお願いします。
JA
組合員
利用者
の皆さま
+ JA共済連
共済契約
J A:JA共済の窓口です。
JA共済連:JA共済事業の企画・開発・資産運用業務や支払共済
にかかる準備金の積み立てなどを行っています。
- 19 -
□ 指導事業
指導事業は、営農指導事業と生活指導事業に大別され、それぞれ組合員の営農活動、生活
活動がより効果的に行われることを目的にしています。直接収益を生み出す事業ではありま
せんが、信用・共済・購買・販売等の事業のカナメとして取り組んでおります。
なお、営農指導事業とは、組合員の営農を指導し、その改善と地域における総合的な農業
生産力の維持・向上をはかっていく重要な事業であり、生活指導事業は、組合員農家の生活
全般について指導し、組合員や地域社会の生活改善と向上をはかっていく事業です。
□ 販売事業
生産者から消費者へ、新鮮で安心・安全な農畜産物をお届けする事業を行っています。生
産者が生産した農畜産物を市場に出荷するほか、当JA管内において生産された米、野菜、
果樹等を特産品として全国に発信しています。
イメージキャラクターの「越前しきぶ姫」を商標登録した主食用米をはじめ、白山地区の
「しらやま西瓜」やトマトの「紅しきぶ」、きゅうり、今庄地区のつるし柿など生産者が丹
精込めた新鮮な品を消費者にお届けしています。
なお、管内の特産品は、コープたけふ各店舗や当JAホームページ内のショッピングサイ
ト「しきぶちゃんの宝箱」でもお買い求めいただけます。
*「お米のフリーアクセス」 電話:0120-353-310
*「しきぶちゃんの宝箱」 http://shop.ja-echizentakefu.or.jp/
- 20 -
(2)系統セーフティネット(貯金者保護の取り組み)
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度で
ある「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティネットで
守られています。
◇ 「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグル
ープの名称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いた
だけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動す
る「JAバンクシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は、「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つ
の柱としています。
◇ 「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組
みです。JAバンク法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及
び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題
点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ル
ール基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより、適切な経
営改善指導を行います。
◇ 「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の
強化、共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事
業推進の取り組みをしています。
◇ 貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合な
どに、貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資
することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」
と同様な制度です。
- 21 -
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表
科 目
(単位:千円)
25年度
(平成25年12月31日)
(資産の部)
1 信用事業資産
(1) 現金
(2) 預金
系統預金
(3) 有価証券
地方債
(4) 貸出金
(5) その他の信用事業資産
未収収益
その他の資産
(6)貸倒引当金
2 共済事業資産
(1) 共済貸付金
(2) 共済未収利息
(3) その他の共済事業資産
(4) 貸倒引当金
3 経済事業資産
(1) 経済事業未収金
(2) 経済受託債権
(3) 棚卸資産
購買品
宅地等
その他の棚卸資産
(4) その他の経済事業資産
(5) 貸倒引当金
4 雑資産
5 固定資産
(1) 有形固定資産
建物
機械装置
土地
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2) 無形固定資産
6 外部出資
(1) 外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
7 繰延税金資産
資 産 の 部 合 計
100,090,051
619,778
63,292,134
63,292,134
2,504,031
2,504,031
34,053,087
128,860
91,650
37,210
△ 507,841
18,671
18,462
203
69
△ 63
1,623,664
57
1,200,529
210,061
201,420
8,641
215,860
△ 2,845
181,067
4,778,487
4,569,093
5,137,747
2,838,320
2,653,167
1,757,196
4,250,285
4,250,285
3,859,989
177,264
213,032
116,934
111,059,164
- 22 -
24年度
(平成24年12月31日)
97,943,169
604,923
60,169,592
60,169,592
1,499,268
1,499,268
36,100,412
128,906
97,892
31,013
△ 559,934
14,436
14,170
178
137
△ 50
2,507,884
442,610
1,481,910
370,454
153,967
204,818
11,669
215,960
△ 3,051
111,821
4,853,661
4,636,642
5,187,099
2,765,425
2,661,085
1,754,553
△ 7,731,521
217,019
4,249,838
4,249,838
3,859,691
177,114
213,032
117,822
109,798,634
(単位:千円)
25年度
(平成25年12月31日)
24年度
(平成24年12月31日)
(負債の部)
1 信用事業負債
(1) 貯金
(2) 借入金
(3) その他の信用事業負債
未払費用
その他の負債
2 共済事業負債
(1) 共済借入金
(2) 共済資金
(3) 共済未払利息
(4) 未経過共済付加収入
(5) 共済未払費用
(6) その他の共済事業負債
3 経済事業負債
(1) 経済事業未払金
(2) 経済受託債務
(3) その他の経済事業負債
4 雑負債
(1)未払法人税等
(2)資産除去債務
(3)その他の負債
6 諸引当金
(1) 賞与引当金
(2) 退職給付引当金
負 債 の 部 合 計
103,365,739
103,104,138
3,837
257,764
34,325
223,438
853,680
18,462
548,066
203
279,208
6,949
789
129,112
129,112
229,061
7,274
3,654
218,132
365,960
15,572
350,388
104,943,554
101,879,070
101,564,775
7,129
307,165
39,899
267,266
941,743
14,170
626,699
178
294,212
5,661
819
435,391
310,462
124,843
85
238,372
3,132
3,618
231,622
345,709
19,800
325,909
103,840,288
(純資産の部)
1 組合員資本
(1) 出資金
(うち後配出資金)
(2) 資本準備金
(3) 利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
農業・生活施設積立金
税効果会計積立金
退職給付対策積立金
固定資産減損対策積立金
IT関連施設積立金
リスク管理対策積立金
特別積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(4) 処分未済持分
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
6,115,610
2,803,795
276,640
183,766
3,143,863
1,433,402
1,710,461
125,039
116,934
634,369
147,949
20,000
200,000
142,635
323,533
(210,704)
△ 15,815
6,115,610
111,059,164
5,958,345
2,828,715
396,545
183,766
2,958,524
1,413,402
1,545,122
125,039
117,822
634,369
128,385
20,000
96,437
142,635
280,433
(282,001)
△ 12,660
5,958,345
109,798,634
科 目
- 23 -
2.損益計算書
科 目
1 事業総利益
(1) 信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他経常収益
(2) 信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補塡備金繰入)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒引当金繰入額)
信用事業総利益
(3) 共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4) 共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒引当金繰入額)
共済事業総利益
(5) 購買事業収益
購買品供給高
その他の収益
(6) 購買事業費用
購買品供給原価
購買品供給費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
購買事業総利益
25年度
(自平成25年1月1日
至平成25年12月31日)
1,629,707
897,294
853,605
(392,328)
(16,791)
(444,458)
(27)
26,269
17,420
208,620
66,760
(59,830)
(5,106)
(50)
(1,772)
7,061
19
134,779
(△52,092)
(-)
688,674
919,004
890,423
348
28,232
55,588
348
18,099
20,297
16,843
(-)
(12)
863,415
(-)
-
- 24 -
(単位:千円)
24年度
(自平成24年1月1日
至平成24年12月31日)
2,144,603
935,539
892,906
(410,197)
(9,297)
(473,386)
(24)
25,549
17,084
331,043
71,936
(60,340)
(9,525)
(70)
(2,000)
6,595
252,510
(-)
(50,182)
604,496
948,166
910,405
374
37,386
56,364
374
21,038
15,546
19,404
(△16)
(-)
891,801
5,928,321
5,877,601
50,720
5,331,868
5,230,788
26,247
74,832
(614)
596,452
科 目
(7) 販売事業収益
販売手数料
その他の収益
(8) 販売事業費用
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金戻入益)
販売事業総利益
(9) 農業倉庫事業収益
(10) 農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
(11) 利用事業収益
(12) 利用事業費用
利用事業総利益
(13) 宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総利益
(14) 営農指導事業収入
(15) 営農指導事業支出
営農指導事業収支差額
(16) 生活文化事業収入
(17) 生活文化事業支出
生活文化事業収支差額
(18) 教育事業支出
教育事業収支差額
(19) 農産物検査事業収入
(20) 農産物検査事業支出
農産物検査事業総利益
(21) その他事業総利益
2 事業管理費
(1) 人件費
(2) 業務費 (3) 諸税負担金
(4) 施設費
(5) その他事業管理費
事業利益
3 事業外収益
(1) 受取出資配当金
(2) 賃貸料 (3) 雑収入
4 事業外費用
(1) 賃貸費用
(2) 雑損失
経常利益
25年度
(自平成25年1月1日
至平成25年12月31日)
114,431
101,025
13,405
48,286
32,868
15,417
(△6)
66,145
58,336
10,440
47,895
151,037
168,613
△ 17,575
3,624
△ 3,624
11,552
40,226
△ 28,673
2,430
4,424
△ 1,994
7,400
△ 7,400
8,082
1,873
6,209
16,636
1,586,162
1,200,420
60,077
79,469
227,195
18,998
43,544
281,993
96,939
180,189
4,864
135,191
135,159
31
190,347
- 25 -
(単位:千円)
24年度
(自平成24年1月1日
至平成24年12月31日)
103,233
92,575
10,658
52,318
36,153
16,164
(1)
50,915
53,597
12,502
41,095
159,866
182,423
22,557
3,549
△ 3,549
11,283
37,111
△ 25,828
1,117
4,293
△ 3,176
7,924
△ 7,924
8,354
2,091
6,262
16,614
2,101,869
1,628,395
68,263
81,117
311,834
12,258
42,733
156,823
23,884
119,986
12,952
84,302
77,244
7,057
115,254
科 目
5 特別利益
(1) 固定資産処分益
(2) 一般補助金
(3) 貸倒引当金戻入
6 特別損失
(1) 固定資産処分損
(2) 固定資産圧縮損
(3) 減損損失
(4) その他の特別損失
(5) 貸倒引当金繰入
税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
目的積立金取崩額
当期未処分剰余金
25年度
(自平成25年1月1日
至平成25年12月31日)
151,122
46,882
102,102
2,136
126,545
14,527
102,100
2,050
5,080
2,787
214,923
3,331
888
4,219
210,704
109,890
2,938
323,533
- 26 -
(単位:千円)
24年度
(自平成24年1月1日
至平成24年12月31日)
73,272
25,045
48,227
67,513
14,119
48,722
4,672
121,013
3,132
37,321
40,453
80,560
103,926
95,946
280,433
3.注記表
平成25年度
平成24年度
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
①満期保有目的の債券 :償却原価法(定額法)
①満期保有目的の債券 :償却原価法(定額法)
②子会社株式 :移動平均法による原価法
②子会社株式 :移動平均法による原価法
③その他有価証券
③その他有価証券
ア.時価のないもの :移動平均法による原価法
ア.時価のないもの :移動平均法による原価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
①宅地等(販売用不動産)については、個別法による
①購買品(農機具を除く)については、売価還元法に
原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に
よる原価法(収益性の低下による簿価切下げの方
より行っています。
法)により行っています。
②その他の棚卸資産については、売価還元法による
②購買品(農機具)については、個別法による原価法
原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に
(収益性の低下による簿価切下げの方法)により
より行っています。
行っています。
③宅地等(販売用不動産)については、個別法による
原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
により行っています。
④その他の棚卸資産については、売価還元法による
原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
により行っています。
(会計方針の変更)
棚卸資産の評価方法
購買品(農機具を除く)は、従来、最終仕入原価
法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切
下げの方法)によっていましたが、期末在庫の原
価金額をより適正に評価するために、売価還元法
による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に
よる簿価切下げの方法)に変更しています。これ
により、従来の方法と比べて、当年度末における
購買品の帳簿価額が8,399千円増加し、当年度の
購買品供給原価が同額減少しており、その結果、
事業利益、経常利益及び税引前当期利益がそれぞ
れ8,399千円増加しています。
(3)固定資産の減価償却の方法
(3)固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産
①有形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による
法人税法に規定する方法と同一の基準による
定率法を採用しています。ただし、平成10年4
定率法を採用しています。ただし、平成10年4
月1日以降取得した建物(建物附属設備は除く)
月1日以降取得した建物(建物附属設備は除く)
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平成25年度
平成24年度
については、定額法を採用しています。なお、耐
については、定額法を採用しています。なお、耐
用年数及び残存価額については、法人税法に規定
用年数及び残存価額については、法人税法に規定
する方法と同一の基準によっています。
する方法と同一の基準によっています。
②無形固定資産
②無形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による
法人税法に規定する方法と同一の基準による
定額法を採用しています。なお、自組合利用のソ
定額法を採用しています。なお、自組合利用のソ
フトウェアについては、利用可能期間(5年)に基
フトウェアについては、利用可能期間(5年)に基
づく定額法により償却しています。
づく定額法により償却しています。
(会計方針の変更)
減価償却方法の変更
法人税法の改正に伴い、当年度より平成25年1
月1日以後に取得した有形固定資産について、改
正後の法人税法に基づく減価償却方法に変更して
います。これにより従来の方法と比べて、当年度
の事業管理費が2,342千円減少し、事業利益、経
常利益、税引前当期利益が同額増加しています。
(4)引当金の計上基準
(4)引当金の計上基準
①貸倒引当金
①貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、
経理規程及び資産の償却・引当規程に則り、次の
経理規程及び資産の償却・引当規程に則り、次の
とおり計上しています。
とおり計上しています。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発
生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれ
生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれ
と同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る
と同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る
債権については、債権額から担保の処分可能見込
債権については、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額を計上しています。
残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、
また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、
経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債
務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額
務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額
から担保の処分可能見込額及び保証による回収
から担保の処分可能見込額及び保証による回収
可能見込額を控除し、その残額のうち債務者の支
可能見込額を控除し、その残額のうち債務者の支
払能力を総合的に判断して必要と認められる額を
払能力を総合的に判断して必要と認められる額を
計上しています。
計上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定
した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額
した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額
を計上しています。なお、この基準に基づき、当
を計上しています。なお、この基準に基づき、当
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平成25年度
平成24年度
年度は租税特別措置法第57条の9により算定した
年度は租税特別措置法第57条の10により算定した
金額に基づき計上しています。
金額に基づき計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産
査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立
査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立
した監査室が査定結果を監査しており、その査定
した監査室が査定結果を監査しており、その査定
結果に基づいて、上記の引当を行っています。
結果に基づいて、上記の引当を行っています。
②賞与引当金
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
支給見込額のうち当年度負担分を計上していま
支給見込額のうち当年度負担分を計上しています。
③退職給付引当金
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当年度末におけ
職員の退職給付に備えるため、当年度末におけ
る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
当年度に発生していると認められる額を計上して
当年度に発生していると認められる額を計上して
います。
います。
なお、会計基準変更時差異(279,341 千円)につ
なお、会計基準変更時差異(372,455 千円)につ
いては、15年による按分額を費用処理しています。
いては、15年による按分額を費用処理しています。
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤
過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残存勤
務期間以内の一定の年数(8年)による定額法によ
務期間以内の一定の年数(8年)による定額法によ
り費用処理しています。数理計算上の差異につい
り費用処理しています。数理計算上の差異につい
ては、各年度の発生時における職員の平均残存勤
ては、各年度の発生時における職員の平均残存勤
務期間以内の一定の年数(8年)による定率法によ
務期間以内の一定の年数(8年)による定率法によ
り按分した額を、それぞれ発生の翌年度から費用
り按分した額を、それぞれ発生の翌年度から費用
処理することとしています。
処理することとしています。
(5)リース取引の処理方法
(5)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
れるもの以外のファイナンス・リース取引につい
れるもの以外のファイナンス・リース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっています。
処理によっています。
(6)消費税の会計処理
(6)消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式
によっております。ただし、固定資産に係る控除
によっております。ただし、固定資産に係る控除
対象外消費税等は、その他資産に計上し、5年間
対象外消費税等は、その他資産に計上し、5年間
で均等償却しています。
で均等償却しています。
(7)記載金額の端数処理の方法
(7)記載金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示してお
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示してお
り、金額千円未満の科目については、「0」で表
示しています。
り、金額千円未満の科目については、「0」で表
示しています。
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平成25年度
平成24年度
(追加情報)
会計方針の変更及び誤謬の訂正に関する会計基
準等の適用
当年度の期首以後に行われる会計上の変更及
び過去の誤謬の訂正から、「会計上の変更及び
誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準
第24号平成21年12月4日)及び「会計上の変更
及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第24号平成21年12月4
日)を適用しています。
なお、「金融商品会計に関する実務指針」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第
14号)に基づき、当年度の「貸倒引当金戻入
益」は事業費用から控除しています。
2.貸借対照表に関する注記
2.貸借対照表に関する注記
(1)有形固定資産に係る圧縮記帳額
(1)有形固定資産に係る圧縮記帳額
土地収用法を受けて、また、国庫補助金等の受
土地収用法を受けて、また、国庫補助金等の受
領により有形固定資産の取得価額から控除してい
領により有形固定資産の取得価額から控除してい
る圧縮記帳額は、4,327,651千円であり、その内
る圧縮記帳額は、4,234,151千円であり、その内
訳は、次のとおりです。
訳は、次のとおりです。
建 物 1,668,764千円 建
機械装置 2,157,859千円 機械装置 2,055,878千円 車 両 99,424千円
その他の有形固定資産 501,028千円
器具備品
(2)有形固定資産の減損損失累計額
物 1,669,119千円
57,001千円
構築物 286,436千円
土 地 66,292千円
(2)有形固定資産の減損損失累計額
減価償却累計額には、減損損失累計額38,815
減価償却累計額には、減損損失累計額38,815
千円が含まれております。
千円が含まれております。
(3)担保に供されている資産の内容及びその金額
(3)担保に供されている資産の内容及びその金額
為替決済取引の担保として、定期預金1,500,000
為替決済取引の担保として、定期預金1,500,000
千円、相互援助預金預託の担保として定期預金
千円、相互援助預金預託の担保として定期預金
10,100,000千円を差し入れています。
10,100,000千円を差し入れています。
(4)子会社等に対する金銭債権及び金銭債務の総額
(4)子会社等に対する金銭債権及び金銭債務の総額
子会社等に対する金銭債権の総額は、259,157千
子会社等に対する金銭債権の総額は、172,468千
円です。子会社等に対する金銭債務の総額は、
円です。子会社等に対する金銭債務の総額は、
104,166千円です。
172,481千円です。
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平成25年度
平成24年度
(5)役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
(5)役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事及び監事に対する金銭債権の総額は、
理事及び監事に対する金銭債権の総額は、7,885
18,210千円です。
千円です。
理事及び監事に対する金銭債務はありません。
理事及び監事に対する金銭債務はありません。
(6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
(6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は 1,647千円、延
貸出金のうち、破綻先債権額は 3,940千円、延
滞債権額は 875,042千円、3カ月以上延滞債権額
滞債権額は 996,285千円、3カ月以上延滞債権額
は 123,951千円であり、各債権の内容は以下のと
は 99,868千円であり、各債権の内容は以下のとお
おりです。貸出条件緩和債権はありません。
りです。貸出条件緩和債権はありません。
①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が
①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が
相当期間継続していることその他の事由により
相当期間継続していることその他の事由により
元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行
令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号
令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号
のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に
のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に
規定する事由が生じている貸出金です。
規定する事由が生じている貸出金です。
②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、
②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、
破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出
金以外の貸出金です。
金以外の貸出金です。
③3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払
③3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払
が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延してい
が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延してい
る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しな
る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しな
いものです。
いものです。
④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は
④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は
支援を図ることを目的として、金利の減免、利
支援を図ることを目的として、金利の減免、利
息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
の他の債務者に有利となる取決めを行った貸出
の他の債務者に有利となる取決めを行った貸出
金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞
金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞
債権に該当しないものです。
債権に該当しないものです。
以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上
以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上
延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
1,000,640千円であり、貸倒引当金控除前の金額
1,100,094千円であり、貸倒引当金控除前の金額
です。
です。
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平成24年度
平成25年度
3.損益計算書に関する注記
3.損益計算書に関する注記
(1)子会社との事業取引による取引高の総額
(1)子会社との事業取引による取引高の総額
①子会社との取引による収益総額 92,455千円
うち事業取引高
①子会社との取引による収益総額 43,882千円
92,455千円
②子会社との取引による費用総額 17千円
うち事業取引高 17千円
うち事業取引高 43,882千円
②子会社との取引による費用総額 402,818千円
うち事業取引高 (2)減損損失の認識基準及び計上方法
402,818千円
(2)減損損失の認識基準及び計上方法
①グルーピングの概要
①グルーピングの概要
一般資産については管理会計の単位としている
一般資産については管理会計の単位としている
支店を基本に、賃貸資産については、施設単位で
支店、支所、燃料課を基本に、賃貸資産について
グルーピングをしております。また、本店、営農
は、施設単位でグルーピングをしております。ま
センター、大規模乾燥施設については、独立した
た、本店、営農センター、配送センター、機械セ
キャッシュ・フローを生み出さないものの、他の
ンター、大規模乾燥施設については、独立したキ
資産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与
ャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資
していることからJA全体の共用資産としており
産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与し
ます。
ていることからJA全体の共用資産としておりま
す。
②減損損失を認識した資産又は資産グループの概要
②減損損失を認識した資産または資産グループの概要
並びに減損損失の金額及びその内訳
並びに減損損失の金額及びその内訳
当年度に減損損失を計上した固定資産は、以下
当年度に減損損失を計上した固定資産は、以下
の通りです。
の通りです。
(単位:千円)
(単位:千円)
場 所
旧王子保給油所跡地
旧河野支所
場 所
神山第一支所
元王子保給油所跡地
用 途
遊 休
遊 休
用 途
営業用店舗
遊 休
種 類
土 地
土 地
種 類
土 地
土 地
業務外固定資産
業務外固定資産
1,384
666
そ
の
他
金 額
合 計
そ
2,050
業務外固定資産
他
金 額
3,403
金 額
③減損損失を認識するに至った経緯
1,269
4,672
③減損損失を認識するに至った経緯
旧王子保給油所跡地、旧河野支所ともに、遊休
の
旧王子保給油所跡地については、遊休資産とし
資産として利用が見込まれないことから、帳簿価
て利用が見込まれないことから、帳簿価額を回収
額を回収可能価額まで減額し、当期減少額を減損
可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失とし
損失として認識しました。 て認識しました。 神山第一支所については、平成25年度の廃止に
伴い減損の兆候に該当し、帳簿価額を回収可能価
額まで減額し、減損損失として認識しております。
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平成25年度
平成24年度
④回収可能価額の算定方法
④回収可能価額の算定方法
旧王子保給油所跡地の土地の回収可能価額につ
旧王子保給油所跡地及び神山第一支所の土地の
いては、正味売却可能価額を採用しており、その
回収可能価額については、正味売却可能価額を採
時価は固定資産税評価額に基づき算定しておりま
用しており、その時価は固定資産税評価額に基づ
す。
き算定しております。
旧河野支所の土地の回収可能価額については、
時価は周辺基準地価に基づき算定しております。
4.金融商品に関する注記
4.金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
①金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金
を原資に、農家組合員や地方公共団体などへ貸付
を原資に、農家組合員や地方公共団体などへ貸付
け、残った余裕金を福井県信用農業協同組合連合
け、残った余裕金を福井県信用農業協同組合連合
会へ預けているほか、地方債などの有価証券によ
会へ預けているほか、地方債などの有価証券によ
る運用を行っています。
る運用を行っています。
②金融商品の内容及びそのリスク
②金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合
当組合が保有する金融資産は、主として当組合
管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であ
管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であ
り、貸出金は組合員等の契約不履行によってもた
り、貸出金は組合員等の契約不履行によってもた
らされる信用リスクに晒されています。
らされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は地方債であり、満期保有目的
また、有価証券は地方債であり、満期保有目的
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒
されています。
されています。
③金融商品に係るリスク管理体制
③金融商品に係るリスク管理体制
ア.信用リスクの管理
ア.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件につい
当組合は、個別の重要案件又は大口案件につい
ては理事会において対応方針を決定しています。
ては理事会において対応方針を決定しています。
また、通常の貸出取引については、本店に審査部
また、通常の貸出取引については、本店に審査部
を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査
を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査
を行っています。審査にあたっては、取引先のキ
を行っています。審査にあたっては、取引先のキ
ャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行
ャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行
うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を
うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を
設けて、与信判定を行っています。貸出取引にお
設けて、与信判定を行っています。貸出取引にお
いて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産
いて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産
の自己査定を厳正に行っています。不良債権につ
の自己査定を厳正に行っています。不良債権につ
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平成25年度
平成24年度
いては管理・回収方針を作成・実践し、資産の健
いては管理・回収方針を作成・実践し、資産の健
全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の
全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の
結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当
結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当
規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の
規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の
健全化に努めています。
健全化に努めています。
イ.市場リスクの管理
イ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなど
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなど
の市場性リスクを的確にコントロールすることに
の市場性リスクを的確にコントロールすることに
より、収益化及び財務の安定化を図っています。
より、収益化及び財務の安定化を図っています。
このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバ
このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバ
ランスを重視したALMを基本に、資産・負債の
ランスを重視したALMを基本に、資産・負債の
金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に
金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に
機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めて
機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めて
います。
います。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向
とりわけ、有価証券運用については、市場動向
や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保
や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保
有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを
有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを
考慮し、理事会において運用方針を定めるととも
考慮し、理事会において運用方針を定めるととも
に、ALM委員会を定期的に開催して、日常的な
に、ALM委員会を定期的に開催して、日常的な
情報交換及び意思決定を行っています。運用部門
情報交換及び意思決定を行っています。運用部門
は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会
は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会
で決定された方針などに基づき、有価証券の売買
で決定された方針などに基づき、有価証券の売買
を行っています。運用部門が行った取引について
を行っています。運用部門が行った取引について
はリスク管理部門が適切な執行を行っているかど
はリスク管理部門が適切な執行を行っているかど
うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経
うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経
営層に報告しています。
営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレー
当組合で保有している金融商品はすべてトレー
ディング目的以外の金融商品です。当組合におい
ディング目的以外の金融商品です。当組合におい
て主要なリスク変数である金利リスクの影響を受
て主要なリスク変数である金利リスクの影響を受
ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び
ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び
借入金です。当組合では、これらの金融資産及び
借入金です。当組合では、これらの金融資産及び
金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金
利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に
利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に
利用しています。
利用しています。
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平成25年度
平成24年度
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると
仮定し、当年度末現在、指標となる金利が0.1%
仮定し、当年度末現在、指標となる金利が0.1%上
上昇したものと想定した場合には、経済価値が
昇したものと想定した場合には、経済価値が
87,045千円減少するものと把握しています。当該
102,309千円減少するものと把握しています。当該
変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を
変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を
前提としており、金利とその他のリスク変数の相
前提としており、金利とその他のリスク変数の相
関を考慮していません。また、金利の合理的な予
関を考慮していません。また、金利の合理的な予
想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額
想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額
を超える影響が生じる可能性があります。なお、
を超える影響が生じる可能性があります。なお、
経済価値変動額計算において、分割実行案件に係
経済価値変動額計算において、分割実行案件に係
る未実行金額についても含めて計算しています。
る未実行金額についても含めて計算しています。
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・
調達について資金計画を作成し、安定的な流動性
調達について資金計画を作成し、安定的な流動性
の確保に努めています。また、市場流動性リスク
の確保に努めています。また、市場流動性リスク
については、投資判断を行う上での重要な要素と
については、投資判断を行う上での重要な要素と
位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把
位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把
握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を
握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を
行っています。
行っています。
④金融商品の時価等に関する事項についての補足
④金融商品の時価等に関する事項についての補足
説明
説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)に
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)に
は、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がな
は、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がな
い場合には合理的に算定された価額(これに準ず
い場合には合理的に算定された価額(これに準ず
る価額を含む)が含まれています。当該価額の算定
る価額を含む)が含まれています。当該価額の算定
においては一定の前提条件等を採用しているた
においては一定の前提条件等を採用しているた
め、異なる前提条件等によった場合、当該価額が
め、異なる前提条件等によった場合、当該価額が
異なることもあります。
異なることもあります。
(2)金融商品の時価等に関する事項
(2)金融商品の時価等に関する事項
①金融商品の貸借対照表計上額および時価等
①金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及び
これらの差額は、次のとおりです。
当年度末における貸借対照表計上額、時価及び
これらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認め
なお、時価を把握することが極めて困難と認め
られるものについては、次表には含めず③に記載
られるものについては、次表には含めず③に記載
しています。
しています。
- 35 -
平成25年度
平成24年度
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預金
貸借対照表
計上額
差額
63,292,134
63,222,781
△69,352
2,504,031
2,515,546
11,515
2,504,031
2,515,546
11,515
有価証券
満期保有目的有価証券
貸出金
時価
△510,750
貸倒引当金控除後
33,542,336
預金
時価
差額
60,169,592
60,080,561
△ 89,031
有価証券
1,499,268
1,520,345
21,076
満期保有目的有価証券
1,499,268
1,520,345
21,076
貸出金
34,053,087
貸倒引当金(*1)
(単位:千円)
36,100,412
貸倒引当金(*1)
△559,934
貸倒引当金控除後
35,540,478
36,703,094
1,162,616
97,209,339
98,304,000
1,094,661
34,576,266
1,033,929
99,338,501 100,314,593
976,092
貯金
103,104,138 103,038,355
△65,782
貯金
101,564,775 101,483,335
△ 81,440
負債計
103,104,138 103,038,355
△65,782
負債計
101,564,775 101,483,335
△ 81,440
資産計
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸
資産計
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸
倒引当金を控除しています。
倒引当金を控除しています。
②金融商品の時価の算定方法
②金融商品の時価の算定方法
【資産】
【資産】
ア.預金
ア.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と
満期のない預金については、時価は帳簿価額と
近似していることから、当該帳簿価額によってい
近似していることから、当該帳簿価額によってい
ます。満期のある預金については、期間に基づく
ます。満期のある預金については、期間に基づく
区分ごとに、リスクフリーレートである円Lib
区分ごとに、リスクフリーレートである円Lib
or・スワップレートで割り引いた現在価値を時
or・スワップレートで割り引いた現在価値を時
価に代わる金額として算定しています。
価に代わる金額として算定しています。
イ.有価証券
イ.有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によ
債券は取引金融機関等から提示された価格によ
っています。
っています。
ウ.貸出金
ウ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間
で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が
で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が
実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価
実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価
額と近似していることから当該帳簿価額によって
額と近似していることから当該帳簿価額によって
います。
います。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及
び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリ
び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリ
スクフリーレートである円Libor・スワップ
スクフリーレートである円Libor・スワップ
レートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して
レートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して
- 36 -
平成25年度
平成24年度
時価に代わる金額として算定しています。
時価に代わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪
失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
を控除した額を時価に代わる金額としています。
を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
【負債】
ア.貯金
ア.貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場
要求払貯金については、決算日に要求された場
合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。
合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。
また、定期性貯金については、期間に基づく区分
また、定期性貯金については、期間に基づく区分
ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリ
ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリ
ーレートである円Libor・スワップレートで
ーレートである円Libor・スワップレートで
割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算
割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算
定しています。
定しています。
③時価を把握することが極めて困難と認められる
③時価を把握することが極めて困難と認められる
金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融
金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融
商品の時価情報には含まれていません。
商品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
種 類
(単位:千円)
貸借対照表計上額
種 類
貸借対照表計上額
外 部 出 資(*1)
4,250,285
外 部 出 資(*1)
4,249,838
合 計
4,250,285
合 計
4,249,838
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外の
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外の
ものについては、時価を把握することが極めて
ものについては、時価を把握することが極めて
困難であると認められるため、時価開示の対象
困難であると認められるため、時価開示の対象
とはしていません。
とはしていません。
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の
償還予定額
償還予定額
(単位:千円)
1年超
2年以内
種 類
1年以内
預金
63,292,134
-
有価証券
-
貸出金
(*1,2)
合 計
(単位:千円)
2年超
3年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
種 類
1年以内
-
預金
60,169,592
-
-
-
-
有価証券
-
-
-
4,489,331
3,555,380
2,368,598
貸出金
(*1,2)
4,318,944
3,812,251
1,431,793
67,781,465
3,555,380
2,368,598
合 計
64,488,536
3,812,251
1,431,793
- 37 -
平成24年度
平成25年度
種 類
3年超
4年以内
4年超
5年以内
種 類
5年超
預金
-
-
-
有価証券
-
-
貸出金
(*1,2)
合 計
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
預金
-
-
-
2,504,031
有価証券
-
-
1,499,214
2,232,290
2,079,576 18,798,019
貸出金
(*1,2)
2,351,983
2,202,899
20,475,459
2,232,290
2,079,576 21,303,019
合 計
2,351,983
2,202,899
21,974,673
(*1)貸出金のうち、当座貸越 747,590千円につい
(*1)貸出金のうち、当座貸越 710,841千円につい
ては「1年以内」に含めています。また、期
ては「1年以内」に含めています。また、期
限のない劣後特約ローンについては「5年超」
限のない劣後特約ローンについては「5年超」
に含めています。
に含めています。
(*2)貸出金のうち、3ヵ月以上延滞が生じている
(*2)貸出金のうち、3ヵ月以上延滞が生じている
債権・期限の利益を喪失した債権等529,890
債権・期限の利益を喪失した債権等480,067
千円は償還の予定が見込まれないため、含め
千円は償還の予定が見込まれないため、含め
ていません。
ていません。
⑤有利子負債の決算日後の返済予定額
⑤有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
種 類
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
貯金(*1)
96,406,047
2,971,611
2,919,518
565,132
231,590
9,878
借入金
(単位:千円)
種 類
合 計
3,309 96,409,356
527
-
-
-
-
2,972,138
2,919,518
565,132
231,590
9,878
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
貯金(*1)
合 計
95,757,582
95,757,582
3,795,089
3,795,089
1,431,793
1,431,793
273,576
273,576
296,548
296,548
10,183
10,183
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以
内」に含めています。
内」に含めています。
- 38 -
平成25年度
平成24年度
5.有価証券に関する注記
5.有価証券に関する注記
(1)有価証券の時価、評価差額に関する事項は、次
(1)有価証券の時価、評価差額に関する事項は、次
のとおりです。
のとおりです。
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸
借対照表計上額、時価及びこれらの差額につい
借対照表計上額、時価及びこれらの差額につい
ては、次のとおりです。 (単位:千円)
ては、次のとおりです。 (単位:千円)
貸借対照表
計上額
時 価
地方債
1,499,348
1,531,775
32,426
小 計
1,499,348
1,531,775
32,426
地方債
1,004,683
983,771 △ 20,911
小 計
1,004,683
983,771 △ 20,911
種 類
時価が貸借
対照表計上
額を超える
もの
時価が貸借
対照表計上
額を超えな
いもの
合 計
2,504,031
2,515,546
差 額
種 類
時 価
差 額
時価が貸借
対照表計上
額を超える
もの
地方債
999,316
1,022,090
22,773
小 計
999,316
1,022,090
22,773
時価が貸借
対照表計上
額を超えな
いもの
地方債
499,952
498,255 △ 1,697
小 計
499,952
498,255 △ 1,697
合 計
11,515
6.退職給付に関する注記
貸借対照表
計上額
1,499,268
1,520,345
21,076
6.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程
に基づき、退職一時金制度を採用しています。
に基づき、退職一時金制度を採用しています。
また、この制度に加え、りそな銀行等との契約
また、この制度に加え、りそな銀行等との契約
に基づく確定給付年金制度及び(一財)全国農
に基づく確定給付年金制度及び全国役職員共済
林漁業団体共済会との契約に基づく農林漁業団
会との契約に基づく退職給付制度を採用してい
体職員退職給付制度を採用しています。
ます。
(2)退職給付債務及びその内訳 (2)退職給付債務及びその内訳 ①退職給付債務
1,882,228千円
①退職給付債務
△1,949,600千円
②年金資産積立額
2,111,500千円
②年金資産積立額
1,889,140千円
③未積立退職給付債務
△229,272千円
③未積立退職給付債務
△60,460千円
④未認識過去勤務債務
△371,197千円
④未認識過去勤務債務
△439,938千円
⑤未認識数理計算上の差異
△487,804千円
⑤未認識数理計算上の差異
△197,967千円
⑥会計基準変更時差異の未
279,341千円
⑥会計基準変更時差異の未
372,455千円
⑦貸借対照表計上額純額
350,388千円
⑦貸借対照表計上額純額
△325,910千円
⑧退職給付引当金
350,388千円
⑧退職給付引当金
△325,910千円
- 39 -
平成25年度
平成24年度
(3)退職給付費用の内訳
(3)退職給付費用の内訳
①勤務費用
96,472千円
①勤務費用
103,076千円
②利息費用
29,244千円
②利息費用
35,487千円
③期待運用収益
△18,892千円
③期待運用収益
④数理計算上の差異の費用
△49,491千円
④数理計算上の差異の費用
処理額
⑤会計基準変更時差異の
⑦退職給付費用
△2,820千円
処理額
93,113千円
⑤会計基準変更時差異の
費用処理額
⑥過去勤務債務の費用処理額
△14,034千円
93,114千円
費用処理額
△68,740千円
⑥退職給付費用
214,823千円
81,706千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
(4)退職給付債務等の計算基礎
①採用した割引率は1.5%で、年金資産にかかる期
①採用した割引率は1.5%で、年金資産にかかる期
待運用収益率は1.0%としています。
待運用収益率は1.0%としています。
②退職給付見込額については、期間定額基準に基づ
②退職給付見込額については、期間定額基準に基づ
き、勤務年数による期間按分方式を採用していま
き、勤務年数による期間按分方式を採用していま
す。
す。
③過去勤務債務の処理年数は8年です。
③過去勤務債務の処理年数は8年です。
④数理計算上の差異の処理年数は8年です。
④数理計算上の差異の処理年数は8年です。
⑤会計基準変更時差異の処理年数は15年です。
⑤会計基準変更時差異の処理年数は15年です。
(5)特例業務負担金の将来見込額
(5)特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制
度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図
度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図
るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等
るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等
の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合(存
の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合(存
続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に
続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に
充てるため拠出した特例業務負担金19,675千円を
充てるため拠出した特例業務負担金20,270千円を
含めて計上しています。
含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成25年3月現在に
なお、同組合より示された平成24年3月現在に
おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来
おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来
見込額は、299,315千円となっています。
見込額は、322,634千円となっています。
- 40 -
平成25年度
平成24年度
7.税効果会計に関する注記
7.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の
主な内訳等
主な内訳等
繰延税金資産 退職給付引当金限度超過額 繰延税金資産 96,885千円
退職給付引当金限度超過額 93,187千円
賞与引当金限度超過額 4,576千円
賞与引当金限度超過額 5,819千円
貸倒引当金繰入超過額 109,981千円
貸倒引当金繰入超過額 無形固定資産 13,958千円
無形固定資産
棚卸資産 棚卸資産 11,442千円
12,380千円
減価償却超過額 減損損失(土地)
その他
120,715千円
13,958千円
10,516千円
減価償却超過額(減損損失) 7,934千円
16,340千円
繰越欠損金 15,301千円
21,803千円
その他
40,122千円
繰延税金資産小計
286,445千円
繰延税金資産小計
308,478千円
評価性引当額 169,245千円
評価性引当額 △ 190,344千円
繰延税金資産合計(A)
117,199千円
繰延税金資産合計(A) 繰延税金負債
118,134千円
繰延税金負債
資産除去債務 △
繰延税金負債合計(B)
繰延税金資産の純額(A)+(B)
△
265千円 資産除去債務 265千円
繰延税金負債合計(B)
116,934千円
△
△
繰延税金資産の純額(A)+(B)
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因
312千円 312千円
117,823千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因
法定実効税率 29.39%
法定実効税率 31.00%
(調整)
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 2.34%
交際費等永久に損金に算入されない項目
事業分量配当 △8.81%
受取配当金等永久に損金に算入されない項目 △6.12%
受取出資配当等永久に益金に算入されない項目△10.05%
住民税均等割
所得税控除 4.56%
評価性引当金の増減
損金経理した付帯税等 0.69%
その他
住民税均等割 税効果会計適用後の法人税等の負担率
1.54%
3.96%
2.59%
△1.62%
3.62%
33.43%
税務上の繰越欠損金 △7.11%
評価性引当金の増減 △10.25%
その他 △0.34%
税効果会計適用後の法人税等の負担率 1.96%
8.賃貸等不動産に関する注記
8.賃貸等不動産に関する注記
当組合では、越前市、南越前町において保有する
当組合では、越前市、南越前町において保有する
土地及び建物を賃貸の用に供しています。平成25年
土地及び建物を賃貸の用に供しています。平成24年
12月期における当該賃貸不動産に関する賃貸損益は
12月期における当該賃貸不動産に関する賃貸損益は
- 41 -
平成25年度
平成24年度
45,030千円(賃貸収益は賃貸料に、主な費用は賃貸
42,741千円(賃貸収益は賃貸料に、主な費用は賃貸
費用に計上)です。
費用に計上)です。
また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当
また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当
期増減額及び時価は、次のとおりです。
期増減額及び時価は、次のとおりです。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当年度期首残高
当年度増減額
当年度末残高
当年度末
の時価
1,428,803
679,093
2,107,896
1,159,092
(注1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当年度期首残高
当年度増減額
当年度末残高
当年度末の
時価
1,449,191
△20,954
1,428,803
786,838
(注1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却
累計額を控除した金額です。
(注2)当年度増減額のうち、主な減少額は減価償却
累計額を控除した金額です。
(注2)当年度増減額のうち、主な減少額は減価償却
額です。
額です。
(注3)当年度末の時価は、主として固定資産税評価
(注3)当年度末の時価は、主として固定資産税評価
額または路線価に基づいて、当組合で算定し
額または路線価に基づいて、当組合で算定し
た金額です。
た金額です。
9.重要な後発事象に関する注記
(1)事業分離に関する注記
①事業分離の概要
ア.事業分離先の名称 株式会社コープ武生
イ.分離した事業の内容 購買事業
ウ.事業分離を行った主な理由 将来に亘り全事業部門の黒字化を図り、
経営基盤・事業機能の再構築を進め、組合
員・利用者の満足度向上を目指すため。
エ.事業分離日 平成25年1月1日
オ.法的形式を含む取引の概要 事業譲渡
②実施した会計処理の概要
ア.移転した事業に係る資産及び負債の適正な
帳簿価額並びにその主な内訳
経済事業資産(購買品) 153,967 千円
③分離した事業が含まれていた区分の名称 購買事業
④当該事業年度の損益計算書に計上されている
分離した事業に係る損益の概算額
購買事業収益 5,928,321 千円
購買事業費用 5,331,868 千円
- 42 -
4.剰余金処分計算書
(単位:円)
24年度
280,433,373
170,542,522
20,000,000
125,177,471
103,562,612
21,614,859
25,365,051
24,175,416
1,189,635
109,890,851
科 目
25年度
1 当期未処分剰余金
323,533,963
2 剰余金処分額
137,238,523
(1) 利益準備金
45,000,000
(2) 任意積立金
2,050,791
うちリスク管理対策積立金
うち固定資産減損対策積立金
2,050,791
(3) 出資配当金
25,742,273
普通出資に対する配当金
24,912,353
後配出資に対する配当金
829,920
(4) 特別利用高配当金
64,445,459
4 次期繰越剰余金
186,295,440
(注)
1.普通出資に対する配当金及び後配出資に対する配当の割合は、次のとおりです。
(1) 普通出資に対する配当の割合
平成25年度 1.0% 平成25年度 1.0%
(2) 後配出資に対する配当の割合
平成25年度 0.3% 平成24年度 0.3%
2.特別利用高配当金の基準は、次のとおりです。
平成25年度 平成25年産特別栽培コシヒカリ・特別栽培あきさかり・日本
晴については350円/30kg(税込)、またそれ以外の契約米に
ついては250円/30kg(税込)とします。
平成24年度 3.目的積立金の種類、積立目的、積立目標額、積立基準等は次のとおりです。
・平成25年度(当期) 農業・生活施設積立金 125,039千円
・平成24年度(前期) 農業・生活施設積立金 125,039千円
・平成25年度(当期) 税効果会計積立金 116,934千円
・平成24年度(前期) 税効果会計積立金 117,822千円
・平成25年度(当期) 退職給付対策積立金 634,369千円
・平成24年度(前期) 退職給付対策積立金 634,369千円
・平成25年度(当期) 固定資産減損対策積立金 147,949千円
・平成24年度(前期) 固定資産減損対策積立金 128,385千円
・平成25年度(当期) IT関連施設積立金 20,000千円
・平成24年度(前期) IT関連施設積立金 20,000千円
・平成25年度(当期) リスク管理対策積立金 200,000千円
・平成24年度(前期) リスク管理対策積立金 96,437千円
4.次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善事業の費用に充てるための繰
越額10,540千円が含まれています。
平成25年度 10,540千円 平成24年度 4,028千円
- 43 -
5.部門別損益計算書
〔平成25年度〕
(平成25年1月1日~平成25年12月31日)
科 目
計
信 用
事 業
共 済
事 業
(単位:千円)
農業関連
事 業
生活その他
事 業
営農指導
事 業
事
業
収
益
①
2,178,807
897,294
919,004
323,805
26,127
12,575
事
業
費
用
②
549,100
208,620
55,588
227,340
5,498
52,052
1,629,707
688,674
863,415
96,464
20,628
△ 39,476
事
業
総
利
共通管理費等
益
③
費
④
1,586,162
606,545
752,407
113,872
39,215
74,121
(うち減価償却費⑤)
(97,864)
(42,032)
(28,234)
(1,281)
(5,978)
(20,336)
⑤ ' ) (1,164,115)
(454,528)
(591,418)
(42,601)
(26,676)
(48,889)
※うち共通管理費⑥
234,314
279,301
50,845
13,592
16,000 △ 594,054
(うち減価償却費⑦)
(28,198)
(28,198)
(1,281)
(1,456)
(4,952) (△64,086)
(うち人件費 ⑦')
(96,196)
(118,349)
(22,080)
(5,637)
(6,357) (△248,621)
(①-②)
事
業
管
理
(うち人件費
事
業
利
益
⑧
(③-④)
事
業
外
収
益
⑨
43,544
281,993
82,128
111,008
△ 17,407
△ 18,586
△ 113,598
107,745
100,562
26,306
12,623
34,755
88,787
75,635
26,306
12,623
34,755 △ 238,109
50,411
42,943
14,935
7,167
19,733
50,411
42,943
14,935
7,167
19,733 △ 135,191
139,462
56,351
168,627
48,003
△ 6,036
16,695
△ 13,129
8,012
56,351
48,003
16,695
8,012
22,058 △ 151,122
47,187
40,197
13,980
6,709
18,471
47,187
40,197
13,980
6,709
18,471 △ 126,545
148,626
176,433
△ 3,321
△ 11,826
△ 94,988
△ 18,997
△ 18,997
△ 44,644
△ 12,348
94,988
129,629
157,436
△ 47,966
△ 24,175
※ う ち 共 通 分 ⑩
事
業
外
費
用
⑪
135,191
※ う ち 共 通 分 ⑫
経
常
利
益
⑬
(⑧+⑨-⑪)
特
別
利
益
⑭
190,347
151,122
※ う ち 共 通 分 ⑮
特
別
損
失
⑯
126,545
※ う ち 共 通 分 ⑰
△ 98,575
22,058
税 引 前 当 期 利 益 ⑱
(⑬+⑭-⑯)
214,923
営農指導事業分配賦額⑲
A
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益⑳
B
(⑱-⑲)
214,923
(注)
1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。
(1) 共通管理費等
下記A~Eの比率を求め、各項目毎に各部門へ配賦する。
A.部門別事業管理費比率(人件費除く)
B.部門別職員数比率
C.部門別事業損益比率
D.((A~C比率合計)/3)の比率
E.部門別事務所利用割合
- 44 -
○共通管理費
Ⅰ.人件費 =(B+C)/2の比率
Ⅱ.業務費 =Cの比率
Ⅲ.施設費 =(B×0.3+C×0.7)の比率
Ⅳ.減価償却費 =Eの比率
Ⅴ.旅費・雑費 =Dの比率
Ⅰ~Ⅴの合計を管理部費として各部門に配賦する。
○事業外収益の共通分
Dの比率
○事業外費用の共通分
Dの比率
○特別利益の共通分
Dの比率
○特別損失の共通分
Dの比率
(2) 営農指導事業
営農指導事業の各部門に対する貢献度合いに応じ、事業における損益を各部門に配賦する。
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。
区 分
信用事業
共済事業
農業関連事業 生活その他事業
共通管理費等
39.4
47.0
8.6
2.3
営農指導事業
20.0
20.0
47.0
13.0
(単位:%)
営農指導事業
計
2.7
100.0
100.0
3.予算統制の状況
(単位:千円)
区 分
当初予算
事業管理費
1,580,476
-
1,580,476
1,586,162
△ 5,685
収入a
11,704
-
11,704
11,552
152
支出b
41,205
-
41,205
40,226
978
△ 29,500
-
△ 29,500
△ 28,673
△ 826
営農指導事業
差引(a-b)
修正額
修正後予算額c
4.部門別の資産
区 分
決算額d
(単位:千円)
信用事業
共済事業
農業関連事業 生活その他事業
営農指導事業
経常利益 a
(⑬の額)
139,462
168,627
△ 6,036
△ 13,129
△ 98,575
減価償却費 b
(⑤-⑦)
13,834
36
-
4,522
15,383
共通管理費等 c
(⑥-⑩+⑫)
195,937
246,609
39,475
8,136
977
専属事業損益
a+b+c
349,234
415,273
33,438
△ 471
△ 82,214
- 45 -
差引(c-d)
〔平成24年度〕
(平成24年1月1日~平成24年12月31日)
科 目
計
信 用
事 業
共 済
事 業
(単位:千円)
農業関連
事 業
生活その他
事 業
営農指導
事 業
共通管理費等
事
業
収
益
①
8,166,095
935,539
948,166
2,263,557
4,009,501
9,329
事
業
費
用
②
6,021,491
331,043
56,364
1,998,229
3,598,743
37,111
2,144,603
604,496
891,801
265,328
410,758
△ 27,781
④
2,101,869
543,186
811,889
230,671
412,685
103,436
(うち減価償却費⑤)
(140,169)
(38,206)
(18,470)
(18,654)
(42,874)
(21,962)
⑤ ' ) (1,683,683)
(423,472)
(681,651)
(206,195)
(296,917)
(75,447)
※うち共通管理費⑥
173,054
237,638
91,194
122,269
14,921 △ 639,078
(うち減価償却費⑦)
(18,390)
(18,390)
(6,862)
(13,046)
(4,611) (△61,302)
(うち人件費 ⑦')
(73,220)
(107,480)
(39,295)
(51,214)
(7,051) (△278,262)
42,733
61,310
79,911
34,656
△ 1,926
△ 131,217
156,823
49,567
36,692
24,470
35,932
10,160
31,143
34,266
23,478
33,903
10,160 △ 132,952
19,747
21,728
14,887
21,497
6,442
19,747
21,728
14,887
21,497
6,442
115,254
91,129
94,876
44,240
12,508
△ 127,500
73,272
17,163
18,885
12,950
18,674
5,599
17,163
18,885
12,950
18,674
5,599
15,814
17,400
11,932
17,206
5,159
15,814
17,400
11,932
17,206
5,159
92,478
96,360
45,258
13,976
△ 127,060
25,412
25,412
59,169
17,066
△ 127,060
67,066
70,948
△ 13,911
△ 3,090
事
業
総
利
益
③
(①-②)
事
業
管
理
費
(うち人件費
事
業
利
益
⑧
(③-④)
事
業
外
収
益
⑨
※ う ち 共 通 分 ⑩
事
業
外
費
用
⑪
84,302
※ う ち 共 通 分 ⑫
経
常
利
益
△ 84,302
⑬
(⑧+⑨-⑪)
特
別
利
益
⑭
※ う ち 共 通 分 ⑮
特
別
損
失
⑯
67,513
※ う ち 共 通 分 ⑰
税 引 前 当 期 利 益 ⑱
(⑬+⑭-⑯)
121,013
営農指導事業分配賦額⑲
A
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益⑳
B
(⑱-⑲)
121,013
(注)
1.共通管理費等及び営農指導事業の他部門への配賦基準等は、次のとおりです。
(1) 共通管理費等
下記A~Eの比率を求め、各項目毎に各部門へ配賦する。
A.部門別事業管理費比率(人件費除く)
B.部門別職員数比率
C.部門別事業損益比率
D.((A~C比率合計)/3)の比率
E.部門別事務所利用割合
- 46 -
△ 73,272
△ 67,513
○共通管理費
Ⅰ.人件費 =(B+C)/2の比率
Ⅱ.業務費 =Cの比率
Ⅲ.施設費 =(B×0.3+C×0.7)の比率
Ⅳ.減価償却費 =Eの比率
Ⅴ.旅費・雑費 =Dの比率
Ⅰ~Ⅴの合計を管理部費として各部門に配賦する。
○事業外収益の共通分
Dの比率
○事業外費用の共通分
Dの比率
○特別利益の共通分
Dの比率
○特別損失の共通分
Dの比率
(2) 営農指導事業
営農指導事業の各部門に対する貢献度合いに応じ、事業における損益を各部門に配賦する。
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)は、次のとおりです。
区 分
信用事業
共済事業
農業関連事業 生活その他事業
共通管理費等
27.3
36.7
14.0
19.3
営農指導事業
20.0
20.0
46.6
13.4
(単位:%)
営農指導事業
計
2.7
100.0
100.0
3.予算統制の状況
(単位:千円)
区 分
当初予算
事業管理費
2,167,028
-
2,167,028
2,101,869
65,159
収入a
11,248
-
11,248
11,283
△ 35
支出b
42,078
-
42,078
37,111
4,966
△ 30,830
-
△ 30,830
△ 25,828
△ 5,002
営農指導事業
差引(a-b)
修正額
修正後予算額c
4.部門別の資産
区 分
決算額d
(単位:千円)
信用事業
共済事業
農業関連事業 生活その他事業
営農指導事業
経常利益 a
(⑬の額)
91,129
94,876
44,240
12,508
△ 127,500
減価償却費 b
(⑤-⑦)
19,815
79
11,792
29,828
17,351
共通管理費等 c
(⑥-⑩+⑫)
161,658
225,099
82,602
109,863
11,204
専属事業損益
a+b+c
272,604
320,055
138,635
152,200
△ 98,945
- 47 -
差引(c-d)
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
(単位:千円、口、人、%)
項 目
25年度
24年度
23年度
22年度
2,178,807
8,166,095
7,663,974
7,137,116
72,347,562
信用事業収益
897,294
935,539
1,013,725
1,029,828
1,141,592
共済事業収益
919,004
948,166
967,345
1,017,232
1,034,701
農業関連事業収益
323,805
2,263,557
2,806,060
2,158,332
2,415,677
38,702
4,018,830
2,876,840
2,931,724
2,655,592
経常利益
190,347
115,254
△ 95,390
108,502
125,264
当期剰余金
210,704
80,560
△ 282,001
44,288
△ 146,464
2,803,795
2,828,715
2,843,790
2,861,020
2,885,470
(560,759)
(565,743)
(568,758)
(572,204)
(577,094)
純資産額
6,115,610
5,958,345
5,918,701
6,247,611
6,255,821
総資産額
111,059,164
109,798,634
110,983,185
111,192,717
108,318,955
貯金等残高
103,104,138
101,564,775
102,657,196
102,248,677
99,214,879
貸出金残高
34,053,087
36,100,412
37,092,674
35,780,465
33,689,920
2,504,031
1,499,268
499,714
-
-
90,187
25,365
25,516
25,703
25,802
出資配当額
25,742
25,365
25,516
25,703
25,802
事業利用分量配当額
64,445
-
-
-
-
228
300
308
299
294
16.87%
16.02%
16.30%
16.51%
16.23%
経常収益(事業収益)
その他事業収益
出資金
(出資口数)
有価証券残高
剰余金配当金額
職員数(うち常傭含む)
単体自己資本比率
(注)1.経常収益は各事業収益の合計額を表しています。
2.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
3.信託業務の取り扱いは行っていません。
4.21~24年度の職員数には、臨時職員が含まれています。
- 48 -
21年度
2.利益総括表
(単位:千円、%)
項 目
25年度
増 減
830,534
820,970
9,564
19,208
18,954
254
△ 117,378
△ 235,426
118,048
688,674
604,496
84,178
(0.70)
(0.61)
(0.09)
1,629,707
2,144,603
△ 514,896
(1.40)
(1.82)
(△0.42)
資金運用収支
役務取引等収支
その他信用事業収支
24年度
信用事業粗利益
(信用事業粗利益率)
事業粗利益
(事業粗利益率)
3.資金運用収支の内訳
(単位:千円、%)
項 目
資金運用勘定
うち預金
うち有価証券
うち貸出金
資金調達勘定
うち貯金・定期積金
うち借入金
25年 度
平均残高
24年 度
利 息
利回
平均残高
利 息
利回
97,655,290
892,906
0.91
98,330,759
788,030
0.80
60,465,269
392,328
0.65
60,652,364
305,345
0.50
2,085,921
16,791
0.80
980,245
9,297
0.95
35,104,100 (444,458)
1.27
36,698,148
473,386
1.29
100,652,580
66,760
0.07
101,204,805
69,936
0.07
100,647,276
64,936
0.06
101,196,150
69,866
0.07
5,304
50
0.94
8,655
70
0.81
-
-
-
-
総資金利ざや
0.84
0.73
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価率(資金調達利回+経費率)
2.資金運用勘定の利息欄の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。
4.受取・支払利息の増減額
(単位:千円)
項 目
25年度増減額
24年度増減額
受 取 利 息
△ 39,301
△ 73,747
うち預金
△ 17,866
△ 30,115
7,494
8,406
△ 28,928
△ 52,039
△ 5,176
△ 22,286
△ 5,157
△ 22,248
△ 20
△ 38
△ 34,125
△ 51,461
うち有価証券
うち貸出金
支 払 利 息
うち貯金・定期積金
うち借入金
差し引き
(注)1.増減額は前年度対比です。
2.受取利息の預金には、信連からの事業利用分量配当金が含まれています。
- 49 -
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1) 貯金に関する指標
① 科目別貯金平均残高
種 類
25年度
流動性貯金
31,946,201
(31.7)
定期性貯金
68,643,823
(68.2)
その他の貯金
53,146
(0.1)
計
100,643,171
(100.0)
譲渡性貯金
(0.0)
合 計
100,643,171
(100.0)
(単位:千円、%)
24年度
増 減
30,780,377
(30.4)
1,165,823
70,341,365
(69.5)
△ 1,697,542
69,753
(0.1)
△ 16,607
101,191,497
(100.0)
△ 548,326
(0.0)
101,191,497
(100.0)
△ 548,326
(注)1.流動性貯金=当座貯金+普通貯金+貯蓄貯金+通知貯金
2.定期性貯金=定期貯金+定期積金
3.( )内は構成比です。
② 定期貯金残高(法定)
種 類
25年度
定期貯金
66,420,960
(100.0)
うち固定金利定期
66,418,798
(100.0)
うち変動金利定期
2,161
(0.0)
(単位:千円、%)
24年度
増 減
65,191,837
(100.0)
1,229,122
65,189,675
(100.0)
1,229,122
2,161
(0.0)
-
(注)1.固定金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する定期貯金
2.変動金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期貯金
3.( )内は構成比です。
(2) 貸出金等に関する指標
① 科目別貸出金平均残高
種 類
25年度
手形貸付金
192,888
証書貸付金
33,695,668
当座貸越
790,656
割引手形
金融機関貸付
434,000
合 計
35,113,213
② 貸出金の金利条件別内訳残高
種 類
25年度
固定金利貸出
22,834,561
(67.1)
変動金利貸出
10,467,557
(30.7)
その他金利貸出
750,968
(2.2)
合 計
34,053,087
(100.0)
(注)( )内は構成比です。
- 50 -
24年度
245,598
35,397,149
730,749
330,836
36,704,332
(単位:千円)
増 減
△ 52,709
△ 1,701,480
59,906
103,163
△ 1,591,119
(単位:千円、%)
24年度
増 減
23,678,520
(65.6)
△ 843,959
11,704,368
(32.4)
△ 1,236,810
717,523
(2.0)
33,444
36,100,412
(100.0)
△ 2,047,325
③ 貸出金の担保別内訳残高
種 類
25年度
貯金・定期積金等
464,717
有価証券
動 産 不動産
837,113
その他担保物
2,406,654
小 計
3,708,486
農業信用基金協会保証
10,005,882
その他保証
10,013,859
小 計
20,330,742
信 用
34,053,087
合 計
④ 債務保証見返額の担保別内訳残高
25年度
種 類
貯金・定期積金等
有価証券
動 産
不動産
その他担保物
小 計
信 用
合 計
24年度
494,564
881,428
2,541,146
3,917,140
10,386,674
10,407,438
21,775,833
36,100,412
24年度
-
⑤ 貸出金の使途別内訳残高
種 類
25年度
設備資金
18,566,263
(54.5)
運転資金
15,486,825
(45.5)
合 計
34,053,087
(100.0)
(注)( )内は構成比です。
- 51 -
-
(単位:千円)
増 減
△ 29,847
△ 44,315
△ 134,491
△ 208,653
△ 380,792
△ 393,579
△ 1,445,091
△ 2,047,325
(単位:千円)
増 減
-
(単位:千円、%)
24年度
増 減
19,942,299
(55.2)
△ 1,376,036
16,158,113
(44.8)
△ 671,288
36,100,412
(100.0)
△ 2,047,325
⑥ 貸出金の業種別残高
種 類
25年度
農業
2,559,047
(7.5)
林業
46,297
(0.1)
水産業
13,057
(0.0)
製造業
2,002,785
(5.9)
鉱業
429
(0.0)
建設・不動産業
1,922,383
(5.6)
190,336
(0.6)
電気・ガス・熱供給水道業
273,107
(0.8)
運輸・通信業
545,263
(1.6)
金融・保険業
3,605,839
(10.6)
卸売・小売・サービス業・飲食業
13,968,568
(41.0)
地方公共団体
8,925,970
(26.2)
その他
34,053,087
(100.0)
合 計
(単位:千円、%)
24年度
増 減
2,810,646
(7.8)
△ 251,599
36,003
(0.1)
10,293
14,775
(0.0)
△ 1,717
2,091,834
(5.8)
△ 89,048
997
(0.0)
△ 567
2,184,280
(6.1)
△ 261,897
187,885
(0.5)
2,450
286,848
(0.8)
△ 13,740
563,506
(1.6)
△ 18,242
3,857,416
(10.7)
△ 251,576
14,671,985
(40.6)
△ 703,416
9,394,231
(26.0)
△ 468,260
36,100,412
(100.0) △ 2,047,325
(注)( )内は構成比(貸出金全体に対する割合)です。
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
(ⅰ)営農類型別
25年度
種 類
農業
穀作
野菜・園芸
果樹・樹園農業
工芸作物
養豚・肉牛・酪農
養鶏・養卵
養蚕
その他農業
農業関連団体等
合 計
24年度
367
134
40
10
25
157
367
403
151
36
14
22
180
403
(単位:百万円)
増 減
△ 36
△ 17
4
△ 4
3
△ 23
△ 36
(注)1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営
に必要な資金や、農産物の生産・加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高
です。
2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、
農業所得が従となる農業者等が含まれています。
3.「農業関連団体等」には、JAや全農(経済連)とその子会社等が含まれます。
- 52 -
(ⅱ)資金種類別
〔貸出金〕
種 類
プロパー資金
農業制度資金
農業近代化資金
その他制度資金
合 計
25年度
24年度
263
103
90
13
367
(単位:百万円)
増 減
291
△ 266
112
151
100
△ 10
12
1
403
△ 36
(注)1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをい
います。
2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体
が利子補給等を行うことでJAが低利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するも
のがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。
3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資
金などが該当します。
〔受託貸付金〕
種 類
日本政策金融公庫資金
その他
合 計
25年度
24年度
-
(単位:百万円)
増 減
-
-
(注)日本政策金融公庫は、農業(旧農林漁業金融公庫)にかかる資金をいいます。
⑧ リスク管理債権の状況
区 分
破綻先債権額
延滞債権額
3カ月以上延滞債権額
貸出条件緩和債権額
合 計(A)
うち担保・保証付債権額(B)
担保・保証控除後債権額(C)
個別計上貸倒引当金残高(D)
差引額(E)=(C)-(D)
一般計上貸倒引当金残高
25年度
1,647
875,042
123,951
1,000,640
696,813
395,498
395,498
0
112,410
(単位:千円)
24年度
増 減
3,940
△ 2,293
996,285
△ 121,243
99,868
24,083
1,100,094
△ 99,454
331,208
365,605
437,215
△ 41,717
437,215
△ 41,717
0
0
125,820
△ 13,410
(注)1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法
施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じ
ている貸出金)をいいます。
2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3カ月以上延滞債権とは、元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものをいいます。
- 53 -
4.貸出条件緩和債権とは、債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、
破綻先債権、延滞債権および3カ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。
5.担保・保証付債権額とは、リスク管理債権額のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社
債、上場株式)及び確実な不動産担保付の貸出残高ならびに農業信用基金協会等公的保証機関
等による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額です。
6.個別計上貸倒引当金残高とは、リスク管理債権のうち、すでに個別貸倒引当金に繰り入れた
当該引当金の残高であり、貸借対照表上の個別貸倒引当金額とは異なります。
7.担保・保証控除後債権額とは、リスク管理債権合計額から、担保・保証付債権額を控除した
貸出金残高です。
⑨ 金融再生法開示債権区分に基づく保全状況
債権区分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小 計(A)
保全額(合計)(B)
担保・保証
引 当
保全率(B/A)
正常債権
合 計
25年度
432,037
458,472
123,951
1,115,453
1,092,311
696,813
395,498
97.9
33,133,246
34,147,707
(単位:千円、%)
24年度
488,511
523,874
99,868
1,112,292
637,012
201,248
435,764
57.3
35,087,979
36,200,272
(注)上記の債権区分は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)
第6条に基づき、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、次のとおり区分したものです。な
お、当JAは同法の対象とはなっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載
しております。
1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、法的破綻等による経営破綻に陥っている債務者に
対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。
2.危険債権とは、経営破綻の状況にはないが、財政状況の悪化等により元本および利息の回収が
できない可能性の高い債権をいいます。
3.要管理債権とは、3か月以上延滞貸出債権および貸出条件緩和貸出債権をいいます。
4.正常債権とは、上記以外の債権をいいます。
⑩ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
- 54 -
⑪ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
2
5
年
度
2
4
年
度
区 分
期首残高
期中増加額
目的使用
期中
減少額
その他
期末残高
期首残高
期中増加額
目的使用
期中
減少額
その他
期末残高
一般貸倒引当金
125,820
112,410
-
125,820
112,410
129,523
125,820
-
129,523
125,820
個別貸倒引当金
437,215
398,281
848
436,309
398,339
382,730
437,215
-
382,730
437,215
(単位:千円)
合計
563,036
510,692
848
562,129
510,750
512,253
563,036
-
512,253
563,036
⑫ 貸出金償却の額
項 目
貸出金償却額
(単位:千円)
24年度
-
25年度
-
(3) 内国為替取扱実績
25年度
種 類
送金・振込為替
代金取立為替
雑為替
合 計
仕 件 数
金 額
件 数
金 額
件 数
金 額
件 数
金 額
被 仕 向
向
14
11,872,827
0
7,000
1
529,082
15
12,408,910
(4) 有価証券に関する指標
① 種類別有価証券平均残高
種 類
25年度
国債
192
地方債
2,085,728
-
政府保証債
金融債
-
短期社債
-
-
社債
株式
-
その他の証券
-
合 計
2,085,921
123
21,998,219
0
784
0
1,290,521
123
23,289,525
(単位:千件、千円)
24年度
仕 向
被 仕 向
13
119
11,011,790
18,304,935
0
0
30,413
19,802
1
0
504,125
1,321,881
14
119
11,546,329
19,646,619
24年度
-
980,245
-
-
-
-
-
-
980,245
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載しています。
- 55 -
(単位:千円)
増 減
192
1,105,483
-
-
-
-
-
-
1,105,676
② 商品有価証券種類別平均残高
該当する取引はありません。
③ 有価証券残存期間別残高
種 類
1年以下
(単位:千円)
1年超 3年超 5年超
7年超
10年超
3年以下 5年以下 7年以下 10年以下
期間の
定めの
ないもの
合 計
25年度
国債
地方債
政府保証債
金融債
短期社債
社債
株式
その他の証券
-
-
-
-
-
-
-
ー
-
-
-
- 2,504,031
-
- 2,504,031
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
24年度
国債
地方債
政府保証債
金融債
短期社債
社債
株式
その他の証券
-
-
-
-
-
- 1,499,268
-
- 1,499,268
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(5) 有価証券等の時価情報等
① 有価証券の時価情報等
保有区分
売買目的
満期保有目的
その他
合 計
取得価額
-
2,504,031
-
2,504,031
25年度
時 価 評価損益 取得価額
-
-
-
2,515,546
11,515 1,499,268
-
-
-
2,515,546
11,515 1,499,268
(単位:千円)
24年度
時 価 評価損益
-
-
21,076
1,520,345
-
-
1,520,345
21,076
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は取得原価又は償却原価によっています。
3.売買目的有価証券については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の損益
に含めています。
4.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。
5.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額としております。
- 56 -
② 金銭の信託の時価情報等
保有区分
運用目的
満期保有目的
その他
合 計
取得価額
-
-
-
-
(単位:千円)
25年度
24年度
時 価 評価損益 取得価額 時 価 評価損益
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
(注)1.時価は期末日における市場価格等によっております。
2.取得価額は、取得原価又は償却原価によっています。
3.運用目的の金銭の信託については、時価を貸借対照表価額とし、評価損益については当期の
損益に含めています。
4.満期保有目的の金銭の信託については取得価額を貸借対照表価額としてと計上しております。
5.その他の金銭の信託については時価を貸借対照表価額としております。
③ デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連店頭デリバティブ取引
該当する取引はありません。
- 57 -
2.共済取扱実績
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高
25年度
種 類
新契約高
終身共済
15,787,784
定期生命共済
21,000
5,210,616
生 養老生命共済
命
うちこども共済
291,700
総
医療共済
112,000
合
共 がん共済
済 定期医療共済
介護共済
27,131
年金共済
建物更生共済
15,749,400
合 計
36,907,932
(単位:千円)
24年度
保有高
195,116,778
2,876,500
75,768,266
6,014,000
2,829,100
136,500
349,200
27,131
166,000
249,921,843
527,191,320
新契約高
14,356,882
46,500
3,864,663
335,400
425,000
6,000
15,747,800
34,446,846
保有高
202,087,777
3,424,500
82,718,342
5,995,700
3,043,700
146,500
379,400
169,000
256,989,565
548,958,785
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付
加された定期特約金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高
種 類
医療共済
がん共済
定期医療共済
合 計
保有高
51,063
1,845
1,609
54,517
(単位:千円)
24年度
新契約高
保有高
11,341
42,622
307
1,720
3
1,766
11,651
46,108
保有高
1,792,452
577,034
2,369,487
(単位:千円)
24年度
新契約高
保有高
116,611
1,832,502
545,892
116,611
2,378,395
25年度
新契約高
8,857
238
5
9,100
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(3) 年金共済の年金保有高
種 類
年金開始前
年金開始後
合 計
25年度
新契約高
49,411
49,411
(注)金額は、年金年額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金額)を表示しています。
(4) 短期共済新契約高
種 類
火災共済
自動車共済
傷害共済
団体定期生命共済
定額定期生命共済
賠償責任共済
自賠責共済
合 計
25年度
金額
27,825,700
38,045,400
4,000
掛金
30,130
486,932
1,616
14
21
79,708
598,423
(注)1.金額は、保障金額を表示しています。
2.自動車共済、賠償責任共済、自賠責共済は掛金総額です。
- 58 -
(単位:千円)
24年度
金額
掛金
25,253,820
27,621
476,739
38,915,900
1,874
4,000
14
24
73,757
580,031
3.農業関連事業取扱実績
(1) 買取購買品(生産資材)取扱実績
種 類
(単位:千円)
24年度
25年度
供給高
手数料
飼料
肥料
農薬
施設資材
農業機械
石油類
自動車
その他
合 計
供給高
28,247
430,737
255,970
51,073
641,796
1,452,299
755,191
170,114
3,785,430
手数料
547
85,887
34,516
869
70,840
118,477
142,697
23,937
477,773
*購買事業は平成25年1月より(株)コープ武生へ移管しました。
(2) 受託販売品取扱実績
種 類
米
麦・豆・雑穀
野菜
果実
花き・花木
畜産物
合 計
(3) 農業倉庫事業取扱実績
項 目
保管料
収
その他
益
計
倉庫材料費
費
その他の費用
用
計
(単位:千円)
24年度
25年度
販売高
2,220,889
60,604
170,757
29,362
3,686
86,215
2,612,055
手数料
92,285
4,952
1,191
345
33
754
101,025
25年度
51,281
7,054
58,336
525
9,915
10,440
(単位:千円)
24年度
45,902
7,694
53,597
1,662
10,839
12,502
販売高
2,019,572
62,372
145,756
55,084
3,984
91,399
2,378,169
(4) 加工事業取扱実績
種 類
(単位:千円)
24年度
25年度
取扱高
手数料
84,004
5,869
1,497
369
36
797
92,575
手数料
該当なし
合 計
- 59 -
取扱高
手数料
(5) 利用事業取扱実績
種 類
東部カントリー
中央カントリー
西部カントリー
南条カントリー
今庄ライスセンター
良質米出荷施設
合 計
(単位:kg、千円)
24年度
25年度
取扱高
1,334
1,916
823
602
1,628
6,305
手数料
58,582
47,289
20,857
11,098
13,208
151,037
取扱高
1,567
1,396
1,232
707
1,631
6,535
手数料
66,429
34,669
32,909
12,875
12,982
159,866
4.生活その他事業取扱実績
(1) 買取購買品(生活物資)取扱実績
種 類
供給高
食
料
品
衣
料
品
耐 久 消 費 財
日用保健雑貨
家 庭 燃 料
(うちLPガス)
そ
の
他
合 計
(2) 介護事業取扱実績
項 目
訪問介護収益
収
益
計
介護労務費
介護消耗備品費
費
用
介護雑費
計
(単位:千円)
24年度
25年度
粗収益(手数料)
-
25年度
(単位:千円)
24年度
*介護保険事業は平成19年8月末に廃止しました。
5.指導事業
収
入
支
出
項 目
指導補助金
賦課金収入
実費収入
計
営農改善費
生活文化事業費
教育情報費
計
25年度
3,066
8,371
1,137
12,575
40,226
4,424
7,400
52,052
(単位:千円)
24年度
2,985
8,416
999
12,401
37,111
4,293
7,924
49,330
- 60 -
粗収益(手数料)
供給高
1,635,147
48,808
198,111
21,724
234,019
86,389
215,387
77,591
24,891
12,117
2,092,171
169,039
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率
項 目
総資産経常利益率
資本経常利益率
総資産当期純利益率
資本当期純利益率
25年度
24年度
0.16
3.20
0.18
3.54
0.10
1.79
0.07
1.25
(単位:%)
増 減
0.06
1.41
0.11
2.29
(注)1.総資産経常利益率 =経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率 =経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率
=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返りを除く)平均残高×100
4.資本当期純利益率 =当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
区 分
貯貸率
貯証率
期末
期中平均
期末
期中平均
25年度
33.03
34.88
2.43
2.07
(単位:%)
24年度
35.54
36.26
1.48
0.97
(注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
3.職員一人当たり指標
項 目
信用事業
共済事業
経済事業
貯金残高
貸出金残高
長期共済保有高
購買品取扱高
販売品取扱高
25年度
452,211
149,356
2,407,713
50,247
(単位:千円)
24年度
338,549
120,334
1,837,790
19,592
8,235
25年度
12,888,017
4,256,636
68,619,848
-
(単位:千円)
24年度
12,695,596
4,512,551
36,755,800
391,840
4.一店舗当たり指標
項 目
貯金残高
貸出金残高
長期共済保有高
購買品供給高
- 61 -
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の構成に関する事項
(単位:千円)
項 目
25年度
基本的項目 (A)
出資金
24年度
6,025,421
5,912,980
2,803,795
2,828,715
276,640
396,545
(うち後配出資金)
資本準備金
183,766
183,766
利益準備金
1,478,402
1,413,402
任意積立金
1,388,977
1,389,866
特別積立金
(142,635)
(142,635)
目的積立金
(1,246,342)
(1,247,231)
186,295
109,890
△ 15,815
△ 12,660
その他有価証券の評価差損
-
‐
営業権相当額
-
-
企業結合により計上される無形固定資産相当額
-
-
112,410
125,820
112,410
125,820
次期繰越剰余金
処分未済持分
補完的項目 (B)
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
-
-
負債性資本調達手段
-
-
期限付劣後債務
-
-
-
-
6,137,832
6,038,801
-
-
-
-
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
-
-
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
-
-
-
-
6,137,832
6,038,801
36,380,348
37,687,253
資産(オン・バランス)項目 32,227,269
33,264,006
オフ・バランス取引等項目 -
-
4,153,078
4,423,246
基本的項目比率 (A)/(F)
16.56%
15.68%
自己資本比率 (E)/(F)
16.87%
16.02%
補完的項目不算入額
自己資本総額 (C)=(A)+(B)
控除項目 (D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
控除項目不算入額
自己資本額 (E)=(C)-(D)
リスク・アセット等計(F)
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
(注)1.自己資本比率の算出にあたっては、金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその
健全性を判断するための基準」(平成18年3月28日)に基づき算出しています。
2.今年度の比率算出にあたり、当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手
法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル
・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
- 62 -
2.自己資本の充実度に関する事項
(1) 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 (単位:千円)
25年度
24年度
所要自己
資本額
b=a×
4%
エクスポー リスク・
ジャーの アセット額
期末残高
a
我が国の中央政府及び
中央銀行向け
我が国の地方公共団体向け
16,521,668
エクスポー
ジャーの
期末残高
所要自己
資本額
b=a×
4%
リスク・
アセット額
a
-
-
-
-
-
-
-
16,221,846
-
-
地方公共団体金融機構向け
-
-
-
-
-
-
我が国の政府関係機関向け
-
-
-
-
-
-
地方三公社向け
-
-
-
-
-
-
63,734,135
13,094,916
523,796
60,612,098
12,470,588
498,824
金融機関及び
第一種金融商品取引業者向け
法人等向け
811,401
644,326
25,773
658,829
612,490
24,500
中小企業等向け及び個人向け
3,287,707
2,178,937
87,157
3,641,477
2,401,240
96,050
抵当権付住宅ローン
1,153,201
392,043
15,681
1,365,859
463,074
18,523
不動産取得等事業向け
1,721,750
1,687,383
67,495
1,913,942
1,891,144
75,646
三月以上延滞等
454,967
249,429
9,977
147,882
195,409
7,816
10,024,275
984,811
39,392
10,418,560
1,024,742
40,990
18,665
-
-
14,349
-
-
4,250,285
4,250,285
170,011
4,249,838
4,249,838
169,994
複数の資産を裏付とする資産
(所謂ファンド)のうち、個々
の資産の把握が困難な資産
-
-
-
-
-
-
証券化
-
-
-
-
-
-
信用保証協会等保証付
共済約款貸付
出資等
上記以外
合 計
オペレーショナル・リスクに
対する所要自己資本の額
<基礎的手法>
9,510,315
8,745,134
349,805
10,692,854
9,955,476
398,219
111,488,376
32,227,269
1,289,090
109,937,532
33,264,006
1,330,560
オペレーショナル・リスク相当額
を8%で除して得た額
所要自己資本額
オペレーショナル・リスク相当額を
8%で除して得た額
所要自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
4,153,078
所要自己資本額計
4,423,246
166,123
176,929
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
リスク・アセット等(分母)計
所要自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
36,380,348
1,455,213
37,687,253
(注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エク
スポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことを
いい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞してい
る債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法
人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
- 63 -
1,507,490
4.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造の
ある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有
する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の
中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資
産(固定資産等)が含まれます。
6.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用していま
す。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
3.信用リスクに関する事項
(1) 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェ
イトの判定に当たり使用する格付等は、次のとおりです。
① リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼
格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出
するための掛目のことです。
② リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリス
ク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
カントリー・リスク
・スコア
適格格付機関
金融機関向け
エクスポージャー
日本貿易保険
法人等向け
エクスポージャー(長期)
R&I、Moody's、
JCR、S&P、 Fitch
法人等向け
エクスポージャー(短期)
R&I、Moody's、
JCR、S&P、 Fitch
- 64 -
(2) 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エク
スポージャーの期末残高
(単位:千円)
25年度
信用リスクに関す
るエクスポー
ジャーの残高
うち
貸出金等
24年度
3ヶ月以上 信用リスクに関す
るエクスポー
延滞エクス
ジャーの残高
ポージャー
うち
債券
111,488,376 34,152,775 2,507,546 454,967
国内
-
海外
地域別残高計
-
-
3ヶ月以上延
滞エクスポー
ジャー
うち
債券
110,370,204 35,550,336
1,501,814
458,995
-
-
-
110,370,204 35,500,336
1,501,814
458,995
-
111,488,376 34,152,775 2,507,546 454,967
うち
貸出金等
-
農業
84,704
84,704
-
-
93,963
93,963
-
-
林業
21,048
21,048
-
-
29,550
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
40,763
40,763
-
-
30,598
12,000
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建設・不動産業
88,349
88,349
-
-
91,686
91,686
-
-
電気・ガス・熱
供給・水道業
-
-
-
-
-
-
-
-
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
金融・保険業
63,745,852
435,112
-
-
60,631,898
435,210
-
-
- 21,664
144,365
13,736
-
-
16,221,846 14,720,032 1,501,814
-
鉱業
卸売・小売・
飲食・サービス業
日本国政府
・地方公共団体
その他
個 人
そ の 他
業種別残高計
259,777 259,777
16,521,668 14,014,121 2,507,546
4,462,899
-
212,596
- 16,105
18,678,361 18,659,637
- 417,197
7,584,950
336,663
-
-
111,488,376 34,152,775 2,507,546 454,967
4,493,162
258,474
-
-
20,040,477 19,510,998
-
453,914
-
5,081
110,370,204 35,500,336 1,501,814
458,995
8,592,657
364,234
1年以下
64,846,151 1,547,128
-
60,611,876 1,293,264
-
1年超3年以下
1,704,294 1,704,294
-
2,078,384 1,882,968
-
3年超5年以下
1,297,022 1,297,022
-
1,276,144 1,215,512
-
5年超7年以下
1,567,725 1,567,725
4,463,494 1,955,948 2,507,546
1,544,637 1,544,637
-
7年超10年以下
3,708,250 2,206,435 1,501,814
10年超
24,487,423 24,487,423
-
26,058,658 26,058,658
-
期限の定めのないもの
13,122,264 1,593,232
-
6,499,597 1,298,860
-
残存期間別残高計
111,488,376 34,152,775 2,507,546
110,370,204 35,500,336 1,501,814
平均残高計
102,428,353 35,113,293 2,085,894
103,568,199 35,985,894
980,245
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生
商品取引の与信相当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・
バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間
および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいい
ます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ
月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
- 65 -
(3) 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
25年度
期首
残高
24年度
期中減少額
期中
増加額
目的使用
その他
期末残高
期首
残高
期中減少額
期中
増加額
目的使用
その他
期末残高
一般貸倒引当金 125,820
112,410
-
125,820
112,410
129,523
125,820
-
129,523
125,820
個別貸倒引当金 437,215
398,281
848
436,309
398,339
382,730
437,215
-
382,730
437,215
(4) 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
(単位:千円)
25年度
24年度
期中減少額
国 内
期中減少額
目的
使用
その他
期末
残高
437,215 398,281 848
436,309
398,339
期首
残高
期中
増加額
国 外
-
-
地域別計
-
-
-
436,309
398,339
期首
残高
期中
増加額
目的
使用
382,730 437,215
-
-
-
その他
期末
残高
貸出金
償却
382,730
437,215
-
-
437,215
437,215
398,281
382,730 437,215
-
382,730
農業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
鉱業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
建設
不動産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
法
人 電気・ガス・
熱供給・水道
業
-
848
貸出金
償却
運輸・通信業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
金融・保険業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
卸売・小売・
飲食・サービ
ス業
- 1,388
-
-
1,388
-
-
-
-
-
-
-
その他
-
-
-
437,215
396,893
個人
業種別計
-
-
-
-
-
-
-
-
-
848
436,309
396,951
-
382,730 437,215
-
382,201
437,215
-
437,215 398,281 848
436,309
398,339
-
382,730 437,215
-
382,201
437,215
-
- 66 -
(5) 信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
25年度
格付あり
信
用
勘リ
案ス
後ク
残削
高減
効
果
(単位:千円)
24年度
格付なし
計
格付なし
格付あり
計
リスク・ウェイト0%
- 17,964,007 17,964,007
-
16,841,318
16,841,318
リスク・ウェイト10%
-
9,848,106
-
10,418,560
10,418,560
リスク・ウェイト20%
- 63,310,757 63,310,757
-
60,196,701
60,196,701
リスク・ウェイト35%
-
1,120,123
1,120,123
-
1,365,859
1,365,859
リスク・ウェイト50%
-
258,910
258,910
-
272,856
272,856
2,905,248
9,848,106
リスク・ウェイト75%
-
2,905,248
-
3,641,477
3,641,477
リスク・ウェイト100%
- 15,933,185 15,933,185
-
17,529,721
17,529,721
リスク・ウェイト150%
-
148,035
148,035
-
103,708
103,708
その他
-
-
-
-
-
-
計
- 111,488,376 111,488,376
- 110,370,204 110,370,204
(注)1. 「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているもの、
「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用していないもの
を記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる保証又
はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額があります。
4.信用リスク削減手法に関する事項
(1) 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算
出において、エクスポージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されてい
る場合に、エクスポージャーのリスク・ウェイトに代えて、担保や保証人に対するリスク
・ウェイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出規程」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金
の相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部又は一部が、取引
相手又は取引相手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取
引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手
法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政
府等、我が国の地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、外国の
中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関又は証券会社、これら以外の主体
で長期格付がA-又はA3以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポー
ジャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保証債権のリスク・ウェイ
トに代えて、保証人のリスク・ウェイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定そ
の他これらに類する事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であるこ
とを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出
金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が継
続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、
監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金
と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としていま
す。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見
直し行っています。なお、主要な担保の種類は、自組合貯金です。
- 67 -
(2) 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:千円)
25年度
区 分
24年度
適格金融
資産担保
適格金融
資産担保
保証
保証
地方公共団体金融機構向け
-
-
-
-
我が国の政府関係機関向け
-
-
-
-
地方三公社向け
-
-
-
-
金融機関向け及び第一種金
融商品取引業者向け
-
-
-
-
法人等向け
32,831
-
16,028
-
中小企業等向け及び個人向け
63,310
-
44,912
-
抵当権住宅ローン
-
-
-
-
不動産取得等事業向け
-
-
-
-
三月以上延滞等
-
-
-
-
-
-
-
-
85,000
-
80,000
-
181,141
-
140,940
-
証券化
上記以外
合 計
(注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをい
い、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している
債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等
向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある
二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引
にかかるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央
政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定
資産等)が含まれます。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
- 68 -
7.出資等エクスポージャーに関する事項
(1) 出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資と
して計上されているものであり、当JAにおいては、これらを①子会社および関連会社株
式、②その他有価証券、③系統および系統外出資に区分して管理しています。①子会社お
よび関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効
率的運営を目的として、株式を保有しています。これらの会社の経営については毎期の決
算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場
リスクの把握およびコントロールに努めています。具体的には、市場動向や経済見通しな
どの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を
定めるとともに経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で
決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用
部門が行った取引については、企画管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェック
し、定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、
日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の
対応を行っています。
なお、これらの出資等の評価等については、①子会社および関連会社については、取得
原価を記載し、毀損の状況に応じて子会社等損失引当金を、②その他有価証券については
時価評価を行った上で、取得原価との評価差額については、「その他有価証券評価差額金」
として純資産の部に計上しています。③系統および系統外出資については、取得原価を記
載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、評価等重要な
会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
(2) 出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
25年度
貸借対照表計上額
24年度
時価評価額
貸借対照表計上額
時価評価額
上 場
-
-
-
-
非 上 場
4,250,285
4,250,285
4,249,838
4,249,838
合 計
4,250,285
4,250,285
4,249,838
4,249,838
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
(3) 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:千円)
25年度
売却益
24年度
売却損
-
償却額
-
売却益
-
売却損
償却額
-
-
-
(4) 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他
有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:千円)
25年度
評価益
24年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
- 69 -
-
(5) 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
(単位:千円)
25年度
評価益
24年度
評価損
-
評価益
-
評価損
-
-
8.金利リスクに関する事項
(1) 金利リスクの算定方法の概要
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミ
スマッチが存在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスク
をいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、
またリスク情報の管理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に
定め、適切なリスクコントロールに努めています。具体的な金利リスクの算定方法、管理
方法は以下のとおりです。
・ 99パーセンタイル値による金利ショック幅を用いています。
・ 要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって
随時払い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留す
る貯金をコア貯金と定義し、①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を
現残高から差し引いた残高、③現残高の50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0
~5年の期間に均等に振り分けて(平均残存2.5年)リスク量を算定しています。
・ 金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定し
ます。
金利リスク( 439百万円)=運用勘定の金利リスク量(
471百万円)
+調達勘定の金利リスク量(△ 31百万円)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会お
よび理事会に報告して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに
運用方針を策定しています。 (2) 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:千円)
25年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
24年度
826,522
- 70 -
845,357
Ⅵ 連結情報
1.グループの概況
(1) グループの事業系統図
JA越前たけふのグループは、当JA、子会社2社で構成されています。
このうち、当年度及び前年度において連結自己資本比率を算出する対象となる連結子
会社は2社です。なお、連結自己資本比率を算出する対象となる連結グループと、連結
財務諸表規則に基づき連結の範囲に含まれる会社に、相違はありません。
JA越前たけふ
〔JA〕
◇本店・支店・営農
15カ所
〔子会社〕
株式会社コープ武生
福井県ジェイエイ酒販株式会社
(2) 子会社等の状況
名 称
小売業
酒類・食料品購入
及び卸小売業
(単位:千円、%)
株式会社コープ武生
福井県ジェイエイ酒販株式会社
主たる営業所又は事務所の所在地
越前市平出2丁目1-10
越前市平出2丁目129
事業の内容
小売業
酒類・食料品購入及び卸小売業
設立年月日
昭和52年7月1日
昭和28年7月2日
資本金又は出資金
200,000千円
40,000千円
当JAの議決権比率
100%
32.6%
100%
72.9%
当JA及び他の子会社等の議決権比
(3) 連結事業概況(平成25年度)
①事業の概況
平成25年度の当JAの連結決算は、子会社を連結しております。
連結決算の内容は、連結経常利益251百万円、連結当期剰余金195百万円、連結純資産
6,220百万円、連結総資産111,720百万円で、連結自己資本比率は16.59%となりました。
②連結子会社等の事業概況
【(株)コープ武生】
我が国の経済は企業収益の改善や個人消費の持ち直しにより、緩やかに回復してきており、
消費者心理においても明るい兆しが見られ、景気回復への期待が持てる状況となっています。
このような情勢の中、平成25年度は長期ビジョンに基づき、JAの経済事業の(株)コー
プ武生への事業譲渡という新たな体制の中での初年度でした。
新体制のもと、10月には「コープたけふ大感謝祭」を開催し、地域の皆様とふれあいまし
た。更には、11月にJA越前たけふの旧吉野支所の跡地を取得し(株)セブン-イレブン・
ジャパンと賃貸契約を締結しました。
[生活部・購買課]
生産資材(肥料・農薬)部門においては、生産コスト削減を図るため生産資材(肥料)の
メーカー直接仕入れによるPB商品の取扱いを拡大し、JA越前たけふ指導部、メーカーと
連携し、水稲・大麦用PB肥料を開発・販売しました。
- 71 -
生活資材においては、消費税増税に対応すべく大型耐久資材の推進を展開し、頒布会やふれ
あい祭統一推進、ふれあい企画等の推進に社員・JA職員で取り組みました。
精米部門においては、JA越前たけふの営農・経済事業の取り組みが12月にテレビ放映され、
全国より大きな反響がありました。ブランド米「越前しきぶ姫」について多くの問い合わせ・
注文があり、講評を得ました。
(単位:千円)
区
分
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
売上高 (*1)
1,313,548
1,480,298
2,186,692
3,099,475
事業損益(*2)
149,004
152,305
190,780
158,619
[生活部・機械課]
機械課においては、農業機械及び自動車の展示会開催と併せて担当者による訪問推進を行い
販売・整備の強化を図りました。
農機事業では、大規模農家や集落組織への緊急整備事業による大型農業機械購入やリース導
入制度を利用し、販売を展開しました。
自動車事業では、各種展示会を開催し、ハイブリット車や低燃費車を中心に販売を進めまし
た。
(単位:千円)
区
分
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
売上高 (*1)
1,309,340
1,424,612
1,396,987
1,231,104
事業損益(*2)
194,418
205,846
202,067
57,857
[生活部・燃料課]
石油事業では、有利な仕入れを図るため、大手商社との取引を行いました。価格競争の激化
の中で、各給油所においては接客及びサービスの向上に努めました。
ガス事業では、展示会等への誘致によりガス器具の売上増(前年対比109.2%)になりました。
(単位:千円)
区
分
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
売上高 (*1)
1,678,116
1,768,549
1,711,210
1,697,822
事業損益(*2)
179,791
167,809
201,443
14,796
(*1)22年度から24年度については、JA越前たけふ購買事業の供給高と読み替えます。
(*2)22年度から24年度については、JA越前たけふ購買事業の差引損益と読み替えます。
ただし、この中には一般管理費は含まれておりません。
[店舗部・店舗課]
店舗課においては、協同組合ハニーとの業務提携2年目に入り、ハニー物流であるCGC商
品を中心に販促を打ち、タイムサービスなどを行い、更なる商品力の強化・固定客の増加を目
指しました。また、ハニーの各種商品部門研修会・店舗運営の研修会に参加し、従業員個々の
レベルアップを図りました。
外販においては、顧客のニーズに合ったパンフレットを作成し、独自のサービスを行いまし
た。
旅行センターにおいては、会館での宴会、パーティ等での収益を確保できました。
- 72 -
また、昨年に引き続き、「小、中学校に本を贈ろう」キャンペーンにて、越前市と南越前町
に総額80万円分の図書を寄贈し、地域に根付く企業として地域貢献活動を行いました。
(単位:千円)
区
分
売上高 事業損益
平成22年度
平成24年度
平成23年度
平成25年度
2,059,602
2,036,414
2,191,328
2,213,738
34,136
32,326
56,984
9,681
(単位:千円)
全事業所の事業成果の推移
区
分
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
売上高(*3)
2,059,602
2,036,414
2,191,329
8,242,141
利益高(*4)
△ 27,777
4,429
3,417
79,103
総資産(*5)
674,731
658,788
676,632
1,245,484
(*3~5)22年度から24年度については、店舗部のみで、JA越前たけふ購買事業部門の実
績は含まれておりません。
【福井県ジェイエイ酒販株式会社】
平成25年度の日本経済は、アベノミクスによる金融緩和や景気回復への先行き期待感を受け
て、円安、株高に推移しました。
しかしながら、酒類業界においては、人口の減少社会における少子高齢化や若者の嗜好の多
様化、長引く景気低迷等によって、酒類の消費も減少しています。さらに、低価格商品への移
行により、販売量を維持しても販売金額が確保できないという状況にあります。また、円安傾
向を受けて原油や輸入原材料の価格上昇が始まっており、これらのコスト要因が今後の経営に
大きな影響を及ぼすことも懸念されています。
10月に開催されました「コープたけふ大感謝祭」では、会場にて特別価格での協賛セールを
実施し、740 千円の売上高となりました。さらには、平成26年1月からの日本酒の値上げに伴
うメーカー及び一次卸問屋との価格交渉を進めました。併せて配送体制の見直しを図り、新年
度からの実施に向けた準備をしました。
このような状況の中、酒類卸販売を中心にしながら食品・菓子の卸販売も併せて営業に努め
ましたが、売上高326,482千円(前年対比87.1%)の実績となりました。
(単位:千円)
事業成果の推移
区
分
売上高
利益高
総資産
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
377,756
369,297
374,840
326,482
258
221
143
70
132,609
130,210
128,608
123,186
- 73 -
(単位:千円、%)
(4) 最近5年間の連結ベースの主要な経営指標
項 目
25年度
24年度
23年度
22年度
21年度
10,602,001
10,210,355
9,569,321
9,134,977
9,176,520
信用事業収益
894,824
932,920
1,010,974
1,027,196
1,140,296
共済事業収益
919,004
948,166
967,345
1,017,232
1,034,712
農業関連事業収益
323,805
2,263,557
2,806,060
2,158,332
2,415,677
8,464,368
6,065,712
4,784,942
4,932,217
4,585,835
連結経常利益
251,213
119,937
△ 89,506
113,831
128,412
連結当期剰余金
195,086
81,334
△ 277,713
16,608
△ 143,621
6,220,031
6,078,839
6,038,479
6,363,103
6,398,992
連結経常収益(事業収益)
その他事業収益
連結純資産額
連結総資産額
連結自己資本比率
111,720,092 110,014,828 111,123,381 111,288,707 108,506,754
16.59
16.05
- 74 -
16.16
16.47
16.27
(5) 連結貸借対照表
科 目
(単位:千円)
25年度
24年度
(平成25年12月31日)
(平成24年12月31日)
( 資 産 の 部 )
1 信用事業資産 99,881,433
97,846,609
(1) 現金及び預金
63,962,603
60,847,300
2,504,031
1,499,268
33,793,928
35,930,476
128,710
128,906
△ 508,741
△ 559,343
18,671
14,436
18,462
14,170
272
316
△ 63
△ 50
2,359,090
2,642,786
(1) 受取手形及び経済事業未収金
549,810
479,824
(2) 棚卸資産
400,159
468,530
1,417,461
1,697,871
△ 8,340
△ 3,439
216,528
176,486
5,072,235
5,165,118
(1) 有形固定資産
4,842,115
4,925,795
建物
5,622,135
3,250,824
機械装置
3,038,299
5,387,078
土地
2,659,034
2,661,085
その他の有形固定資産
1,829,255
1,826,604
△ 8,306,609
△ 8,199,797
230,119
239,323
外部出資
4,037,381
4,036,933
(1) 外部出資
4,037,381
4,036,933
134,750
132,458
111,720,092
110,014,907
(2) 有価証券
(3) 貸出金
(4) その他の信用事業資産
(5) 貸倒引当金
2
共済事業資産
(1) 共済貸付金
(2) その他の共済事業資産
(3) 貸倒引当金
3
経済事業資産
(3) その他の経済事業資産
(4) 貸倒引当金
4
雑資産
5
固定資産
減価償却累計額
(2) 無形固定資産
6
7 繰延税金資産
資産の部合計
- 75 -
(単位:千円)
科 目
25年度
24年度
(平成25年12月31日)
(平成24年12月31日)
( 負 債 の 部 )
1 信用事業負債
103,263,479
101,720,429
(1) 貯金
103,001,878
101,406,133
3,837
7,129
(3) その他の信用事業負債
257,763
307,165
2 共済事業負債
853,680
941,743
(1) 共済借入金
18,462
14,170
(2) 共済資金
548,066
626,699
(3) その他の共済事業負債
287,151
300,872
3 経済事業負債
592,086
588,256
(1) 支払手形及び経済事業未払金
462,974
463,327
(2) その他の経済事業負債
129,112
124,928
4 雑負債
384,980
298,834
5 諸引当金
405,834
386,726
20,095
20,048
(2) 退職給付引当金
385,738
361,678
(3) ポイント引当金
-
5,000
105,500,060
103,935,989
1 組合員資本
6,200,301
6,057,125
(1) 出資金
2,803,795
2,828,715
(2) 資本剰余金
183,766
183,766
(3) 利益剰余金
3,231,765
3,060,513
(4) 処分未済持分
△ 15,815
△ 12,660
△ 3,210
△ 3,210
19,730
21,713
6,220,031
6,078,839
111,720,092
110,014,828
(2) 借入金
(1) 賞与引当金
負債の部合計
( 純 資 産 の 部 )
(5) 子会社の所有する親組合出資金
2 少数株主持分
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
- 76 -
(6) 連結損益計算書
(単位:千円)
25年度
科 目
24年度
(自平成25年1月1日
(自平成24年1月1日
至平成25年12月31日) 至平成24年12月31日)
1 事業総利益
2,415,638
2,388,465
(1) 信用事業収益
894,824
932,920
資金運用収益
851,135
890,287
(392,345)
(410,200)
(16,791)
(9,297)
(441,971)
(470,764)
(27)
(24)
役務取引等収益
26,269
25,549
その他経常収益
17,420
17,084
(2) 信用事業費用
211,621
331,036
資金調達費用
69,169
71,899
(59,813)
(60,300)
(うち給付補塡備金繰入)
(5,106)
(9,525)
(うち借入金利息)
(2,477)
(72)
(うちその他支払利息)
(1,772)
(2,000)
役務取引等費用
7,061
6,595
その他経常費用
135,390
252,542
(△51,501)
(50,213)
信用事業総利益
683,203
601,884
(3) 共済事業収益
919,004
948,166
共済付加収入
890,423
910,405
その他の収益
28,580
37,760
(4) 共済事業費用
55,588
56,364
共済推進費及び共済保全費
38,397
36,585
その他の費用
17,191
19,778
共済事業総利益
863,415
891,801
(5) 購買事業収益
8,425,663
7,975,203
購買品供給高
8,370,601
7,895,736
その他の収益
55,062
79,467
(6) 購買事業費用
7,634,261
7,132,276
購買品供給原価
7,331,279
6,844,157
242,273
213,258
その他の費用
60,707
74,860
購買事業総利益
791,402
842,927
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
(うち貯金利息)
(うち貸倒引当金繰入額)
購買供給費
- 77 -
(単位:千円)
25年度
科 目
24年度
(自平成25年1月1日
(自平成24年1月1日
至平成25年12月31日) 至平成24年12月31日)
(7) 販売事業収益
114,431
103,233
販売手数料
101,025
92,575
その他の収益
13,405
10,658
(8) 販売事業費用
48,286
52,318
販売費
32,868
36,153
その他の費用
15,417
16,164
販売事業総利益
66,145
50,915
(9) その他事業収益
248,076
250,833
(10) その他事業費用
236,604
249,896
その他事業総利益
11,471
937
2 事業管理費
2,198,396
2,343,173
(1) 人件費
1,652,764
1,754,233
545,631
588,939
217,241
45,292
169,162
158,947
46,939
23,884
(2) 雑収入
122,223
135,063
4 事業外費用
135,191
84,302
(1)雑損失
135,191
84,302
251,213
119,937
110,751
78,158
―
25,045
(2) その他の特別利益
110,751
53,113
6 特別損失
126,622
72,715
14,604
14,321
2,050
4,672
(3) その他の特別損失
109,967
53,722
税金等調整前当期利益
235,343
125,380
43,037
4,119
△ 1,624
40,017
41,413
44,136
193,930
81,243
△ 1,156
91
195,086
81,334
(2) その他事業管理費
事 業 利 益
3 事業外収益
(1) 受取出資配当金
経 常 利 益
5 特別利益
(1) 固定資産処分益
(1) 固定資産処分損
(2) 減損損失
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期利益
少数株主利益
当期剰余金
- 78 -
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円)
25年度
科 目
24年度
(自平成25年1月1日
(自平成24年1月1日
至平成25年12月31日) 至平成24年12月31日)
1 事業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期利益
235,343
125,380
減価償却費
228,085
256,556
2,050
4,672
貸倒引当金の増加額
△ 46,587
50,840
賞与引当金の増加額
47
5,021
退職給付引当金の増加額
24,060
△ 187,160
その他引当金等の増加額
△ 5,000
5,000
信用事業資金運用収益
△ 851,135
△ 890,287
信用事業資金調達費用
69,169
71,899
共済貸付金利息
△ 348
△ 374
共済借入金利息
348
374
△ 46,939
△ 23,884
△ 96
△ 54
15,848
32,143
2,136,547
983,302
預金の純増減
100,000
2,298,900
貯金の純増減
1,595,745
△ 1,031,027
信用事業借入金の純増減
△ 3,292
△ 3,761
その他の信用事業資産の純増減
△ 6,196
△ 9,923
その他の信用事業負債の純増減
△ 37,768
96,235
共済貸付金の純増減
△ 4,291
4,799
共済借入金の純増減
4,291
△ 4,799
共済資金の純増減
△ 78,633
37,659
未経過共済付加収入の純増減
△ 15,004
△ 20,753
その他の共済事業資産の純増減
68
△ 7
その他の共済事業負債の純増減
1,258
1,492
減損損失
受取雑利息及び受取出資配当金
有価証券関係損益
その他固定資産関係損益
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
- 79 -
(単位:千円)
25年度
科 目
24年度
(自平成25年1月1日
(自平成24年1月1日
至平成25年12月31日) 至平成24年12月31日)
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
△ 69,985
78,372
280,309
△ 345,865
棚卸資産の純増減
68,370
13,864
支払手形及び経済事業未払金の純増減
△ 353
△ 7,139
4,269
△ 7,908
その他の経済事業資産の純増減
100
△ 51,151
その他の経済事業負債の純増減
△ 85
△ 12
その他の資産の純増減
△ 42,142
△ 11,012
その他の負債の純増減
33,944
△ 29,275
未払消費税等の増減額
6,064
17,066
信用事業資金運用による収入
857,724
895,543
信用事業資金調達による支出
△ 81,001
△ 92,315
共済貸付金利息による収入
323
463
共済借入金利息による支出
△ 323
△ 463
小 計
4,374,785
2,262,409
雑利息及び出資配当金の受取額
46,939
23,884
152
△ 4,109
4,421,877
2,282,184
有価証券の取得による支出
△ 1,004,666
△ 999,500
補助金の受入れによる収入
102,100
48,722
固定資産の取得による支出
△ 255,202
△ 205,727
固定資産の売却による収入
2,100
△ 2,100
△ 50,829
△ 1,375,713
50,381
51,371
△ 1,156,116
△ 2,482,948
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
経済受託債務の純増減
(その他の資産及び負債の増減)
法人税等の支払額
事業活動によるキャッシュ・フロー
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
- 80 -
25年度
科 目
24年度
(自平成25年1月1日
(自平成24年1月1日
至平成25年12月31日) 至平成24年12月31日)
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
3,090
4,320
△ 25,060
△ 18,190
持分の取得による支出
△ 9,530
△ 6,285
持分の譲渡による収入
6,375
5,960
出資配当金の支払額
△ 25,333
△ 25,484
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 50,458
△ 39,679
4 現金及び現金同等物の増減額
3,215,302
240,442
5 現金及び現金同等物の期首残高
2,240,100
2,480,543
6 現金及び現金同等物の期末残高
5,455,403
2,240,100
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出
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(8) 連結注記表
平成25年度
平成24年度
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要
1.連結計算書類の作成のための基本となる重要
な事項に関する注記
な事項に関する注記
(1)連結の範囲に関する事項
(1)連結の範囲に関する事項
連結される子会社等は、株式会社コープ武生、
連結される子会社等は、株式会社コープ武生、
福井県ジェイエイ酒販株式会社の2社です。
福井県ジェイエイ酒販株式会社の2社です。
(2)連結される子会社等の事業年度に関する事項
(2)連結される子会社等の事業年度に関する事項
連結される子会社等の決算日は、12月末日とな
連結される子会社等の決算日は、12月末日とな
っております。
っております。
(3)連結される子会社等の資産及び負債の評価に関す
(3)連結される子会社等の資産及び負債の評価に関す
る事項
る事項
連結される子会社等の資産及び負債の評価につ
連結される子会社等の資産及び負債の評価につ
いては、全面時価評価法を採用しています。
いては、全面時価評価法を採用しています。
(4)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
(4)剰余金処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計年度において確
連結剰余金計算書は、連結会計年度において確
定した利益処分に基づいて作成しております。
定した利益処分に基づいて作成しております。
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び
現金同等物の範囲
現金同等物の範囲
①連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範
囲連結貸借対照表の「現金及び預金」のうち、現
①連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範
囲連結貸借対照表の「現金及び預金」のうち、現
金及び預金中の当座預金、普通預金及び通知預金
金及び預金中の当座預金、普通預金及び通知預金
となっています。
となっています。
②現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲
②現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲
記されている科目の金額との関係
記されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定 63,962,603千円
現金及び預金勘定 60,847,300千円
定期性預金 58,507,200千円
定期性預金 58,607,200千円
現金及び現金同等物 5,455,403千円
現金及び現金同等物 2,240,100千円
2.重要な会計方針に係る事項に関する注記
2.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
①満期保有目的の債権:償却原価法(定額法)
②子会社株式 ①満期保有目的の債権:償却原価法(定額法)
:移動平均法による原価法
②子会社株式 :移動平均法による原価法
③その他有価証券
③その他有価証券
ア.時価のないもの :移動平均法による原価法
ア.時価のないもの :移動平均法による原価法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
(2)棚卸資産の評価基準及び評価方法
①購買品(農器具を除く)については、親会社及び
①購買品(農器具を除く)については、親会社及び
コープ武生については売価還元法による原価法(
コープ武生については売価還元法による原価法(
- 82 -
平成25年度
平成24年度
収益性の低下による簿価切下げの方法)により行
収益性の低下による簿価切下げの方法)により行
っています。ジェイエイ酒販については、最終仕
っています。ジェイエイ酒販については、最終仕
入原価法に基づく原価法(収益性の低下による簿
入原価法に基づく原価法(収益性の低下による簿
価切下げの方法)により行っています。
価切下げの方法)により行っています。
②購買品(農機具)については、個別法による原価
②購買品(農機具)については、個別法による原価
法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ
法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によ
り行っています。
り行っています。
③宅地等(販売用不動産)については、個別法によ
③宅地等(販売用不動産)については、個別法によ
る原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
る原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
により行っています。
により行っています。
④その他の棚卸資産については、売価還元法による
④その他の棚卸資産については、売価還元法による
原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
により行っています。
により行っています。
(会計方針の変更)
棚卸資産の評価方法
購買品(農機具を除く)は、従来、最終仕入原
価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価
切下げの方法)によっていましたが、期末在庫の
原価金額をより適正に評価するために、売価還元
法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下
による簿価切下げの方法)に変更しています。こ
れにより、従来の方法と比べて、当年度末におけ
る購買品の帳簿価額が8,399千円増加し、当年度
の購買品供給原価が同額減少しており、その結果、
事業利益、経常利益及び税引前当期利益がそれぞ
れ8,399千円増加しています。
(3)固定資産の減価償却の方法
(3)固定資産の減価償却の方法
固定資産の減価償却の方法は、それぞれ次のと
固定資産の減価償却の方法は、それぞれ次のと
おり償却しています。
おり償却しています。
①有形固定資産
①有形固定資産
親会社及びコープ武生については、法人税法に規
親会社及びコープ武生については、法人税法に規
定する方法と同一の基準による定率法を採用してい
定する方法と同一の基準による定率法を採用してい
ます。ただし、平成10年4月1日以降取得した建物
ます。ただし、平成10年4月1日以降取得した建物
(建物附属設備は除く)及び、ジェイエイ酒販につ
(建物附属設備は除く)及び、ジェイエイ酒販につ
いては、定額法を採用しています。なお、耐用年数
いては、定額法を採用しています。なお、耐用年数
及び残存価額については、法人税法に規定する方法
及び残存価額については、法人税法に規定する方法
- 83 -
平成25年度
平成24年度
と同一の基準によっています。
と同一の基準によっています。
②無形固定資産
②無形固定資産
法人税法に規定する方法と同一の基準による定額
法人税法に規定する方法と同一の基準による定額
法を採用しています。なお、自組合利用のソフトウ
法を採用しています。なお、自組合利用のソフトウ
ェアについては、利用可能期間(5年)に基づく定
ェアについては、利用可能期間(5年)に基づく定
額法により償却しています。
額法により償却しています。
(会計方針の変更)
減価償却方法の変更
親会社及び(株)コープ武生については、法人税
法の改正に伴い、当年度より平成25年1月1日以
降に取得した有形固定資産について、改正後の法
人税に基づく減価償却方法に変更しています。
これにより、従来の方法に比べて、当年度の事
業管理費が2,503千円減少し、事業利益、経常利
益、税引前当期利益が同額増加しています。
(4)引当金の計上基準
(4)引当金の計上基準
①貸倒引当金
①貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、経
貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、経
理規程及び資産の償却・引当規程に則り、次のと
理規程及び資産の償却・引当規程に則り、次のと
おり計上しています。
おり計上しています。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発
生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれ
生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれ
と同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る
と同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る
債権については、債権額から担保の処分可能見込
債権については、債権額から担保の処分可能見込
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額を計上しています。
残額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、
また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後、
経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務
経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務
者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額
者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額
から担保の処分可能見込額及び保証による回収可
から担保の処分可能見込額及び保証による回収可
能見込額を控除し、その残額のうち債務者の支払
能見込額を控除し、その残額のうち債務者の支払
能力を総合的に判断して必要と認められる額を計
能力を総合的に判断して必要と認められる額を計
上しています。
上しています。
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定
上記以外の債権については、貸倒実績率で算定
した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を
した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を
計上しています。なお、この基準に基づき、当年
計上しています。なお、この基準に基づき、当年
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平成25年度
平成24年度
度は租税特別措置法第57条の10により算定した金
度は租税特別措置法第57条の10により算定した金
額に基づき計上しています。
額に基づき計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産
査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立
査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立
した監査室が査定結果を監査しており、その査定
した監査室が査定結果を監査しており、その査定
結果に基づいて、上記の引当を行っています。
結果に基づいて、上記の引当を行っています。
②賞与引当金
②賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
支給見込額のうち当年度負担分を計上しています。
支給見込額のうち当年度負担分を計上しています。
③退職給付引当金
③退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当年度末におけ
職員の退職給付に備えるため、当年度末におけ
る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、
当年度末に発生していると認められる額を計上し
当年度末に発生していると認められる額を計上し
ています。
ています。
なお、会計基準変更時差異(279,341千円)に
なお、会計基準変更時差異(372,455千円)に
ついては、15年による按分額を費用処理していま
ついては、15年による按分額を費用処理していま
す。過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残
す。過去勤務債務は、その発生時の職員の平均残
存勤務時間以内の一定の年数(8年)による定額
存勤務時間以内の一定の年数(8年)による定額
法により費用処理しています。数理計算上の差異
法により費用処理しています。数理計算上の差異
については、各年度の発生時における職員の平均
については、各年度の発生時における職員の平均
残存勤務期間以内の一定の年数(8年)による定
残存勤務期間以内の一定の年数(8年)による定
率法により按分した額を、それぞれ発生の翌年度
率法により按分した額を、それぞれ発生の翌年度
から費用処理することとしています。
から費用処理することとしています。
(5)リース取引の処理方法
(5)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
れるもの以外のファイナンス・リース取引につい
れるもの以外のファイナンス・リース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっております。
処理によっております。
(6)消費税の会計処理
(6)消費税の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式
によっております。ただし、固定資産に係る控除
によっております。ただし、固定資産に係る控除
対象外消費税等は、その他資産に計上し、5年間
対象外消費税等は、その他資産に計上し、5年間
で均等償却しております。
で均等償却しております。
(7)記載金額の端数処理の方法
(7)記載金額の端数処理の方法
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示してお
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示してお
り、金額千円未満の科目については、「0」で表
り、金額千円未満の科目については、「0」で表
- 85 -
平成25年度
平成24年度
示しています。
示しています。
(追加情報)
会計方針の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準等
の適用
当年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過
去の誤謬の訂正から、「会計上の変更及び誤謬の訂
正に関する会計基準」(企業会計基準第24号平成21
年12月4日)及び「会計上の変更及び誤謬の訂正に
関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指
針第24号平成21年12月4日)を適用しています。
なお、「金融商品会計に関する実務指針」(日本
公認会計士協会会計制度委員会報告第14号)に基づ
き、当年度の「貸倒引当金戻入益」は事業費用から
控除しています。
3.連結貸借対照表に関する注記
3.連結貸借対照表に関する注記
(1)有形固定資産に係る圧縮記帳額
(1)有形固定資産に係る圧縮記帳額
土地収用法を受けて、また、国庫補助金等の受
土地収用法を受けて、また、国庫補助金等の受
領により有形固定資産の取得価額から控除してい
領により有形固定資産の取得価額から控除してい
る圧縮記帳額は、4,327,651千円であり、その内
る圧縮記帳額は、4,234,151千円であり、その内
訳は、次のとおりです。
訳は、次のとおりです。
建 物
建 物
1,668,764千円
1,669,119千円
構築物286,436千円
機械装置 2,157,859千円
機械装置 2,055,878千円
車 両 99,424千円
器具備品
器具備品
501,028千円
(2)有形固定資産の減損損失累計額
(2)有形固定資産の減損損失累計額
減価償却累計額には、減損損失累計額38,815千
減価償却累計額には、減損損失累計額38,815千
円が含まれております。
(3)担保に供されている資産の内容及びその金額
57,011千円 土 地 66,292千円
円が含まれております。
(3)担保に供されている資産の内容及びその金額
為替決済等の担保として、定期預金1,500,000
為替決済等の担保として、定期預金1,500,000
千円、相互援助預金預託の担保として、10,100,
千円、相互援助預金預託の担保として、10,100,
000千円を担保に供しています。
000千円を担保に供しています。
(4)子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額
(4)子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額
子会社等に対する金銭債権の総額は、259,157
子会社等に対する金銭債権の総額は、172,468
千円です。
千円です。
子会社等に対する金銭債務の総額は、104,166
子会社等に対する金銭債務の総額は、172,481
千円です。
千円です。
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平成25年度
平成24年度
(5)役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
(5)役員に対する金銭債権及び金銭債務の総額
理事、監事、取締役及び監査役に対する金銭債
理事、監事、取締役及び監査役に対する金銭債
権の総額は、18,210千円です。
権の総額は、7,885千円です。
理事、監事、取締役及び監査役に対する金銭債
理事、監事、取締役及び監査役に対する金銭債
務はありません。
務はありません。
(6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内
訳 (6)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内
訳 貸出金のうち、破綻先債権額は 1,647千円、延
貸出金のうち、破綻先債権額は 3,940千円、延
滞債権額は 875,042千円、3カ月以上延滞債権額
滞債権額は 996,285千円、3カ月以上延滞債権額
は 123,951千円であり、各債権の内容は以下のと
は99,868千円であり、各債権の内容は以下のとお
おりです。貸出条件緩和債権額はありません。
りです。貸出条件緩和債権額はありません。
①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が
①破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が
相当期間継続していることその他の事由により
相当期間継続していることその他の事由により
元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがない
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金(
ものとして未収利息を計上しなかった貸出金(
貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施
不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施
行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3
行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3
号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号
号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号
に規定する事由が生じている貸出金です。
に規定する事由が生じている貸出金です。
②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、
②延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、
破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出
金以外の貸出金です。
金以外の貸出金です。
③3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払
③3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払
が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延してい
が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延してい
る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しな
る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しな
いものです。
いものです。
④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は
④貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は
支援を図ることを目的として、金利の減免、利
支援を図ることを目的として、金利の減免、利
息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
息の支払い猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
の他の債務者に有利となる取決めを行った貸出
の他の債務者に有利となる取決めを行った貸出
金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞
金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞
債権に該当しないものです。
債権に該当しないものです。
以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上
以上、破綻先債権額、延滞債権額、3カ月以上
延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は
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平成25年度
平成24年度
1,000,640千円であり、貸倒引当金控除前の金
1,100,094千円であり、貸倒引当金控除前の金
額です。
額です。
4.連結損益計算書に関する注記
4.連結損益計算書に関する注記
(1)子会社との事業取引による取引高の総額及び事業
(1)子会社との事業取引による取引高の総額及び事業
取引以外の取引による取引高の総額
①子会社との取引による収益総額
取引以外の取引による取引高の総額
92,455千円
うち事業取引高 ①子会社との取引による収益総額
92,455千円
②子会社との取引による費用総額 うち事業取引高 17千円
うち事業取引高 43,882千円
43,882千円
②子会社との取引による費用総額 402,818千円
17千円
うち事業取引高 (2)減損損失の認識基準及び計上方法
402,818千円
(2)減損損失の認識基準及び計上方法
①グルーピングの概要
①グルーピングの概要
一般資産については管理会計の単位としている
一般資産については管理会計の単位としている
支店、支所、燃料課を基本に、賃貸資産について
支店、支所、燃料課を基本に、賃貸資産について
は、施設単位でグルーピングをしております。ま
は、施設単位でグルーピングをしております。ま
た、本店、営農センター、配送センター、機械セ
た、本店、営農センター、配送センター、機械セ
ンター、大規模乾燥施設については、独立したキ
ンター、大規模乾燥施設については、独立したキ
ャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資
ャッシュ・フローを生み出さないものの、他の資
産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与し
産グループのキャッシュ・フローの生成に寄与し
ていることからJA全体の共用資産としておりま
ていることからJA全体の共用資産としておりま
す。
す。
②減損損失を認識した資産または資産グループの概
②減損損失を認識した資産または資産グループの概
要並びに減損損失の金額及びその内訳
要並びに減損損失の金額及びその内訳
当年度に減損損失を計上した固定資産は、以下
当年度に減損損失を計上した固定資産は、以下
の通りです。
の通りです。
(単位:千円)
(単位:千円)
場 所 旧王子保給油所跡地
旧河野支所
場 所 旧王子保給油所跡地
用 途
遊 休
営業用店舗
用 途
遊 休
営業用店舗
種 類
土 地
土 地
種 類
土 地
土 地
業務外固定資産
業務外固定資産
1,384
666
そ
の
他
金 額
合 計
そ
の
他
金 額
2,050
合 計
- 88 -
神山第一支所
業務外固定資産
1,269
3,403
4,672
平成25年度
平成24年度
③減損損失を認識するに至った経緯
③減損損失を認識するに至った経緯
旧王子保給油所跡地、旧河野支所ともに、遊休
旧王子保給油所跡地については、遊休資産とし
資産として利用が見込まれないことから、帳簿価
て利用が見込まれないことから、帳簿価額を回収
額を回収可能価額まで減額し、当期減少額を減損
可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失とし
損失として認識しました。
て認識しました。 神山第一支所については、平成25年度の廃止に
伴い減損の兆候に該当し、帳簿価額を回収可能価
額まで減額し、減損損失として認識しております。
④回収可能価額の算定方法
④回収可能価額の算定方法
旧王子保給油所跡地の土地の回収可能価額につ
旧王子保給油所跡地及び神山第一支所の土地の
いては、正味売却可能価額を採用しており、その
回収可能価額については、正味売却可能価額を採
時価は固定資産税評価額に基づき算定しておりま
用しており、その時価は固定資産税評価額に基づ
す。
き算定しております。
5.金融商品に関する注記
5.金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品の状況に関する事項
①金融商品に対する取組方針
①金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を
原資に、農家組合員や地方公共団体などへ貸付け、
原資に、農家組合員や地方公共団体などへ貸付け、
残った余裕金を福井県信用農業協同組合連合会へ
残った余裕金を福井県信用農業協同組合連合会へ
預けているほか、地方債などの有価証券による運
預けているほか、地方債などの有価証券による運
用を行っています。
用を行っています。
②金融商品の内容及びそのリスク
②金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合
当組合が保有する金融資産は、主として当組合
管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であ
管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であ
り、貸出金は組合員等の契約不履行によってもた
り、貸出金は組合員等の契約不履行によってもた
らされる信用リスクに晒されています。
らされる信用リスクに晒されています。
また、有価証券は地方債であり、満期保有目的
また、有価証券は地方債であり、満期保有目的
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、
で保有しています。これらは発行体の信用リスク、
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒
金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒
されています。
されています。
③金融商品に係るリスク管理体制
③金融商品に係るリスク管理体制
ア.信用リスクの管理
ア.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件につい
当組合は、個別の重要案件又は大口案件につい
ては理事会において対応方針を決定しています。
ては理事会において対応方針を決定しています。
また、通常の貸出取引については、本店に審査部
また、通常の貸出取引については、本店に審査部
- 89 -
平成25年度
平成24年度
を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査
を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査
を行っています。審査にあたっては、取引先のキ
を行っています。審査にあたっては、取引先のキ
ャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行
ャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行
うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を
うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を
設けて、与信判定を行っています。貸出取引にお
設けて、与信判定を行っています。貸出取引にお
いて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産
いて資産の健全性の維持・向上を図るため、資産
の自己査定を厳正に行っています。不良債権につ
の自己査定を厳正に行っています。不良債権につ
いては管理・回収方針を作成・実践し、資産の健
いては管理・回収方針を作成・実践し、資産の健
全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の
全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の
結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当
結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当
規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の
規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の
健全化に努めています。
健全化に努めています。
イ.市場リスクの管理
イ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなど
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなど
の市場性リスクを的確にコントロールすることに
の市場性リスクを的確にコントロールすることに
より、収益化及び財務の安定化を図っています。
より、収益化及び財務の安定化を図っています。
このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバ
このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバ
ランスを重視したALMを基本に、資産・負債の
ランスを重視したALMを基本に、資産・負債の
金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に
金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に
機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めて
機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めて
います。
います。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向
とりわけ、有価証券運用については、市場動向
や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保
や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保
有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを
有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを
考慮し、理事会において運用方針を定めるととも
考慮し、理事会において運用方針を定めるととも
に、ALM委員会を定期的に開催して、日常的な
に、ALM委員会を定期的に開催して、日常的な
情報交換及び意思決定を行っています。運用部門
情報交換及び意思決定を行っています。運用部門
は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会
は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会
で決定された方針などに基づき、有価証券の売買
で決定された方針などに基づき、有価証券の売買
を行っています。運用部門が行った取引について
を行っています。運用部門が行った取引について
はリスク管理部門が適切な執行を行っているかど
はリスク管理部門が適切な執行を行っているかど
うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経
うかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経
営層に報告しています。
営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレー
当組合で保有している金融商品はすべてトレー
ディング目的以外の金融商品です。当組合におい
ディング目的以外の金融商品です。当組合におい
- 90 -
平成25年度
平成24年度
て主要なリスク変数である金利リスクの影響を受
て主要なリスク変数である金利リスクの影響を受
ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び
ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び
借入金です。当組合では、これらの金融資産及び
借入金です。当組合では、これらの金融資産及び
金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
金融負債について、期末後1年程度の金利の合理
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金
的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金
利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に
利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に
利用しています。
利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると
仮定し、当年度末現在、指標となる金利が0.1%
仮定し、当年度末現在、指標となる金利が0.1%
上昇したものと想定した場合には、経済価値が87
上昇したものと想定した場合には、経済価値が10
,045千円減少するものと把握しています。当該変
2,309千円減少するものと把握しています。当該
動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前
変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を
提としており、金利とその他のリスク変数の相関
前提としており、金利とその他のリスク変数の相
を考慮していません。また、金利の合理的な予想
関を考慮していません。また、金利の合理的な予
変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を
想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額
超える影響が生じる可能性があります。なお、経
を超える影響が生じる可能性があります。なお、
済価値変動額計算において、分割実行案件に係る
経済価値変動額計算において、分割実行案件に係
未実行金額についても含めて計算しています。
る未実行金額についても含めて計算しています。
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
ウ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用
当組合では、資金繰りリスクについては、運用
・調達について資金計画を作成し、安定的な流動
・調達について資金計画を作成し、安定的な流動
性の確保に努めています。また、市場流動性リス
性の確保に努めています。また、市場流動性リス
クについては、投資判断を行う上での重要な要素
クについては、投資判断を行う上での重要な要素
と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を
と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を
把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討
把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討
を行っています。
を行っています。
④金融商品の時価等に関する事項についての補足説
④金融商品の時価等に関する事項についての補足説
明
明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)に
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)に
は、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がな
は、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がな
い場合には合理的に算定された価額(これに準ず
い場合には合理的に算定された価額(これに準ず
る価額を含む)が含まれています。当該価額の算
る価額を含む)が含まれています。当該価額の算
定においては一定の前提条件等を採用しているた
定においては一定の前提条件等を採用しているた
め、異なる前提条件等によった場合、当該価額が
め、異なる前提条件等によった場合、当該価額が
異なることもあります。
異なることもあります。
- 91 -
平成25年度
平成24年度
(2)金融商品の時価等に関する事項
(2)金融商品の時価等に関する事項
①金融商品の貸借対照表計上額および時価等
①金融商品の貸借対照表計上額および時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及び
当年度末における貸借対照表計上額、時価及び
これらの差額は、次のとおりです。
これらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認め
なお、時価を把握することが極めて困難と認め
られるものについては、次表には含めず③に記載
られるものについては、次表には含めず③に記載
しています。
しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預金
63,258,113
△ 69,352
2,504,031
2,515,546
11,515
2,504,031
2,515,546
11,515
満期保有目的有価証券
33,793,928
貸倒引当金(*1)
△ 507,841
貸倒引当金控除後
33,286,087
貸借対照表
計上額
差額
63,327,465
有価証券
貸出金
時価
(単位:千円)
預金
有価証券
満期保有目的有価証券
貸出金
時価
差額
60,232,392
60,143,361
△ 89,031
1,499,268
1,520,345
21,076
1,499,268
1,520,345
21,076
35,930,476
貸倒引当金(*1)
△559,343
貸倒引当金控除後
35,371,133
36,533,749
1,162,616
95,603,525
96,698,186
1,094,661
34,320,016
1,033,929
99,117,583 100,093,675
976,092
貯金
103,001,878 102,936,096
△ 65,782
貯金
101,406,133 101,324,693
△ 81,440
負債計
103,001,878 102,936,096
△ 65,782
負債計
101,406,133 101,324,693
△ 81,440
資産計
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別
資産計
(*1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別
貸倒引当金を控除しています。
貸倒引当金を控除しています。
②金融商品の時価の算定方法
②金融商品の時価の算定方法
【資産】
【資産】
ア.預金
ア.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と
満期のない預金については、時価は帳簿価額と
近似していることから、当該帳簿価額によってい
近似していることから、当該帳簿価額によってい
ます。満期のある預金については、期間に基づく
ます。満期のある預金については、期間に基づく
区分ごとに、リスクフリーレートである円Lib
区分ごとに、リスクフリーレートである円Lib
or・スワップレートで割り引いた現在価値を時
or・スワップレートで割り引いた現在価値を時
価に代わる金額として算定しています。
価に代わる金額として算定しています。
イ.有価証券
イ.有価証券
債券は取引金融機関等から提示された価格によ
債券は取引金融機関等から提示された価格によ
っています。
っています。
- 92 -
平成25年度
平成24年度
ウ.貸出金
ウ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間
で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が
で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が
実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価
実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価
額と近似していることから当該帳簿価額によって
額と近似していることから当該帳簿価額によって
います。
います。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及
び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリ
び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリ
スクフリーレートである円Libor・スワップ
スクフリーレートである円Libor・スワップ
レートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して
レートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して
時価に代わる金額として算定しています。
時価に代わる金額として算定しています。
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪
また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪
失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金
を控除した額を時価に代わる金額としています。
を控除した額を時価に代わる金額としています。
【負債】
【負債】
ア.貯金
ア.貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場
要求払貯金については、決算日に要求された場
合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。
合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。
また、定期性貯金については、期間に基づく区分
また、定期性貯金については、期間に基づく区分
ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリ
ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリ
ーレートである円Libor・スワップレートで
ーレートである円Libor・スワップレートで
割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算
割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算
定しています。
定しています。
③時価を把握することが極めて困難と認められる金
③時価を把握することが極めて困難と認められる金
融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商
融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商
品の時価情報には含まれていません。
品の時価情報には含まれていません。
(単位:千円)
種 類
(単位:千円)
貸借対照表計上額
種 類
貸借対照表計上額
外 部 出 資(*1)
4,037,381
外 部 出 資(*1)
4,036,933
合 計
4,037,381
合 計
4,036,933
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外の
(*1)外部出資のうち、市場価格のある株式以外の
ものについては、時価を把握することが極めて
ものについては、時価を把握することが極めて
困難であると認められるため、時価開示の対象
困難であると認められるため、時価開示の対象
とはしていません。
とはしていません。
- 93 -
平成25年度
平成24年度
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償
④金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償
還予定額
還予定額
(単位:千円)
種 類
1年以内
1年超
2年以内
有価証券
―
―
―
貸出金
(*1,2)
4,489,331
3,555,380
合 計
67,816,796
3,555,380
種 類
3年超
4年以内
預金
63,327,465
―
―
預金
有価証券
4年超
5年以内
―
―
(単位:千円)
2年超
3年以内
―
―
種 類
1年以内
1年超
2年以内
2年超
3年以内
有価証券
―
―
―
2,368,598
貸出金
(*1,2)
4,318,944
3,812,251
1,431,793
2,368,598
合 計
64,551,336
3,812,251
1,431,793
5年超
種 類
3年超
4年以内
預金
―
60,232,392
預金
2,504,031
有価証券
4年超
5年以内
―
―
5年超
―
―
―
―
―
1,499,268
貸出金
(*1,2)
2,232,290
2,079,576 18,798,019
貸出金
(*1,2)
2,351,983
2,202,899
20,475,459
合 計
2,232,290
2,079,576 21,303,019
合 計
2,351,983
2,202,899
21,974,727
(*1)貸出金のうち、当座貸越747,590千円につい
(*1)貸出金のうち、当座貸越710,841千円につい
ては「1年以内」に含めています。また、期
ては「1年以内」に含めています。また、期
限のない劣後特約ローンについては「5年超
限のない劣後特約ローンについては「5年超
」に含めています。
」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞が生じている
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞が生じている
債権・期限の利益を喪失した債権等529,890
債権・期限の利益を喪失した債権等480,067
千円は償還の予定が見込まれないため、含め
千円は償還の予定が見込まれないため、含め
ていません。
ていません。
- 94 -
平成25年度
平成24年度
⑤有利子負債の決算日後の返済予定額
⑤有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
種 類
貯金(*1)
(単位:千円)
合 計
借入金
種 類
貯金(*1)
合 計
1年以内
96,303,789
3,309 96,307,098
1年以内
95,598,944
95,598,944
1年超
2年以内
2,971,611
527 2,972,138
1年超
2年以内
3,795,089
3,795,089
2年超
3年以内
2,919,518
― 2,919,518
2年超
3年以内
1,431,793
1,431,793
3年超
4年以内
565,132
―
565,132
3年超
4年以内
273,576
273,576
4年超
5年以内
231,950
―
231,950
4年超
5年以内
296,548
296,548
9,878
―
9,878
10,183
10,183
5年超
5年超
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以
内」に含めています。
6.有価証券に関する注記
6.有価証券に関する注記
(1)有価証券の時価、評価差額に関する事項は、次の
(1)有価証券の時価、評価差額に関する事項は、次の
とおりです。
とおりです。
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
内」に含めています。
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借
満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借
対照表計上額、時価及びこれらの差額については、
対照表計上額、時価及びこれらの差額については、
次のとおりです。 次のとおりです。 (単位:千円)
種 類
連結貸借対
照表計上額
時 価
差 額
時価が貸借
対照表計上
額を超える
もの
地方債
1,499,348
1,531,775
32,426
小 計
1,499,348
1,531,775
32,426
時価が貸借
対照表計上
額を超えな
いもの
地方債
1,004,683
983,771
△ 20,911
小 計
1,004,683
983,771
△ 20,911
2,504,031
2,515,546
11,515
合 計
(単位:千円)
種 類
連結貸借対
照表計上額
時 価
差 額
時価が貸借
対照表計上
額を超える
もの
地方債
999,316
1,022,090 22,773
小 計
999,316
1,022,090 22,773
時価が貸借
対照表計上
額を超えな
いもの
地方債
499,952
498,255 △ 1,697
小 計
499,952
498,255 △ 1,697
1,499,268
1,520,345 21,076
合 計
- 95 -
平成25年度
平成24年度
7.退職給付に関する注記
7.退職給付に関する注記
(1)採用している退職給付制度
(1)採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に
基づき、退職一時金制度を採用しています。また
基づき、退職一時金制度を採用しています。また
この制度に加え、りそな銀行等との契約に基づく
この制度に加え、りそな銀行等との契約に基づく
確定給付年金制度及び全国役職員共済会との契約
確定給付年金制度及び全国役職員共済会との契約
に基づく退職給付制度を採用しています。
に基づく退職給付制度を採用しています。
(2)退職給付債務及びその内訳 (2)退職給付債務及びその内訳 ①退職給付債務
△1,934,934千円
①退職給付債務
△2,000,461千円
②年金資産積立額
2,128,855千円
②年金資産積立額
1,904,232千円
③未積立退職給付債務
△193,921千円
③未積立退職給付債務
△96,229千円
④未認識過去勤務債務
△371,197千円
④未認識過去勤務債務
△439,938千円
⑤未認識数理計算上の差異
△487,804千円
⑤未認識数理計算上の差異
△197,967千円
⑥会計基準変更時差異の未
279,341千円
⑥会計基準変更時差異の未
372,455千円
処理額
処理額
⑦貸借対照表計上額純額
△385,738千円
⑦貸借対照表計上額純額
△361,678千円
⑧退職給付引当金
△385,738千円
⑧退職給付引当金
△361,678千円
(3)退職給付費用の内訳
(3)退職給付費用の内訳
①勤務費用
96,472千円
①勤務費用
107,193千円
②利息費用
29,244千円
②利息費用
35,487千円
③期待運用収益
△18,892千円
③期待運用収益
④数理計算上の差異の費用
△49,491千円
④数理計算上の差異の費用
処理額
⑤会計基準変更時差異の
⑦農協役職員共済掛金・中
93,113千円
⑤会計基準変更時差異の
93,114千円
費用処理額
△68,740千円
6,383千円
⑥農協役職員共済掛金・中
6,782千円
退共掛金
退共掛金
⑧退職給付費用
△2,820千円
処理額
費用処理額
⑥過去勤務債務の費用処理額
△14,034千円
⑦退職給付費用
225,724千円
93,997千円
(4)退職給付債務等の計算基礎
(4)退職給付債務等の計算基礎
①採用した割引率は1.5%で、年金資産にかかる期
①採用した割引率は1.5%で、年金資産にかかる期
待運用収益率は1.0%としています。
待運用収益率は1.0%としています。
- 96 -
平成25年度
平成24年度
②退職給付見込額については、期間定額基準に基づ
②退職給付見込額については、期間定額基準に基づ
き、勤務年数による期間按分方式を採用していま
き、勤務年数による期間按分方式を採用していま
す。
す。
③過去勤務債務の処理年数は8年です。
③過去勤務債務の処理年数は8年です。
④数理計算上の差異の処理年数は8年です。
④数理計算上の差異の処理年数は8年です。
⑤会計基準変更時差異の処理年数は15年です。
⑤会計基準変更時差異の処理年数は15年です。
(5)特例業務負担金の将来見込額
(5)特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制
人件費(うち法定福利費)には、厚生年金保険制
度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図
度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図
るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等
るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する等
の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合(存
の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合(存
続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に
続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に
充てるため拠出した特例業務負担金19,675千円を
充てるため拠出した特例業務負担金20,270千円を
含めて計上しています。
含めて計上しています。
なお、同組合より示された平成25年3月現在に
なお、同組合より示された平成24年3月現在に
おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来
おける平成44年3月までの特例業務負担金の将来
見込額は、299,315千円となっています。
見込額は、322,634千円となっています。
8.税効果会計に関する注記
8.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の
主な内訳等
主な内訳等
繰延税金資産 繰延税金資産 退職給付引当金限度超過額 110,711千円
退職給付引当金限度超過額 108,038千円
賞与引当金限度超過額 6,345千円
賞与引当金限度超過額 5,922千円
貸倒引当金繰入超過額 無形固定資産
111,941千円
貸倒引当金繰入超過額 13,958千円
無形固定資産
棚卸資産 12,380千円
減価償却超過額
120,381千円
13,958千円
棚卸資産 11,442千円
10,516千円
減価償却超過額(減損損失) 7,934千円
減損損失(土地) 16,340千円
繰越欠損金 15,301千円
その他
その他
22,070千円
繰延税金資産小計
評価性引当額 304,261千円
繰延税金資産合計(A) 169,245千円
39,695千円
繰延税金資産小計
評価性引当額 135,016千円
322,671千円
△ 189,901千円
繰延税金資産合計(A) - 97 -
132,770千円
平成25年度
平成24年度
繰延税金負債
繰延税金負債
資産除去債務 繰延税金負債合計(B)
△
△
繰延税金資産の純額(A)+(B)
265千円 265千円
134,751千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因法
定実効税率
農協単体
資産除去債務 29.39%
繰延税金負債合計(B)
△
△
繰延税金資産の純額(A)+(B)
312千円 312千円
132,458千円
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の原因法
定実効税率 農協単体 31.00%
子会社 41.52%
(株)コープ武生 39.11% ジェイエイ酒販 38.93%
(調整)
(調整)
2.14%
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に損金に算入されない項目 △5.91%
△8.05%
事業分量配当
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △9.18%
所得税控除
損金経理した付帯税等
住民税均等割
2.92%
住民税均等割
△1.56%
4.16%
評価性引当金の増減
0.63%
その他
2.83%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
税務上の繰越欠損金
△10.37%
評価性引当金の増減
△0.76%
その他
18.65%
税効果会計適用後の法人税等の負担率
17.60%
9.賃貸等不動産に関する注記
3.84%
交際費等永久に損金に算入されない項目
2.30%
33.43%
9.賃貸等不動産に関する注記
当組合では、越前市、南越前町において保有する
当組合では、越前市、南越前町において保有する
土地及び建物を賃貸の用に供しています。平成25年
土地及び建物を賃貸の用に供しています。平成24年
12月期における当該賃貸不動産に関する賃貸損益は
12月期における当該賃貸不動産に関する賃貸損益は
45,030千円(賃貸収益は賃貸料に、主な費用は賃貸
42,741千円(賃貸収益は賃貸料に、主な費用は賃貸
費用に計上)です。
費用に計上)です。
また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当
また、当該賃貸等不動産の貸借対照表計上額、当
期増減額及び時価は、次のとおりです。
期増減額及び時価は、次のとおりです。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当年度期首残高
1,428,803
当年度増減額
679,093
当年度末残高
当年度末
の時価
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当年度期首残高
1,449,191
2,107,896 1,159,092
(注1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却
△20,954
当年度末残高
1,428,803
当年度末
の時価
786,838
(注1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却
累計額を控除した金額です。
(注2)当年度増減額のうち、主な減少額は減価償却
当年度増減額
累計額を控除した金額です。
(注2)当年度増減額のうち、主な減少額は減価償却
- 98 -
平成25年度
平成24年度
額です。
額です。
(注3)当年度末の時価は、主として固定資産税評価
(注3)当年度末の時価は、主として固定資産税評価
額または路線価に基づいて、当組合で算定し
額または路線価に基づいて、当組合で算定し
た金額です。
た金額です。
10.重要な後発事象に関する注記
(1)事業分離に関する注記
①事業分離の概要
ア.事業分離先の名称 株式会社コープ武生
イ.分離した事業の内容 購買事業
ウ.事業分離を行った主な理由 将来に亘り全事業部門の黒字化を図り、経営
基盤・事業機能の再構築を進め、組合員・利用
者の満足度向上を目指すため。
エ.事業分離日 平成25年1月1日
オ.法的形式を含む取引の概要 事業譲渡
②実施した会計処理の概要
ア.移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿
価額並びにその主な内訳
経済事業資産(購買品) 153,967 千円
③分離した事業が含まれていた区分の名称 購買事業
④当該事業年度の損益計算書に計上されている
分離した事業に係る損益の概算額
購買事業収益 5,928,321 千円
購買事業費用 5,331,868 千円
- 99 -
(9) 連結剰余金計算書
科 目
(単位:千円)
25年度
24年度
(資本剰余金の部)
1 資本剰余金期首残高
183,766
183,766
2 資本剰余金増加高
―
―
3 資本剰余金減少高
―
―
183,766
183,766
4 資本剰余金期末残高
(利益剰余金の部)
1 利益剰余金期首残高
3,062,011
3,004,662
2 利益剰余金増加高
195,086
81,334
当期剰余金
195,086
81,334
3 利益剰余金減少高
25,333
25,484
配当金
25,333
25,484
3,231,765
3,060,513
4 利益剰余金期末残高
(10) 連結ベースのリスク管理債権残高
区 分
(単位:千円)
25年度
破綻先債権額
24年度
増減
1,647
3,940
△ 2,293
延滞債権額
875,042
996,285
△ 121,243
3カ月以上延滞債権額
123,951
99,868
24,083
―
―
―
1,000,640
1,100,094
△ 99,454
うち担保・保証付債権額(B)
696,813
664,330
32,483
担保・保証控除後債権額(C)
395,498
435,764
△ 40,266
個別計上貸倒引当金残高(D)
395,498
435,764
△ 40,266
0
0
0
117,704
123,578
△ 5,874
貸出条件緩和債権額
合 計(A)
差 引 額(E)=(C)-(D)
一般計上貸倒引当金残高
(注)1.破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由によ
り元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法
施行令第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じ
ている貸出金)をいいます。
2.延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援
を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金をいいます。
3.3カ月以上延滞債権とは、元金又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる貸出金で、破綻先債権および延滞債権に該当しないものをいいます。
4.貸出条件緩和債権とは、債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息
の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、
破綻先債権、延滞債権および3カ月以上延滞債権に該当しないものをいいます。
5.担保・保証付債権額とは、リスク管理債権額のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社
債、上場株式)及び確実な不動産担保付の貸出残高ならびに農業信用基金協会等公的保証機関
等による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額です。
6.個別計上貸倒引当金残高とは、リスク管理債権のうち、すでに個別貸倒引当金に繰り入れた
当該引当金の残高であり、貸借対照表上の個別貸倒引当金額とは異なります。
7.担保・保証控除後債権額とは、リスク管理債権合計額から、担保・保証付債権額及び個別計
上貸倒引当金残高を控除した貸出金残高です。
- 100 -
(11) 連結ベースの事業別経常収益等
区 分
項 目
(単位:千円)
25年度
事業収益
信用事業
共済事業
農業関連事業
その他事業
計
24年度
894,824
932,920
経常利益
139,462
91,129
資産の額
99,881,433
97,846,609
事業収益
919,004
948,166
経常利益
168,627
94,876
資産の額
18,671
14,436
事業収益
323,805
2,263,557
経常利益
△ 6,036
44,240
資産の額
2,359,090
2,642,707
事業収益
8,464,368
6,065,712
経常利益
△ 50,840
△ 110,308
資産の額
9,460,896
9,511,076
事業収益
10,602,001
10,210,355
経常利益
251,213
119,937
資産の額
111,720,092
110,014,828
(注)連結事業収益は、銀行等の連結経常収益に相当するものです。
2.連結自己資本の充実の状況
平成25年12月末における連結自己資本比率は、16.59%となりました。
連結自己資本は、組合員の一般出資、後配出資によっています。
○ 一般出資による資本調達額 2,527百万円(前年度 2,432百万円)
○ 後配出資による資本調達額 276百万円(前年度
396百万円)
当連結グループでは、適正なプロセスにより連結自己資本比率を正確に算出し、JAを中
心に信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自
己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
(注)出資金のうち後配出資以外のものを一般出資と呼んでいます。
- 101 -
(1) 自己資本の構成に関する事項
項 目
(単位:千円、%)
25年度
基本的項目 (A)
24年度
6,220,031
6,078,939
出資金
2,803,795
2,828,715
(うち後配出資金)
(276,640)
(396,545)
回転出資金
―
―
資本準備金
183,766
183,766
利益準備金
3,231,765
3,060,513
処分未済持分
△ 15,815
△ 12,660
―
―
19,730
21,713
△ 3,210
△ 3,210
117,905
125,617
117,905
125,617
―
―
負債性資本調達手段
―
―
期限付劣後債務
―
―
―
―
6,337,936
6,204,454
―
―
―
―
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
―
―
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
―
―
―
―
6,337,936
6,204,454
38,212,285
38,653,506
資産(オン・バランス)項目 32,955,579
33,556,000
オフ・バランス取引等項目 ―
―
5,256,706
5,097,506
基本的項目比率 (A)/(F)
16.28%
15.73%
連結自己資本比率 (E)/(F)
16.59%
16.05%
その他有価証券の評価差損
連結子法人等の少数株主持分
子会社が保有する親組合出資金
補完的項目 (B)
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
補完的項目不算入額
自己資本総額 (C)=(A)+(B)
控除項目 (D)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
控除項目不算入額
自己資本額 (E)=(C)-(D)
リスク・アセット等計(F)
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額
(注)1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断
するための基準」に定められた算式に基づき算出したものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、適格金融資産担保
の適用については信用リスク削減手法の簡便手法を、オペレーショナル・リスク相当額の
算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
- 102 -
(2) 自己資本の充実度に関する事項
① 信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳 25年度
エクスポー
ジャーの
期末残高
我が国の中央政府及び中
央銀行向け
リスク・
アセット額
a
所要自己
資本額
b=a×
4%
エクスポー
ジャーの
期末残高
(単位:千円)
24年度
リスク・
アセット額
a
所要自己
資本額
b=a×
4%
―
―
―
―
―
―
我が国の地方公共団体向け
16,521,668
0
0
16,221,846
0
0
地方公共団体金融機構向け
―
―
―
―
―
―
我が国の政府関係機関向け
―
―
―
―
―
―
地方三公社向け
―
―
―
―
―
3,571
63,762,577 13,100,605
524,024
60,232,392 12,046,478
481,859
金融機関及び証券会社向け
540,265
385,167
15,406
597,310
442,553
17,701
中小企業等向け及び個人向け
3,287,707
2,178,937
87,157
3,641,477
2,401,240
96,049
抵当権付住宅ローン
1,153,201
392,043
15,681
1,365,859
163,074
6,522
不動産取得等事業向け
1,721,750
1,687,383
67,495
1,913,942
1,891,144
75,646
454,967
249,429
9,977
454,873
200,062
8,002
10,024,275
984,811
39,392
10,418,560
1,024,742
40,990
18,665
0
0
14,349
0
0
4,037,381
4,037,381
161,495
4,036,933
4,036,933
161,477
複数の資産を裏付とする
資産(所謂ファンド)の
うち個々の資産の把握が
困難な資産
―
―
―
―
―
―
証券化
―
―
―
―
―
―
10,714,140
9,939,818
397,592
11,680,531 11,349,771
453,991
1,318,223 110,578,075 33,556,000
1,345,810
法人等向け
三月以上延滞等
信用保証協会等及び株式
会社産業再生機構保証付
共済約款貸付
出資等
上記以外
合 計
112,236,603 32,955,579
オペレーショナル・リスク
に対する所要自己資本の額
オペレーショナル・
リスク相当額を8%
で除して得た額
a
所要
自己資本額
オペレーショナル・
リスク相当額を8%
で除して得た額
所要
自己資本額
b=a×4%
a
b=a×4%
5,256,706
所要自己資本額
210,268
5,097,506
203,900
リスク・アセット
(分母)合計
所要
自己資本額
リスク・アセット
(分母)合計
所要
自己資本額
a
b=a×4%
a
b=a×4%
38,212,285
1,528,491
38,653,506
1,546,140
(注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エ
クスポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のこと
をいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、
「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
- 103 -
4.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造の
ある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有
する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の
中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資
産(固定資産等)が含まれます。
6.オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当JAでは基礎的手法を採用していま
す。
<オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷8%
(3) 信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェ
イトの判定に当たり使用する格付等は、次のとおりです。
(ア) リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼
格付けのみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出
するための掛目のことです。
(イ) リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリス
ク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクス
ポージャー
カントリーリスク
・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポー
ジャー(長期)
R&I、Moody's、
JCR、S&P、 Fitch
法人等向けエクスポー
ジャー(短期)
R&I、Moody's、
JCR、S&P、 Fitch
- 104 -
② 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別,業種別,残存期間別)及び三月以上延滞エク
スポージャーの期末残高
25年度
信用リスク
に関するエ
クスポージ
ャーの残高
国内
うち
貸出金等
24年度
3ヶ月以
上延滞エ
クスポー
ジャー
うち
債券
信用リスク
に関するエ
クスポージ
ャーの残高
うち
貸出金等
3ヶ月以
上延滞エ
クスポー
ジャー
うち
債券
112,236,603 342,152,775 2,507,546 454,967 110,578,075 35,500,336 1,501,814 458,995
海外
―
地域別残高計
―
―
―
―
―
―
―
112,236,603 342,152,775 2,507,546 454,967 110,578,075 35,500,336 1,501,814 458,995
農業
84,704
84,704
―
―
93,963
93,963
―
―
林業
21,048
21,048
―
―
29,550
―
―
―
水産業
―
―
―
―
―
―
―
―
製造業
40,763
40,763
―
―
30,598
12,000
―
―
―
鉱業
法 建設・不動産業
88,349
電気・ガス・
―
熱供給・水道業
運輸・通信業
―
63,745,852
人 金融・保険業
―
―
―
―
―
―
―
88,349
―
―
91,686
91,686
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
435,112
―
―
60,631,898
435,210
―
―
259,777
―
21,664
144,365
13,736
―
―
14,014,121 2,507,546
―
16,221,846 14,720,032 1,501,814
―
卸売・小売・
飲食・サービス業
259,777
日本国政府 ・
地方公共団体
16,521,668
その他
個 人
4,462,899
212,596
18,678,361
18,659,637
そ の 他
8,333,182
336,663
業種別残高計
―
16,105
― 417,197
―
―
4,493,162
258,474
20,040,477 19,510,998
8,800,530
364,234
―
―
― 453,914
―
5081
112,236,603 342,152,775 2,507,546 454,967 110,578,075 35,500,336 1,501,814 458,995
1年以下
64,846,151
1,547,128
―
61,681,576
1,293,264
―
1年超3年以下
1,704,294
1,704,294
―
2,078,384
1,882,968
―
3年超5年以下
1,297,022
1,297,022
―
1,276,144
1,215,512
―
5年超7年以下
1,567,725
1,567,725
―
1,544,637
1,544,637
―
7年超10年以下
4,463,494
1,955,948 2,507,546
3,708,250
2,206,435 1,501,814
10年超
24,487,423
24,487,423
―
26,058,658 26,058,658
―
期限の定めのないもの
13,870,494
1,593,232
―
14,230,426
―
残存期間別残高計 112,236,603 342,152,775
2,507,546
1,298,860
110,578,075 35,500,336 1,501,814
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生
商品取引の与信相当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・
バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間
および融資枠の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいい
ます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
- 105 -
3.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ
月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
なお、前年度は「三月以上延滞エクスポージャー」に外部格付・カントリーリスク・スコアに
よってリスク・ウエイトが150%となったエクスポージャーを含めています。
4.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
(単位:千円)
24年度
25年度
区 分
期首
残高
期 中
増加額
期中減少額
目的使用
その他
期末
残高
期首
残高
期 中
増加額
期中減少額
目的使用 その他
期末
残高
一般貸倒引当金 125,617 117,704
- 125,617 117,704 129,262 125,617
- 129,262 125,617
個別貸倒引当金 437,215 398,281
848 436,309 398,339 382,730 437,215
- 382,730 437,215
④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却の額
25年度
区 分
国 内
国 外
地域別計
期首
残高
期中
増加額
437,215 398,281
-
-
437,215 398,281
期中減少額
目的使用
その他
期末 貸出金 期首
償却
残高
残高
848 436,309 398,339
-
-
期中
増加額
382,730 437,215
-
-
848 436,309 398,339
-
382,730 437,215
(単位:千円)
24年度
期中減少額
目的使用
その他
期末
残高
貸出金
償却
- 382,730 437,215
-
-
-
- 382,730 437,215
農業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
林業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
水産業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
製造業
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- 1,388
-
- 1,388
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
法 鉱業
建設・不動産
業
電気・ガス・
熱供給・水道
業
人 運輸・通信業
金融・保険業
卸売・小売・
飲食・サービ
ス業
その他
-
-
個人
437,215 396,893
848 436,309 396,951
- 382,730 437,215
- 382,730 437,215
-
業種別計
437,215 398,281
848 436,309 398,339
- 382,730 437,215
- 382,730 437,215
-
- 106 -
⑤ 信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
25年度
格付あり
格付なし
(単位:千円)
24年度
計
格付あり
格付なし
計
リスク・ウェイト0%
―
17,979,366
17,979,366
―
16,851,104
16,851,104
リスク・ウェイト10%
―
9,848,106
9,848,106
―
10,418,560
10,418,560
リスク・ウェイト20%
―
63,061,851
63,061,851
―
60,252,206
60,252,206
リスク・ウェイト35%
―
1,120,123
1,120,123
―
1,365,859
1,365,859
リスク・ウェイト50%
―
258,910
258,910
―
268,734
268,734
リスク・ウェイト75%
―
2,905,248
2,905,248
―
3,641,477
3,641,477
リスク・ウェイト100%
―
16,914,964
16,914,964
―
17,676,423
17,676,423
リスク・ウェイト150%
―
148,035
148,035
―
103,708
103,708
その他
―
―
―
―
―
―
自己資本控除額
―
―
―
―
―
―
計
―
112,236,603
112,236,603
信用
リス
ク削
減効
果勘
案後
残高
― 110,578,075 110,578,075
(注) 1.「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用して
いるもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を
使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付の
み使用しています。
2.自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用
いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額があります。
(4) 信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結自己資本比率の算出にあって、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出
規程」において定めています。信用リスク削減手法の適用及び管理方針、手続は、
JAのリスク管理の方針及び手続に準じて行っています。JAのリスク管理の方
針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.67)をご参照ください。
- 107 -
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
25年度
区 分
適格金融
資産担保
24年度
適格金融
資産担保
保証
保証
地方公共団体金融機構向け
―
―
―
―
我が国の政府関係機関向け
―
―
―
―
地方三公社向け
―
―
―
―
金融機関向け及び第一種金融商
品取引業者向け
―
―
―
―
法人等向け
32,831
―
16,028
―
中小企業等向け及び個人向け
63,310
―
44,912
―
抵当権住宅ローン
―
―
―
―
不動産取得等事業向け
―
―
―
―
三月以上延滞等
―
―
―
―
証券化
―
―
―
―
85,000
―
80,000
―
181,141
―
140,940
―
上記以外
合計
(注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のこと
をいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞して
いる債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関向け及び第一種金融商品取引業者向け」、
「法人等向け」等においてリスク・ウエイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造の
ある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有
する取引にかかるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の
中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資
産(固定資産等)が含まれます。
(5) 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
(6) 証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
(7) オペレーショナル・リスクに関する事項
① オペレーショナル・リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかるオペレーショナル・リスク管理は、子会社においてはJAの
リスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク管理の
方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.64)をご参照ください。
- 108 -
(8) 出資等エクスポージャーに関する事項
①出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
連結グループにかかる出資等エクスポージャーに関するリスク管理は、子会社におい
てはJAのリスク管理及びその手続に準じたリスク管理を行っています。JAのリスク
管理の方針及び手続等の具体的内容は、単体の開示内容(P.72)をご参照ください。
② 出資等エクスポージャーの連結貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
24年度
25年度
連結貸借対照表計上額
時価評価額
連結貸借対照表計上額
時価評価額
上 場
―
―
―
―
非 上 場
4,037,381
4,037,381
4,036,933
4,036,933
合 計
4,037,381
4,037,381
4,036,933
4,036,933
(注)「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表上額の合計額です。
③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:千円)
24年度
25年度
売却益
売却損
―
償却額
―
売却益
―
売却損
―
償却額
―
―
④貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその
他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
(単位:千円)
24年度
25年度
評価益
評価損
―
評価益
―
評価損
―
―
⑤連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社
株式の評価損益等)
25年度
評価益
(単位:千円)
24年度
評価損
―
評価益
―
評価損
―
―
(9)金利リスクに関する事項
①金利リスクの算定方法の概要
連結グループの金利リスクの算定方法は、JAの金利リスクの算定方法に準じた方法
により行っています。JAの金利リスクの算定方法は、単体の開示内容(P73)をご
参照ください。
②金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:千円)
25年度
24年度
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
- 109 -
826,522
845,357
- 110 -
【役員等の報酬体系】
1.役員
(1) 対象役員 開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」は、理事及び監事をいいます。
(2)役員報酬等の種類、支払総額及び支払方法について
役員に対する報酬等の種類は、基本報酬のみで、平成25年度における対象役員に対する報酬
の支払総額は、次のとおりです。
なお、基本報酬は毎月所定日に指定口座への振り込みの方法による現金支給です。
(単位:千円)
支給総額
基本報酬
48,396
対象役員(注1)に対する報酬等
(注1) 対象役員は、理事24名、監事5名です。
(3) 対象役員の報酬等の決定等について
◇ 役員報酬(基本報酬)
役員報酬は、理事及び監事の別に各役員に支給する報酬総額の最高限度額を総代会におい
て決定し、その範囲内において、理事各人別の報酬額については理事会において決定し、監
事各人別の報酬額については監事の協議によって定めています。なお、業績連動型の報酬体
系とはなっておりません。
この場合の役員各人別の報酬額の決定にあたっては、各人の役職・責務を勘案して決定し
していますが、その基準等については、役員報酬審議会(委員10人で構成)に諮問をし、そ
の答申を踏まえて決定しています。また、上記の支給する報酬総額の最高限度額もこの基準
を基に決定しています。
2.職員等
(1) 対象職員等
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象職員等」の範囲は、当JAの職員及び当
JAの主要な連結子法人等の役職員であって、常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等
を受けるもののうち、当JAの業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、平成25年度において、対象職員等に該当するものはおりませんでした。
(注1) 対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
(注2) 「主要な連結子法人等」とは、当JAの連結子法人等のうち、当JAの連結総資産
に対して2%以上の資産を有する会社等をいいます。
(注3) 「同等額」は、平成25年度に当JAの常勤役員に支払った報酬額等の平均額として
おります。
(注4) 平成25年度において当JAの常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受
ける者はおりませんでした。
3.その他
当JAの対象役員及び対象職員等の報酬等の体系は、上記開示のとおり過度なリスクテークを惹
起するおそれのある要素はありません。したがって、報酬告示のうち、「対象役員及び対象職員等
の報酬等の体系とリスク管理の整合性並びに対象役員及び対象職員等報酬等と業績の連動に関する
事項」その他「報酬等の体系に関し参考となるべき事項」として、記載する内容はありません。
- 111 -
【JAの概要】
機 構 図
機構図
平成25年12月31日現在
組
合
員
総
代
会
理
事
会
監
代表理事組合長
常
事
勤
会
監
事
専務(審査担当)
常務(信用担当)
(株)コープ武生
参
事
JA酒販(株)
金 融 部
指導部
農
営
産
農
物
査
売
室
課
基幹
南条支店
庄
支
店
融
総 務 部
審
企
貯
画
販
検
今
共
審 査 部
済
資
査
金
管
理
課
基幹
東部支店
王
味
北
子
真
日
保
野
野
支
支
支
店
店
店
- 112 -
課
課
課
基幹
中央支店
西
部
支
店
課
監 査 室
2.役員構成(役員一覧)
区 分
(平成25年12月現在)
役職名
就任年月日
任期満了
年月日
隆
H25.3.24
H28.3月
氏 名
常勤・
代表権
非常勤
の有無
の有無
摘 要
代 表 理 事 組 合 長 常勤
有
冨
専
務
理
事 常勤
無
中
彦
H25.3.24
H28.3月
審査担当理事
常
務
理
事 常勤
無
近藤市郎右衞門
H25.3.24
H28.3月
信用担当理事
理
事 非常勤 無
近 藤 久 太 夫
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
髙
橋
英
一
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
中
村
忠
郎
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
岸
梅
哲
次
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
大
河
内
肇
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
田
中
徹
雄
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
今
村
和
彦
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
丸
岡
幸
生
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
山 岡 登 志 男
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
坂
井
諭
一
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
北
野
弦
雄
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
高
橋
敏
之
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
嵐
等
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
山
本
久
和
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
伊
藤
幹
男
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
岸
本
征
男
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
納
大
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
小
男
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
上
孝
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
大 塚 与 四 郎
H25.3.24
H28.3月
理
事 非常勤 無
上
嶋
善
一
H25.3.24
H28.3月
田
西
明
村
川
幸
木
代
表
監
事 非常勤 無
山
本
克
彦
H25.3.24
H28.3月
常
勤
監
事 常勤
無
中
澤
則
明
H25.3.24
H28.3月
監
事 非常勤 無
川
端
保
郎
H25.3.24
H28.3月
監
事 非常勤 無
牧
田
峰
雄
H25.3.24
H28.3月
監
事 非常勤 無
出
裕
H25.3.24
H28.3月
3.組合員数
区 分
正組合員
個 人
法 人
准組合員
個 人
法 人
合 計
倉
25年度
24年度
5,349
5,318
31
5,096
4,980
116
10,445
- 113 -
5,381
5,354
27
5,121
5,006
115
10,502
員外監事
員外監事
(単位:人、団体)
増 減
△ 32
△ 36
4
△ 25
△ 26
1
△ 57
4.組合員組織の状況
組 織 名
越前市武生地区営農協議会
南越前町営農推進協議会
構 成 員 数
組 織 名
16組織 JA越前たけふ女性部
23組織
5.特定信用事業代理業者の状況
区 分
(単位:人)
構 成 員 数
1,357名
(平成25年12月現在)
氏名又は名称
(商号)
主たる事務所
の所在地
特定信用事業代理業者 福井県信用農業協同組合連合会 福井市大手3丁目2-18
ガレージ高木
越前市北府1丁目2-11
共済代理店
代理業を営む営業所
又は事業所の所在地
同左
〃
〃
三好モータース
〃 芝原1丁目5-9
〃
〃
宮下モータース
〃 八幡1丁目95-11
〃
〃
オートプラザ宮下(有)
鯖江市定次町332
〃
〃
(有)東陽モータース
越前市矢放町18-2-4
〃
〃
島田自動車工業
〃 米口町18-3-7
〃
〃
假屋自工
〃 丸岡町84-56-2
〃
〃
(株)KYモータース
〃 安養寺町89-26
〃
〃
(株)カーショップ宇野商事 〃 葛岡町7-7-1
〃
〃
酒井輪業
〃 新保1丁目5-10
〃
〃
オートランドウエジマ
〃 新町9-4-2
〃
〃
(株)ハシモトモータース 南越前町東大道29-4-3
〃
〃
南条自動車
〃 関ヶ鼻5-6
〃
〃
(株)川端モータース
〃 湯尾19-10-1
〃
〃
中川商会
〃 今庄75-14
〃
〃
ノザキモーター
越前市四郎丸町59-4
〃
〃
山口モータース商会
〃 矢放町20-1-1
〃
〃
谷口自動車
〃 宮谷町57-27-1
〃
〃
ガレージブトウ
〃 府中3丁目6-21
〃
〃
(株)ファミリー
〃 家久町54-1-1
〃
〃
ハナテン越前営業所
〃 横市町10-31-1
〃
〃
セイフティートータル
〃 武生柳町8-18
〃
〃
ホンマオート
〃 塚町50-22-1
〃
- 114 -
6.地区一覧
当組合の地区は、越前市(旧・武生市)、南越前町の区域です。
7.沿革・あゆみ
平成8年1月
南条地区4農協が合併し、越前たけふ農業協同組合が発足
7月
王子保給油所移転オープン
平成9年3月
今庄育苗センター完成
東部基地造成工事完了
H鋼ハウス(複合営農支援施設関連)完成
11月
高瀬給油所オープン
12月
営農センター(複合営農支援施設)完成
平成10年5月
コープ平出店改装オープン
第1回JAフェアー(菊人形会場)開催
平成11月5月
良質米出荷施設完成
9月
王子保給油所新装オープン
12月
国高給油所オープン
平成12年4月
財団法人越前たけふ農業公社設立
平成14年8月
コープ南条店改装オープン
9月
南条支店竣工式
平成15年3月
全国オンラインシステム「JASTEM」稼動
12月
JAたけふ翆光苑オープン
平成17年3月
経営管理委員会制度導入
10月
「農・食・遊」みのり祭開催
10月
JA酒販竣工式
平成18年7月
基幹支店体制スタート
11月
基幹中央支店落成式
11月
新今庄育苗施設落成式
12月
基幹東部支店起工式
平成19年4月
基幹東部支店竣工式
平成19年12月
基幹東部支店倉庫兼ホームセンター起工式
平成20年5月
JAみどり館竣工式
6月
「農・食・遊」ふれあい祭開催
平成21年8月
えちぜん翆光苑オープン
平成22年4月
ローンセンター開設
平成23年1月
全国オンラインシステム「新JASTEM」稼動
平成24年8月
コープたけふみどり館オープン
平成25年1月
経済事業を(株)コープ武生へ譲渡 新体制スタート
- 115 -
8.店舗等のご案内
(平成25年12月現在)
電話番号
ATM(現金自動化機
器)設置・稼働状況
店 越前市本多2丁目10-22
22-1111
ATM1台
基 幹 中 央 支 店 〃 平出2丁目2-33
23-3100
ATM1台
西
28-7777
ATM1台
基 幹 東 部 支 店 〃 塚町56-22-1
25-7777
ATM1台
北
日
野
支
店 〃 帆山町8-19
22-3355
ATM1台
味
真
野
支
店 〃 池泉町1-19
27-1200
ATM1台
基 幹 南 条 支 店 〃 東大道28-4-6
47-7777
ATM1台
王
店 〃 今宿町5-6-9
22-0900
ATM1台
店 〃 今庄9-13
45-7777
ATM1台
店 南越前町河野15-16-1
48-7777
店舗及び事務所名
本
今
河
部
子
支
保
庄
野
支
支
取
扱
住 所
店 〃 堀町11-14-1
ロ ー ン セ ン タ ー 越前市本多2丁目10-22
22-2603
営 農 セ ン タ ー 〃 平出2丁目2-33
22-2222
良 質 米 出 荷 施 設 〃 池ノ上町91-9-9
25-6789
東 部 カ ン ト リ ー 〃 西尾町62-49
27-2207
西 部 カ ン ト リ ー 〃 大虫町47-9
22-3316
中 央 カ ン ト リ ー 〃 矢船町21-1
22-6318
南 条 カ ン ト リ ー 南越前町東大道6-19
47-3885
今 庄 ラ イ ス セ ン タ ー 〃 今庄9-13
45-0769
配 送 セ ン タ ー 越前市池ノ上町47-8-1
21-2513
オ ー ト パ ル 武 生 〃 平出2丁目1-5
21-2615
武 生 農 機 セ ン タ ー 〃 平出2丁目1-5
21-2516
オ ー ト パ ル 南 条 南越前町東大道19-57
47-3788
南 条 農 機 セ ン タ ー 南越前町東大道19-57
47-3788
平
出
給
油
所 越前市平出1丁目10-26
21-2519
国
高
給
油
所 〃 国高1丁目1-1
21-1100
王 子 保 給 油 所 〃 四郎丸町65-5
23-2350
南
条
給
油
所 南越前町東大道19-57
47-3035
今
庄
給
油
所 〃 今庄10-11
45-0294
コ ー プ 武 生 本 社 越前市平出2丁目1-10
22-3333
コ ー プ た け ふ 平 出 店 〃 平出2丁目1-10
22-3333
コ ー プ た け ふ 南 条 店 南越前町東大道28-4-6
47-3036
コ ー プ た け ふ 外 販 店 越前市平出2丁目1-10
コープたけふみどり館 〃 塚町10-17-1
23-8784
コープたけふ古木取扱店 南越前町古木3-9-2
45-2002
コープたけふ大門取扱店 〃 大門2-10-4
45-0327
コープたけふ湯尾取扱店 〃 湯尾60-22
45-0325
旅 行 セ ン タ ー 〃 平出2丁目1-5
J A た け ふ 翆 光 苑 〃 本多2丁目9-13
21-2601
え ち ぜ ん 翆 光 苑 〃 塚町28-36
23-1212
福井県ジェイエイ酒販 〃 平出2丁目129
21-5600
(店舗外ATM設置台数 4 台)
- 116 -
24-1717
22-4444
ATM1台