平成 28 年 7 月 2 8 日生活文化局～夏期商品量目立入検査結果～東京都計量検定所は、商品の内容量が、その表記どおり適正に計量されているかを確認するため、「夏期商品量目立入検査」を実施しました。１検査結果の概要（％） (1) 実施期間不適正事業所率 10% 6.8% 平成 28 年 6 月 6 日(月曜)～7 月 7 日(木曜) （延べ 22 日間） (2) 検査対象事業所（裏面表－１）検査事業所うち不適正事業所※１ 192 事業所 11 事業所 (5.7%）不適正商品率 8.2% 5.7% 5.6% 5% 1.9% 0.4% 1.1% 1.0% 1.4% H24 H25 H26 H27 0.8% 0% H28 （年度）図-1 不適正事業所率及び不適正商品率の推移 (3) 検査商品（裏面表－１）検査商品うち不適正商品※２ 7,963 点 66 点 (0.8%） (4) 不適正商品の発生理由（図－２）ア風袋量※３の計量ミス 45 点（68.2%）（内訳）容器類 32 点（48.5%）添え物類イ自然減量ウその他（粗雑な計量等） 13 点（19.7%） 14 点（21.2%） 7 点（10.6%）図-2 不適正商品の発生理由２事業所への対応 (1) 再計量の指示等計量法違反となる不適正商品については、その場で計量上の問題点を説明し、再計量を指示しました。また、計量業務に携わる従業員への教育を徹底するよう指導しました。 (2) 改善措置不適正事業所に対しては、再度改善状況の確認等を行います。その際に改善されていない場合には、「改善勧告」、「不適正状況の公表」、「改善命令」などの計量法に基づく措置を行います。【欄外注釈】 ※１：不適正事業所とは、不適正商品率が 5％を超える事業所 ※２：不適正商品とは、計量法に定める許容誤差を超える商品 ※３：風袋量とは、容器・包装及び添え物(わさび・タレ小袋等) の総称《問合せ先》東京都計量検定所検査課電話 03-5617-6637・6628（直通）はかるん表-１　業態別結果下段（　）内の数値は、前年同期の検査結果事　業　所業態別区分検査数（件） 161 スーパーマーケット（百貨店含む） (139) 21 一般小売店（駅ビル含む） (36) 10 食品製造所※4 (7) 192 合計 (182) 商　品一部不適正不適正事業所数事業所率事業所数事業所率（件） 19 (20) 0 (0) 0 (0) 19 (20) （％） 11.8% (14.4) 0.0% (0.0) 0.0 (0.0) 9.9% (11.0) （件） 10 (12) 1 (2) 0 (1) 11 (15) （％） 6.2% (8.6) 4.8% (5.6) 0.0 (14.3) 5.7% (8.2) 検査数（点） 7,520 (6,684) 268 (419) 175 (77) 7,963 (7,180) 不適正不適正商品数商品率（点） 62 (96) 4 (5) 0 (2) 66 (103) （％） 0.8% (1.4) 1.5% (1.2) 0.0 (2.6) 0.8% (1.4) ※4 食品製造所とは、食品を製造し計量してパックしている事業所のこと。表-２　検査商品の部門別内訳下段（　）内の数値は、前年同期の検査結果部門検査商品数不適正商品数食肉類魚介類野菜類惣菜類その他合計 1,453 2,217 2,275 1,893 125 7,963 16 1 22 27 0 66 1.1% 0.0% 1.0% 1.4% 0.0% 0.8% (2.0%) (0.6%) (1.2%) (2.2%) (2.0%) (1.4%) 不適正商品率表-３　不適正商品の発生理由（分類）不適正商品数（点） 32 13 発生理由容器類※5 添え物類※6 風袋量自然減量その他合　計発生率（％） 45 68.2 14 21.2 7 10.6 66 100.0 ※5　容器類の事例として、同一の品目で大きさの異なるトレイがある場合の設定ミスがある。 ※6　添え物の事例として、袋入りたれを添えた際に設定ミスがある。表-４　不足商品（損失金額）ワースト５順位 1 2 3 4 5 商品名有頭エビブドウマグロ石川芋（サトイモの一種）焼き豚 ※7 損失金額は税抜金額である。表記量 278 g 415 g 161 g 280 g 124 g 実量 206 351 150 257 112 g g g g g 誤差量 -72 g -64 g -11 g -23 g -12 g 不適正原因売価損失金額※6 -214 円粗雑な計量 828 円 -56 円その他 365 円 -54 円風袋量軽視 800 円 -42 円自然減量 515 円 -33 円風袋量軽視 342 円