松江市立東出雲中学校 学校だより 第9号 学校教育目標『自立貢献』 平成 28 年 1 月 29 日発行 文責:校長 門脇岳彦 まとめの学期をがんばろう!(始業式より) 「あけましておめでとうございます。 」例年になく年末年始の天候は穏やかでしたが、どんな冬休みでした か。私は、1月2日に、32年前、教員になって初めて担任をした子ども達の42歳の同窓会に出かけました。 42歳ですから、みなさんのお父さんお母さんと同年齢かもしれません。誰もが立派に社会の中で活躍して いることが分かり、とてもうれしく思いました。また、若かった自分のことを振り返ることができ、初心を忘 れず頑張ろうと思いました。 さて、今年は2016年、リオデジャネイロオリンピックの年です。東京オリンピックまであと4年となり ました。また、干支は申年と書いて「さるどし」と読みます。動物のサルは猿ですが、 「さるどし」という場 合は「申年」と書きます。 「申」の字は、雷という字の原字で稲妻を表した象形文字です。稲妻は、屈折しな がらあちこちの方向に走ることから、 「のびる」という意味や「もうす」という意味に使うようになりました。 「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支は、農作物の成長過程を十二段階で表す意 味をもっています。 「申」は十二支の9番目で、その意味は「伸ばす」で、草木が十分に伸びきった時期、実 が成熟して香りと味が備わる時期を表しています。 (実は、 「申」の字と動物の猿は全く関係ありません。昔、 字の読めない人が多かったので、分かりやすく覚えやすくするために「申」の字に動物の猿を割り当てたと言 われています。 ) そういう訳で、一人一人が伸びる年、集団が伸びる年にしていきたいですね。近い将来、社会貢献できる自 分づくりのために、当たり前のことを徹底的に行うこと「凡事徹底」を進めて、自分を伸ばす年、集団として 伸びる年にしていきましょう。 3年生のみなさんは、中学校生活最後の学期となりました。目の前に乗り越えないといけない壁が迫って います。自分が進むべき道に向けて最後の力をふりしぼってください。 1・2年生は、次の学年へのステップアップに備えて、学力と生活力を高めてください。入試制度も大きく 変わります。みなさんが競い合い高め合うのは、この東出雲中学校の仲間だけではありません。松江市内の中 学生全てがみなさんのライバルです。ライバルとは競い合うことでお互いの資質を高めることができる相手 のことを言います。 これから寒さが厳しくなってきます。健康には十分気をつけ、一人一人が学校生活のルールをしっかり守 って、素晴らしい3学期になるよう願って始業式の話を終わります。 「キャリア教育フォーラム」 2月28日(日) 14:00~16:00頃 東出雲ふれあい会館 2階 ホール 主催 小中一貫教育地域推進協議会 昨年度に引き続き、地域で支えるキャリア教育を考える集 いとして、来月28日に小中一貫教育地域推進協議会の主 催で「キャリア教育フォーラム」が開催されます。 学園で取組まれているキャリア教育について、小中学校で の取組事例や社会体験学習受入れ事業所の発表、パネル ディスカッション「地域で支える小中一貫教育・キャリア教育」 等の内容です。生徒の皆さん、保護者の皆さんぜひご来 場 ください。 自転車マナーで表彰状 今月20日に松江警察署で、今年度全校で交通ルールやマ ナーを守り自転車の安全利用に努めた学校として本校が表 彰されました。当日は、生活委員長の2年4組小山裕君が松 江警察署長より直接表彰状を受け取りました。また、副賞と して全校生徒分のクリアファイルもいただきました。この様 子は、翌日のマーブルテレビでも放映されました。 この表彰は、5月14日行われた「手をつなごう交通安全」 の催しの際、新井警察署長さんが自転車を引っ張って登校す る生徒の姿をみられたことがきっかけと思われます。定めら れた範囲とはいえ、市内の学校ではあまり見られない光景だ ったようです。 生徒のみなさんが日頃あたり前におこなっていることが きちんと認められ表彰までしていただきました。これまで は、時々自転車の乗り方がよくないと地域の皆さんからお叱 りを受けることもありました。これからは、朝の登校だけで なく、常に自転車のマナーをしっかり意識して交通安全に努 めていきましょう。 お客様を迎えて 1月18日(月)には神奈川県教育委員会子ども教育支援課からお客様がお二人来られました。ホームページ で「ほっとハート東出雲学園」の取組を見られて、ぜひ小中一貫教育の取組を視察したいということで訪問され ました。午前中約2時間滞在され、2時間目の授業の様子を観察したり、校長室で小中一貫教育の取組の説明を 受けたりされました。授業は、教室棟2階の1・2年生の様子を廊下から見てもらいましたが、どの学級も真剣 に取組んでいる姿がありました。図書館ではちょうど3年2組の国語で「奥の細道」の発表準備の様子を見ても らうことができました。校舎がすばらしいことや生徒達が一生懸命取組んでいる様子を見られ、とても感心し て帰られました。私も、皆さんのいいところをみてもらえてとてもうれしく思いました。 1月26日(火)の5時間目には、松江市教育研究会社会科部会の公開授業が行われ、市内の社会科の先生方 がたくさん来校されました。公開授業は、渡部先生の1年2組の 社会科の授業でした。 「戦乱から全国統一へ」の単元の4時間目に あたる授業で、各班で調べたことを発表し、さらに考えを深める ことを目標にしたものでした。教室に多くのお客様がおられたの で、少し緊張していたのか発表以外は少しトーンが低かったよう に思いますが、一人一人が真剣なまなざしで授業に取組んでいた と思います。この授業の後、会議室で授業研究会が行われました。 市内の社会科の先生方に、東出雲中の生徒の様子をみていただき、 いろいろな意見をいただけたと思います。
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