機械材料工学

2012年度(平成24年度)シラバス
機械材料工学
Basic Material Science for Mechanical Engineers
1学年前期 必修2単位
担当教員:大内 清行
機械情報技術専門棟M207
オフィスアワー:火曜日12:00~12:50
【授業の到達目標・テーマ】
本講義は、材料・設計・加工分野に位置する。金属材料の基本的性質、鉄鋼材料の機械的特性および非鉄材料の機械的特性、各種特殊鋼などの種々の特性などを理解
することを到達目標とする。
【授業の概要】
機械部品の構成に必要な工業材料としては、金属材料が主であり、加えるに若干の無機および高分子材料が挙げられる。本講義では、工業的に重要な金属材料を中心
に講義し、機械材料の機械的特性を始めとする種々の特性を講義する。なお、講義においては、多くの課題を与えると共に、材料工学の理解に必要な数学的な観点か
らの講義も行う。
【教育目標・時間】
教育目標:機械材料工学に強く関わる学習・教育目標は、◎9.材料、工作法、製図法および機械設計の知識を持ち、それを問題解決に応用できる能力である。
時間:9.材料の知識と問題解決に応用できる能力の修得22.5時間である。
【授業計画】
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機械材料工学概論 (目標9)
金属の通性 (目標9)
合金の平衡状態図と物理化学的な基礎 (目標9)
鉄と鋼 (目標9)
炭素鋼の状態図と組織 (目標9)
熱処理 (目標9)
構造用合金鋼 (目標9)
工具鋼 (目標9)
鉄鋼の防食とステンレス鋼 (目標9)
高温における鉄鋼の性質と耐熱鋼 (目標9)
鋼の表面硬化 (目標9)
非鉄金属材料 (目標9)
非金属材料 (目標9)
JISについて (目標9)
学習目標の達成度と成績評価 (目標9)
【準備学習の内容】
講義では、毎回新しい内容を学習する。教科書を参照して、講義終了後はその回の演習問題を解き復習すること、また、講義前には、講義相当分の内容を必ず読み、
予習をしておくこと。自己学習として,4回ほど演習問題を宿題として出題する.(所要時間各90~150分程度)
【テキスト】
【参考書・参考資料】
久保井徳洋、樫原恵蔵著「材料学」(コロナ社)を使用する。
【成績評価の基準・方法】
【その他】
成績は、講義における課題の提出(40%)および学習目標の達成度評価の結果
(60%)を総合して、60点以上を合格とする。
不合格者については、補講・再試験を実施する。
授業コード:1052501101
【地球温暖化対策・環境・エネルギー関連科目】